Game Review

テイク・イット・イージー


<DATA>
名称:テイク・イット・イージー XXL(Take it easy XXL)
分類:ボードゲーム?
メーカー:FX SCHMID
デザイナー:Peter Burley, Alan R.Moon
プレイ可能人数:1〜8人
プレイ適正人数:2〜8人
プレイ時間:30分程度
値段:¥4000(参考価格)
ルールの難しさ:簡単。ルール説明は5分程度。
持ち運び:箱は普通。
オススメ度:結構オススメ。



<ルール>
各プレイヤーは、ゲーム盤1つとタイル27枚のセットを受け取ります。そしてリーダーを1人決め、ゲームを開始します。

リーダーはタイルを1枚引き、他のプレイヤーにどのタイルを引いたかを知らせます。
全プレイヤーはそれと同じタイルを探し、自分のゲーム盤上にある19個のスペースのうち、空いている好きな場所に置きます。
これを、全てのスペースが埋まるまで続けます。

タテまたはナナメに同じ色の線がゲーム盤の端から端までつながれば、点数になります。
違う色が1つでも混じってしまったら点数にはなりません。
例えば、7点の色が4マスで端から端までつながれば、7×4=28点になります。
タイルが全部埋まった時点では、何セットか得点になっているはずです。

以上をリーダーを交代して4ラウンド繰り返し、合計得点が一番多いプレイヤーが勝利します。


<コメント>
このゲームは「1994年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート」作品です。
まさに異色ゲームです。ドイツ人はよくこういう発想ができるなぁ、と感心せずにはいられません。
ゲーム盤のセットさえ揃えば、100人でもゲームができます。
1人でもできますが、ちょっと寂しいかも・・・
私が買ったのは8人用の「テイク・イット・イージー XXL」ですが、4人用の普通の「テイク・イット・イージー」もあります。こちらは少しお安く2500円です。

ゲームの雰囲気はビンゴです。
ただ、リーダーの引いたタイルと同じものを、各自の判断で配置できるので、極めて能動的なビンゴといえます。
このゲームは、条件が全員同じところがミソですね。
置き方のパターンを計算したら、121645100408832000通りでした。これでは他の人と全く同じになることはまずありません。
巧い人と全く同じ置き方をすれば高得点が得られる、と思ったあなたは甘いです。「誰かの真似をして全てのタイルを置いたプレイヤーは得点を得られない」とルールにしっかり書いてあります。カンニングは厳禁ですよ(笑)。

最初の頃はたくさんラインを揃えようと思うのですが、徐々に、思うようには置けなくなってきます。
このゲームにはタイルが27枚あります。しかし、ゲームに登場するのはそのうちの19枚だけです。
それもミソで、ラストの方になると「528を引いて!」などとリーダーに懇願するようになります。

リーダーはタイルをランダムに引く係ですが、少し不利です。
なぜなら、他のプレイヤーは表になっている残りタイルを見ることができるので、計画を立てやすいのに対して、リーダーはタイルが見られないからです。
リーダーは交代で行なうことになっていますが、もしコンポーネントが余っていれば、タイルを引くために1セット使ってもいいかもしれません。

「どこに置いたらいいんだー」などとウンウン唸りながら、そして「うわ、さっきのは失敗だったぁ」などとワイワイ騒ぎながら遊べる好ゲームです。




  1999/08 no-be-