●NEW●
Chiaroscuro
bio tolva
〈記憶を呼び覚ますサイレンシー〉
12.09.28
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 北欧系ポストロックを彷彿とさせる、アンニュイでメランコリックな旋律。どこか懐かしく、記憶を呼び覚ますよな、深海あるいは深遠な森にさまよい込んだ風合いのサイレンシーな異空間。その実、その辺の狙いが明確な宅録エレクトロニカ。シンプルにまとめられた分、「薄さ」が浮き出るが、わるくない感触ではある
 愛知発で、東京在住、脚本家も兼務する牧野圭祐ソロプロジェクト、"bio tolva/ビオ トルバ"、1stアルバム。構想5年で曲想さまざまな音源を取り揃えた。インスト曲の他、女性ヴォーカリストを曲ごと招いて、ささやきのような、楽器のような、装飾のような繊細なタッチの唄を重ね、華を添える





●NEW●
転校生
転校生
〈少女の叫び、繊細なミュージック〉
12.09.26
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 学生時代の少女の思いをつづった風。日記の風合いの日本語詩をつぶやくように淡々と唄いつのる形式。やくしまるえつこまでトンガリきれず、椎名林檎までの完成度はないけど、普通の人のよくある思いが優しく込められていて不思議な浮遊感あり
 熊本県出身、水本夏絵によるソロ・プロジェクト。名義の「転校生」とは、本人自身「転校したことがない」とするものの、「誰ともうまく交われない、よそ者感覚」(Rolling Stone インタビュー)から引かれていると。憂いある、叫びを秘めた、静かな繊細なミュージック





●NEW●
アイランド
上江洌.清作 & The BK Sounds!!
〈清作コラボ作、ジャマイカ録音〉
12.09.24
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MONGOL800

The BK Sound


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 トロピカル色満点の日本語レゲエ、ダブサウンズ詰め込んだ異色作。本場、ジャマイカ録音にて現地ミュージシャン多数参加の本格志向コラボアルバム。首謀者はモンパチ、こと"MONGOL800"のフロントマン、上江洌清作(ウエズ キヨサク)、そして、"湘南乃風"のサポートメンバーにてDJの"The BK Sound"の2人。清作が"The BK Sound"のアルバム制作に参加したのがきっかけでプロジェクトスタート。楽曲はオリジナルはむろん、和洋スタンダードのカバーを並べた。ボブ・マーリー「Nice Time」、Dennis Brown「Love has found it's way」ほか、「真っ赤な太陽」「19の春」「てぃんさぐぬ花」など通な選曲で清作が唄う。中でも沖縄民謡「19の春」はジャマイカのメジャーアーティスト、"Marcia Griffith"が日本語詩で唄うエポック




●NEW●
STEREO WORXXX
capsule
〈capsuleの脳天直下型エレクトロ〉
12.09.20
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 超攻撃的、脳天直下型のフロアチューンが並ぶ売れ線エレクトロ。映画「LIAR GAME」の挿入曲などカップリングされなじみありげなスタイル。少し懐かしげなこってりテクノ、カレント・ジャパンスタイル
 エレクトロ・ダンス系ヒットメーカー、中田ヤスタカ主導のメインプロジェクトでヴォーカルにこしじまとしこを擁したデュオユニット、"capsule"、13枚目アルバム。中田ヤスタカ自身の本業、プロデュース業だと、少し前からだと、"Perfume"、最近では"きゃりーぱみゅぱみゅ"への楽曲提供で一般に知れ渡る音響スタイル。曲単体で楽しむというよりは一枚フルでつながりを楽しむのがよろしかろう方向





●NEW●
ラストライブ オブ ゴー! ゴー! ?_Go!!GO!GO!Go!!Tour_ Live 8.7.2010 Tokyo?
GO!GO!7188
GO!GO!解散でラストライブアルバム〉
12.08.13
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 歌謡パンク、ネオGSなどと独自の和風ロック築いてた、"GO!GO!7188"、今年2/10の解散を受けて、ラストライブ音源に未発表曲2曲をカップリングのライブアルバムがリリース。解散の理由はヴォーカルの"ゆう"こと中島優美の脱退がきっかけ。なんとなしのギリギリ感は漂っていたので解散は意外ではなかったが、最後は尻つぼみになってしまった。"ゆう"は今後、"チリヌルヲワカ"で活動。ベースの野間亜紀子(旧姓:浜田)の活動は不明。03年と05年に出されたソロ2作はかなり名作なので新作が待たれる




