◆2002/03/31 vs. 市原@レナトクーリジャパン

 代表強化試合のために小休止していたリーグ戦の再開一発目。中断前までは好調で無敗を維持した横浜だが、代表選手も多く抱えるため、代表開けは伝統的に鬼門な試合。相手は、昨年度に大幅は変貌を遂げて中堅の一角を担うようになった市原。中断前の試合では鹿島相手に若干昔の市原チックな香り漂う試合をしていたが、総じて評価は低くない。好ゲームになることを期待して、仮設スタンドがそれっぽい“日本のレナトクーリ”市原臨海へ。

 ところで、この日は横浜市長選挙の投票日。下馬評では「チェコスロバキア」発言でサッカーファンには有名な現職・秀爺こと高秀氏が有利。これに、直前で立候補してきた中田氏がどこまで迫るか、というのが争点らしい。選挙民たるもの、かつて一度も投票しなかったことがない自分は、もちろんスタジアムに行く前に投票へ。誰に投票したかは明かせないが、仮にも3年住んできたこの街の近未来を見据えて投票したつもりである。それにしても、静かな選挙戦だったなぁ。演説なぞ聞かなかったし。

 投票を済ませて、市原へ出発。通常、市原への交通手段は費用対時間効果を考えれば圧倒的にアクアラインバスのほうが有利ではある(差額 200 円で約1時間違う)。しかし、今回はJR東日本がこの日まで販売していた「週末フリー切符」という¥2,000 で首都都市圏ほぼ乗り放題の切符があったため、全線JRで往復となった。小机駅から横浜線で横浜へ出て、そこからは横須賀線で一気に千葉へ。さらに千葉から内房線に乗り換えて五井を目指すという全行程2時間弱の電車の旅。ちなみに、横浜から2時間あったら清水に行けます。ということで、横浜駅で横須賀線に乗り換えたのだが、この列車は、なんと鹿島帝国行きの国際列車。後側4両が鹿島行きだったのだが、その4両だけはなんとなく空いていた気がする。

鹿島帝国行き国際列車

 いつもと違う風景の路線を走り、都内は地下を潜って通り抜け、やっと到着した千葉駅は近いようでかなり遠く感じた。すでに列車にやられている自分だったが、そこから乗り換えた4両編成の内房線はかなりの混雑。前日からストをやってるとは聞いていたので覚悟はしていたが、それにしても結構な混雑具合。しかも、その車両が出発前に故障して発車が2分遅れるなど、すでにアウェーの洗礼は始まっていたのだった。

 五井駅に到着。'99 年以来だが、まったく変わっていない。前回はシャトルバスのない時間に到着したので、ここから延々とスタジアムまで歩いたが、今回はバスもちゃんと動いている。コンビニで飲み物などを買い込んでバスに乗車。そういや、今回はテープが流れていなかったな。

 スタジアムに到着して、ゲートに移動する。3年前と違って、入口がバックスタンド側に移動していたので、ちょい長めの徒歩移動。ゲートでは「ペットボトルの持ち込みは禁止です。」とアナウンスしていたが、言ってる傍からノーチェックで持ち込めていた。おまけに中ではペットボトル売ってるし。形式だけのチェックなら、やらんで良いと思うんですが・・・。

 懐かしの仮設スタンド。バックスタンド寄りの席を確保。毎度ながらこじんまりしたスタジアム。ピッチとの距離は近いけれど、ピッチ全体の距離感はつかみにくいのは、まぁ仕方ない。ここまで3節とも、高層の目線で見てきたのもあるんだろう。開始直前には市原側に大横断幕が広がり、キックオフ。

