Modal Soul
Nujabes
〈トリップソウルな斬新・音空間〉
05.12.30
★★★★★

 都会派フリーソウル。日本人の手によるものである事感じさせないクオリティの高さ。03年リリースの1stアルバム『metaphorical music』で一躍シーン注目の的化したヌジャベス、2nd到来。
 ジャジーでメロウ、グルービーでメロディアスなトラック満載。Shingo02などゲストMCとのコラボも盛りだくさん。ヒーリング感覚充満、充実の14曲。究極の"自由"感じせさせる斬新・音空間。一度ハマると抜け出れない中毒性アリでちょいとヤバし


 



あるようでないようで、あるもの
浜田亜紀子
〈浜田亜紀子の優しい感情〉
05.12.24
★★★★

 GO!GO!7188のベースで歌詞&ライブ時の盛り上げ担当、浜田亜紀子ソロ第2弾。1弾目の『キラリ』の路線に次ぐ、あくまで優しい心に染み入る感傷系で全編ピースフル。"GO!GO!7188"ばら売り企画ではVo.のゆうが"チリヌルヲワカ"なるユニット組んで"GO!GO!7188"とほぼ同系、歌謡ロックしてるのに対し、浜田亜紀子は"GO!GO!7188"とは全く別物、独自の世界感築いたニューロック。何せ歌詞がいいし、曲もいい、アコースティック基調のアレンジも最高。ウタはそこそこだけど、そのウタゴエの素人ぽっさっつーのか、彼女なり無理ないウタ感覚なんだろう、なんだかビシビシ伝わる何かがある。

 『キラリ』では「22」が超名曲だったけど、今作でいえば「君と僕ともどかしい距離」がそれに次ぐレベルのあがり。このソロ企画はずっと続けてほしひ

 動画ストリーミングで色々見れます
「22」「君と僕ともどかしい距離」ライブ視聴
「君と僕ともどかしい距離」PVフル視聴
本人コメントムービー


 



hana-uta
ハナレグミ
〈絵になるウタゴエ〉
05.12.19
★★★★★

 Super Butter DogのVo、永積タカシのソロ企画、ハナレグミのベスト盤。それほどCD出してないだろうに、もうベストの年ごろだとは恐れ入りや。
 それにしてもいい味、いい声、いいムード。全編アコースティックに極少アレンジでシンプルな曲構成。部屋聞きもiPodで街聞きもいけちゃう。万能型素朴系印象派音像。
 絵になるウタゴエ。暑苦しさ皆無のアーバンフォーク


 



かの香織
〈メローな上質ラウンジ〉
05.12.15
★★★★★

 かの香織のセルフカバー&ベスト。メローでスロー、アンニュイでジャジー。全般に少々かったるい曲続き、、、ではあるものの各種シュチュエーションでのBGMにことごとくマッチしそうな上質ラウンジポップ。
 
 自分の中では、かの香織。伝説のバンド『ショコラータ』のディーバだった頃の強烈なイメージから抜け切らない。かのバンド解散後、かのさん自身は雑誌やなにやかでちらちら見聞きしてはいたものの、アルバムをこまめに出すソロアーチスト化してた事は知らなんだ。
 20年ぶりに出会った友人、的な感慨しきり


 



KOJIMA MAYUMI'S PAPERBACK
小島麻由美
〈小島麻由美初期音源集〉
05.12.07
★★★★★

 昭和の香りただようレトロ系シンガーソングライター、小島麻由美のデビュー前の自宅デモ音源集。といっても、イラスト+散文集に付いてるオマケのCDという事らしい。TSUTAYAではその「オマケ」の部分しかレンタルさしてくれないが、まあいい。
 それにしてもこの宅録(?)の完成度はなんだかすごい。ほぼ本ちゃんスタジオ録音並の完成度。不思議系ふんにゃりボーカルも当時からの芸風らしく、「昔」録音した風でもない。この狙った感じがいい。昔でいえば戸川純'sゲルニカの様な確信犯的狙い。気色悪さ加減もたまりまへん


 



Taste My Beat
土屋アンナ
〈ゴス風味たっぷりアンナソロ〉
05.11.30
★★★★★

 土屋アンナ、バンド活動再開。で今度はソロミニアルバム。バンド"Spin Aqua"の時はどこか突き抜けた陽性ロックだったような。今回はどこかダークネスでゴス風味たっぷり、目指せエバネッセンスみたいな重量感。その実リリース時期が同じくモデル&歌手の川村カオリ(SORROW)とかぶって、やってる線も近かったりして、自分の中であんまし区別がつかない。

 TVや舞台(『ダブリンの鐘つきカビ人間』)で見せるとびきり陽性・はじけキャラが陰ひそめ、意外なマジロック。曾田茂一(ex.EL-MALO)、Michael Ward (ex.Avril Lavigne)、Justin Meldal-Johnson(ex.BECK)ら豪華ミュージシャン参加のパワーか。本人「そのミュージシャンたち全然知らなかったから、私(笑)」とぶっちゃけてるとこも味。


 


●ON AIR●
伴都美子 in フジテレビ 堂本兄弟
伴都美子
〈伴とみ、危うさ満点の堂本兄弟出演〉
05.11.20
★★★★★

 Do As Infinityの伴都美子でなくて、ソロアーチスト伴都美子、フジの音楽系トーク番組に単品ゲスト出演。「トークは苦手」と終始緊張しまくりの様相。危うさ満点の堂本以下レギュラー陣とのからみ。お約束の質問タイムで「人生最大の危機は?」の問いに今と答えて伝わる緊張感もますます増幅。Do Asとかじゃあたいていギター担当で宴会隊長・大渡亮がMCしきってたもんで、なんともこころもとない伴ソロデビューの今日この頃。歌はユーミンの「やさしさにつつまれたなら」で、これもどこかたよりなげ。大丈夫かいな、と心配せざるを得ん。。。


 



