YELLOW
電気グルーヴ
〈そして今年2発目の電気グルーヴ〉
08.12.28
★★★★★

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eyeVio

 石野卓球&ピエール瀧のテクノユニット"電気グルーヴ"、08年、2発目のアルバム。前作『J-POP』から6ヶ月開けての連続弾は、前作のちょいと懐かしい感じのアナクロ・テクノ路線踏襲で2部作的位置づけか。そして彼らお得意の言葉遊び、脱力、冗談路線も混入でぐんにゃりしたスタイルのテクノアルバム。目に痛いジャケットのビビットなイエローも刺激的。アルバム後半はヴォーカル抜きで半端なき純化テクノ道まっしぐら





Life, Love Feat. keiichi Sokabe
Hiroshi Watanabe
〈硬質でハードでクリアーな音像〉
08.12.27
★★★★★

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インタビュー

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 朝もやの木立を駆け抜け、木漏れ日が霧雨のように降り注ぐのを体感するよな音響。内省と希望入り交じりの心象風景。広がりある夢幻のシンセサウンズ
 "Kaito"や"Tread"等のプロジェクトで世界的に活躍中のテクノミュージシャン、"Hiroshi Watanabe"の本人名義による2ndアルバム。ゲストヴォーカルに曽我部恵一(ex.サニーデイ・サービス)が参加。フォークロックなイメージある曽我部氏のウタが一つの音響装置としてしっくり馴染み意外性あるコラボが成立したニューワールド





I'm not fine, thank you. and you
54-71
〈硬質でハードでクリアーな音像〉
08.12.24
★★★★★

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インタビュー

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 ゴリゴリと硬いブレイクビーツにシャウトするよなラップがのるギターロック。よけいなエフェクトを加えずそれぞれのパートをクリアーに聞かせるプリミティブな音楽遊戯。即興感覚にも優れたエクスペリメンタルな響き
 4人組ロックの"54-71"、5年ぶり6枚目アルバム。前作はインストアルバムだったが、今作リリースまでの間に新メンバー迎え、ウタものに戻る。プロデューサーにスティーヴ・アルビニ(ex.Nirvana)参加で研ぎすまされたスタイル獲得





VAMPIRE
9mm Parabellum Bullet
〈クリアな日本語モンドロック〉
08.12.20
★★★★★

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 激しくエモーショナルな響きだが、極めてキャッチーで聞き取りやすい日本語の歌いが不思議感覚。歌謡曲を思わせるメロディラインにレトロ感覚のリフ、超速リズムの疾走感。
 07年メジャーデビュー、近頃話題のニューカマー、"9mm Parabellum Bullet"、1年ぶり2ndフルアルバム。プロデューサーはいしわたり淳治(ex.SUPERCAR)でチャットモンチ?に次ぐ第2弾プロデュースと。聞きやすく覚えやすい日本語ロックの新機軸。思わずにやけてくるよなモンドなテイスト





SHAKALABBITS
SHAKALABBITS
〈シャカラビ、10年目のセルフタイトル〉
08.12.14
★★★★★

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インタビュー

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 全編活きのいいポップンワールド炸裂の14曲入り。テイストは何ら変わりないが、少しく大人びた風情もかます。活動10年の熟成のそれ。そして10年目にしてセルフタイトルとなった今作。セルフタイトルになったその訳は、これまでの集大成か、再起一転1からのスタートの意味合いかとすれば、どうやら後者のよう
 紅一点ヴォーカル、スケーターロックなポップバンド、"シャカラビッツ"、1年半ぶり5thフルアルバム。今作のレコーディングではレコード会社が決まらずインディーズに戻った状態での模索の時期もあったとのこと。シャカラビ、新発進で2度目のデビュー作の位置づけ





What a Wonderful World! vol.1
オレスカバンド
〈オレスカ、怒濤の全米ツアー後初アルバム〉
08.12.11
★★★★★

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BARKS

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 パワーはじけるポップチューン6曲入り。今夏全米46カ所縦断のロックフェス『WARPED TOUR』フル参加の勢いそのままに、活きのよさパッキングの旬感盤。
 大阪・堺発、女子6ピース、スカのオレスカバンド、ミニアルバム、2枚連続リリースの第1弾で『What a Wonderful World! vol.1』。第2弾は09年2月予定。
 今作は初の外部プロデューサー、グレッグ・コリンズ(ex.レッチリ、)迎えた新展開。踊るホーンセクション、聞かせるロック魂、快進撃中ジャパニーズ・スカの現在進行形