市原の横断幕。見事。

 試合のほうは、序盤こそチェに決定的シュートを打たれるなど押され気味だったが、このシュートを上野がスーパーカバーリングでクリアし、さらに相手の守備の要・ミリノビッチが退場するなど、風は次第にこちら側に。前半終了間際にお約束のセットプレイから得点したら、後半はすっかりこちらのペースになった。ただし、得点が生まれたのは後半も半分くらいになってから。なまじキープ力があるので、ボールを保持しつづけるのだが、決定的なチャンスを作れずに後ろに戻す優柔不断パスサッカーがしばしば観られてイライラは頂点に。後半に挙げた2得点はどれも素晴らしいものだったが、そちらの印象が強かったので、あまり良い出来とは感じず、それだけに後で見た試合評に「良かった」というのが多いのには違和感を感じてしまった。でも、勝ってるならば文句をいうのは贅沢というものだ。目標は残留だ。

 試合終了後はバスで五井駅へ。丁度、横浜行きの横須賀線直通電車が来るというのでホームで待っていたら、11両編成のくせしてホーム中ほどに停車。発車ベルが鳴り響く中、ホーム前寄りに居た我々はダッシュする羽目になってしまった。最後までやってくれる。

 帰りも2時間近くかけて横浜に到着。その夜行われた選挙開票の結果、横浜市に新市長が誕生した。

今日のコトバ:
・息を切らして帰りの列車に飛び乗る。
「1点くらい、やればよかった」


◆2002/03/16 vs. 東京@アマスタ

 今期2度目のアマラオスタジアム。今回は当事者であり、東京はネタの提供者ではなく、倒すべき敵である。とにかくカモにされつづけてはや4年目。面子も大入れ替えした今回こそは何が何でも勝ちたい相手である。しかし、相手も原博実に思想改造され、開幕戦では鹿島相手に4点を叩き込んだ東京。簡単に勝てる相手ではない。

 今回もバイクに乗ってアマスタへ。前回の反省から、今回は第三京浜を終点まで行って環八経由で行くことに。時間帯が夕方だったせいか、案の定、環八〜甲州は大渋滞。都知事殿、地上でも地下でもいいから、さっさと外環通してくださいませ。久々の City Run に疲れつつも、1時間半でアマスタに到着。まぁ、電車で来るよりは安いしね(バイクの運用コストは別予算)。

 前回とは違う、ゲートに近い駐輪場にバイクを止めてスタジアムへ。駐輪場からのアクセスは非常に近く、なかなか秀逸。自転車やスクーターの活動圏内の方はこちらもお勧めです。アウェー側ゲートから入ってマッチデイ売り場を探すが、結局メイン側に誘導されてしまって早くもアウェーの洗礼感。そういや、前回の鹿島戦のときも、この辺りまで歩かされたような・・・。毎度思うのだけど、グッズ売り場があんなにあるんだから、グッズ売り場でも扱えばいいのにねぇ。不便で仕方ないですよ。

 前売りが少なかったからか、入場したときは2Fが閉鎖されていたのだけど、入場券売り場の並びを見た限りでは絶対に1Fには入りきらない。などと心配してたら、警備のバイト君に「上に伝えて」と沿えて言った苦情が聞いたのか、開始10分前くらいに2Fが開放。すかさず一同2Fへ移動する。やっぱり高い位置は落ち着くなぁ(笑 高所恐怖症ですけど)。最終的には2Fも前側は結構な入りで、1Fでも立ち見ができるくらいになってたのだけど、結構当日券の人が多かったようで、外の券売り場はかなりの混雑だったとか。この辺りはクラブの方針とかもあるし(東京さんは年チケ所有者厚遇って印象あるし)、前売り買えって意見もあるから、気軽に口出しはできませんけど、もうちょっと工夫できるんじゃないですかね。客を不便にして誘導しようというのは、あまり賢い方法ではないと感じました。

 さて、試合。東京は相変わらず反則スレスレの囲い込みからサイドに展開という開幕戦で見せたサッカーを試みるものの、面子が揃った横浜の左右を担当するのは瞬発力に秀でたドゥと波戸ちん。東京のサイドは、ガードがある状況ではクロスの精度がかなり落ちるのは見切ってたし、個人能力に持ち込めば勝てることは判っていたので、ゲーム全体を通しては大して危なくなかったけど、それでも序盤にはいい形を作られること数回。やっぱ戦術浸透度は違う。一方の横浜も、フルメンバーが揃ったからか、全体的に良い流れ。前を向いて攻めるシーンも多く、逆サイドのスペースに大きくボールが出るシーンも。当たり前のことながら、やはりこういうシーンを見るとわくわくする。坊ちゃんの持ちすぎず、フリーになる事も多く、フィジカルコンタクトでもボールを取られない。ついに覚醒したか!?