THIRTEEN:13
Sorrow
〈憤懣たる激情の楽曲群〉
05.11.14
★★★★★

 モデル&DJ、川村カオリのプライベートバンド、SORROW初ベスト。自伝「Helter Skelter」発売に合わせベスト版緊急リリース。未発表曲合わせ全13曲新録。闘病にて1年の休養を経、新たなる始動への一矢か、なんとも悲しさただよいまくりの憤懣たる激情の楽曲群。ビジュアル系ハードロックにインディパンク、ロカビリーチックなロックンロール。露出の少なさがいい。


 



イロハ
チリヌルヲワカ
〈GOGOゆうのバンド企画〉
05.11.08
★★★★★

 歌謡バンク"GO!GO!7188"のVo.ゆうのばら売り企画第2弾はなんとバンドユニットで、全曲ユウが詞/曲担当。GO!GO!で育てた和テイストなストレートロックがさらに鋭角に純化、泣きの部分がそぎ落とされてよりシンプルなギターロックに転生。高円寺やらそこいらのライブハウスでかかってそうなチープさも味。ヘニャヘニャな不思議系ボーカルがますます水を得た魚のように飛びまくる。だどもどこか悲しげでもあったりするのがゆうのボーカルの神髄。
 他、メンツはDr-阿部耕作(ex.The Collectors)、B-イワイエイキチ(椎名林檎とかのサポートミュージシャン)、G-宮下治人(新人)。"GO!GO!7188"と平行活動続けるか

 BARKSでLIVE試聴
 11/13に渋谷CLUB QUATTROでライブ

 



bird's nest
BIRD
〈珠玉の大人サウンド13アイテム〉
05.11.02
★★★★★

 京都発超絶R&B娘、BIRD、6年半の仕事集大成がリリース。通算20枚のシングルから珠玉の13曲をピックアップ&リマスタリングで再登場。もはやR&Bの枠にとどまらないオールジャンルのアダルティでオシャレサウンドオンパレの美味しい一枚。アルバム名"bird's nest"は『鳥の巣』つーことで、デビュー当時の彼女の髪形示したかの命名。リスナーと共に原点に帰って新軌道打ち立てるか進行中の新作に期待

 excite musicのインタビュー
 birdのブログ

 



Cute
Hazel Nuts Chocolate
〈とびっきりキュートなチョコ満載〉
05.10.21
★★★★★

 新宿タワレコでの衝撃的出会いからタダ今超ヘビーローテのガールズロリータポップ。うた、ソングライトに打ち込み、コンセプトワーク、イラストなど一人でこなすゆっぱ(Yuppa)さんのソロユニット、"ヘーゼルナッツチョコレート(へなちょこ)"のアルバム2作目。

 そのとびっきりキュートな音像といったらただものではなき代物。プレゼントでもらった英国土産のお菓子詰め合わせの箱を開けてみたら、見るもまぶしき色とりどりのショコラがぎゅっと詰まってて、食べるのがもったいなくて飾っておいてはみたものの、やっぱり我慢し切れずに食べはじめたはいいが、食べる手が止まらずに、いつしかハイになって夢心地。。。ってな雰囲気の禁断の味わいなのであります。

 60年代アタリのUKロックの香りただよう究極のガールズポップ。もりばやしみほ(ex.Hi-Posi)に突き抜けた明るさ加えて、オシャレにキュウートにキャッチーに生まれ変われさしたかのようなニウロマンチック
 ユーミンの「チャイニーズスープ」に近い曲もある
 ハンパなきポジティブさがいさぎよし

 ゆっぱさんの素性がしれるインタビュー(Sofmapsoft )

 



感情のタマゴ
ゲントウキ
〈ハイブローな上質ポップス〉
05.10.18
★★★★★

 卵の殻からひょっこり顔出す女の子、ほぼサザエさんの終わりの歌状態のファンシーなジャケットにひかれ、TSUTAYAレンタル。中身はジャケットのキューティなイメージとは遠い、TV番組のBGMにでも使われてそな、イージーリスニングな男子ボーカルもの。メローでハイブローな上質ポップスなのだけど、ちょいとこれ聴く気分にになりそな時がなかなかなさそなかったるさ。
 95年関西で結成、メジャー2ndアルバム

 



we are PARAN MAUM
パーランマウム
〈切なくも美しき青きデビュー作〉
05.10.11
★★★★★

 映画の世界観がまんま封じ込められた、切なくも美しき青きドナウ、ならぬペ・ドゥナ率いるパーランマウムのデビュー作。果たして第2弾となるのか。やや期待。映画の方の第2弾にも期待。
 映画『リンダリンダリンダ』サントラ(サントラは別にあるらしい)、というよりか、劇中、即席で組まれたバンドがそのまま公式CDデビューをはかった手合のアルバム。6曲入り。ブルーハーツのコピーバンドというわけでバンド名は韓国語で「青い心(BLUE HEARTS)」。韓国の新進女優ペ・ドゥナがVo.。ほか女優のG.-香椎由宇、D.-前田亜季に、ミュージシャンのB.-関根史織の4人組。

 ブルーハーツといえば、相当昔、今はなき映画館、渋谷松竹で"アトミックカフェ"とかいってような気がするオールナイトのライブイベントでフルチンであばれまくってた姿を思い出す。バンドやってた頃でメンバー皆で見に行って。。。あとエコーズとか出てた。でもそいつら目的じゃなかったはずで、誰が目当てだったか思い出せん。有頂天かなんか
 カラオケ行って「リンダリンダリンダ」でポゴダンス、いまだに基本

 



ミサイルイノベーション
ミサイルイノベーション
〈Do As 亮の元気ロック〉
05.10.03
★★★★★

 もぎたてポップロック凝縮、渾身の5曲集成のミニアルバム。解散発表のDo As Infinityでギター担当の大渡亮(= RYO)が3ピースロックユニットとしてインディーズデビュー。その名も[ミサイルイノベーション]!! guts!!。大渡が以前に活動してた「pee-ka-boo」なるバンドが母体で、大渡がVo.&G.の超フロント状態。Do AsではVo.伴都美子を支えライブでは盛り上げ担当のセカンドマン的役回りだっただけに、当バンド始動で大渡のロック魂炸裂のカタチ。ミサイルのこれの発売が7月で、9月のDo As解散発表に先駆けてのもの。当初サブユニット的なイメージもあった大渡のバンド活動も結局のところ本気モードでの始動だったとは。。。まあ、とにかくイキイキしてて元気がでるロック。
 面子はあと、Dr.-林久悦、Ba.-林由恭の双子のリズム隊。

