
<DATA> 名称:ワンダフル映画祭 分類:ボードゲーム メーカー:King's Court(同人ゲーム) デザイナー:のーべー プレイ可能人数:3〜5人 プレイ適正人数:4人 プレイ時間:1時間弱 ルールの難しさ:普通 持ち運び:普通 オススメ度:映画が好きな人にオススメします。 <ゲームの背景> あなたは敏腕映画プロデューサーです。そして今年も、権威ある映画祭「ワンダフル映画祭」に出品すべく、3本の映画を制作しています。 俳優を配役に適切にキャスティングし、魅力あふれる映画を制作しましょう。もちろん監督や音楽・特殊効果なども重要です。映画祭で最優秀映画賞を受賞するために、審査員に評価される単純に数字の高い映画を撮っても構いませんが、一般大衆に人気のある映画を撮って真のニーズを満たすことも重用です。 他のプロデューサーも各種賞を狙っています。さあ、素晴らしい映画を撮ってください! <概要> 映画製作を題材としたゲームです。 プレイヤーは映画プロデューサーとなり、所定のキャスティングチップを受け取ります。 場には監督チット・俳優チット・音楽チット・特殊効果チット・評論家チット・好演チット・イベントの書かれたチットなどが登場し、獲得したいチットをこっそり入札します。 バッティングした場合はより多くの追加チップを握ったプレイヤーが入手できます。 誰も入札しなかった俳優はだんだん安くなっていきます。 各プレイヤーは3つの映画シート(配役が書かれています)を持ちますが、獲得したチットはこれに配置します。 最後に「映画祭」が行われ、「最優秀映画賞」「最優秀主演男優賞」「最低映画賞」などで各種賞が発表されます。一般大衆(他のプレイヤー)の評価も重要視していますので、単に数字が大きいだけの俳優を使っただけでは勝てません。 具体的な配役に日本の俳優をキャスティングする楽しさを味わえるゲームです。大衆の好みに合わせた大作をつくるのもよし、何も考えずに自分の趣味に合った映画をつくるのもよし。ゲームが終わったあとに、完成した映画を眺めて感想を述べ合うのが楽しいです。 ※ダイス、チップが付き、オフセット印刷になります。
<チット、カードの例> ※チットの肖像は写真ではなくイラストです。
<映画の例> テストプレイで作成された映画の例はこちらです! <コメント> ゲームデザイナーの、のーべーです。私は以前、クニツィーアの映画作成ボードゲーム・ハリウッド(ドリームファクトリー)を日本俳優化して大いに楽しんだのですが、ちょっぴり不満点もあり、自分なりにやりたいことを実現したのがこのゲームです。 ハリウッドでは映画の要素として、監督・俳優と並んで、カメラチームなども重要な要素となっていました。現実に映画を撮ることを考えると、事実だと思います。しかし一般の人は映画の要素としてカメラチームなどは意識していませんし、ゲームとしてはカメラチームのタイルを配置するよりも、俳優を配置した方が映画の内容をイメージしやすく楽しいのです。 そこで、配役を設定し、俳優をキャスティングする楽しさを味わえるゲームにしました。 結果、日本の俳優が出てくる映画やテレビを全く知らないと100%は楽しめないゲームになりましたが、そのあたりは目的の違いであり「万人向けの無難なゲーム」よりも「知っている人には面白いゲーム」を選んだ、ということです。まあ、私の作るゲームはみんなそうなのですが。 私は常々、勝敗以外にプラスアルファの楽しみがあるゲームを目指しております。 今回は映画制作および俳優キャスティングの楽しさで、ウケを取ることも可能な設計になっています。 「料理チャンピオン」「おバカショッピング」などのこれまでのゲームでは、ウケという要素はあくまでもおまけで、勝利には関係ない(でもきちんと評価はする)デザインをしていましたが、今回は数字だけでは見えない部分も重要とし、敢えて勝利条件にも多少関わらせました。 これによって、「単純に数字が高いチットを機械的に配置する」というプレイは緩和されると思います。 投票をする際には単に数字が大きいものを評価するのではなく、配役のバランスやテーマを重視してください。 そんなわけで、このゲームもまた、勝敗はどうでもよく、過程の楽しいゲームとなったのでした。 (以前プレイした際、映画を創り終わって、各自が自慢したあと、「あー、面白かった」と言って勝利得点の計算もせずに終わろうとした人がいました) 恐れ入りますが、戦略カツカツのゲーマーズゲームなどが好みの方には向かないと思います。ご了承ください。
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2009/03 no-be-