 噂の東京のコーナーキックフォーメーション。センターラインにアマラオ、ケリー、ともう一人(だれだっけ?)をセンターサークル内に配置するカウンター布陣。対する横浜は4人をそろえねばならんのだが、奥、波戸、ドゥ、清水の高速系4名が残り、DFが全員上がるという対カウンター守備。おかげで、この形からの攻撃は完封。極端で面白いが、工夫が欲しいぞ。

 この日の審判は梅本さん。あんまり信用できない審判で、案の定あやしい判定も続出したが、どっちかに贔屓してる印象は無くて、反則を繰り返す双方の選手に問題があるようにも思った。

 待望の先制点は後半30分の「いい時間帯」に生まれた。インターセプトから波戸→清水→坊ちゃんと渡り、坊ちゃんが狙ったようにクロスを入れて、最後に俺王が俺ヘッド。マイボにしてからのパスはたったの4回のシンプルで速い見事な攻めに大喜び。さぁこれで遂にリーグ戦初勝利と思ったら、東京はやっぱりいやらしい時間帯に同点にしてくれた。ロスタイムにCKからケリー。延長戦も攻めに攻めたが、もう守るだけで精一杯の東京のサイドを崩しきれず、チャンスも何度か作ったもののタイムアップ。延長入ってからは攻めの時間が多かっただけに、なおさら悔しい引き分けであった。

 試合後に悔しさ一杯でアマスタを後にしようと駐輪場を出たら、その出口からは歩道にしか出られず、車道口まで 100m ほどバイク(900cc)を押す羽目に。最後の最後まで苦しめるアウェーの洗礼であった・・・。

今日のコトバ:
・世の中の注目は代表選手。それ以外は三下である。
「世論はこっちの見方だからな。」
 好きな状況ではないですがね。

・今年からチャージ系やホールディング等の反則は厳しくとられてる。坊ちゃんが倒れて笛が吹かれる。
「代表選手へのチャージは即ファール!」
「代表選手のゴールは2点とか無いですかね?」
フットサルじゃあるまいし。

おまけ 東京野次風景:
・思ったとおり出てきました。
ヨシカツ! ヨシカツ!
 こちらの感想。
「ひねりがないねぇ。」
 手を挙げて答えた榎本のほうが上だな。

・当然こちらも。
ジョーショージ! ジョーショージ!
 こちらの感想。
「欲しけりゃやるぞ。」

・判定に切れました。
くそジャッジ! くそジャッジ!
 ま、気持ちはわからんでもない。


◆2002/03/09 vs. 名古屋@豊田

 マリノスでは初の試合となる豊田スタジアム。前々から行ってみたいスタジアムだったのだが、せっかくリーグ戦で見れる機会なので、瑞穂だったらパスしてたところを、行ってみることに。

 07:30 に横浜駅前を出発。小規模な渋滞にはまりながらも、車中はフットボールトークで盛り上がりながら車は進む。浜名湖SAで休憩も適度に取り、昼前には豊田には到着。そこから少々道に迷ったものの、なんとか豊田本社駐車場に車を駐車したのが昼過ぎであった。本社工場の駐車場だが、よくあるだだっ広い駐車場ではなく、なんと立体駐車場。なので、最初はどっかのショッピングセンターの駐車場か何かかと思ってしまった。流石は天下のトヨタ自動車である。
 駐車場から程近いところのバス乗り場からシャトルバスに乗り、揺られること20分。畑の中に聳え立つ巨大なスタジアムが我々を迎えた。