 



Electlyric
Bonobos
〈その後の浮遊感〉
05.09.30
★★★★★

 "ボノボ"1年3ヶ月ぶりの2ndフルアルバム到着。最近なにげにTSUTAYAでレンタルして、知らぬ間に聞いてたりすること多い"ボノボ"。主張感のない軽さがいつでもすっと入ってける。前に出ないBGM。パンチはないが、インテリアとして飾っとくに邪魔にならない。そんな雰囲気。

 音像は「フィシュマンズ」チルドレンというべきか、浮遊感あるダブサウンドはフィッシュにつながるものなれど、プロデュースに懐かしの朝本浩文参加でそこそこポップな感覚。やりすぎてない加減がいい。
 フィッシュ・リスペクトからオリジナルの地平に旅立とうという彼らは'01年・大阪発5人組ユニット。Vo, Gの蔡忠浩、核に、G・佐々木康之、B・森本夏子、Perc・松井泉で、今年からDr・辻凡人が正式加入。

 



Union
polaris
〈心に染み入る印象派〉
05.09.25
★★★★★

 ハイトーンボイスにミドルテンポ、シンプルアレンジのオーガニック系。最初は薄味に感じつつも聞き込むにつれ奥深い感傷の世界にハマって行きそなポラリス3rdフルアルバム。今年3月にDr.坂田学がバンドを脱退。Dr.にはあらきゆうこが参加しての新星ポラリス。タイトル『Union』はメンバーのオオヤユウスケ、柏原譲だけがバンドでなく、参加ミュージシャン皆含めてバンドのメンバーだとのメッセージ。コーラスには盟友、原田郁子参加。
 夏というよりはこれからの秋・冬がにあいそな印象派の音像。深層心理具体化の劇空間。浮遊感。印象派

 exciteのインタビュー

 



hard copy
plastics
〈よみがえるテクノ遺産〉
05.09.22
★★★★★

 デビューから25年記念でリリース、1979.5/12、渋谷・屋根裏での未発表のライブ音源つまった回顧盤。DVDとブックレットもカップリングされてるようだが、TSUTAYAではなぜかCD以外はずされてる。

 自分の中学生あたりだったろうか、YMOを核に盛り上がったテクノムーブメント。中でもとびきりキャッチーでオシャレなバンドだったプラスチックス。結構ハマってた覚えあり(1番のハマりは"一風堂"だったが)。その頃学校でたびたび開かれた「お楽しみ会」では仲間らとプラスチックスの曲"COPY"を人間カラオケでコピー。ピコピコドラムマシンにベース、ボーカルなんてのを分担して皆が声だけやるわけっすよ。テクノムーブメントっていっても、YMO以外は皆マイナー、カルト系のそれなもんで音楽好きにしか通じないネタだったろうに、今でも強烈な思い出として残る。
 
 キッチュでファニー、おもちゃ箱の様なピコピコサウンド。佐藤チカの飛び跳ねるよなボーカル。今よみがえる『テクノ遺産』。プラスチックスのフロントマンだった中西俊夫は"PlasticSex"なるプロジェクを始動してる。野宮真貴、小山田圭吾らが参加。

 



ロロサエ・モナムール
ソウル・フラワー・ユニオン
〈ノーボーダーのトリップサウンズ〉
05.09.16
★★★★★

 アタマとケツに東ティモールの子供たちの声。約70分、渾身の14曲は『スクリューボール・コメディ』以来、4年ぶりのフルアルバム。その間『シャローム・サラーム』では東ティモールでの反戦を、『極東戦線異状なし!?』では米軍によるイラクへの攻撃に対する反戦を、とメッセージ色強いミニアルバム2枚リリースのソウルフラワー。今作はこれらのメッセージを伝えるためにこぼれた名曲の数々を収集したベスト盤的内容。「メッセージ」というよりは「ストーリー」。それも彼らが生み出せば自然、国境を超えた流浪の民の鼻歌か、少数民族が開催する祝祭の宴歌に。ノーボーダーでジャンルレス、現代に生きるフラワーチルドレン、ハレの日のトリップサウンズ、オンパレ。彼ら曰く「バビロンに交響する、鼻唄と絶唱の地下放送!ノ」
 「ロロサエ」は東ティモール・テトン語で「日が昇る」の意味

 


●NEWS●
 
Do As Infinity
〈Do Asが解散してしまう〉
05.09.14
 Do As Infinity解散の報を「めざましTV」で聞く。しかも今月29日付けでの解散。余りに急な話。う〜ん、なんかあったのだろうか・・・。事の真相知りたし

 オフィシャルでは
『伴都美子はソロアーティスト。
 大渡 亮は「ミサイルイノベーション」などのバンド活動。
 長尾 大は「Amasia Landscape」などのプロデュース活動、作家活動。』
とのこと。"個人活動に専念"ということなんだけど、バンドがあっても十分できただろうに・・・。

 邦楽アーチストでは数少ない新作アルバム購入し続けてた自分の中でも貴重なバンドだけに仰天の出来事。
 28日にシングルA面全て集めた「Do The A-Side」リリース、29日のデビュー記念日に解散、11/25武道館でラストライブ

 



12個の歌
川嶋あい
〈川嶋あいベストの1stアルバム〉
05.09.10
★★★★★

 路上の天使、"川嶋あい"1stフルアルバム。インディーズ時代からの曲入ってベストアルバム的内容。とにかく成功してるようでなによりの苦労人アーティストなんで、聞きながらとことん感情移入してしまってあんまし冷静に聞けない。消えてしまいそうな揺らぎのある切ないウタゴエにしばしやられる。彼女の本流、バラード調スローナンバーから歌謡曲調、ロックナンバー等とジャンル広めで色々バリエーション。

