'00 World Grand Prix 〜Round 1 South Africa〜

 F1 に遅れること1週間。新しい千年紀の、そして20 世紀最後の WGP も開幕しました。今年は南アフリカの Welkom サーキット。滑りやすいし路面荒れてるし、ライダーにはあんまり人気ないようです。

○最初に
 この WGP の観戦記、連載開始の頃からずっと中継形式もしくはスポーツコラム形式で書いてきたのですが、今年はちょっと形式を変えて、個人の感想を全面に出してみたいと思います。このご時世、結果は InterNet でいくらでも調べることができるし、なにより NHK-BS が全戦ほぼリアルタイムで中継していますから、F1 よりも観戦環境は良いかもしれません(地上波は、しょぼいですが)。ですから、少し軽い読み物的性格にしていこうと思います(苦情が殺到したら再考します)。

○GP125
表彰台:1. [21] A.VINCENT 2.[32] M.GIANSANTI 3.[1]E.ALZAMORA
日本勢:5. [5] N.Ueda 9.[3] M.Azuma DNF.[] Y.Ui
 「本日のゲスト、坂田和人選手です」。なんでサンちゃんそこに居るの!(泣) 結局、契約がまとまらなかったので今年は参戦無し。おそらく全日本を走るんだろうけど、'91 年組が上田一人になってしまったのは寂しい限り。寂しいといえば、エントリーリストにも日本人は3人。一頃は「優勝するのは日本人かイタリア人」とまで言われたクラスなんだけどなぁ。
 で、初解説の坂田選手イチオシだった宇井選手。曰く「昨年後半に安定した走りができるようになってきましたからね」。と、言ってる側から1周目に転倒(笑)。おいおい、しっかりしてくれよー。
 上田が多少からんだものの、終盤にはついていけずに結局上記のリザルト。東も今だ復調せずといった感じで、個人的に願ってる「全クラス日本制覇」には厳しい幕開けとなったレースでした。

○GP250
表彰台:1. [56]S.Nakano 2.[74] D.Kato 3.[4] T.Ukawa
日本勢:10.[8] N.Matsudo

 あれ? これは全日本ロードなんでしょうか?(笑) 日本勢3台が終始トップ争そいをする展開でした。
 表彰台は日本勢が全部独占。中野王子こと中野真矢は今年からゼッケン 56 が“しげの秀一公認”になったからなのか、初っ端から結果出してきました。が、レースコントロールは巨摩郡というより、まるでラルフ・アンダーソンみたい(笑 ネタが通用することを祈る)。
 大ちゃんこと“日本の最終兵器”加藤大治郎は、フル参戦は今年が最初なのに、既に GP 2勝しているという、脅威の新人(笑)。途中の走りといい、終盤の追い上げといい、ルーキーイヤーとは思えない走りで早速2位をゲット。が、中野王子に負けたのが相当悔しかったのか表彰台ではそれほどはしゃいでなかったっすね。二人とも全日本では相当やりあってたから、仕方ないか。
 3位は宇川。後半にエンジンが回らなくなるトラブルを抱えて3位キープがやっと。後輩二人に負けたのが相当悔しそうでした。マシントラブルさえ抱えなければ大治郎には負けなかったのでしょうが。
 あと、松戸も市販 TZ で 10 位は立派です。このクラスは日本人的には楽しめるクラスになりそうです。

○GP500
表彰台:1. [24]G.Mccoy 2.[7]C.Checa 3.[65]特攻野郎
日本勢:7. [6] N.Abe 8.[9] N.Aoki 13.[15]Y.Konishi
    DNF.[8] T.Okada DNF.[31] T.Harada

 YAMAHA の 1,2 。いやー、面白いぞ、ギャリーマッコイ。コーナーというコーナー、全部滑らして立ちあがる。滑りやすくて路面が荒れてる welkom には意図的なスライドは有効なんでしょうが、それにしても滑らしっぷりが面白い。真の実力は欧州シリーズが始まるまでなんとも言えませんけど、今後注目ですね。
 HONDA 勢が今一つ振るいませんが、Repsol-HRC はオフシーズンのテストが順調ではなかったみたいなので、割り引いて考える必要あるかな。んが、リタイアしてる場合じゃないぞー、タディ。
 それと、Aprilia。日本最高にして最強の才能・原田哲也を擁してあの体たらく。欧州ラウンドまでは毎度のこととはいえ、もっとまともな、せめて3日間は持つバイクを作りなさい。

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