Microcosmos
Ovum
〈静謐なる音響系、4ピースインスト〉
08.12.08
★★★★★

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 深遠なる天空のアトモスフィア。分厚い曇り空はやがて晴れ間に向かう。その刹那、雲間の切れ目から差し込む光のよな、かすかでいて、鮮烈なる光。そんな情景が浮かばないこともない静謐なる音響
 東京発、4ピースインストロックの"オーヴァム"、1stフルアルバム。06年より活動開始で都内ライブハウス中心にフィールドを広げつつあるバンド。このところそれなりのクオリティ備えたJポストロック増えてきたが、そのうちでも注目株か。10分に及ぶ長尺も多い。割合静かな域から始まりメロディックに飛躍する愉悦





凪唄
やなわらばー
〈やなわらばーの優しげカバー集〉
08.12.05
★★★★★

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ゆいまーる

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 新旧の名曲集めた珠玉のカバーアルバム。優しげ女子Vo.デュオのコーラス系で究極のヒーリング体験。中でも感激的だったのはM6「海岸通」でこれはイルカが歌ってた名曲で懐かしさ目一杯
 沖縄、石垣島発の女性ユニット、やなわらばー、初カバー集。沖縄系の曲中心に新旧Jポップをセレクト。中でもサザンの「TSUNAMI」やイルカのそれや山下達郎の「さよなら夏の日」アタリは意外性。あと「イラヨイ月夜浜」は石垣出身でBEGIN達の同級生、大島保克の曲。詩が大島で曲はBEGINの比嘉栄昇が作ったと

1.花
2.涙そうそう
3.TSUNAMI
4.風になりたい
5.島唄
6.海岸通
7.さよなら夏の日
8.少年時代
9.イラヨイ月夜浜
10.島人ぬ宝




TONIGHT
口ロロ
〈つかみずらしポップンワールド〉
08.12.02
★★★★★

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 基本クラブ系ユニットなのか。芸風幅広くつかみどころがないスタイル。軽々しくもさわやかでミラクルでラウンジポップなアルバム
 活動10年、口ロロ(くちろろ)、1年ぶりのアルバムで5thリリース。メンバーは三浦康嗣と07年12月よりの村田シゲの2人で、オリジナルメンバーの南波一海は5月に脱退と。
 タイトルに取られたM2『TONIGHT』は歌謡曲+ラップテイストの叙事詩的大作。全体を通して変化に富んだ不思議系も少し入り混じりのカオス系




HYPER, HYP8R, HYPER
8otto
〈ストイックな求道者的ロック〉
08.11.30
★★★★★

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 今時珍しな硬派でストイシズムなシンプルロック。そこはかとない懐かし風味は80年代ニューウェーブ、パンクの香りに近し。またはその後のUKガレージ系
 大阪で99年からキャリア積む、4人組ロックの"8otto"(オットー)、3rdアルバム。ドラムでフロントマンのマエノソノマサキがヴォーカル担当。アフロにスキン、長髪に眼鏡と、キャラ濃い面子集まる。プロデューサーはデビューアルバムから組んでるヨシオカ・トシカズ(ex.THE STROKES)で、ライブ感強調された録音



●LIVE REP●
椎名林檎 (生)林檎博'08 -10周年記念祭-
椎名林檎
〈林檎博。華麗なる舞台〉
08.11.28
★★★★☆

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excite music

 椎名林檎、デビュー10周年&生誕30周年でさいたまスーパーアリーナ・3デイズの初日。
 大バコで林檎を見るのは初めてだけど、とんでもなく洗練された格調高いコンサート。もはや「ライブ」という呼び方が似合わないロッキンでオーケストラルな歌謡ショー。
 ステージは林檎と関係深い斉藤ネコ氏の林檎博'記念交響楽団が中央に位置しその奥に林檎&バンド。舞台及び演奏者の衣装など白で統一されたシンプル美術構成だが、レーザーや高価そうなムービングライトで客席含めた空間演出が豪華。ステージをヨコの高い位置から見下ろす見づらい席だったのだが、ライティングの設計がよく見られてそんな所が良かった。
 ほとんどMCなしでの進行。しかし仕掛けは多数。合間に映像2ケ。一つは10年の歴史を振り返るビデオでもひとつは誕生秘話など生い立ちをまとめたもの。これはなんと7歳になる息子がナレーション。その他キッチンで林檎を切りながら歌いそれをでかモニターで生中継。モニターはほとんどアップの映像がなかったのだが、この時ばかりは林檎皮むきから切り刻みまでアップでとらえられてた。ほか実兄、純平とのデュエットに4人の林檎ダンサー出演。そしてラストに大所帯の阿波踊り部隊登場で豪華演出。アンコールは2回。モニター内エンドロールで終幕。
 オミヤゲは日章旗ライクな旗(写真)とリボンとファンクラブ勧誘のティッシュ