 産みの親育ての親を亡くし天涯孤独の身であること伝えて話題となった川嶋あい。目標としてた路上ライブ1000回を今年3/30に達成、で今作「12個の歌」のリリースが5/18。9/1にはエッセイ「最後の言葉」を刊行。今後の活動に目が離せないアーティスト

 



Tao
Do As Infinity
〈道の果てに見えるもの〉
05.09.04
★★★★★

 Do As、20枚目、久々のシングルはゲーム"tales of legendia"とテレビ番組"スーパーテレビ"のタイアップ盤。タイトルは中国語で“道”の意味らしい。いわれてみれば、地平線まで伸びる道を構図の中央にたずさえた広大な大地のスケール感感じるミディアムバラード。サビで超高音状態続いて歌う人にとっては難曲なのだろうか。ピアノから始まり比較的短めにサビが来て、印象的なサビの旋律が全体を通して繰り返される。

 果てなく続く道の先にかすかな希望が生まれくる朝焼け。このまま歩きづつけて行けばきっとなにか見つかるはず・・・そんな雰囲気

 



Platonic
日暮愛葉
〈表情も多彩も薄味〉
05.08.30
★★★★★

 日暮愛葉、ソロ第2弾。シーガル(SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER)休止から早3年。シーガル時のガレージ系"アネゴ"ロックの鋭角さからすっかりカドが取れて、脱力浮遊の解放区。1st CD"Born Beautiful"からの芸風引き継ぎ、路線さらにポップでまったり方向。プロデュースに砂原良徳、小山田圭吾、中村弘二(ex.SUPERCAR)、MIHO(ex.cibo matto)、青木裕(downy)ら参加で、曲ごとにみせる表情も多彩。なんだけど、全体淡くて薄味。ラスト3曲、M11〜13あたりのシーガルほうふつのギターロックで盛り返してはいるが。

 本人、シーガル復活!、ではなくて、新たなバンド結成を目論んでるようで、メンバー近日発表らしひ

 



REMINISCENCE
Bonnie Pink
〈Frente!蘇らせたボニピン〉
05.08.20
★★★★★

 1曲目から感涙のFrente! "Ordinary Angels"カバーに始まり、彼女が「好きで昔よく聴いていた曲がほとんど」という赤裸々なルーツたどったカバーアルバムは、ミト(クラムボン)、Yuka Honda、斉藤和義、奥野真哉(SOUL FLOWER UNION)ら豪華ゲスト参加で指向性も巾広の選曲。ほぼ全面英語ながら、なぜかサザン"真夏の果実"だけが日本語。単純に原曲に合せただけなのだろう、斉藤和義とのユニット名、"ボニ義"が笑える。カバーはあとThe Bangles/Manic Monday、Aimee Mann/That's Just What You Are、The Pretenders/Don't Get Me Wrongらへんがツボ。自分では・・・

 なにしろFrente!取り上げてくれた所で拍手喝采、プロデュースに盟友トーレ・ヨハンソンからんで、今よみがえる"Ordinary Angels"。

Marvin The Album/Frente!

 Frente!は'94、この"Ordinary Angels"が入ってる"Marvin The Album"でデビュー、オーストラリア産、紅一点Voアンジー・ハート率いる伝説のアコースティックポップバンド。'96の2nd"Shape"を最後に消えてる。なにしろ締めつけらるよなキュートなウタゴエにやられまくってた当時。

 Bonnie Pinkはトーレと組んでオリジナル新作を進行中。奥田民生ら出演の10/7ジョン・レノン スーパー・ライブにも参加。

 



NEUTRAL
D・A・I Works Type Akico from Amasia Landscape
〈Do As長尾のセルフカバー〉
05.08.15
★★★★★

 Do As Infinity、影のメンバーで曲担当の長尾大がAmasia LandscapeのAkicoをVo.に迎えて、Do As楽曲をセルフカバー。アレンジとボーカル変わってよみがえる長尾大の名曲選。Do AsのVo.伴都美子との比較となる訳なのだが、全編ほぼ英語歌詞で全くテイスト違い。都会派洗練サウンドは部屋聴きBGMにいい具合なんだけど、わりかし淡泊。伴都美のいっぱいいっぱいでがんばっちゃってるアクのある味わいとは別もの。
 浜崎やらhitomiやらへの曲提供など、エーベックス系のミーハーラインなれど、長尾大、いい曲書いてまっさ
 もう一人のDo As、Gの大渡亮はミサイルイノベーション始動中。伴都美も舞台出演と、Do As周りがにわかに拡大中。

 



FLASH
Tei Towa
〈フリー&ハッピー玉手箱〉
05.08.08
★★★★★

 トーキョーかアジアンか。おしゃれ系都会派クラブサウンドの猛者、テイ・トーワ新作(4月リリース)は自身オリジナルで6年ぶり4枚目。先端行ってるようで以外に古典テクノ、王道ハウス応酬で、ボサノバあり。久々のオリジナル盤で自由度アップ。ハッピーダンスチューン列挙の玉手箱
ゲスト陣は坂本龍一、野宮真貴、バッファロー・ドーター、カイリー・ミノーグほか。M2で森高千里がドラムも話題
 ラストM10になんとマイ・シャローナ(as.The Knack)カバーでめちゃイカス

 


●ON AIR●
SINGER SONGER in Mステ
SINGER SONGER
〈Coccoがテレビに出た〉
05.08.05
★★★★

 伝説の歌姫Coccoのバンドユニット、SINGER SONGERがテレビの歌番(ミュージックステーション)出演。Cocco聞くようになったのは活動停止後なんで、動く姿はPV以外初めて。MC・タモリとのトークでえらく挙動の不安定さ露呈も、何だか妙に神聖で純粋なオーラ発散の様相。まさに貴重な歌姫の地上波降臨の瞬間。歌はシングル"初花凛々"。春風のような爽やかすぎる純ポップス。はだしでカラダを前後しながら歌うCocco。「爽やか」と「Cocco」の違和感がある種の化学反応起こしてるようで不思議感覚。くるり岸田はメガネなしでトークもなし

 