豊田本社工場 でかい! 豊田スタジアム

 豊田スタジアムの巨大さに唖然としながら周囲を回っては驚き、中に入ってはその景観に驚き。とにかく素晴らしいスタジアム。すっかり試合前に満足してしまった(笑)。

No.10 ゲートは PIXY ゲート コンコースは広め
バックスタンドからアウェー側 バックスタンドからホーム側
2F上段から ハーフタイムはミニモニひなまつり

 十分に素晴らしいトヨタスタジアムということで、素晴らしい試合が観れるかと思ったが、そんなことは無かった(たしかに、見え方は素晴らしいのだけどね)。松田が欠場で代役が小原、相手には強力なFWウェズレイが居るということで、ラザロニが取った戦術はナザ・小原・中澤を並べる守備型3バック。最初は前節と同じ 4-4-2 で遠藤前目というのを期待したのだが、どう見てもアキの動きは守備的MFのそれ。攻撃に顔を出さないわけではないのだが、守備面での貢献が多かった。ちなみに、上野も守備面で大活躍。小原も頑張り、なんとか名古屋の攻撃を抑える。が、そうなるともちろん攻め手も無くなってロングボールが目立つ。俺王がキープできるから形になっていたようなものの。清水も、きわどい動きはするのだが、試合の最初に見せしめで黄色を食らったためか、派手には動けない。名古屋の拙攻にも助けられ、こうなるとセットプレイ頼みの展開。
 そのセットプレイだが、今回もきわどい位置は俺王と坊ちゃんの取り合いに。どうやら交互に蹴るという取り決めだったらしいのだが、俺王が俺っぷりを存分に発揮して、坊ちゃんのFKまで取ってしまった。収まらない坊ちゃんはベンチに向かってヒデ@ジョホールバルを彷彿とさせるようなジェスチャーを連発「なんでだよ!」「俺じゃないのかよ!」「なんか言ってやってくれよ!」ってな感じだった。
 が、この日FKが切れていたのは間違いなく坊ちゃん。結局、終了89分に、この俺王とのFK権の取り合いに勝利した坊ちゃんが、諦めの悪い俺王の態度に怒りのフリーキックを叩き込み、やっとこ先制。このときばかりはトヨタスタジアム様様。日ごろ見れないアングルで素晴らしいフリーキックの弾道を拝むことができた。

 この後、我々は喜び一杯で名古屋に乗り込み、一説によるとメインの目的であった「世界のやまちゃん」の手羽先を堪能しに。ところが、お店は一杯で座れず、名古屋駅周辺には他に手羽先も食べられず、結局きしめんを食べて帰る羽目になった。やはり名古屋はタダでは返してはくれない。

今日のコトバ:
・何度観てもすっかり馴染んでる中澤
「全然違和感ないねぇ」
「もう緑のユニフォーム姿のほうが違和感あるな」

・坊ちゃんのFKを横取りする俺王。決めたFKでも、直前に一悶着。
「頼むから坊ちゃんの機嫌を損ねるな。拗ねると大変なんだから」
あのタイプは大抵、拗ねると大変なことになります(笑)。


◆2002/03/03 vs. 浦和

 このオフ、積極的に補強に動いた横浜。「去年の若手登用はいったい何だったのだ?」と言いたくもなるような掌の返し方だが、結果が出なかったのだから、致し方あるまい。とにかく、こんなに開幕が待ち遠しい年は久しぶりだ。しかも相手は勝利を期待できる浦和が相手。盛り上がるのも仕方有るまい。

 その浦和だが、開幕ということで、新横浜駅から競技場まで行進を実施したらしい。ネットで呼びかけて結構な人数でやってきたようだが、競技場でも北ゲート(ホーム側)まで回ってくるは、ゴミは散らかすは、やりたい放題。第一、日曜の朝から奇声上げてるんじゃないよ。せめて午後からやれ。
 なんて思いながら、午前中に所用で新横浜界隈を自転車で流したが、やはり午前中は浦和の連中が多い。特にこの時間(お昼前)はご近所総出で 1BOX に乗ってやってきた少年達と親の集団とか。負けて帰るのかと思うと気の毒でならないが、若くして現実を直視することは、決して悪いことではないのだろう。