タイマー
フーバーオーバー
〈ギターうねる女子Voポップ〉
08.11.26
★★★★★

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 ちょいとレトロでキューティなギターポップ。全編ギターがフィーチャーされ、歌謡曲チックなヴォーカルとからみあう独特のスタイルのポップンワールド
 G./Vo.の正美をフロントにした4人組ロックの"フーバーオーバー"、5曲入りミニアルバム。アルバムリリースははおよそ1年半ぶりと。正美以外いつの間にかメンバーが総取っ替えになってて少しびっくり。というのも03年のデビューアルバム『Art.No.5』は店頭で視聴即買いしてたんで、印象に残ってたバンド。だったのだがその後あまり名を聞いてなかった。そしてツタヤで久々発見のリバイバル




YAH! YAH! YAH! HELLO SCANDAL
SCANDAL
〈大阪発ガールズガレージのキラ星〉
08.11.24
★★★★★

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 本格ガレージ、ガールズバンドの新星。ソリッドさとキュートさベストマッチングでいい雰囲気だが、ヴォーカルにそれほど特徴がある訳ではない。その分、同じラインの"Whiteberry"に比べ押しにはかけるか
 大阪発ガールズロック4人組、"SCANDAL"、インディーでリリースのミニアルバム、4曲入り。その後、シングルでメジャーデビュー果たしてる。音楽系スクールで出会い06年に結成。大阪城あたりでのストリートライブやライブハウスなどでキャリア積む。「女子高生バンド」として売られてるようだが、現役高校生は3人で間もなく卒業とも。




ROCK ALBUM
iLL
〈タイトルは"ロックアルバム"〉
08.11.20
★★★★★

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 闇をつんざくよなソリッドなギターロック。そしてメロウなバラードも何曲か。シンプルなバンド(3ピース)構成でアーティスティックなヴォーカルもの
 元"スーパーカー"、ナカコー(中村弘二)のソロプロジェクト、"iLL(イル)"、3rdアルバム。今年(08年)に入って2枚目のアルバムは、より歌モノ志向でポップな方向に振られた。それでも実験的試みも多く取り入れられた意欲作。ナスノミツル(B)、沼澤尚(Dr)ら参加で純粋ロックな矛先




COLORS
SAWA
〈キラキラしたSAWAのデビューCD〉
08.11.06
★★★★★

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 ハウス基調女子Voエレポップもの。キラキラした4つ打ちリズムに乗りキューティボイスがまぶしく躍動の至福音像。
 "FreeTEMPO"こと半沢武志氏全面プロデュースによる" SAWA"デビューミニアルバム、5曲入り。『COLORS』と題され、曲は「Blue」「Yellow」などの色の名前がつく。
 シンガーを目指し音楽制作やライブ活動をしていた所、06年夏のクラブイベントが縁でチャンスをつかんで今作リリース(08年6月)につながったと



●LIVE REP●
レヨナ live in 井の頭公園 onアートピクニック2008
レヨナ
〈井の頭にレヨナ登場〉
08.11.02
★★★☆☆

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 井の頭公園のイベントでライブのレヨナ。"Double Famous"がらみで名前を知ってたアーティスト。
 レヨナはギター弾きがたり、セネガル人パーカッショニスト引き連れての2人構成。
 南の島の香りが発散してるよなトロピカルでピースフルな曲たち
 MCでデビュー前の話。広島から出てきて、吉祥寺でバイトをして暮らしそのバイト先で歌の仕事を始めたと。吉祥寺に縁のある人なのだな






かなえられない恋のために
bice
〈ビーチェ。ライトなノリのラウンジ系〉
08.10.28
★★★★★

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 薄味ながらラウンジテイストのライトなおしゃれ感が聞き心地いい。ウィスパーな歌い口でメロウな曲調が主のインドア系

 自作自演のソロシンガー、"ビーチェ"、7年ぶりのニューアルバムで3rd。小西康陽率いるReadymadeからのリリースということで、バリバリのそっち系かとおもえば、そうでもない割とオーソドックスな作り。98年デビューの実力派。他のアーティストのサポート、CM、劇版(ドラマのBGM)等、裏方の仕事も多いと




KIDS ARE ALL RIOT!!
Sandy Beach Surf Coaster
〈名古屋発メロコア、初アルバム〉
08.10.16
★★★★★

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 ライブで映えそなキャッチーなメロコアがオンパレ。目玉はM5、B・ジョエルの"PIANO MAN"のカヴァー。原曲はピアノ弾き語りタッチのスタンダードナンバーで超サプライズな選曲。これは男女混声でスイートなアンサンブル
 名古屋発、女声ヴォーカル"MAYU"をフロントにした4人組。07年結成でこれまでミニアルバム2枚リリース。1stミニアルバム『RIOT GIRL!!』はタワレコのインディーズチャート1位で話題さらった。当のミニアルバムは個人的にもタワレコの試聴機初聴で即買いした口。今となっては懐かしさで狂おしくなるメロコアのノリ