大人ラウンジ
V.A.
〈大人企画シリーズでラウンジ篇〉
12.07.23
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 ポピュラーなスタンダードを日本人アーティストによるハウスライクなアレンジのカバーで詰め込んだコンピ。安易な企画ではあるけど、気軽で気安く聞けるBGM仕様として「使える」、のかどうか
 ツタヤでシリーズ物として展示してた「大人企画」コンピシリーズ。ラウンジ篇では、カーペンターズ「Close To You」、スティービーワンダー「Isn’t She Lovely」、マイケルジャクソン「Human Nature」、ミニーリパートン「Lovin’You」などをカバー。
 この「大人企画」。officialでは今作「大人ラウンジ」はじめ、「大人ロック」「大人カフェ」など18枚も投下されてる。俳優の中尾彬がプロデューサーとされてるが、それほど前面的にかんむりにもされてないので、イマイチ立ち位置がわからん。選曲に関わってるか





マンパワー
口ロロ
〈合唱でフィジカルな口ロロアルバム〉
12.07.18
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 「117」時報サービスで聞くような時報ビートを基調にした前作から早1年で新作アルバム。何とも素人くさい合唱がフィーチャーされた異色な取り合わせ。これが意外にも感動的で身体感覚にあふれててすばらし。
 三浦康嗣+村田シゲ+いとうせいこうによるラップユニット、"口ロロ(クチロロ)"、8thアルバム。仲間集めて結成されたという“スカイツリー合唱団”による「人力」=マンパワーで構成。アナログ回帰な指向性が日本語ラップの未来系を示す。M7の長尺曲「いつかどこかで (Album Version)」が良作





3 peace 2
クラムボン
〈クラムボンのリテールライブ集〉
12.07.14
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 ジャージーでロックでホットな3ピース、"クラムボン"のライブアルバム2枚組、「3 peace」シリーズでは2006年に『3peace?live at 百年蔵?』が最初で一カ所でのライブを収録したのに対し、今作はツアー全体49箇所全般にわたってのセレクト。2011年5?9月にあった全国ツアーはほとんどが小さなスペースで自ら音響機材を運び込んで渡ったという手作り志向のキャラバン。しかし3人のアンサンブルは演奏のクオリティも録音も全くハイファイに収録されており、「サラウンド」な迫力に満ち足りてる。今回客席とのやり取りは余り入れ込まれてないが、2枚組最初の曲で停電のハプニングが織り込まれてる。小箱ゆえにブレーカー落ちがたまにあるそう。そんなハプニング時のMCは聞き所でもある。もちろん全編手抜きなし。超絶技巧なライブに酔いしれる盤




Phoenix Rising
ROVO×System 7
〈日英コラボライヂング〉
12.07.09
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ROVO
System 7

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 エレキバイオリンの勝井祐二と山本精一を核にしたカオッシーなユニット"ROVO"の呼びかけで実現した奇跡のコラボ。相手は英国プログレ界の重鎮、Steve Hillage/スティーヴ・ヒレッジ率いる"SYSTEM 7"で11年10月のジョイントライブのプレ企画でコラボアルバムをリリース。互いの曲をカバー&リミックス。ほかそれぞれのオリジナル曲がカップリング。"SYSTEM 7"はオーセンティックなテクノライン。"ROVO"はバンドサウンドとしてトランシーなグルーブを志す奇特なライン。それらが有機融合した新感覚音像。タイトルにある「Phoenix」のモチーフは手塚治虫の『火の鳥』より採られ"SYSTEM 7"で既にアルバム化していたもの




GIVING BLOOD
つしまみれ
〈つしまみれ「献血」オーケストラル〉
12.06.28
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 アルバムラストで壮大なロック絵巻「献血ソング」をキラーチューンとして備えた新盤『GIVING BLOOD』(献血?)。既に昨年2011年2月のリリース。アナログ機材による一発録りでむき出しの生々しさで迫る。ど迫力のグルーヴ感。レコード会社のしがらみから放たれ奔放な音づくり。けだし名盤である
 やたら聞き取りやすくキューティでファンシーヴォイスなセンターヴォーカルを核とした女子3ピースパンクロック、"つしまみれ"、3rdアルバム。前作まではビクター・FlyingStar Recordsよりのメジャーリリースで今作はインディー回帰で「モジャー・デビュー」。自らレーベル立ち上げ、メジャーの次は「モジャー」だとして銘打った。99年に千葉大のサークル活動よりバンドスタートで、タイトル曲含めごく初期の曲も今作で取り入れられていると。原点回帰で初期衝動汁まみれなアルバム





