
<DATA> 名称:料理チャンピオン 分類:カードゲーム? メーカー:King's Court(同人ゲーム) デザイナー:のーべー プレイ可能人数:3〜5人 プレイ適正人数:4人 プレイ時間:40〜50分程度 ルールの難しさ:普通。 持ち運び:軽い。 オススメ度:おバカなゲームが好きな人にオススメします。 <ゲームの背景> あなたは料理人。テレビ公開料理大会に出場することとなった。自慢の料理を作り、優勝を勝ち取るのだ。 だが他の料理人も実力伯仲。そこで披露される料理は見たこともないような奇抜なものばかり! 果たして、何人の会場審査員があなたに投票するだろうか。そして、テレビで見ている視聴者人気No1の料理になれるだろうか。
<コメント> 料理をつくり、その人気を競うゲームです。 審査員は大きく分けて「男性」「女性」「年配」「子供」「特殊」に分かれます。相手の配置を読み、うまくダイスを割り振り、各ジャンルの一番人気料理となり、審査員から多く投票してもらうことが目的となります。このゲームではダイス1個を1人の審査員に見立てますが、ダイスがなんと70個以上ついています(笑)。 このゲームで最も盛り上がるのは、3枚のカードを組み合わせて、オリジナリティ溢れる料理名をつくる部分です。みなさんの腕の見せ所です。(時代劇3600秒の番組名作成のようなものです)
↓こんな風に重ねても構いません。 ![]() がんばって面白い料理をつくってください。 例:「激辛メロン鍋」「皇室御用達コーヒーかつ丼」など・・・ というわけで、「相手の思考を読む」「おバカなフレーバー」「ダイスを豪快に振る」というオモシロ3大要素(と勝手に呼称)が入っています。 <雑感> 去るゲームマーケット2005で「料理チャンピオン」を発表しました。 ご購入いただいた方、プレイしていただいた方につきましては、誠にありがとうございます。 デザイナーとしては、なんだかんだ言って、つくったゲームの評判が気になるところ。 しかしながら、ウェブで見ている限りおおむね好評のようで一安心です。 ただ、予想したことではありますが、料理名をつくる部分のインパクトが強すぎ、肝心のゲーム本体がそのおまけになってしまっているような意見も多く見られました。 これに関してはデザイナーズノートに料理作成に特化したオプションルールも紹介しておりますので、ご参照いただきたいと思います。 もし、料理名の視聴者人気No1を決めるプロセスが公平にできる面子ならば(もしくはジャッジを用意できるのならば)、視聴者人気No1カードを得たプレイヤーには勝利ポイント2くらいを与えてもいいと思います。 ちなみに、ゲームマーケット2005でプレイをしていた人は、視聴者人気No1を決めるやり方として、周りにいるギャラリーに挙手投票してもらっていました。これはいい方法だと思います。 あと、ルールブックには「ついたてが必要」と書きましたが、1のダイスの任意配分に関しては、ついたてなしでやる方法がありますので紹介します。 本来は投票対象カード獲得シートの該当部分に配置するのですが、配置したい場所の数値を上にして、手で隠したまま決定し、一斉にオープンし、あらためてその数値の該当部分に置くという方法です。 ついたてを忘れた場合はこちらの方法でどうぞ。 色々話を聞いていると、料理チャンピオンをTRPGで料理作成ツールとして使って好評を博したことがあったそうです。 とある美食家の王様が一風変わった料理を欲しているというシナリオ。各プレイヤー同士で料理大会を行います。 各プレイヤーは自分の料理の材料を探しますが、プレイヤーの行動に応じて材料カードを渡していきます。行動によってはランダムに引かずにマスターがふさわしいものを判断して渡すこともあります。 そして、最後にカードを組み合わせて、素晴らしい料理をつくったプレイヤーの勝ち、というものです。 こういったTRPGのツールとして使うのもいいんじゃないでしょうか。 さて、ネットサーフィンをして見つけた、みなさんが作成された個性的な料理を紹介したいと思います。 平景虎の徒然デザイン日記:4月10日定例会報告より 「光るみみず弁当」 「光る」というのは、かの「ミスター味っ子」の料理を思い出させます。 味皇が蓋を開くといきなり緑色の光が漏れてくるという・・・ 原材料にみみずを使っていても、味っ子なら何とか食える料理になりそうな気がするところが恐ろしいですね。みみずは栄養があるとか何とか言って観客を納得させてたりして。 (ちなみに、リンクの許可をもらおうと平景虎さんに連絡を取ったところ、10年くらい昔の創作カードゲーム戦友だったことが判明。この世界は狭いと思いました・・・) 北大シミュレーション同好会木星支部:裏例会報告8より 「ポケモンのとんかつ」 以前、スーパーに「ポケモンカレー」(永谷園)が売っていましたが、もちろん具にポケモンが使われているわけではなく、パッケージがポケモンというだけのレトルトカレーです。しかし、パッケージをポケモンにするだけでかなり売れるのです。各社とも知恵と技術を投入して美味しい本格レトルトカレーを考案しても、ポケモンのパッケージをかぶったカレーに負けてしまうのです。ポケモンおそるべし・・・ ということで、この料理も、ポケモンを冠した普通のとんかつ・・・と思ったら、コメントに「ピカじゅー」と書いてありました。 そうか、ポケモンのピカチュウを揚げてとんかつにしちゃったのか・・・だとすれば、実はかなりブラックなネタであります。 Board Game Freak:おそばの日(日立編)のレポートより 「キム皇鍋」 材料カードの文字は、別のカードで隠したりすることで、予想もしない料理名ができたりするのですが、これはそのいい例です。 いやー、少年ジャンプのファミコン神拳の「キム皇」ですか・・・ 「キムチ」+「皇族御用達」+「鍋」で構成されているのだと思いますが、こういうマイナーなネタが出てくるとは思いませんでした。 Valhalla palace -ヴァルハラ宮- 2005年4月3日例会報告より 「神田川俊郎の男汁」 まさに最強最悪。コンビニで売っていても絶対に買いたくありません。 男汁というものが具体的に何なのかは知りたくもありませんので、敢えて聞きません。 「シャアに見えるけど実は仮面ライダー」も強力。 まるっきり料理名ではありませんが、TVチャンピオンでは変わったタイトルの創作作品も出ていましたからアリでしょう。 確かにシャアは仮面をかぶっていますが、よもや仮面ライダーだったとは・・・ともあれガンダムと仮面ライダーが合わさるとかなり売れそうな気がします。必殺技はおそらく「シャアキック」なのでしょうが、必殺技の名前としては呼びづらくて弱そうです。仮面ライダーのわりに、サイド7で機械好きで有名な根暗青年と互角の運動能力しかないのも気にかかるところ。部下に仮面ライダー赤鼻とかもいるのかしら。 そんなわけで、こちらのゲーム会に「料理チャンピオン・デザイナーの独断と偏見で選ぶ料理コンテスト:優勝」の栄誉を讃えたいと思います。(ちなみに、栄誉のみで賞品はありません、あしからず(笑))
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2006/02 no-be-