ブタベスト
たむらぱん
〈かぶり物だけどクリアーな声質〉
08.09.30
★★★★★

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 ブタのかぶりものでジャケットインパクトな一枚。ネーミングもインパクトありでツタヤで衝動レンタル。すると意外にもクリアーな声質、わりかし正統、手作り感覚満載のポップソング。バラード調からビートの効いたものまで幅広いが、基本ピアノ弾き語りタイプのアーチスト

 岐阜県、飛騨高山(の外れ)発、女声シンガーソングライターでセルフプロデュース、イラストやジャケットのアートワークも担当の自作自演派、"たむらぱん"デビューアルバム。ネーミングは、本名、田村歩美の名字に「ラパン」(フランス語でウサギ)が合体と。Myspace上でキャンペーン繰り広げ話題さらった。楽しげかもしたちょいとファニーな仮面の中身はわりとしっかりした正統ポップ系譜




ブルーズ
阿部芙蓉美
〈ニュアンスのあるウタ声に特徴あり〉
08.09.28
★★★★★

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 高音時などかすれたニュアンスのあるウタ声に特徴あり。アルバム全般通ししっとりしたミディアムナンバーが多い。聴かせる歌が続く構成。ヌーディなウタゴエがオーガニックなスタイルのフォーキッシュナンバーに乗る。静かだが味わい深く、新鮮みある
 北海道・稚内出身のシンガー、阿部芙蓉美(あべふゆみ)デビューアルバム。04年頃よりストリートなどでライブ活動を開始し、07年にメジャーでシングルリリース。CMなどで使われるなどし評価受ける。日本製ネオウィスパーなニューカマー




LOVE&PEACE
多和田えみ
〈太陽の香り、夏色ソウルスタイル〉
08.09.24
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 伸びやかで陽性、太陽の香り感じる夏色印。新たな本格派ジャパニーズソウルスタイルな女声ボーカリスト誕生。
 沖縄県宜野湾発、多和田(たわた)えみ、4月のメジャーデビューミニアルバムに続き3ヶ月後にリリースされた2ndミニアルバム。
 大沢伸一サポートのM1”Flowers”から声量たっぷり、いい感じハスキーなソウルフルでスーパーなヴォーカルワーク聞かせてくれる。その他ドライブ感あるハウス風味ものからラテン系、ファンク系、山下達郎カバーのミディアムバラードなど多彩に対応




PLANET PIMP
SOIL & PIMP SESSIONS
〈ジャズバン、ソイルの爆走アルバム〉
08.09.12
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 ジャズ、ミーツ、パンクな爆裂系。おおよそハイテンションで破壊力抜群のナンバーが連続する濃ゆいアルバム。ベースはしっかりジャジーな大人系。ホーンセクションがキラキラとまばゆい光放ちまくりの豪勢な編成
 椎名林檎との競演からその名をチェックしてたジャズバンド、"SOIL & PIMP SESSIONS"、1年ぶりで4thアルバムリリース。メンバー「6人の個性が凄く光るアルバム」ということから取られたアルバムタイトル『PLANET PIMP』。銀河宇宙のスケール感を想定した野望を秘める。世界を股にかけたライブも敢行で血気盛んな活動内容




chronicle
安藤裕子
〈安藤裕子4thの豊穣〉
08.09.05
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my room

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 月明かりの夜空を、浮かぶように舞うように、たゆたい音空間。ときにこぶしをころがし、粘り気そなえた甘いうたごえ。今作ではこれまで以上にバラードから疾走感あるナンバーまで曲調広くなったよなグレードアップ感
 安藤裕子、およそ1年ぶりのアルバムで4th。映画『自虐の詩』の主題歌になったしっとり系ナンバー「海原の月」やアップテンポの「パラレル」などシングル曲、さらに小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」のカバーなどラインナップ。上質感漂うアレンジワークで豊穣の実り




つしまみれとロックとビアで
つしまみれ
〈つしまみれで和風おどろロック〉
08.08.28
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 パワー満点、和風ガレージで乙女チック、微妙なおどろおどろしさもいい味。
 99年震源地、千葉大で発足のガールズ3ピース、"つしまみれ"、2ndミニアルバム『つしまみれとロックとビアで』。レンタルツタヤで遭遇のエクスペリエンス。赤丸インパクト
 パンキッシュ&乙女チック変態歌詞シリーズで言えば"ミドリ"に近しく。和風おどろでいえば"GO!GO!7188"のラインに乗る。
 M3"おじいちゃんのおズボン"では「オジー!オズボーン!」と進展のサプライズ