 12:30 頃に自宅を出発し、土手沿いをぐるーっと回って正面側からアクセス(はやいとこ完工しないかね)。浦和サポのS家さんと落ち合い、財布をガソリンスタンドに忘れるというハプニングに見舞われながらも、なんとか入場。それにしても、どっちも凄い行列でした。東ゲートには Fevernova のデザインをした熱気球まであったけど、あれどうなったんかいな? 飛んだのか?

 ゲートをくぐって即7Fの定位置・凶悪席へ。レッズ側はすでに結構入っているが、意外にもマリノス側の入りも負けていない。珍しい(笑)。マッチデイを買うなどして過ごしていたら、まだ1時間も前だというのにゲストのゴーン会長が出現。坊ちゃんのアシストの下、あっさり始球式をして引っ込んでしまった。まだメインやバックのお客さん少ないんですけど・・・。それにしても、ゴーン会長のシュートは鋭かった。去年のFWのシュートよりも鋭かった。

 開始前には malicia の新マフラーの配布を手伝ったのだが、コンコースに並べて配ったために、まるで偽ユニフォームショップのような状態に(笑)。少々混乱したものの、取りに来られた方の分は無事配れて何よりでした。

 試合前には高齢もとい恒例の秀爺(市長)の挨拶もあったのだが、三沢まりの氏(市職員)曰く「だんだん舌が回らなくなってきてますね」。たしかに、発音に難があって、高齢なのは心配な点だが、消去法で今度もこのおっさんだろうなぁ。

 てなわけで、キックオフ。
 毎度のごとく試合の詳しい内容は中継もあったので割愛するが、俺王・ウィルの俺ヘッド炸裂で先制した1点を、松田退場というハプニングにも動じることなく、浦和の拙攻にも助けられ、なんとか1−0で勝利。勝つには勝ったが、組み立てや展開はあいかわらず坊ちゃん頼みで、早くワイドな展開もそんなに見られず、内容的には今ひとつ。まぁ、奥が復帰してから、坊ちゃんが引き出す側に回る形をどれだけ実践できるかが、一つの目安ですかね。

今日のコトバ:
・ゴーン会長の登場に盛り上がる一部観衆。
「ゴーン ゴーン 日産! ゴーン日産!」

・去年から、浦和戦といえばこの人
「井原〜、俺は味方だって信じてるからな!」
実際、やってくれました。


◆2002/03/02 東京 vs. 鹿島(J1)@アマラオ・スタジアム

 ワールドカップイヤーのJリーグがいよいよ開幕。今年から、放映権の都合もあって土日に分散しての開催もあり、1節はこの試合と夜の磐田−名古屋が土曜日開催で、他とJ2は日曜開催。横浜の試合も翌日ということで、敵情視察も兼ねて東京スタジアムへ出かけた。

 今年は、交通費も極力浮かすのと、バイクの稼働率を上げるのも兼ねて、近隣はバイクで行く方針。東スタはもちろん近隣の範疇に入る。わが家からは第三京浜を上って川崎で降り、多摩川沿道を府中方面へ。この沿道は学生の時分、川崎からフェリーで帰省するときにバイクでよく通った道なので、懐かしい風景が広がる。が、調子に乗って流していたらうっかり競艇場近辺まで走ってしまった。まぁ、昔住んでた小金井で野暮用があったので、別に良いんだけど。

