管理人の音楽日記帳
(2003年3月1日〜2003年3月31日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2003年3月31日 月曜日■年度末。教員の人事異動が新聞紙上に掲載される。気の合う仕事仲間との別れはつらい。◆大阪のTさんのお陰で、4月6日の大阪でのファンクラブ会員の集いの会場が決まる。大阪駅にも近く、会合にはもってこいの場所のようである。

2003年3月30日 日曜日
■休日とは言え、いろいろやることがある。◆来週の日曜日には大阪でファンクラブの会員の集いがある。大阪での会合は初めてなので楽しみである。その前に片付けておかなければならない仕事がどっさり。明日からまた忙しくなりそう。ここ数日の作業で肩こりから解放されず、重たくなっている。

2003年3月29日 土曜日
■午後、藤沢市労働会館で、朗読ユニット"mes amis(メザミ)"の公演『二人』を聴く。実在の高校時代の交換日記を元に女性2人の心の交流を描いた作品。彼女たちの高校時代も今の高校生も、心に抱いていることにはそう大きな違いはないような気がする。2人の心情が素直に表現されていて、好感が持てた。

2003年3月28日 金曜日
■午後代休を取って、小田原の親戚を訪れる。小田原から大雄山線に乗って十数分。のどかな所である。夜までのんびりお邪魔して帰ってくる。◆教室の窓から見える桜がぼちぼち咲き始めた。始業式・入学式のときに撮るクラス写真では、見事な桜の花が背景となるだろう。

2003年3月27日 木曜日
■夜、サントリーホールでギル・シャハムのリサイタルを聴く。残念ながら前半のコープランドのソナタとバッハの無伴奏パルティータ第2番は聴けなかったが、後半のフォーレの小品集とブラームスのソナタ第3番、それにアンコールを楽しんだ。最近ギルはフォーレにはまっているようで、演奏からもその愛着ぶりがよく窺えた。子守唄、初見視奏曲、糸を紡ぐ女、シチリアーナと、いずれもやさしく愛情に満ちた演奏を聴かせた。ホールを意識しすぎて無理に大きな音を出そうとする演奏家も中にはいるが、ギルはけっして無理をせず、どちらかというと控え目に鳴らすタイプである。プログラム最後のブラームスでも持ち前の美しい音色で聴き手を魅了したが、ここではさらに深い味わいが出るとよいという印象を抱いた。ペットボトル入りのさらりとした飲みやすい緑茶がいろいろ売られているが、ギルの演奏はそんな感じ。作曲家晩年のこの作品に、ぼくはいくぶんの渋みや苦みも求めたいところである。アンコールはコープランドの『ウクレレ・セレナード』とフォーレの『月の光』というどちらもあまり耳にすることにない曲。ギルの持ち味が存分に発揮されていて堪能した。ピアノは江口玲。ヴァイオリンとのバランスが見事。すばらしいデュオを構築していた。終演後、ギルの楽屋に寄って帰る。

2003年3月26日 水曜日
■今日から春休みで、校舎内は比較的静かだ。夕方まで肉体労働(笑)。普段使っていない筋肉をずいぶん酷使したせいか、肩が異常に凝る。◆ギル・シャハムのリサイタルが明日ある。できれば聴きに行って来たい。新聞記事には、昨年ギルに子どもが生まれたという嬉しいニュースと、ドイツ・グラモフォンの契約が切られたという残念なニュースが出ていた。ギルのようなすばらしい才能を持つヴァイオリニストでも、商業的に売れなければそれまでで、あんなにたくさんすてきなアルバムをリリースしたにもかかわらず、レコード会社というのはずいぶん非情ではないかと、人のいいギルが気の毒になった。グラモフォンは一方でヒラリー・ハーンと新たに契約を結んだようだが、ギルには、レコード会社の企画ではなく、自分がほんとうに録音したいものに取り組めるところと契約できるよう願っている。

2003年3月25日 火曜日
■修了式。生徒は、ホームルームで新学年でのクラスを知らされ、大騒ぎ。渡された紙では、自分の新クラスと取った選択科目しか確認できないので、親しい友人に尋ねては、クラスが一緒かどうかで一喜一憂していた模様。昼過ぎ、職員室では机の移動。机の位置や隣の人がかわるので、心機一転、また頑張ろうという気持ちになる。◆春休み中はやることが山のようにある。休む暇はなさそうだ。