EP Vol.1
detroit7
〈粗削りなもぎたてロック〉
05.07.29
★★★★

 粗削りで洗いざらしのストレートロックス。女子Vo/3ピースバンド、"デトロイト7"のメジャーデビューミニアルバム。デビューといってもキャリア十分。Vo&サウスポG、菜花のハスキー&ビッチーな歌声にやられるし、加工なしの一発録りまんまパッケージの生っぽさが伝わる音像群。メジャー化で変にこなれずにこの荒々しさを永遠に継続していて欲しいと思わせる希少価値なロックスタイル。
  バンド名"detroit7"のデトロイトは、雰囲気もらっただけで、「行ったことも行ってみたいとも思わない」(菜花)とstudio voiceのインタビューで言っておった。

 M3「Beautiful Song」は既にCD化されてて、今回初メジャー盤&Dr新加入記念で再録テイク。前のと比べると幾らかスローリー。「ドラムが変わってグルーヴが変わって、丸くて、しなやか」になったという典型が聞いてとれる。
 5曲と映像2曲(DVD)。
 あと、"detroit7"期間限定BLOG

 



Sweet Spot
ゆらゆら帝国
〈気色悪さパワーアップ〉
05.07.21
★★★★★

 サイケでエロくてトリップ感100%、ゆらゆらの2年ぶりの新作。フラワーヒッピーで増歪めなドライブ感が彼らの持ち味だけど、今作はドライブ感というよりは歌詞の力を前面に押し出して、音数少なめ。「聞かせる」に徹したようなシンプルな味わい。その分より気色悪さがパワーアップして鋭角的なツクリ。なにげにSF的な感触も。宇宙遊泳浪漫

 バウンスのインタビューだと、これのレコーディングの間、バンドのフロント、坂本慎太郎は"クラフトワーク"を聞いてたそうだ。「ワン・アイデアみたいなところがあるし」(坂本)と。
 そういえば、シンプルさミニマル感で通じてる。

 



Banging The Drum
Bloodthirsty Butcher
〈モコモコしたオルタナ〉
05.07.17
★★★★★

 元ナンバーガール、田渕ひさ子加入から気になってたブッチャーズを初めて聞く。バンド名からパンク系との先入観あったが、パンクじゃなしにギターロックというか、まあ元々3ピースだったとこにギター・田渕参加でギターに厚みをましたというところか、田渕参加前は聞いてないので分からない。初期スーパーカーに近いというか‥、そいえば田渕加入で紅一点ギター/セカンドボーカルってのもなんとなし形的にスーパーカーになったようだ。ただもっと混とんとした世界観、ある意味モコモコしたオルタナというか‥。遠くで叫んでるようなボーカルに轟音ギター。
 奈良美智ジャケットもいかす。奈良先生はジャケを頼まれる前からブッチャーズのライブ見に行ってたらしい。確かロック好きな奈良‥

 



ばらいろポップ
SINGER SONGER
〈明るい歌声、全面ポジテブ〉
05.07.12
★★★★★

 祝!Cocco復活。で、ユニット名[SINGER SONGER]→なんとシンプルでストレートな名前か。CDタイトル[ばらいろポップ ]→まんま中身を言い表したかのフレーズ、。優しく陽性、キレイな楽曲群に、Coccoの解脱したかの突き抜けた明るい歌声。はずかしくなるくらい全面ポジテブ。詩曲はCoccoがほとんど。割とトラッドなポップナンバーはくるりブレーンのアレンジワークを通してごくごく都会的に洗練され、野に放たれたかのよう。初夏の高原、みなで芝生で寝ころび遊び踊る絵柄なのである。

 ツタヤレンタル待ちきれず、久々の邦楽CD購入。もちろんタワレコ。初見で薄味、Coccoの過去の情念の世界観からは遠いところで肩すかしの印象も、これこれとして聞けば味わいも出てくるというもの。

 タワーレコード25周年記念スペシャルで実現の、こっこちゃんとしげるくん「SING A SONG 〜NO MUSIC, NO LOVE LIFE〜」から、バンドとしてのプロジェクト発動。今後も継続するのだらうか‥

[SINGER SONGER]are...
Vo/Cocco + G,Vo/岸田繁(くるり) + B,Vo/佐藤征史(くるり) + Key/堀江博久 + Dr/臺太郎

 


●ON AIR●
向井秀徳×椎名林檎 in 「僕らの音楽2」
向井秀徳×椎名林檎
〈向井×椎名のおもいでコラボ〉
05.07.08
★★★★

 博多つながりで向井×椎名の豪華コラボがTV番組で実現。2ショットトークに、1曲のみジョイント。椎名、長年のあこがれロッカーを前にいつにない緊張したしおらしさが印象的。ジョイントはZAZEN BOYSの曲「KIMOCHI」。あと向井のソロで「自問自答」。
 トークは椎名が上京前博多時代より向井のライブに行っててCDも全部持ってる、と吐露。2人がバンド感語る中、椎名がバンドを組む理由として、何かに縛られていないとやってけない状態になるので足かせの意味で‥と。
  あと、向井は映画を撮りたいと、椎名は再婚して2人目の(女の)子を産みたいと夢語るゆふべ。

「僕らの音楽2」

 



ハルカリミックス
ハルカリ
〈脳天気POP〉
05.07.03
★★★★★

 目黒区出身女子高校生ユニット"ハルカリ"のリミックス盤。3月発売から結構経っちゃってますが、ファンシー、楽シー、愛くるシーで相変わらず聞くこと多し脳天気POPアルバム。M4,10おすすめ。スカミックスで2曲参加のHALFBYヴァージョンが良い。あと、本田ゆか(ex.cibo matto)、石野卓球、岡村靖幸、TOKYO No.1 SOUL SETら参加
 そういえば2ndアルバムがジャケットパクリ疑惑からデザイン変更再発も最近の話題か。


 