 小金井から東京スタジアムへはバイクで5分程度。京王線とはまったく逆の方向からアプローチすることになる。勝手がわからないので、一番最初に現れたスタジアム外の駐輪場にバイクを入れたのだが、実は競技場の敷地内にも駐輪場があるのを後で発見。歩く羽目になったが、次回には活かすとしよう。ホーム側から入って、初めてホーム側G裏席へ。といっても2F。結構な人数が既に入っていた。対する鹿島側も結構な人数が。流石開幕戦。座りなれないホーム側をウロウロしたあげく、バックスタンド寄りにポジション確保。理由は、佐藤を見たかったから。ええ、ミーハーですとも。

 キックオフを待っていたら、突然爆音が響く。煙の中から現れた1台のアルファスパイダーに乗っているのは本日のゲスト、蝶野正洋。硝煙とともに場内を半周し、サッカー少年がこさえた花道を通って PK スポットへ。場内を煽って盛り上げた後にPKを見事に決め、颯爽と引き上げていった。・・・かっこいい(笑)。これに引き続き選手入場となったが、時を合わせて東京G裏前から青赤のスモークが噴出。一見、発煙筒チックだが、これがかなり濃い煙で、おそらく中央付近の人間は選手入場をまったく見れなかったのではなかろうか。出しすぎには気をつけましょう。

蝶野さ〜ん! 見えね〜よ!

 てなことでキックオフ。攻撃サッカーを標榜する東京が堅牢鹿島を相手にどこまで闘えるか、そんな大方の見方が覆るのにはそう時間もかからなかった。開始10分くらいか、ハーフライン付近の集団から東京は右の佐藤にボールを展開。フリーで受けた佐藤はサイドを深くえぐってコロコロとしたセンタリングを上げる。このボールがGKとDFの間を絶妙に抜けていき、走りこんできた小林が先制弾。2点目も、攻撃に行こうとした鹿島からボールをかっさらい、上がっていた伊藤にパスが渡って追加点。早くも2−0にしてしまった。鹿島も攻めることは攻め、東京のプレスを掻い潜ってシュートまで持っていくのだが、決定機を決めきれない。代表FW、大丈夫か? 前半終了直前にも東京が追加点を奪い、3−0で前半終了。
 後半開始。鹿島は本田に変えて野沢を投入するも、出会い頭にまたしても東京の必殺パターン炸裂。佐藤(またしてもフリー)から上がったクロスを小林が合わせて4−0。試合をほぼ決定付ける追加点に東京スタジアムは楽勝ムードに。アジアクラブ選手権に続き面目丸つぶれの鹿島帝国代表はFWを交代し平瀬を投入し、さらに青木も投入。FW総とっかえでなんとか平瀬が焼け石に水の1点を返す。東京G裏からは、せっかくだからと言わんばかりの「東京土産!」コールが出た(場内爆笑)。ところが、馬鹿にされて終わらないのは流石帝国。ロスタイムに秋田が頭で2点目を入れて意地を見せる。まぁ、結果は負けなのだが、この辺りがいいようにやられて0点で終わるどっかとの違いか。結局、4−2で試合終了。

 かくして、開幕戦は大方の予想を裏切り、攻撃サッカーの看板に違わぬ攻撃を見せた東京の圧勝で終わった。4点を取った攻撃力は警戒すべきだが、当然ながら鹿島の2点に攻略のヒントが隠されているのでしょう。
 帰りは甲州街道−環八−第三京浜と無難なルート。環八の陸橋さえ我慢できれば、ある意味一番楽なルートかも。

東京応援風景(笑)
・2−0のリードに気を良くした東京G裏はもうイケイケ。
攻撃! トーキョー!
守るな! トーキョー!

・鹿島のラフプレイを見逃して来た岡田さんだが、鹿にも苛立ちが出てくると見抜ける。迷わず出した黄紙に東京G裏。
岡田! 岡田!
 なお、この時点までは一見東京に不利な判定の気がした(鹿島が反則巧者)が、このコールを境にあきらかに 鹿島の反則を見抜きはじめた。審判も人の子だ。「審判最低」じゃ味方になっちゃくれません。

・4−0の状態から平瀬が返した1点。遠路はるばる日本の首都まで来たんだから。
東京土産! 東京土産!