私と放電
椎名林檎
〈椎名林檎の歴史たどる裏ベスト〉
08.08.20
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excite music

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 希代のメロディメーカー、椎名林檎、デビュー10周年記念企画盤で2枚組アルバムリリース。デビューからのシングルやDVDのカップリング曲、ミニアルバム収録曲などかき集めた裏ベスト的な内容。
 椎名林檎に関してはオーディオ系ディスクはほぼ揃えているので今回はレンタルで済ませたが、このアルバムにより新たな組み合わせで聞きなおせば、相当な物量感にやられる。10年の歴史をたどって曲調のバラエティ感、そのどれもが完成度高く圧倒的な勢いで迫ってくる、という物量感。なにげない冒険色、さらにカルト感覚にも優れる唯一無二の存在力を再確認。




Summerin'
土岐麻子
〈土岐麻子の夏仕様、爽快カバー〉
08.08.14
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 蒸し暑さを吹き飛ばすよな、ドライブ感あるジャズテイストアレンジが基調。夏向け、爽快感ほとばしりのカバーアルバム
 ソロポップシンガー、土岐麻子、夏をテーマにセレクトしたカバー6曲とオリジナル2曲の変則ミニアルバム。カバー選曲は"真心ブラザーズ"、"マドンナ"、"大貫妙子"、そして"松田聖子"と"Four Tops"が同居のゴッチャリ感。「夏をドラマチックに彩ってくれるような」曲を集めたと。一見雑多なセレクトも彼女の涼しげキュートヴォイスにかかって意外なマッチング示す。




ケモノと魔法
原田郁子
〈原田郁子。音の秘宝館へ〉
08.08.11
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フジロック1
フジロック2

原田郁子秘宝館

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 ピアノや、ギターなどシンプルなアコースティック音伴奏にした弾き語り風が多い。極私的な直感型音楽遊戯。即興的アンサンブルの試みと、なにか映画のサウンドトラックのような雰囲気音でつづられた静かな音像。その分、初聴で難解さがあり、多少の聞き辛さがある。ホンワカとゆるい声はかわらないけど、とっても挑戦的な一枚。それでもどこか童話のようなイノセントさが全体を貫いていて聞いてて落ち着ける
 原田郁子、ソロ2枚目はメジャーなエンジニア、ZAK(ex.フィッシュマンズ)を共同プロデューサーに迎え、オオヤユウスケ、永積タカシら"ohana"仲間らが参加。大衆ウケを顧みない極私的なサウンドプロダクションの意欲作。聞いていて、次に何が出てくるか、秘宝館を探るような不思議な期待感あり




東京日和
伴都美子
〈財津和夫作曲の伴都美シングル〉
08.08.05
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リアルガイド


PV

 「元気でいますか?」と親しき人達へ送る言葉でつづられる優しきフォークソング。財津和夫作曲でどこか懐かしさあるノスタルジックテイスト。今時とはかけ離れてるけどキャッチーさあって、胸にしみいる聞かせる系
 伴都美子、約1年半ぶり、4thソロシングル"東京日和"。カップリングは他2曲で、伴都美子本人、初めて作曲手がけ作詞とともに本人担当、もひとつは"ORIGINAL LOVE"の曲のカヴァー。




解体ピアノ
倉橋ヨエコ
〈倉橋ヨエコ、解体。のラストアルバム〉
08.07.31
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インタビュー


You Tube

 ドロドロした情念を狂乱のピアノ弾きがたりプチ絶叫ボイスで歌いつづる歌姫、倉橋ヨエコ、渾身のアルバム。そして今作にまつわるツアー(7/20が最後)で「廃業」したと
 アルバムはこれまで以上にバラエティに富んだ曲調。8年間の活動を集大成する気概に満ちた力作。ラスト曲『輪舞曲』はシンプルにそのときの心情を焼き付けた弾き語り曲。胸打つラストソング
 昭和歌謡ノスタルジック、ピアノ弾き語りスト、倉橋ヨエコ、6thアルバム。そしてラストアルバム。本人曰く、最高のものができた、としたうえで、「31年間生きてきた中で経験したことをすべて出し尽くした」と




J-POP
電気グルーヴ
〈研ぎ澄まされた純化テクノ〉
08.07.19
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インタビュー


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 タイトル『J-POP』が微妙な引っ掛かり生む電気グルーヴ、近作。今年(08年)4月のリリース。約8年ぶりのオリジナルアルバムとなるが、卓球、瀧それぞれが各所でメディア露出多いのので久々感が余りない。ユニットとしては満を持してリリースしたアルバムは、実直、直球のテクノ道まっしぐら。それも幾分アナログ感かもしたレトロ風味。飾りを極力排して純化されたクリスタルな輝き放つ透明感を合わせ持つ。この所のいわゆる「J-POP」シーンにおけるテクノブームに背を向けた、彼らなりのオリジナリティが光る1枚




