
名称:ようせいさんポーズ 分類:ボードゲーム メーカー:King's Court(同人ゲーム) デザイナー:のーべー プレイ可能人数:3〜5人 プレイ適正人数:4人 プレイ時間:1時間弱 ルールの難しさ:簡単 持ち運び:普通 オススメ度:一風変わった表現ゲームが好きな人にオススメします。 <ゲームの背景> 人間の目には見えない「ようせいさん」たちが、今日も遊んでいます。 あなたは「ようせいさん」を見ることのできるピュアな心の持ち主。 今日も「ようせいさん」の遊びにつきあってあげることにしました。 あなたはお題を出して、「ようせいさん」はそれを表現するポーズを取るのです。 はてさて、「ようせいさん」はうまくポーズを取れるでしょうか? <概要> このゲームは、審査員がお題カードを引き、付属のフィギュアにお題に沿ったポーズを取らせて遊ぶゲームです。 ただそれだけのゲームですが、付属のフィギュアの精度が高く、多彩で微妙な表現(シェーのポーズとかジョジョ立ちとか)が可能です。 お題も具体的なものだけではなく、表現に困るような抽象的なものもあります。 審査員を唸らせる名ポーズをつくってください。 基本的に4人プレイを推奨しますが、3人ないし5人のプレイも可能です。 <注意事項:フィギュアについて> ・添付フィギュアのタイプ・色は、セットによって異なります。何が当たるか、お楽しみに。 ・基本的に付属のフィギュアは消耗品です。永久にプレイできるわけではありません。 このため、フィギュアの損耗がこのゲームのハード的な寿命に直結しますので、 それだけはご理解いただきますよう、お願いいたします。 なお、手荒に扱うと損耗が早まり、破損するとプレイ可能人数が減ることになりますので、 念のため予備のフィギュアを付けています。 ・フィギュアは新品を同梱していますし、厳重にチェックしておりますので、初期不良はないと思われます。 しかし、万が一不良があった場合、限定品のため、交換ができません。予備フィギュアにて対応をお願いします。 もし、ようせいさんの召還に失敗してしまった方がいましたら、 こちらへ <ポーズの例> テストプレイで作成されたポーズの例はこちらです! ※写真のコンポーネントはテストプレイ版です。 −例1− お題:アニメキャラ イヤミのシェーのポーズを再現。 なんと、このフィギュアは、このポーズで片足立ちができるのです。 −例2− お題:あれ? 「あれ?」を表現。 手の位置、首の曲げ方、そういった微妙な表現の集大成。 −例3− お題:喜び 「よっしゃぁ!」というガッツポーズ。 喜びをストレートに表現するとこうなります。 足を外側に開くことにより、男性っぽくしています。 −例4− お題:喜び 例3と同じお題ですが、こちらはなんと、出産後に赤ちゃんを抱く状況を再現。 なお、うちまたにすることにより、女性らしさを出しています。 ちなみに、審査員は、この発想の素晴らしさに、例3よりもこちらを評価しました。 −例5− お題:キャラクターのポーズ いわゆるジョジョ立ちを再現。 ゴゴゴゴという音が聞こえてきそうです。 <コメント> デザイナー・のーべーです。 ご存じの方も多いかと思いますが、私は勝敗以外にプラスアルファの楽しみがあるゲームをデザインすることを目指しております。 このゲームでは、フィギュアでポーズを作ることにより、イメージの表現をする楽しさを主眼としました。 もっと根源的には、人形遊びという楽しさをプレイの基本構造に導入しました。 もし可動性の高い人形が手元にあったら、多くの人は、とりあえず好き勝手にポーズつけますよね? 最近は、数値で表せないネタ的な部分を各プレイヤーが工夫して、表現できる事が楽しいと感じており、 その結果「お題に沿って各プレイヤーが何らかの作品を作る」ゲームばかりデザインしていて恐縮なのですが・・・。 当初はハリガネ人形でポーズをつけるゲームを考えていましたが、そもそもハリガネ人形が流通しておらず、 いいものがなくてあきらめていたところに、今回のフィギュアに出会いました。 このフィギュアはポーズの再現性が極めて高く、 片足で立たせることもできるうえに、可動性の高さから男女の微妙なポーズの違いまでも表現できます。 これと出会わなければ、このゲームの登場はあり得ませんでした。 しかし頒布するには、プレイヤーの人数分のフィギュアを同梱する必要があり、コストの問題が出てきます。 そんなある時、多少は安い価格で入手できる機会に恵まれました。こうして数量限定ながらも、 「ようせいさんポーズ」は生まれました。たぶんもう仕入れはできないので、再販しないでしょう。 これ以外のフィギュアでは、思ったようなポーズが取れないのでストレスがたまるか、非常に高価、といった問題があるのではないかと思います。 はっきり言って、フィギュアが命のゲームです。このため、ルールブックにも書きましたが、 フィギュアの損耗がこのゲーム自体の寿命に直結します。そのハード的な制約により、永遠に遊べるゲームではありません。 そして、テストプレイを何度も行って分かったことですが、人形を手荒に扱うプレイヤーと 人形を丁寧に扱うプレイヤーとでは、損耗度が段違いなのです。 面白いからと言って、パーツをはずして「バラバラ殺人事件(笑)」「ロケットパンチ」などと やったりすると、損耗度は上昇します。 一方で、関節の両端をそれぞれ持って丁寧に曲げることにより、損耗は抑えられます(オススメ)。 フィギュアは通常のルートでは入手が困難なので、「寿命のあるゲーム」と捉えていただくしかありません。(一応、予備のフィギュアをつけています) テストプレイしていると、一時期は、普段からポーズを研究しているイラストレーターが有利かと思えました。 確かに、ポーズの細かい部分に演出が入り、完成度が高くなります。実際、その人がジョジョ立ちのポーズを 作った時は「これ見てるとゴゴゴゴって音が聞こえてくるよ!」と称賛されました。 しかし、お題カードには、直球勝負ではなく、表現しにくいものもわざと混ぜてあります。 これにより、発想力が重要となります。また、公開プレゼンルールを導入したところ、 「ネタ」の方が喜ばれ、イラストレーターは完成度の高いポーズを作りつつも、必ずしも勝てないという状態になりました。 個人的には2週目のみオプションの公開プレゼンルールを導入するのが面白いと思います。 テストプレイ時、1週目で、うまくポーズを作れなかった人がいましたが、審査員が 「うーん、このポーズは何だろう・・・あ、分かった!そういうことか。深いなぁ」と勝手によい解釈をして連勝。 しかし、2週目で馬脚を現し、「君は何も喋らず、審査員に勝手に解釈してもらった方が勝てるんじゃないの?」 などと笑われた人が出ました(笑)。
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2010/05 no-be-