NEVER ENDING AFRIRAMPO
あふりらんぽ
〈あふりらんぽ集大成ライブ〉
12.06.06
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 ドラムとギターで即興演奏チックな爆裂ロックを展開。プリミティブで土俗サイケなフリーロック。音楽とたわむれる種の、パンキッシュでぶっ飛んだ独自世界は、今はもう無い
 オニ(G、Vo)とピカ(Dr、Vo)の女性2人ユニット、"あふりらんぽ"、去年(2011年)6月の地元大阪での解散ライブをいいトコ取りしたCD&DVD。ツタヤレンタルでDVDは抜かれていて見られずCDのみを聞く。
 02年にバンドは始動。衝動的にアフリカへ行き現地民族と共同生活を送り、アメリカでツテの無いままツアーを敢行し"ソニック・ユース"に見いだされてツアーに同行するなど破天荒なバンド活動で鳴らした。2人はその後ソロ活動していると





●NEW●
わたしの好きなうた
Cana from Sotte Bosse
〈Canaの優しき子守唄〉
12.05.14
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 Disc1はジブリ映画名曲集、Disc2はJ-POPスタンダードナンバーで、ほぼ全編カバーで2枚組構成。ヴォーカリスト、"Cana"は、"i-dep"、"sottebosse"など、ナカムラヒロシとの仕事で知られる歌い手。今回、「from Sotte Bosse」付きでソロ名義初リリース。和製ウィスパー、独特の丸みあり温かき歌声は、最近子どもを産みママになったということで、ことさら包み込むような愛情に満ちあふれて幸せ感充実。ジブリ映画は本人が子どもの頃から観ていてなじみがあり、J-POPスタンダードは、「やさしさに包まれたなら」「言葉にできない」から「サヨナラCOLOR」「SAKURAドロップス」など新旧の名曲カバーをノンストップでつなげた。ボッサなアレンジで上質ラウンジBGMスタイル




TIME MACHINE
Do As Infinity
〈Do Asの感動と充実〉
12.05.04
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 08年再結成後、早3作目の"Do As Infinity"、通算で9枚目アルバム「TIME MACHINE」。曲調はハイテンションな歌謡ロック、時々バラード。とても古くさいようでベタな印象を受けつつ、アルバム全体では至極、流麗なる響きを残し感動的で充実感さえある。古さを越えれば未来がそこに。そんな感覚にも取れる。それとともに「Do As」の歴史が生んだ定型(オリジナリティ)が確固として刻まれて「懐かしい」。正直個人的に以前ほどのDo As熱は今は無く、アルバムも買うことも無くなってしまったが、スピリッツはビシビシ伝わる




on the remix
東京スカパラダイスオーケストラ
〈スカパラ偉大なリミクス〉
12.04.11
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 生み出す曲は元々ダンサブルだけど、さらに突出させてリニューアル。スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)過去音源のリミクス集。1曲ごとに異なるリミクサが参加。石野卓球、中田ヤスタカあたりのお約束テクノアレンジもいいが、今作1曲目にセットされたCUBISMO GRAFICOによるラテン風味の楽園アレンジや、須永辰緒によるスイートなラウンジ仕様もイカす。
 スカパラ、2年ぶりオリジナルアルバム「Walkin」も今作リリースの約1ヶ月後3/21にリリースされてる





エピソード
星野源
〈近頃個性的弾き語りスト〉
12.03.19
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 ひっそりとギター弾き語り。つぶやいているよな、独り言のよな。それでどこか面白・脱力なテイストもあって、近頃妙な吸引力放つ歌うたい。前クールの深夜ドラマ『11人もいる!』で出演&挿入歌で出ていて存在を知る。大人計画の役者であり、インストグループ「SAKEROCK」のリーダー。役者であり音楽家の器用な存在感。
 埼玉県蕨市出身、星野源、2ndソロアルバム。1枚目は2010年。「SAKEROCK」は20年より始動で、大人計画には2003年より参加しているのだと。
 これまであまり聞いたことない種の素朴で個性的な唄い口のヒト