宇宙
フィッシュマンズ
〈フィッシュマンズ後期レア音源〉
05.06.26
★★★★★

 それぞれ2枚組ベスト盤2発『空中』と『宇宙』リリースの片割れ。夜から夜明けがイメージされたオールキャリアからのベスト盤[DISC1]に、[DISC2]はキャリア中、後期'95~'98のレアトラック集。ジャパニーズダブの一時代築いた彼らはVoの佐藤伸治を亡くし、もうこの世にないバンドなのだけど、バンド消滅から6年以上たっても新音源カップリングでもって世に出てくれる幸運に感謝。
 [DISC1]に名曲「ナイトクルージング」、[DISC2]に同デモ音源入り。まったり部屋BGMにマル適。トリップ系。


 


●ON AIR●
東京事変 in NHK ポップジャム・ピュアサイド
東京事変
〈NHKで東京事変SP〉
05.06.24
★★★★★

 椎名林檎バンドユニット、東京事変まわりがライブDVD7・13発売控えてにわかに動き出してて、NHKでそのDVDから(?)一部ライブ映像と椎名+2のメンバーによるスペシャルビデオ交えた番組が"音"エアー。
 ライブは全国ツアーの名古屋公演分でこれたぶんそのままDVDに含まれんではなかろうかのカメラワーク凝りまくりの逸品。テーマカラーなのか全体緑でキレイに彩られ、お約束キャバレーで浪漫な雰囲気はソロん時と方向性一緒。やってる曲も「ここでキスして。」「丸の内サディスティック」あり。あと東京事変のシングル「群青日和」に新曲「透明人間」など。スペシャルVではバンドメンバー3人、椎名+亀田+晝海(ヒラマ)にカメラの蜷川実花同行で東京遠足の設定。東京駅、浅草花屋敷、両国相撲観戦(升席1コーナー貸切り状態)、東京タワーなど観覧、プラス蜷川の写真がインサート。


 



空中
フィッシュマンズ
〈フィッシュマンズ前期音源集成〉
05.06.12
★★★★★

 フィッシュマンズのオリジナルメンバー茂木欣一(現・スカパラ)選曲、それぞれ2枚組ベスト盤2発、『空中』と『宇宙』がOUT。こちらの『空中』は'91~'98にかけての彼らのキャリア中、朝から夕方をイメージしたベスト盤が[DISC1]。[DISC2]はキャリア中、前期'87~'94のレアトラック集。
 
[DISC2]のデモ曲ら、彼らのルーツというか裸の姿を見るようで、恥ずかしいやらなにやら。レゲエというかダブミックスな浮遊感が彼らの持ち味だけど、全てはやっぱしVoの故・佐藤伸治のふにゃふにゃした歌声がフロントに来るわけで、彼らのかもす浮遊感のみなもと。意外に清志郎に近い


 



A
スーパーカー
〈一つの時代が終わった〉
05.06.04
★★★★★

 今年2月末の解散から早3ヶ月のスーパーカー、『A』は彼ら8年間にわたる活動歴でのシングルA面コレクションでフルリマスタリングのベスト盤。懐かしくなるにはまだ時が足りないが、切ない音像グラフィティ集積CD。聞いててしみじみ、感傷方向
 青森出身4人組、ディストーションききまくりギターにテクノ風味あり、紅一点B,Voフルカワミキのキュートな存在も大きかったし、とにかく出す曲出す曲色んな変化があって楽しみなバンドだった。ポップロックでありながら、かもされるテクノ加減が20年前の音楽的ムーブメント"ニューウエーブ"に通じる香りがあってなんとも胸キュン(?)なバンド、だった。YMOの子供たちなんだったろうね
 今はなきバンド。一ツノ時代ガ終ワッタ。


 



OMOIDE IN MY HEAD 1 ~BEST&B-SIDES~
NUMBER GIRL
〈超買得思い出頭詰まり状態〉
05.05.24
★★★★★

 JAPロック史の偉大なイコン、"ナンバーガール"のベスト「OMOIDE IN MY HEAD PROJECT」第1弾2枚組。超買得思い出頭詰まり状態の豪華楽曲の嵐。その実TSUTAYAレンタル。絶叫と妙にこもりぎみにミックスされるボーカル。テンションの高さと冷静さの狭間、爆破の魂。何気に仏教的匂いただようのは、彼らの曲「NUMAMIDABUTZ」や向井の現バンド"ZAZEN BOYS"といったワードから喚起されるイマジンか。唯一無二、JAPオリジ巨星バンドの足跡。かっちょええっす。

 "ナンバーガール"は今となってはメガネ・エモのツール、向井秀徳フロントに1995発進、02年解散のパンキッシュガレージ系ロックBAND。自分、正直椎名林檎レコメンズバンドとして入ってはまったのは解散前数年か。
 同プロジェクト第2弾は6/22OUT、4枚組×2ライブ集だと。


 



SUPER TEMPO
LITTLE TEMPO
〈アダルトなラウンジ〉
05.05.13
★★★★★

 すっかり大御所、まったりレゲエ、のったり癒しで、ぴったり夏バンドのリトルテンポ新作、2年ぶりの到来。前作でぐいぐい攻撃的だったポップ路線も一通り落ち着いてたかで、しっかりマイペースな今作はラテンテイスト侵食。さらにハイグレードでアダルトなラウンジミュージック満載のスタンダードディスクの様相。スローライフな空中浮遊の旅路。または昇天教会。またはジャズボーンズ。果ては白昼夢の歩行徘徊。ライフイズビューティフル。
 本作のDUB MIXが5月21日にリリースだと

 



BEGINシングル大全集
BEGIN
〈心に染み入るスタンダード〉
05.05.08
★★★★★

 デビュー15周年記念のベスト。思えばイカ天からはじまったビギンのバンド歴も早15年。ブルージーな夏イメージのバンド色が、最近ますます島(沖縄)回帰方向で、ヒーリング度もさらにアップ。今や大御所、心に染み入るスタンダードナンバーも数多く生まれてマイフェバリットバンド。カラオケでは『島人ぬ宝』がヘビロテな今日この頃。

