アナログゲーム製作日記

アナログゲーム製作日記(怪獣ファイト)


現在、「怪獣ファイト」という創作ゲームを作成中なのですが、これを作成するにあたって、製作過程を書いていきたいと思います。(メモ程度ですが)
多少なりとも、創作ゲームをつくる人の参考になれば、と思います。
(長らく休んでおりましたが、これでとりあえず完成となります)


第6回 カードを作ろう


今回は、カードを作成する手順をご紹介します。
あくまでも自己流ですので、参考になるかどうかは分かりませんが。

※今回は画像が多いので、ちょっと重いです。
画像がダウンロードされるまで少々お待ちくださいませ。


(1)怪獣の絵

まずは怪獣の絵を描きます。
イメージを固定させすぎないよう、あまり具体的な絵にはせず、シルエットに留めることとします。

私の場合、Photoshopを使って描きます。
以前は、紙に描いてスキャナーで取り込んで加工していましたが、タブレットを買ってからは直接画面に描くようになりました。
(タブレットのありなしで、絵の描きやすさが天と地ほどの差があります)

というわけで、ゴ●ラの絵をちらちらと見ながら、ぐりぐりと描いていきます。
キレイに印刷時できるよう、大きく描きます。


(2)カードの背景

今回作成するカードは、種類ごとに色を分けることにします。
・怪獣カード 青
・弱点カード 黄色
・攻撃能力カード 赤
・特殊能力カード 緑
・本能カード 灰色

パッと見で区別がつくように、それぞれの色の背景を作成します。

以前買ってきたフリー素材集から、岩肌を選んでベースにします。
これはゴジラ等の怪獣の皮膚のイメージです。
そのままだと岩がはっきりしすぎているため、透明度を70%前後まで落とします。

続いて、色の部分を作ります。
先ほど作成した、岩のレイヤーの上に新しくレイヤーを作ります。
まずは赤から。

左上が濃い赤、それが右下にいくに従って薄くなるようなグラデーションにします。
そして、下の岩のレイヤーと重ねて、岩が透けて見えるように、透明度をやはり70%前後まで落とします。
なお、赤と同様に、青・黄・緑・などの他の色も作ります。



続いて、コメントなどを書き込むための内側枠を作ります。

さらに上にレイヤーを作り、枠を設定し、それらを白で塗りつぶします。
立体感を出すため、内側シャドウを設定します。これによって、四角い枠が、窪んでいるように見えます。

今度はタイトル部分の内枠を作成します。
同じく、内側シャドウを設定します。
これは色ごとに作ります。


さて、これらを全部重ね合わせてみます。
こんな感じになりました。
これを背景として、文字等を乗せていくことになります。


(3)ダイス部分

今回のゲームはカードにダイス役を記載するため、ダイスの画像を作成します。

まずはダイスのベースを作成します。
四角い枠を作り、その角をPhotoshopの機能で丸くします。
そして、内側光彩およびドロップシャドウで影を作り、ダイスとしての立体感を出します。


ダイスの窪みを作ります。
丸い円で枠を設定し、微妙に斜めにグラデーションをかけた黒で塗ります。
そして、光沢をつけるため、逆光のフィルタをかけます。
最後に内側シャドウをつければできあがり。これで窪んで見えます。
この黒丸を7個と、「1」の目のための赤丸を1個作ります。
(それらの組み合わせで1〜6の目が作れます)


ベースの上に黒丸を表示してみます。
ダイスになりましたね。


(4)レイアウト

グラフィック面はできたので、続いてカードを作成します。
私の場合、EXCELで枠をつくり、そこに各種パーツを貼り付けていきます。

まずは枠です。


さきほど作成したカード背景を貼り付けます。
画像をモニターと同じ大きさ(比率)で作ると72dpiしかありません。
画像はもっと大きく作り、縮小して貼り付けるときれいに印刷できます。



そして、文字やダイスの画像を貼り付けていきます。
これが、カードが「それっぽくなる」瞬間で、このあたりの作業は結構楽しいです。

あとは、これを厚紙に印刷して、切りとるだけです。



そんな感じで、完成版。
以下、1体の怪獣を成す8枚のカードです。


あと、ダイスの振り直しができるカード。
以前は「本能カード」という名称を考えていましたが、ゲームの盛り上がりを考え、ブリーダーが指示を出すという形にしました。セリフであるタイトルは何種類か作ります。
(プレイヤーはこのカードを使う際に「がんばれ!」と叫ぶでしょうから、気合が入るのと、自分が動かしているという認識を強めることができます)
これら合計9枚で1プレイヤー分となります。


こちらが競りに使う資金カードです。
各色プレイヤーとも、8枚持つことになります。


というわけで、簡単ではありますが、カード作成手順の説明を終わります。

以前に比べて、創作ゲームを作る方が増えてきたように思えます。
参考になれば幸いです。






  2003/09 no-be-