虎の穴2
GO!GO!7188
〈GO!GO!のカバー第2弾〉
08.07.10
★★★★★

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 陽水の『飾りじゃないのよ涙は』リメイクで、イントロにKISS『Detroit Rock City』のリフを持ってきたところで仰天カバーのGO!GO!の新作。ついでに『恋の季節』ではジミヘン『Purple Haze』が取られていてこれも楽し
 和風歌謡パンクロックの"GO!GO!7188"、02年以来6年ぶりカバーアルバム第2弾で『虎の穴2』。前回は『キューティ・ハニー』や『ペッパー警部』、『妖怪人間ベム』などモンドな選曲で話題を呼んだが、今作でも前出2曲や、『ジェニーはご機嫌ななめ』、『渚のシンドバッド』など微妙な所付いてる。ほか、『ギンギラギンにさりげなく』ではドラムのターキーが珍しくVo担う

アタックNo.1

飾りじゃないのよ涙は




山と海
Little Tempo
〈リトルテンポの夏がやってきた〉
08.07.07
★★★★★

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bounce

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 このところのリトルテンポ、スティールパンの音が前面に立ってリードするトロピカル・ラウンジスタイルまっしぐらだが、今作も最高にトロピカルエナジーをマックスに放つ夏仕様。
 ジャパニーズ・ダブの真の継承者で今年のフジロック参加(7/25field of heaven14:30)も決定のリトルテンポ、約3年ぶりスタジオアルバム、p-vine系のプライベートレーベルよりのリリース。
 タイトルの『山と海』ってのもすごいのだが、これはスティールパン担当バンドメンバー、土生氏が「安曇野でひとり合宿」の際に生まれた曲が今作に収録ということ、さらに風景写真のコンテスト入選のおじさんに、『いい写真を撮るには?』と聞き、『カーブとかシュートはないんだよ。すべて直球!』というこたえを受けたことによると(ソトコトより引く)。
 リゾート感満杯のトロピカルスタイルも、ツールには日本の自然があると





Perfect Future
東京スカパラダイスオーケストラ
〈スカパラの極彩色ワールド〉
08.07.03
★★★★★

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ナタリー

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 ハイテンションなエネルギーとハッピーさが過剰なまでに発散されてて、感覚としては腹いっぱい。スカパラはライブがすごい、と聞くけれど、アルバムだって相当な攻撃力発揮してる
 大所帯10人でゴージャスなスカ・ロック繰り広げる"東京スカパラダイスオーケストラ"、約1年10ヵ月振りのオリジナルアルバム。新作としてタイムリーに聞くのは今回初めてだけど、以外にもテイスト多彩で楽しめる。そしてゴリゴリに極彩色な肌触りも体調によってはツボ押しに効く
 ゲストボーカルに伊藤ふみお(ex.KEMURI)、安藤裕子ら参加。初回限定でライブ盤がカップリング





あらためまして、はじめまして、ミドリです。
ミドリ
〈多彩に広がるミドリ、ニューワールド〉
08.06.30
★★★★★

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staff blog

BARKS

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 Voの後藤まりこ率いるセーラー服で絶叫、狂乱のジャズ・パンキッシュワールド炸裂の"ミドリ"、メジャー進出後2枚目アルバム。
 相変わらずのハイテンションでぶっちぎりの10曲構成。今作は特にM4「お猿」に昇天させられた。「エーッサ、エーッサ、エッサホイサッサ」のお猿のカゴ屋をアレンジした純和風ジャジーな変態
的劇空間。全体幾分ジャズアレンジが深化したような。静かめな曲も前より増えた、というか洗練されつつある過程にあるのだな。その分多彩化して楽しみ方広がってる





Superfly
Superfly
〈並ならぬヌケの良さ、ソウルフルな新星〉
08.06.24
★★★★

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Cube blog

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 ノビがあり抜群のヌケの良いヴォーカル。邦楽系では久々に出会いを感じたニューフェイス。
志帆のウタゴエは、ただそれだけでその場を満たす濃ゆいオーラで張りさけんばかりである。
 ソウルフルな6、70年代ノスタルジックロックを日本語歌詞で朗々と歌い上げるスタイルは、同じノスタルジーラインを行く、"ラブサイケデリコ"と対比できるが、デリコが英語の語感を基調とするなら、"Superfly"は開き直って真っ向日本語で勝負の超攻撃型。それでもノリは前々敗けてないところで偉大さ感じる。
 愛媛の大学サークルで元メンバーのギタリスト多保と志帆の出会いからスタートしたバンドキャリアは去年あたりからそのギタリストが作曲家として専念の為、現在は実質、ヴォーカル志帆のソロユニットになってると。バンド名"Superfly"は、もちろん、映画『Superfly』、または同映画サントラでカーティス・メイフィールドの名盤『Superfly』からきてると。これもかなりの攻撃型





