最近ブライアン・フェリーが気になる。
ダンディーをしょって立ってるようなこのおじ様の素敵さかげんは一体何なのか?
とにかくこの人、ソロアルバムではインナーは自分の写真満載。どうやら自分大好きらしい。(ついでに季節外れの海辺のリゾート地も好きみたい)というわけで、自らこんなおいしいネタを提供してくれているので、その写真をもとに観察日記的に気になる点をあげていこう。
観察その1
ちょっと顔が長すぎて恐いけど、白いディナージャケットにボウタイ姿のこの方、まるで007の悪役がぴったしはまりそうな俳優のようですが、ロッカーです。今でこそこれがブライアン・フェリーだと言っても何の違和感はないのですが、ロックの方がこういう姿で現れるのは当時センセーショナルだったはずです。なんたって世の中安全ピン刺しまくったパンクだったわけですから、そこにこんな姿では、いいだけ笑い者にされてもおかしくありません。しかしそれもあえて分かったうえで、ディナージャケットでステージに立つってのは、明らかにアウトスタンディングだし、確信犯ですね。ヒライデ的にも、やられたって感じです。いや、もう1974にやられてました。
観察その2
「トシちゃん感激!」あのマカロニほうれん荘のトシちゃん25才のモデルはブライアンだったのです!70年代の小学生はトシちゃんを通してブライアンを知ったなんて、たまりませんわん。
鴨川つばめは膝方トシぞうというキャラを描いているうちに、これってブライアン・フェリーかも、と後で気づいたのかもしれませんが、とにかく当時のおじ様は右の写真のように七三分けで口ひげ。まるっきりトシちゃんとリンクしてます。そしてブライアン・フェリーみたいってことは、女子をウフン。って言わせてしまうことだったのです。
観察その3
こんなポーズまでしてくれちゃうだもんなあ。
カメラマン的には大助かりでしょう。いや、よけいな事せんでええわ!とはり倒したくなるのかもしれません。
とにかく、こんなグラビアギャルのようなポーズを許す(あるいは進んでやる)ミュージシャンは他に思い当たりません。例えばトム・ヨークにこんな指示を出したら真剣にいやな顔されそうですもの。そういう意味でこのおじ様、やはり貴重な存在です。
観察その4
さて、こちらがいちおう近影ってことで。グラムもディナージャケットもトシちゃん25才も経てここに至ったわけです。
例えばデヴィット・ボウイーは次々といろんなキャラクターを生み出し、それを演じているうちに自らそれにおし潰されそうになったりもしてたわけですが、このおじ様はロキシー時代に「同じバンドに二人のブライアンはいらない」とのあの有名な言葉を吐いてブライアン・イーノを追い出してから、ロキシーのフロントマンとしての個性を定着させるべく、ひたすらロキシー=フェリー、フェリー=ダンディーなナイスガイトというキャラクターを演じてきたわけです。もちろんロキシーミュージックというバンドはもう存在しないのですが(去年の再結成ツアー?あっしは知りませんよそんな事。この遅れマイブームは今年からのことなんでっ。・・・いやあマジ行きたかったです。ほんと言うと、ほんとに。)果たしてこのおじ様はブライアン・フェリーという商標が重荷になることはなかったのでしょうか?
そしてたぶんそれは無かったことは、現在のCDのインナーの写真群を見れば明らかでしょう。パーティー大好き、セレブ大好きという噂も聞きますが、けしてそれは演技ではない恐れがあります。
やっぱりブライアン・フェリーはダンディーな素敵なおじ様なのです。ウフン。
美女大好きのアーパーおじ様かと思わせるような結論になってしまいましたが、そうでありながら、そうではなさそうな別の側面は「カッコいい歌詞の世界」の方をご覧下さい。
ブライアン・フェリー研究室TOP