太陽の花嫁
Little Tempo
〈リトテン、太陽の讃歌〉
12.03.19
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 ラウンジ、ラヴァーズスタイルがすっかり定着。全面トロピカル、炎天直下、ピーカンの浜辺が似合うけど時にモノウゲなスティールパンの調べ。安定感はグッと増して、心地よさはさらに深化の境地へ
 スティールパンをフロントにしたインスト・ダブバンド、"リトルテンポ"、3年ぶりスタジオアルバム。いつもながらの秀作トラック集積。打ち込みトラックも4曲導入した新しい試み。タイトル『太陽の花嫁』もよく判らぬタイトルだが、おおらかな陽の光、暖かさが満面に伝わるヴァイブス





color bars
東京事変
〈東京事変、終焉乃アルバム〉
12.03.02
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 椎名林檎、サブ企画"東京事変"が解散。発表は2012年1月11日、バンドラストは2/29武道館ライブにて。今作はラストのオリジナルアルバムで1月18日リリース分。全5曲のミニマムサイズ。メンバー5人それぞれに詞・曲をもちより、ヴォーカルも椎名林檎メイン以外で2曲あり、指向性多彩。バラエティ感に優れる
 解散の行方は明らかでないが、今作が前作のリリース(2011.6)から半年経たぬイレギュラーなインターバルからして不自然感がつきまとい、何とも唐突なバンド終焉に思う。まあ、椎名林檎ありきな感覚からして、ソロもバンドもさして違いなし。紅白で登場したときも名義は椎名林檎でメンツはまんま東京事変だったようで。「解散」にはなんともいえぬ違和感があるが、もう同じメンバーでは演らない、との宣言か。いやそんな厳然とした印象もない。何とももやもやしたバンドの終わりの場面





遠くは近い
yanokami
〈ヤノカミ2ndアルバムの夢幻〉
12.02.24
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 彼岸の電子音。浮遊感と夢幻のエレクトリックポップ。そして本当に彼岸の人となってしまった"レイ・ハラカミ"(2011年7月に逝去)。電子音楽家の"レイ・ハラカミ"とNY在住のピアノ弾き語りスト矢野顕子の奇跡のコラボ企画、"yanokami/ヤノカミ"の07年以来のオリジナルアルバム、201年12月にリリース。京都に住んでいた"レイ・ハラカミ"とNYの矢野とで遠距離やり取りによる制作活動。今作では静かで不偏で日常性をはらんだ世界観を醸成。特にユーミンの「曇り空」やストーンズの「Ruby Thesday」のカバートラックがアクセントになってる。曇り空と言えば、曇り空のようなもやもやした感覚は全体に通貫している。どこかレクイエムのようなアンニュイで神聖なアトモスフィア




sings the stories of 6 girls
土岐麻子
〈土岐流6編の女子物語〉
12.02.02
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 浮き立つような幸福感に満たされた、少しレトロ味あるポップス6編。6つの女子の物語とタイトルされたミニアルバム。クリスマスや夏イメージの季節感ある曲あり、聞き覚えある資生堂のCMソングあり。その曲は"EPO"が作曲と一部ヴォーカルで参加。"EPO"といえば資生堂のCMソング『う、ふ、ふ、ふ、』があった。そういえば、土岐麻子の現在の芸風は"EPO"が築いてきたラインに近いシティポップ路線であるかな。




ULTRA
bonobos
〈ホットでセンセーショナルな新盤〉
12.01.23
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 カオティックな序曲から始まり、2曲めはいつものレゲエに戻り「吉祥寺の駅からお隣の銀河まで…」とやる。親近感の湧くようで何かとりとめ無きフレーズ。彼らは吉祥寺が本拠なのだな。今作はホーンセクションやうねるディストーションギター入りまじりでいつもより壮大な感覚。少しだけ。全体を包む優しさは変わらない。何とも心地よき浮遊感の変わらない。少しだけスケール感がアップした
 去年(2011年)活動10周年を迎えた"ボノボ"、5thアルバム。昨年はVoの蔡忠浩、Drの辻凡人らが積極的にソロ活動。これをステップにバンドの方のアルバム制作もより充実した仕上がりに