We ate the machine
POLYSICS
〈味わいにじみ出たポリシックス〉
08.05.29
★★★★★

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excite music

ナタリー

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Dailymotion

 相変わらず追いつけないくらいのハイテンションさなんだけど、いつもよりかは「勢いだけ」じゃない方向の味わいも充実。デビューから8年の蓄積がにじみ出る渾身の出来

 世界をまたにかけるハードテクノポップバンド、"ポリシックス"約一年ぶり7thアルバム。オリジナリティでは他に抜きんでた存在感。出すアルバムに余り大きく変化ないが、それはそれでず太い芯のようなモノ感じる。いつかライブ観てみたい気もするが、そうとう踊るライブっぽそうなので疲れそうな雰囲気も





Bondage Heart
フルカワミキ
〈キャンディヴォイスでギターロック〉
08.05.23
★★★★★

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インタビュー

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You Tube

 これまた、1stに比べずいぶん輪郭がはっきりしたキャッチーといってもいい仕上がり。ライトな轟音ギターの渦にまみれ、気だるくまとわりつくよなキャンディヴォイスたゆたうが心地よき音像。曲調様々だがそれぞれがある種の高揚感に包まれてる
 元"スーパーカー"のベースで05年2月解散後ソロ活動にいそしむ"フルカワミキ"、約1年半ぶりのアルバムリリース。2ndアルバム。それこそ"スーパーカー"「その後」の洗練されたギターロック追求の深化スタイル





GAME
Perfume
〈中田ヤスタカが仕掛けたパワーポップ〉
08.05.18
★★★★★

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You Tube

 レトロテクノとハードハウス。微妙に洋楽ポップの懐かしい感覚。全く悪くない
 その昔、"アラベスク"なんてパワーポップアイドルグループがあったが、そんな記憶も甦る。
 今を時めくポップメイカー、中田ヤスタカが03年より参加し、去年07年NHK制作のリサイクルキャンペーンCMで一気にブレイクのアイドルユニット、"Perfume"、2ndアルバム。アイドルといっても楽曲はバリバリのハウスだもンで微妙にアーティスティックな感覚入り交じって、ニッチなとこ突いてる。





ephyra
miimi
〈ノイズの荒波を行く小舟〉
08.05.15
★★★★★

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audioleaf

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 ギターノイズの荒波を行くガラスの小舟。小舟は流されそうに見え、その実しっかりとまっすぐに自分の行く手を進んでいる。そんな世界観の女子Voギターバンド。危ういバランスが妙味

 轟音ノイジック系レーベル、残響レコードからリリース、"ミーミ"1sアルバムは今年(08年)1月に発売されたもの。フロントに立つボーカリストは紅一点ハナイユウコでベースなし、トリプルギターの変則系。残響系では女性Voもので"テキサスパンダ"なるバンドがあるが、"ミーミ"はどちらかというとヴォーカルをしっかり聴かせるイノセントなスタイル。





ソトコトCD「トロピカルなダブ・サウンド。LITTLE TEMPOスペシャル」
Little Tempo
〈ソトコトのおまけリトルテンポCD〉
08.05.09
★★★★★

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 どこにいながらでもリゾート気分満喫のラウンジスタイル。久々の"リトル・テンポ"体験だが、まったりのんびり、相変わらずいい雰囲気。
 ロハス雑誌、『ソトコト』(08年5月号)のおまけで付いてた"リトル・テンポ"のCD。イントロとアウトロのDJトラック含み4曲構成。バンドでは5/2にニューアルバム『山と海』をリリースしてるが、その表題曲「山と海」がバージョン違い、SOTOKOTO Versionとして入ってる
 いつの間にかレーベルもビクターからp-vineに移ってるようだ。インディーだけど通好みレーベル"P-vine"は彼らにマッチしてる





Blooming e.p
SOTTE BOSSE
〈ラモーンズ、カバーでロマーンズ〉
08.05.05
★★★★★

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 チェリーブロッサム!、春をテーマにしたコンセプトアルバム。
 "i-dep"のコンポーザー、ナカムラヒロシと同じくi-depヴォーカルのCanaによる別動隊、"ソットボッセ"の企画盤。いつもならメジャー楽曲のカバー多いが今作では宇多田ヒカル『SAKURAドロップス』以外はオリジナルで構成。別れの切なさと出会いの希望を詰め込んだ、胸キュンナンバー揃いのおいしい一枚
 ジャジーでボッサでラウンジな彼らの作風だけど、今作の中核を築くM2『ひらり』は歌謡曲チックなメロウなミディアムナンバーでしっとり聞かせる





