花粉症は夏(稲科カモガヤ)秋(菊科ブタクサ)もありますが、最も多いのが春(杉)です。
杉花粉は2月中旬から飛び始め、3月中旬がピークになります。
三年周期で、とくに猛暑の夏の翌年は飛散量が多く、雨の翌日、晴れて春一番のよう
な 南風が吹けば最も多く飛びます。くしゃみ、はなみず、鼻つまりのほか、目のかゆみ、
涙目、顔のほてりなど、風邪のような症状が4月末頃まで続き、苦しみます。
花粉の多く飛ぶ日時には、窓の開閉やふとん・洗濯物干しを避け、外出時はマスクと
帽子やメガネを用い、帰宅時は充分花粉を払い落として入室します。部屋はよく掃除
しておきます。
充分な睡眠と偏らぬ栄養、乾布摩擦のような皮膚の鍛錬は、症状を軽くするのに役立
ちます。
季節前から用いる予防的な抗アレルギー薬、新しい抗ヒスタミン剤や副作用の心配が
ないステロイド外用薬、体質改善に役立つ注射、出血しない日帰り手術など症状と所見
に応じた治療が行われます。