◆「桜の花の咲く水辺で」

時間:2004.04.10(16:00 Kick off)
場所:新潟 新潟スタジアム「ビッグスワン」
結果:新潟 1−3 横浜

 完全優勝王者という肩書きで出発した今年の横浜ですが、栄光と一緒についてきたアジアの諸大会出場のためか、序盤のチーム作りは思うように進まず、ここまで苦戦を強いられる展開。前節のリーグ戦ではなんとか勝ったものの、直前の水曜日に行われたアジア・チャンピオンズリーグ城南一和戦では1−2の逆転負けを喫するなど、今ひとつ波に乗れないでいる。優勝した次のシーズンには苦戦するのが横浜の伝統とはいえ、昇格組の新潟相手に苦戦・敗戦するのは勘弁してほしいものだが・・・。

 今回の対戦相手・新潟はJ1初昇格の新顔。一昨年のW杯の日本オープニングゲームの場所にもなった新潟スタジアムがホームスタジアム。スタジアムはもちろん、新潟市も行ったことが無かった(上越は行った事があるけど)ので、このゲームはシーズン当初から遠征予定に組んでいた。
 JR東日本の「土日切符」を利用し、上越新幹線で東京駅から一路新潟へ。2時間強で到着するので、感覚的には磐田くらいなのだろうか。一緒の車両に乗ってきた仲間と一緒に新潟駅前をちょこっと散策した後、集合場所の「忠犬タマ公」像前へ。なんでも、この新潟駅は忠犬繋がりで渋谷駅と姉妹駅らしいのだが(知らない人に教えろと、歌碑に書いてあった(笑))、県庁所在地の中心駅が東京の単なる電車駅と姉妹関係を結んでるというのも、妙な話だ。程なく人が集まったので、試合前に名物「へぎそば」を食べに駅の中のショッピングモールへ。

 「へぎそば」ってのは、新潟の名物で海藻を練りこんだ蕎麦らしいのだが、それよりも先にとりあえず日本酒を全員一合ずつ頂く。試合前から飲むという、一昨年のワールドカップのアイルランド人を彷彿とさせる行為だが、試合後には1時間しか時間がないので仕方が無いと言い訳。飲んだ日本酒はどれも美味く、さすが酒どころ新潟。お酒の後に「へぎそば」を天ざるで頂き、お腹も満たしてほろ酔い気分でテンション上げたところで、バスで新潟スタジアムへ。

 新潟スタジアムは駅からバスで10分ちょっとのところにある。沼地のほとりに隣接されたからか、外観は白鳥をイメージしてあるらしい。テフロン幕の屋根が軽快な印象を与える、綺麗なスタジアムだった。丁度桜も満開で、綺麗さに文字通り花を添える。お花見気分でスタジアム外周を一周してみると、運動公園内の水辺に浮かぶ桟橋を見つけた。ここで酔っ払って揺らすのが、既に酔っ払いの行動(笑)。まぁ、一応バカはやってみないとね。一周してたら開門になったので、アウェー側に移動して入場。まったく、入場に並ぶなんて何時振りだろ?

 隔離されたアウェー側ブロックに到着し、試合までの2時間を持て余す。なんせ、こんな時間からスタジアムに居ることないし・・・。まぁ、適当に日向ぼっこしたりしながら時間を潰してました。試合開始前になり、選手もアップに出てきたり、チアリーディングも出てきたり、いよいよ気分も盛り上がる。試合前、新潟側からいろいろアヲリがあったけど、まぁ付き合うほどのものでもなく。君らがJ2であがいてた5年間で、いろいろ片付いてもいるのだよ。試合の前に掲げられたオレンジのペーパーを掲げるパフォーマンスは、確かにすごかったけど、水曜日の城南戦に行った人曰く「水曜日にも見た」。ここにも○○○○の影響が(違)。

 そんなわけで試合開始。
 新潟はベタベタに引いてミスをしない堅実なサッカーで、前半無失点であわよくばカウンターで後半に、という狙いが見え見え。が、その狙いはセットプレーで簡単にくずしてしまい、横浜先制。ところが、1−0くらいではまだ出てこない。ならば、と奥が芸術的ループで追加点。ところが、2−0になってもまだ出てこない。まぁ、勝ち点1くらいは取れるだろうし・・・。結局、3−0になって前半終了。勝負自体はここで決していた。後半にさらなる追加点を期待していたが、後半は新潟もそこそこ攻めてきたし、横浜も連戦の疲れが出てか間延びしたぬるい展開のサッカーに。良い形は作るものの得点は奪えず、最後にはカウンターの処理ミスから得点を与えて、スッキリと終了することはできなかった。まぁ、新潟の皆さんも負けたの忘れて大喜びだったからいいか。

 試合後は再びバスで移動。駅では帰りの新幹線で消費する酒・肴を準備しつつ時間を潰し、終電一つ前の新幹線で東京へ。帰りの新幹線は事前に申し合わせてボックスで取っていたのだが、すぐ後ろがマリノスの警備担当者という護送気分の帰宅であった。
本日のコトバ:
・試合前の新潟のパフォーマンスを見て。
 「それ、水曜に三ッ沢で見たぞ!」
 「ソーラーシステム?」
 「じゃ、ここがソロモン?」
光が反射して綺麗でした。

・那須のフィードが面白いようにドゥに通る。普通通らないものも通る。
 「新潟の右サイドはザルか?」