2003年3月24日 月曜日
■最初の職場の同僚が亡くなったという知らせが入る。ただただ驚くばかり。詳しいことはまだわからない。◆夜、かつての教え子と食事。久々に関内にある某中華料理店を訪ねる。店へは実に3年ぶりだったが、中国人のご主人が憶えてくれていて感激した。おいしい料理を食べながら、当時の話題、学校の話、仕事のこと、恋愛についてなど話題は多岐にわたった。懐かしく過ごすひとときであった。

2003年3月23日 日曜日■部活動の練習があり、出勤。明後日は修了式。新年度に向けて職員室の机の移動がある。キャスターが付いているわけではないので、荷物の整理をする。1年間でたまる書類の量は半端ではない。帰宅後、夕方から3時間半も寝てしまった。夜、眠れず、妻と『GOOD LUCK !!』(TBSテレビ)の最終回を見る。どうも納得のいかない場面が多かったが、木村拓哉はたしかに大した役者ではある。場面場面で、微妙に変わる顔の表情がいい。

2003年3月22日 土曜日■夜、トム・クルーズ主演映画、『バニラ・スカイ』をDVDで見る。久々の映画だったが、自分の趣味とは合わずやや疲れた。やや睡眠不足気味。

2003年3月21日 金曜日
■テレビではイラク戦争の報道。どうしようもなくくだらぬ娯楽番組を流している民放もあるが、それは無視しよう。◆今日はJ. S. バッハの誕生日という。生きていれば318歳ということか。バッハの音楽をかけようと思っていたが、結局しなかった。音楽を聴きながら、世界の平和を祈るばかりだ。◆親戚が訪ねてくれる。妻の姉の家族には2人子どもがいるが、息子と一緒に元気よく遊ぶ。

2003年3月20日 木曜日
■ついに始まってしまったイラク戦争。人間は愚かな生き物だと思う。過去の教訓が生かせていない。残念。

2003年3月19日 水曜日
■夜寝ているところへ突然の来訪者。誰かと思ってインターフォンに出れば、購読していない某新聞の勧誘。まあ、8時半だからしようがないか...。◆4月6日の大阪でのファンクラブの会員の集いには10名近くの方が出席してくださる模様。はじめてお目にかかれる方も多い。楽しみである。

2003年3月18日 火曜日
■夕方東京へ出て、「ギンザめざましクラシックス」のコンサートを聴いてくる。テレビ・ドラマで使われている音楽を中心に演奏された。終演は9時半を回り、家に着いたのが12時前。早起きしている身としてはさすがにつらい。

2003年3月17日 月曜日
■今日から球技大会だったが、学校は雨で授業となる。自分の授業がなかったので、朝から新宿へ通院。「おはようライナー新宿」に乗ったが、藤沢から新宿まで座って行けるのと、あと、なんと言っても46分で着くことができたのがうれしい。「痛勤」ラッシュは勘弁願いたく、ラクしてしまった。◆午後仕事で学校へ。成績処理と会議。書類や届いた文書の整理など、こまごまとした雑用も多い。あっという間に3月も終わりそうだ。

2003年3月16日 日曜日■『題名のない音楽会』(テレビ朝日)ではジプシー・ヴァイオリンのラカトシュとデュオ・プリマが登場し、共演。モンティの『チャールダーシュ』やブラームスのハンガリー舞曲第5番など、聴き手を大いに楽しませてくれた。◆夕方、ウィーン・フィルハーモニア・カペレの演奏会。9人全員がウィーン・フィルのメンバー。ウィーン・フィルならではの、潤いのある独特のサウンドで聴くことのできるモーツァルトやシュトラウスの演奏が存分に楽しめた。ソプラノの白石敬子さんが共演。客席が大いに沸いた一夜であった。白石さんが昨年行ったデビュー35周年記念リサイタルのライヴCDが販売されていたので買って帰る。明日にでもじっくり聴きたいと思う。 ウィーン・フィルハーモニア・カペレと白石敬子(ソプラノ)の共演。
PHOTO:(C)2003小島昭彦

2003年3月15日 土曜日
■昨日は11時間睡眠を取ったので、休養十分。ミッシャ・マイスキー ファンクラブ事務局の用で夕方まで電話番。◆明日は茅ヶ崎市楽友協会主催で、ウィーン・フィルハーモニア・カペレの演奏会がある。会報を準備しなければ。