 



ether[エーテル]
レミオロメン
〈清く正しい健康系J-pop〉
05.05.02
★★★★★

 シーンにおいて登り龍の勢いか、3/9(今作発売日)に武道館ライブを終え、ある程度のステイタス築き落ち着きつつあるかのレミオロメン2ndアルバム。ツタヤレンタルで初聞きながら、何だか聞いたことあるよな既視感。ありがちなラインながら、妙な"郷愁"さそう地方色あふれるオーガニックサウンド。歌詞大事にしたシンプルなライトロック。エモギリギリ未満な"甘さ"がしみいるあっさり味。日本語ポップスの王道

 


LOVE for NANA
V・A
〈DoAs参加のトリビュート〉
05.04.19
★★★★★

 めちゃ売れの漫画『NANA』(筆・矢沢あい)のトリビュートCDDo As Infinity参加で聞いてみれば、面子には、もりばやしみほ(ex.hi-posi)が懐かしいし、ピストルズ(sex pistols)の元メンバーでシドの前釜(?)グレン・マトロックに同じくピストルズのDr.だったポールの娘がVo.で参加。あと川瀬'tommy'智子木村カエラ参加で注目曲散在。
 "NANA"という名を持つ2人の女の子めぐるバンドがらみのストーリーのため、こんなROCKな企画モノ出たらしー。漫画の中身はよく知らない。少女漫画だと。
 M6-Do As「I miss you?」はアコギのリフが効いてるミドルめPOPチューン。オリジナルアルバム入ってないのがもったいないよな気合いの一曲。
 『NANA』映画版は中島美嘉×宮崎あおいメインで今秋公開だと。

 



てん、
クラムボン
〈新たなステップのクラムボン〉
05.04.15
★★★★★

 クラムボン、バンド名義の1年ちょっとぶりの6thアルバム。CDかさばるサイズの2枚組はそれぞれ同じ曲リストでモノ、ステレオちがいという意欲作。聴き比べてちょーだいというところなんだろーけど、ステレオの方がゴージャスでいい。
 全体的に高級感ある。ごくシンプルなんだけど、ミキシングがいいのか洗練の味わい。ある意味プロっぽい印象。プロっぽいって行っても今までが素人臭かったってわけじゃなく、安定してきたというか。今までの実験がこなれてきて地に足がついたというかそんな感じ。ハッピーポップチューン満載。新たなグレードにステップアップ。


 



ごんぶとツアー 日本武道館
GO!GO!7188
〈GO!GO!で武道館エポック〉
05.04.07
★★★★★

 3ピースロックGO!GO!の初ワンマン武道館ライブ(去年12/21)がCD化(DVDも出てる)。渾身の全24曲、ほとんどグレイテストヒッツ状態でおいしい一枚。小箱が合いそうなガレージな音像もロックの殿堂、武道館の神に見守られてか神がかりなドライブ&グルーブを巻き起こしてしまった‥、というところか。
 Ba.あっこの元気いっぱいMCに対し、時折入るVo.ユウのヘニャヘニャMCが脱力

 barksでビデオが見れる

 
ステージ背景がイカす


 


●LIVE REP on TV●
サンボマスター ライブin SHIBUYA AX
サンボマスター
〈熱い絶叫の魂〉
05.03.30
★★★★★

 ベタベタなのがベターなライブ。CS"MUSIC ON TV"のライブ生中継番組でジャパンロックシーン躍進中の売れ線スリーピースバンド、サンボマスター登場。チビデブ(め)でメガネ、ギターの位置が高めな一見ロックとかけ離れてるよなルックスのフロントマン、山口がアンガスヤングぶりのギタープレイに全編MCで曲の合間も休みなしでトーク続ける超絶なロックスターぶり発揮で場内大盛り上がりのライブ。魂ぶつけてくるよなストレートな"日本語ロック”は今一番日本を熱くしてるかの勢い。観客を焚きつけるかの挑発的MCに、ライブ感をさらに盛り上げる絶叫の歌声。周到なステージまわしはライブバントとしての場慣れか、意外と冷静な頭脳の持ち主であるか。


 



Early Times
LOVE PSYCHEDELICO
〈アメリカ荒野の音像〉
05.03.19
★★★★★

 デリコがベスト盤をリリース。00年デビューからその路線に変わりない。ブルージーなギターサウンド、アメリカの荒野の香りただよう乾いた音像。そういえば1stアルバムのタイトルは「THE GREATEST HITS」なんで、2度目のGREATEST HITSなんでしょうか。tsutayaレンタルなんで気にしなかったけど、ジャケ中央はシリアルナンバーで1枚1枚数字が違うらしい。これは楽しいでしょう。
LIST‥
1.Your Song          9.Standing bird
2.Free World          10.Silver dust lane
3.Everybody needs somebody 11.Last Smile
4.fantastic world        12.Green
5.LADY MADONNA       13.neverland
6."O"              14.A DAY FOR YOU 
7.Life goes on         15.Everyone, everyone
8.My last fight         16.Rosy


 



帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。
ハナレグミ
〈素朴でオーガニック、なごみ〉
05.03.12
★★★★★

 タイトルがやたら長いと思ったのだ。「帰ってから歌いたくなってもいいように」曲を作ったってことか、全編宅録、弾き語りメインのアンプラグドなアルバム。SUPER BUTTER DOGのVo、永積タカシのソロ企画「ハナレグミ」の3rd。「さよならCOLOR」から聞き始めて、この妙な粘っこさが言い意味耳にこびりついて離れなかったりして‥。素朴でオーガニック。なごみの極地。かけっぱなしで寝るのに邪魔にならない。
 永年「ハナミグレ」だと思ってて、ツタヤの店員に「ハナミグレの新しいのおいてないっすか?」と聞いて失笑のこれ。「離れ組」ってことで覚えたっす。



 



1LOVE
Detroit7
〈手抜きなしの全編全力〉
05.03.07
★★★★

 轟音増歪、ヘビーでクラシカルヒップ、Detroit7の1stフルアルバム満を持してのリリース。ボーカルというよりロッカーと呼ぶがふさわしい菜花(Vo・G)フロントに、Bの古田島、Dr田部井の3ピースでストレートなロック聞かせる。一発録りが基本らしく粗削りな武骨さが心地よし。手抜きなしの全編全力、痛快快速、緊急特番。インディーズの香りたっぷり、SONY系アーチスト