45 STONES
斉藤和義
〈斉藤和義、15thアルバムの情動〉
12.01.16
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 素朴なメッセージソング詰め込んだ渾身のアルバム。なんとし脱力感ある味付けで聞きやすいが、それぞれの曲で主義主張が込められ粒ぞろい力作詰まる。昨年(2011年)は割と目立った動きが多かったが、その一つに、震災後自身の歌を替え歌で「ずっとウソだった」として弾き語り動画サイトにアップしたこと。本人が乗せたことにはなっていないが、その後もUstreamでチャリティライブを続け、反原発を発信し続けている。
 斉藤和義、15thアルバム。前作からは1年ぶり。タイトルは10年前に出した自身の8thアルバム『35 STONES』と関連、制作中の“怒りモード”という部分で共通してると。バンド編成でノリよくアレンジされたロックスタイルが聞きどころ





●LIVE●
山本精一 & Phew live in WWW
山本精一 & Phew
〈Phewと山本精一で充実のライブ〉
12.01.13
★★★★

→www

→phew
→山本精一

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 おどろしく静かめな弾き語り風から5人フルバンドでのパンキッシュなナンバーまで振り幅ある曲構成。終盤に向かって激しさは増し増して、サイケ、カオス&ミニマルの怒濤のるつぼ。途中休憩を挟んで前半と後半。前半は2人のみで後半にバンド構成。最初わりと短かく終ったが、アンコールがたっぷりと分厚くあって満足感あったライブ
 どうにも形容のしずらい独特変態的な音楽活動をする2人。"山本精一"と"Phew"はこれまで、"Novo Tono"やら"MOST"などで共同作業してきており、今回は"山本精一 & Phew"の連名義で98年にリリースのアルバム『幸福のすみか』よりの楽曲を演ることが主題。さりげない日常をシンプルなフォークソングに乗せて唄いつのるが、どこかへんてこで、やっぱりサイケで鋭角なミラクルワールドなアルバム。これの生演奏は何とも奇跡的な体験。
 「渋谷www」には初めて入る。旧シネマライズ地下をCS音楽チャンネル「スペースシャワー」が主導でライブハウス化したものと聞く。何度入った映画館だったので懐かしく、床面、壁面がコンクリむき出し状態にされており、意外に狭い場所だと気付く

 1/29に京都公演





L.A.H.
LOVE AND HATES
〈ガァリィ・トラックメイカーズ〉
12.01.12
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 女声デュオ、ヒップホップ、トイ・サウンド遊戯系。とことんユルいムードを漂わせたフロア仕様のトラックが連続。時に淡白だが、曲作りの楽しさが伝わってきそうなハッピーさに満ちてる 
 へなちょこ("Hazel Nuts Chocolate")こと"Yuppa"と、"Miila and Geeks"を率いる"Miila"の2人ユニット、"LOVE AND HATES"、デビューアルバム。"Yuppa"が主宰する「White Lilyレーベル」より昨年(2011)末リリース。これまでカセットリリースしてきた曲など、09年よりの活動を総まとめで全7曲。脱力系ガーリッシュなおもちゃ箱





LAST TRAIN TO EXITOWN
The Beatniks
〈枯れた味わいラストトレイン〉
12.01.09
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 初聴で噛み応えに乏しいけど優しく繊細で枯れた味わいのしみじみ楽曲が並ぶ。レトロでも今追いでもない、ジェントリーな不可思議音像10曲詰め。永年、音楽シーンのトップを張ってきた2人。旧友で集い肩の力を抜いたセッションで1日1曲、今作のためにじっくりつむぎだしてきた。
 2人ユニット、"The Beatniks"の久々スタジオアルバム。先日休止宣言のあった、"ムーンライダース"のリーダー、鈴木慶一と"YMO"の鈴木慶一のコラボ企画。ユニット自体は81年頃より始動。今作は10年ぶりの録音。変化の激しい時勢に合わせ、彼らなりの解答、というかメッセージを





yes
YAMP KOLT
〈女子Voフィーチャーの優しポップ〉
12.01.03
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 優しげソフトタッチで民族調or無国籍なポップロック。多彩ヴォーカリスト客演により十人十色、キラメキの楽曲群。ファンシーでキッチュ、夢幻で彼岸のカーニバル
 "YAMP KOLT(ヤンプ・コルト)"なるミュージシャン&プロデューサーによる、コラボ企画で曲ごとに違った女性ヴォーカリストをフィーチャリング。UA、相対性理論のやくしまるえつこクラムボンの原田郁子、一十三十一(ひとみとい)、あふりらんぽのピカ、テニスコーツのさや、ACOリクルマイの8名が歌で参加。
 "YAMP KOLT"は、バンド"リトル・トーキョー"を主宰する藤乃家舞の変名ユニット。UAとの共作で知られる人





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