2003年3月14日 金曜日
■茅ヶ崎市民文化会館で合唱祭が行われる。参加は1、2年生全員と卒業生有志らによるもの。リハーサル室と舞台との間の生徒の誘導の仕事で、ほとんど生徒の生の歌声を聴くことができなかったが、、皆生き生きととてもよい表情で歌っていたようである。課題曲では「モルダウ」を歌うクラスがいくつかあったが、スメタナのオーケストラによる原曲をよく聴いて、もっと表現を研究して歌ってくれればなあと感じる歌唱も。ピアノ伴奏の中には性急なものやひとりよがり(?)と思われるものもあったりする。伴奏がすばらしいと歌唱が生きるのだが、それが十分わかっていないクラスも中にはあるようだ。結局、昨年合唱祭を経験している2年生が「大賞」、「金賞」、「銀賞」、「銅賞」の4つの賞を独占した。会場には妻が息子を連れて聴きに来ていたが、「若いわねえ」と感心していた。たしかに。

2003年3月13日 木曜日
■明日の合唱祭のために生徒は夕方まで練習で残っていた。◆今日も会議がいくつか入り、多忙な1日となった。学年末はほんとうに慌ただしい。教科のための勉強の時間が欲しいところであるが、残念ながらそれどころではない。

2003年3月12日 水曜日
■明後日はいよいよ合唱祭。各教室から生徒の歌声が聞こえる。どんなハーモニーが聴けるか、楽しみである。職員合唱というおまけもあるが、今年は忙しすぎて練習に参加できないでいる。残念だがパスしそうである。◆昨日市内の中学校では卒業式があり、今日の午後、早速、新入生とその保護者対象の学校説明会が行われる。◆ベートーヴェンの交響曲第7番を久々に聴いたのが数日前だったが、勢いづいて、今度はムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団による演奏をヘッドフォンで聴く【EMI 7 49487 2】。いかにもムーティならではで、独特の味付けをした演奏。フィラデルフィア管弦楽団はさすがにうまいが、クライバーやアバドのベートーヴェンほど感銘は得られなかった。◆先日息子が、きれいな花が欲しいと言って、妻と外出したときに4種類、選んで買って帰ってきた。せっかくだから写真に収めておこうと思い、今朝ベランダに出てデジカメで撮影したのだが、鮮やかな紫色のサイデリアだけが、なぜか不思議と青い色に写ってしまう。あまりにも見事な青。本来の紫色がそのまま出ないので、説明書もよく読まず、メーカーに早速問い合わせると、「『ホワイトバランス』がAUTOではなく、特定の設定になっているからではないでしょうか」と言われ、なるほどと納得。こういう素人の相手でもメーカーは実に親切。ありがとうございました。デジカメは手軽だけれど、意外と奥が深く、ほんとうにうまく撮るのはなかなか難しいと思う。また勉強になった。

2003年3月11日 火曜日
■学年末は試験の採点、成績処理がある上に何かと会議が多くて大変だ。夕方、進路指導関係の出張があって横浜へ行く。ホワイト・デーが近いこともあって、駅周辺の菓子店ではキャンディやチョコレートがいろいろ並んでいた。バレンタインデーのお返しのチョコを選ぶ。帰りがけ、今度はパステルに寄って「なめらかプリン」を買う。◆花粉症の症状がかなり出ている。内科医でもらっている薬は1日もつというものだが、午前3時前には起き、朝早く服用しているので、夜になるとだんだん切れてくる(笑)。今夜は目のかゆみが特にひどい。鼻水も止まらないので、家にある「竹酢液」を綿棒にしみ込ませて鼻の内側に当てたら、鼻の方は症状がピタッと止まって落ち着いた。とてもすっきり(^o^)。竹酢液が効く話は耳にしていたが、こんなに効果があるとは思わなかった。大きな収穫。◆親友のY君に夜、電話。5日に2人目の赤ちゃんが誕生したとのこと。女の子。おめでとう!

2003年3月10日 月曜日
■昨日息子と一緒にクライバー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏によるベートーヴェンの交響曲第7番と第4番のLDを楽しんで、「さすがクライバー!」とハートが熱くなった。クライバーの指揮姿は見ていてちっとも飽きない。◆ベートーヴェンのシンフォニーから少しご無沙汰していたが、CDの棚からアバド指揮ベルリン・フィルの全集を取り出してきて、第7番と第8番をかけた。【UCCG-1003/07】楽譜は「ジョナサン・デル・マールによる新版」とのこと。小編成による演奏でメロディが一つひとつ鮮明に浮き上がってくる。クライバーと並んで気に入っているアバドのベートーヴェン演奏を心から楽しんだ。