 



OZ
100s
〈中村一義がバンド名義アルバム〉
05.03.05
★★★★★

 '97年『金字塔』で衝撃デビューの中村一義がバンド名義=100s(hyakusiki)で初のアルバム『OZ』をリリース。いってみりゃ椎名林檎が"東京事変"やってるようなものか。メンツはKicca、SUPER BUTTER DOGとか、別バンドの寄せ集め的に中村他5名。ライブとかですでに01年からの活動らすい。全編ナイーブ、お約束中村の高音ボイス活かしたポップソング満載で21曲と入魂の作?あんまし引っかかりが出来てないようでちょっちゅ食いたらない。


 



NEED YOUR LOVE
Do As Infinity
〈諦観と前向きメッセージ〉
05.03.02
★★★★★

 Vo.伴都美子、G.大渡亮、そして陰のコンポーザー長尾大(DAI)の3人組ユニット、Do As Infinity、'03年11月の「GATES OF HEAVEN」以来6枚目オリジナルアルバム。いまやバンド自体、売れ線キープながら相変わらず露出も少なく、現状維持というか微妙なまったり感が味になってきたDo As。
 今作はTVとかのタイアップ8曲入って馴染み曲多しで新鮮味少なし、ポップなハッピーチューンとミディアム調の聞かせるナンバー程よくミックスされ、アルバムとして完結。'04年に世界を見舞った多くの天災に対しての「結局なんにもできねぇんだよ」っていう諦観と「だからもっと愛を」という前向きなメッセージも基調。
 ボーナスTrに名曲"柊"のアコースティックvers。DVDには2曲、USツアーのオフショット混じり。Vo伴都美子の進化。


 



サンボマスターは君に語りかける
サンボマスター
〈ズバリ熱いロック〉
05.02.24
★★★★

 洋・邦問わず久々に魂感じるロック。とことんエモーショナル。聞けば聞くほどその熱さが伊達じゃないこと確信。00年結成でライブハウスでそこそこ下積んでから、昨年あたりからフジロック出たりで頭角現してきたよう。スペースシャワーでちろちろ見てたけど、一見ロックににつかわない小太りメガネテイストなルックスからある種の企画もんの匂いを感じて食わず嫌いだったものの、なんのなんののズバリ本物。かれらのルーツが知りたくなるよな、醸し出される香りはJAMあたりのモッズのようでもあり、ブルースにUKパンク、ファンク、そして演歌が確かにそこにありそな、ともすれば野暮ギリギリのラインなのカモだが、いい線いってる。濃い。 


 



フォーク
スネオヘアー
〈ライトジェントリー頭〉
05.02.21
★★★★★

 清く正しい日本語ロックでかろみ(Light)と優しさ(Gently)が身上。一見単調、引っかかりがないようで、メロラインのグルーブが心地よきところもありで、時たま立ち止まって聞いてみたくもなる。
 比較的まったりミドル系多し、『フォーク』と銘打ったゆえんか。薄味。


 



fantastic world
LOVE PSYCHEDELICO
〈デリコのすてきな世界〉
05.02.18
★★★★★

 アコースティックギターの印象的なリフから始まるデリコ9thシングル。ボーダフォンかなんかのCMタイアップで聞き覚えのあるサビのフレーズ。ひたすら優しくてビートルズ色あふれるアレンジワーク、LOVE&PEACEで"すてきな世界"。
 ベスト盤をこのほどリリース、


 



Fairview
トルネード竜巻
〈プログレ色あり透明ヴォーカル〉
05.02.11
★★★★★

 女子Voポップグループ"トルネード竜巻"ミニアルバム。
 ジャズテクノフュージョン、ネオアーバンロックアンサンブル、とでもいえばいいか、複雑でありながら現代感覚からも一歩距離おいた視点の音像。"paris match"がよりスケール感アップで進化した風体。プログレ色もあり透明感あるヴォーカルスタイルが心地よし。
 98年オリジナルメンバー曽我淳一(key)、二木大介(g)がインストバンドとして発進、その後、名嘉真祈子(vo)と柿澤龍介(dr)が加入。04年メジャーデビューで注目のニウカマー。


 



For the future
Do As Infinity
〈前向きPOP SONG〉
05.01.22
★★★★★

 たてつづけにシングルリリースでDVD付き。日テレ系「SPORTSうるぐす」タイアップテーマつうことでトップギア、フルスロットルのハッピーチューン。2.16発売のアルバム"NEED YOUR LOVE"での初っぱな飾る表題歌。近ごろは椎名林檎、スピッツあたり手がける売れっ子プロデューサー亀田誠治がからんでるようなんだけど、所詮は表に出ないがバンドの核、長尾大(DAI!)の実験劇場になってるDo As、そのノリに大きな変化はない。未来ノタメニ。


 



楽園
Do As Infinity
〈めざすところパラダイス〉
05.01.16
★★★★★

 Do As、シングルは1年以上ぶり。映画「犬夜叉」のタイアップリリースでいかにも主題歌マル適ポップス。「犬夜叉」ではVo伴も声優で参加。ミドルテンポでつぶやくような始まりからサビに向けて盛り上がってくDo Asお約束の必勝パターン。プチ不幸な現実から前向きポジティブな方へ、そしてめざすは楽園、とG大渡の詩。
 今週中にも次のがリリース。って、早!


 



KAELA
木村カエラ
〈ハッピーチューン満載カエラ1st〉
05.01.11
★★★★★

 現役ハーフモデル系シンガーのデビューじゃあ、川村かおり、土屋アンナなんかに次ぐ木村カエラの1st。カリスマモデルでTVではMCしてたりと、ちまたじゃあ結構人気なようで。TVKが最近見れなくなって良く知らない。アルバムの方は全然まともで十分聞き応えあり。本人パンク好きってことで、そないな線プラス、ポップなライン。ハッピーチューン満載ってところ。英語、日本語混じるスイートな歌声。本人、意外とおばさん顔してたりして、二十歳なのに。あくまで主観です。