ダイスウオッチング

オリジナルゲーム

ダイスウオッチング



<ゲームの背景>

あなたはダイスウオッチャー。
一瞬でダイスの目の個数を数えるという、日本野鳥の会も恐れるほどの視力を持ちます。

<DATA>
名称:ダイスウオッチング
分類:ダイスカウントゲーム?
デザイナー:のーべー
プレイ可能人数:3〜10人
プレイ適正人数:5〜7人
プレイ時間:15分
ルールの難しさ:カンタン。ルール説明は2分程度
持ち運び:ダイス30個以上と箱1個。
オススメ度:何度もプレイするものではありませんが、とりあえず一度くらいは


<ダイスウオッチング ver1.0 ルール>

☆通常ゲーム(審判あり)☆
 通常ゲームは審判1人と2人以上のプレイヤーで遊びます。

●準備するもの
・ダイス30個程度(数は多少違っていてもかまいません)
・加えて、表示用ダイスとして、プレイヤー1人につきダイス1個
・箱(別のボードゲームの箱など。ダイス30個を、重ならず投げ込める程度の大きさ。箱はプレイヤー全員が見える位置に置いてください)
・蓋(前述の箱の中身を瞬時に隠せるもの。大きめの下敷きや布など)
・点数表示のための筆記用具(あるいはチップなど)

●ゲームの手順
 ゲームは5ステージで構成されます。

◎第1ステージ
(1)審判は、30個のダイスを一気に箱に投げ入れます。
(2)プレイヤー達は 審判がダイスを投げ入れてからそれらを5秒間見ることができます。5秒経ったら審判はすぐさま箱に蓋をします。
(3)各プレイヤーは、30個のダイスの目のうち最もたくさんあったと思われる目を、手元の表示用ダイスで(手元で隠して)表示します。
(4)表示用ダイスを全員一斉に公開します。
(5)審判は箱の中のダイスについて、それぞれの目が何個あるか数えます。
(6)各プレイヤーは、自分の表示用ダイスの目が出ていた個数だけ得点します。

(例)
審判が30個のダイスを数えました。
「1」の目・・・3個
「2」の目・・・0個
「3」の目・・・6個
「4」の目・・・5個
「5」の目・・・8個
「6」の目・・・8個
プレイヤーAは「4」を選んでいたので5点を獲得しました。
プレイヤーBは「5」を選んでいたので8点を獲得しました。
プレイヤーCは「6」を選んでいたので8点を獲得しました。


◎第2ステージ
第1ステージと基本的には同様ですが、以下の点が異なります。
・時間は3秒
・一番多く出た目を選んだら得点できない
※一番多く出た目を選んだら得点できませんので、欲張りすぎると0点の可能性があります。

(例)
審判が30個のダイスを数えました。
「1」の目・・・3個
「2」の目・・・0個
「3」の目・・・6個
「4」の目・・・5個
「5」の目・・・8個(最大個数)
「6」の目・・・8個(最大個数)
プレイヤーAは「4」を選んでいたので5点を獲得しました。
プレイヤーBは「5」を選んでいましたが、一番多く出た目のため、得点できません。
プレイヤーCは「6」を選んでいましたが、一番多く出た目のため、得点できません。


◎第3ステージ
第1ステージと基本的には同様ですが、以下の点が異なります。
・時間は1秒
・一番多く出た目を選んだら得点できない
※このステージは一瞬の判断が必要となります。遠くから見ましょう。


◎第4ステージ
第1ステージと基本的には同様ですが、以下の点が異なります。
・時間は3秒
・一番少ない個数の目を選んだら、出た個数の4倍を得点できる
・2番目に少ない個数の目を選んだら、出た個数の2倍を得点できる
・それ以外は得点できない
※このステージはこれまでと逆で、少ない目を選びます。一番少ない目よりも、2番目に少ない個数の目を選んだ方が点数が高いこともあります(1個も出なければ0点ですし)。それ以外の目は0点ですので、逆転のチャンスです。

(例)
審判が30個のダイスを数えました。
「1」の目・・10個
「2」の目・・・9個
「3」の目・・・2個(最小個数)
「4」の目・・・4個
「5」の目・・・2個(最小個数)
「6」の目・・・3個(最後から2番目)
プレイヤーAは「4」を選んでいましたが、得点はありません。
プレイヤーBは「5」を選んでいたので、2×4=8点を獲得しました。
プレイヤーCは「6」を選んでいたので、3×2=6点を獲得しました。


◎第5ステージ
第1ステージと基本的には同様ですが、以下の点が異なります。
・時間は3秒
・一番多く出た目を選んだら、得点できないばかりか−10点とする
・得点は2倍
※最後のステージなので、出入りが激しいです。


●ゲームの終了
 第5ステージが終了した時点でゲームは終了です。最も多くの得点を得たプレイヤーが勝利します。


☆審判なしゲーム☆
審判なしのプレイをする場合のルールです。
プレイヤーの人数分の回数だけ、ステージを行います。全員1回、審判役を交代で行います。(プレイヤー人数が少なければ、全員2回づつ審判を行います)
ルールは一律、第2ステージのルールを用いてプレイします。


●デザイナーズノート
・これまた一発な、アナログなゲームです。珍しいゲームで、時間もかかりませんので、ぜひ一度プレイしてみてください。
しかし、集中力を必要とするので、好きな人以外は、1日にそう何度もプレイできるものではありません。
・ダイス30個は「ブラフ」「ギャンブラー」「シックスミックス」などにもついていますので、何とか用意してください。あるいは、TRPGのゲーマーをプレイヤーとして何人か呼べば、きっと揃うでしょう。
 なお、ダイスの形・色が統一されている方が難易度は低いです。形や色がバラバラだと判別が難しくなります。
・このゲームでは1ラウンドの時間について3秒を基本としています。
 3秒は「じっくり考えることはできず、おおざっぱにしか分からない」時間です。時間が長いと、全プレイヤーが正解を出してしまい、点数に差がつきません。そして、時間が長すぎるとプレイヤーが大変疲労するカツカツなゲームになります。
 なお、時間があまりにも短すぎたり、疲れてきたりすると、プレイヤーはテキトーになり、手元のダイスを振っちゃったりします(笑)。
 このあたり、参加メンバーの力量に合わせて、時間を調整してください。
・慣れてきて、より高い難易度を求める人は、「他のダイスと区別できるダイスを1個混ぜて振り、その目は3個分として数える」「奇数は最終的に+1する」など、カウントを混乱させるルールを追加してみてください。
 あまりにもひどいルールだとプレイヤーが怒り出すかもしれませんが・・・
・特殊ルールをカードにし、各プレイヤーがそれを出してステージごとに新ルールをつぎはぎ作成することも考えました(FLUXみたいに)。ただ、そこまで複雑にすることもあるまいと思い、シンプルなゲームに留めました。
・このゲームに強いプレイヤーは、頭の中で画像処理ができる人かもしれません。ダイスの目を見ながら数えるのではなく、目で見た映像をキャプチャー保存し、あとから数えているのではないかと・・・




  2002/11 no-be-