2003年3月9日 日曜日■学年末試験は一昨日で終わったものの、今度はその採点に追われる。◆妻がTBSテレビのドラマ『GOOD LUCK !!』を毎週楽しみにしている。目当ては木村拓哉らしい。ぼくも仕方なく付き合っているうちに毎週見るようになってしまった。「新海君」の事故が起こって番組が終わったとき、後ろを振り向くと、目を閉じて気持ちよさそうに眠っている妻がいた。おいおい...。

2003年3月8日 土曜日■今日は快晴。熱海からだと大島もくっきりと見える。一度も渡ったことがないので、そのうち訪ねてみたいと思う。昼すぎ、自宅に戻る。◆3月16日に茅ヶ崎市民文化会館で、茅ヶ崎市楽友協会主催による「ウィーン・フィルハーモニア・カペレ」の公演があり、関連の取材を行う。◆また、4月6日、大阪で初めてファンクラブ「会員の集い」を行うことになったが、何名かの方から参加申込みの連絡をいただきうれしく思う。当日が楽しみである。将来は東京、大阪だけでなく、いろいろな場所でできればよいと思っている。

2003年3月7日 金曜日■結婚記念日。とはいえ、今日は職場の仲間との旅行が入っていたので、家族での祝いは昨日先に済ませた。夕方から熱海へ出かける。深夜まで話が尽きず、眠い目をこすりつつ楽しく過ごす。

2003年3月6日 木曜日
■昨日はゲーリー・カーの伴奏を務めるハーモン・ルイスの誕生日でもあったのだが、彼の住むヴィクトリアとは17時間の時差があるので、日本時間で今日6日早朝にお祝いの電話をかける。今日はカーと近くの学校で演奏を聴かせるのだが、そこには日本人の子どももいるので「荒城の月」など日本のメロディも演奏するのだと言っていた。ハーモンはピアノはもちろんだが、オルガン、チェンバロがもともと得意で、キーボードは何でもござれのようである。彼の見事な伴奏で、ゲーリーのコントラバスはいつも生き生きとしている。◆ファンクラブ通信SARABANDEのNo.22を発送。学校の試験の答案採点などもあって忙しかったが、いつものような膨大な量の内容ではなかったのが救い。来月には大阪で会員の集いを開くのだが、何人くらい来てくださるだろうか。お目にかかったことのない会員の方とお話できるのが楽しみである。

2003年3月5日 水曜日■SARABANDE No.22の発送準備。2、3日のうちには投函したいと思っている。◆今日はニューヨークに住む、かつての同僚でありよき友人でもある、アメリカ人Mさんの誕生日。ニューヨークに電話をかけるがあいにく留守番電話。せっかくなので"HAPPY BIRTHDAY"を歌ってメッセージを残す。◆学年末試験は金曜まで。これを読んでくれている生徒の皆さん、あとひと踏ん張りです。Good luck!

2003年3月4日 火曜日■昨夜は寝ないで明け方まで一気に試験問題を仕上げてしまったのだが、その合間にフジテレビで『トリビアの泉』という深夜番組をのぞく。たまたまついていたままになっていたテレビから流れてきたので見たのだが、これが結構楽しめた。古い英和辞典だと「トリビア(trivia)」は「とるにたらぬこと」のような意味しか載っていないのだが、アメリカでは「雑学」の意味でよく使われている言葉である。昔、深夜に『たほいや』という番組があって結構はまったが、何となく共通する面白さを感じた。(なお、『トリビアの泉』は近々終了し、4月からはプライムタイムでの放送となるそうだ。こういう番組は深夜だからこそおもしろいのだけどなあ、と勝手な感想。)

2003年3月3日 月曜日
■学年末試験が始まる。午後から強い雨が降る。今日も試験の作問に追われる。そのあとにやるべきことが次々と列をなして待ちかまえている。それを思うと気が重くなってくる。

2003年3月2日 日曜日
■試験前の休日はあってないようなものである。今日も1日、試験問題を作っているうちに終わる。合間に息子と相撲の相手。いい意味で気分転換になるのだが、「5回」と言われて始めても5回では終わらないのが困る。結局息子が5回勝つまで対戦は続いた(苦笑)。

2003年3月1日 土曜日■卒業式。門出を祝福され、生徒は皆とてもいい表情をしている。教員をやってきて本当に良かったと実感できるときのひとつである。午後はあいにくの雨となったが、多くの卒業生が名残惜しそうに遅くまで校内に残っていた。◆来週からは学年末試験。ファンクラブの会報の準備も重なり、多忙な週となりそうだ。