◆2002 シーズン総括

 2003 年シーズンの体制発表も迫りましたが、昨年の総括でも。

 成績面では 1st 2位、2nd 6位、総合2位。昨年の体たらくと、オフに決行した補強の度合いを考えれば、及第点を与えられる結果だとは思う。内容は誉められたものではないが、指揮官が一緒だったし無理も無かろう。シーズン全体でのパフォーマンスの評価については、メディアやネットの評論と自分の所感は大きくずれるものでもないので、割愛させていただく。

 ということで、恒例の観客動員の見地からクラブのパフォーマンスを見てみよう。今回は、今期リーグ戦ホームゲームの集客人数を、前年の同一カード比較による上下幅で並べてみた。

2002 年 横浜Fマリノス Jリーグ戦ホーム観客動員

相手競技場観客数集客率前年比備考
読売国立5207394.68%31888坊ちゃんラストゲーム
清水国立3612565.68%17996優勝の可能性あり
G大阪横浜国際3040843.44%16967W杯前ラストホーム
名古屋横浜国際2315733.08%12991ホーム最終戦
浦和横浜国際3606051.51% 5301ホーム開幕戦
鹿島横浜国際3257446.53% 2338 
広島横浜国際1692724.18% 1898 
市原横浜国際1582922.61% 722 
東京横浜国際1455420.79% -46 
札幌横浜国際1294718.50%-3300平日開催
国立1833133.33%-6326前節の反動
磐田国立3411562.03%-7478前年は磐田優勝試合
神戸熊本1151535.98%-13826平日地方開催
仙台三ツ沢1476298.41%------前年J2
京都三ツ沢1223681.57%------前年J2
注)集客率は横浜国際 70000 人、国立 55000 人、三ツ沢 15000 人、熊本 32000 人を、それぞれ 100 として計算。
・観客合計  361613 人 (+52689)
・平均観客数  24108 人 (+ 3515)
・平均集客率  48.82 %

 平均で前年比 3500 人増はもちろん満足すべき結果だが、様々な副次的要因が重なっていることを忘れてはならなない。それは中村俊輔の移籍に伴う集客効果であり、ワールドカップによるサッカー熱の高まりである。それらがあったから、比較的好成績の動員成績となったと言えよう。

 一方、副次的な要因がさして絡まなかった鹿島・広島・市原・東京との試合で集客数変動を見ると、前年と大きく変わっていない。この辺りが実際の動員傾向を表している数字と考えると、結局のところ、今期の動員成績は一種のミニバブルだったといえるだろう。実質的な動員力は微増と考えておかないと、10年前と同じ繰り返しになると思っておいたほうが良い。実際、J1全体での年間トータル観客数は僅かばかり減少している

 そんな中で注目すべきは、やはり1st 最終節の清水戦。今期のホームゲーム動員数でも2番目に多かった試合だ。ワールドカップも終わり、中村俊輔も移籍した後でも、優勝争いとなればこれだけの集客が可能なのだ。熱心な客層はともかく、ゲームを選んで見に行く普通の消費者にアピールするには、やはり好成績を維持しつつ優勝争いを展開することが最も効果のある集客方法なのだと今一度理解しつつ、チームの強化・編成を行ってほしい。

 最後に、集客率について。平均集客率は 48.82 %だが、横浜国際に限れば 33%程度まで落ち込む。これを多いと見るか少ないと見るか。実は人数的には 22,000 人に達しているので、J平均では多い部類に入るのだ。とはいえ、3割程度の集客では見た目で寂しさを感じるので、まずは4割を超えるように、近場のファン層の獲得に向けて営業を重ねていってほしい。市内だけで300万人が住む都市です。5% の人間が3試合ずつ足を運ぶようなファンになれば、1試合あたり3万人は超えます。一朝一夕には難しいけれども、そういうファン層を開拓しやすいように、例えば市民向けに横浜国際限定の3回分回数券を販売するとか、アイディアを試して欲しい。

 平均で 50,000 人入るようになったら、このクラブの経営は安定するよ。



おまけ:サッカー中毒者のサッカー家計簿から

 「一体、サッカーにどのくらいの金額を消費しているんだろう?」

2001 年秋、そんなことを思い立った自分は、ワールドカップがあったこの2002年、見に行った全てのゲームに関してチケット代、交通費、宿泊費、グッズ購入費などを可能な限り記録した。

総額は、年間47試合観戦で、総額¥396,000(千円以下切り捨て)。結構な額だが、6月のワールドカップを含んでいるのだから、こんなもんだろう。

項目別比率を言えば、このうち約 42% がワールドカップ関連の支出となっている。ワールドカップは4試合を観戦(一次リーグ3試合、Round16 1試合)。内1試合は韓国にて観戦したので、往復の飛行機代やら宿泊費やらで跳ね上がっている。ちなみに、この金額にはワールドカップ期間中に飲食店等で試合を見ながら飲み食いした金額は入っていない。

次に多いのが片道 100km を超えるアウェーの試合観戦。比率にして約 19 %。具体的には名古屋・磐田・大阪・仙台の4試合。大阪は帰省も絡めたので少々粉飾気味だが(苦笑)、やはりこの距離の遠征になると懸かる金額も跳ね上がるというのを実感。

え?

だったら盛岡なんかに足を伸ばさなきゃいいじゃないの。

仕方ないだろ、じゃじゃ麺食いたかったんだから!

そして3番目にホームゲーム観戦の金額が出てくる。¥37,000 で約 9%。

少ないねぇ。SS席くらい買いなさいよ。

ごめんね。確かに、アウェーに行くのを2試合くらい我慢すれば、SB席くらい買えるんですけどね。

特殊事情といえば、JFLの熊本関連の出費だろうか。アウェー4試合と支援活動費で横浜ホーム観戦とほぼ同額を消費している。代表関連費用(トヨタカップも含む)もホームゲーム年間観戦費用と同等の金額を投下。こっちも4試合だが会場は近場ばっかりなのに、えらい出費だ。

このように、やはりワールドカップへの金の懸け方は半端じゃないのだけれど、それを差し引いても¥200,000 を超えているのは、個人の財布事情を考えるとちょっと浪費気味。そして、この金額にはフットサルの費用(コート代・用品代・etc.)など、「やるサッカー」の費用は含んでいないことを考えると、もうちょっと節約しないとなぁと反省。

来年は、とりあえず第三者カードの観戦を我慢しつつ、アウェーゲームをより厳しく選別し、代表戦の観戦も1試合くらいに留めて、なんとか節約生活と行きたいものです。サッカーと暮らしていくためにも。