IT'S MY TURN
ROMANES
〈ラモーンズ、カバーでロマーンズ〉
08.04.20
★★★★★

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bounce

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 ラモーンズのコピーバンドなんてあまたいそうだけど、このバンド、それなり話題になってるようで、確かに女の子3人グループで超甘、ユルい、ヘタウマな魅力は計り知れない破壊力発揮してる
 今作はこのバンド2枚目のアルバムで、06年に1作目『ロマーンズの激情』がでてる。
 小細工いっさい無し、スタジオで一発録りしたよなライブ感あふれるレック状態。
 ロックの原点見たり





カリフラワーズ
カリフラワーズ
〈カリフラワーズ、フォーレバー〉
08.04.14
★★★★

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 チープでシック、ブルージーでファンキー、音数少なく今どき希少な枯れ具合がいい雰囲気。邦楽系では久々自分内ブームのカリフラワーズ。
 西川美和監督の映画『蛇イチゴ』でかかってたJB(ジェームスブラウン)パクリ風のチープな旋律が妙に印象に残って以来、よく聞くようになった。もっと以前に観た同じ監督の映画『ゆれる』でも使われてたようだが、これは当時スルーだった。最初はゆらゆら帝国系のサイケでカルトな狙いのバンドかと思ってたが、そうでもない、どちらかといえば憂歌団が近い、本格的ブルース&ファンクの指向のまじめなバンド。ああ、だがバンドは既に解散してしまってるようだ、惜しい。
 今作は去年('07)11月リリース、活動10年の集大成ベスト版。





Real
8otto
〈武骨なギターロック〉
08.04.10
★★★★★

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 少し前の時代のUKパンク、ニューウエーブの香り残る、ゴリゴリした武骨な音が印象的。決して新しくないが今となってはこんなのも新鮮。激情から一歩引いた冷めた視線感じるクールなギターフィーチャーバンド。
 大阪発4人組バンド"8otto"。バンド名は「8と書いてオットーと読む!」そうだ。前提知識なくTSUTAYAでレンタル。まあ、インパクトがあるようなないような歯切れの悪いバンドではある
 ヴォーカルはドラマーが担当。PV見るとステージ中央に位置したドラム奏者が歌い、時に絶叫の一歩手前






VOICE 2 〜cover lovers rock〜
伴都美子
〈伴都美カバー第2弾で音浴気分〉
08.04.07
★★★★★

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goo音楽

Dailymotion

 伴都美ヴォイスで生まれ変わる珠玉のスタンダードナンバー集積。中でも個人的にはエコーズの"ZOO"あたりがツボなのだが、ギター奏者によるアレンジでドライブ感ある新世紀"ZOO"創造してる

 元Do As Infinityの伴都美子、ソロカバーアルバム2枚目。去年(07年)リリースの第一弾では、選曲は聞かせる系のまったりチョイスだったのに対し、今回はカラオケ定番系の男性アーティストモノを11曲。誰でも聞き覚えのある曲でまとめたものだけど、それぞれいい雰囲気






ワールド ワールド ワールド
ASIAN KUNG-FU GENERATION
〈ポップさ激しさ全開でアジカン4th〉
08.04.01
★★★★★

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excite music

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 ディストーションギターの緊張感と外向的ポップネスがいい具合からみ、まずは聴きやすい。程よい激しさある日本語ロック
 邦楽系ギターロックでは抜きんでた実績刻むアジカン(アジアンカンフージェネレーション)、2年ぶりの新作フルアルバムで4枚目。前作『ファンクラブ』で挑んだ試行錯誤から一気に開放されたか、ヌケの良さがいい味。元来のノリにそれほどの変わりはないが、変わらないでいて欲しいアジカン






complete single collection '97-'08
the brilliant green
〈ブリグリ初ベストに昇天〉
08.03.29
★★★★★

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MySpacetv

 「冷たい花」「そのスピードで」あたりはよく聴いてたこともあって懐かしさがあふれ出す。その域昇天のベストアルバム。
 初期の英語詞曲時代から日本語詞への転換を経てシングル『There will be love there-愛のある場所- 』の大ヒットで一躍スターダムに昇ったブリグリ(ブリリアントグリーン)、初のベストアルバムリリース。97年のデビューから(01〜06年活動休止)今年08年までのシングルコレクション。まさしくおいしいとこ取りの集成版
 甘く切なき川瀬智子のウタゴエ。このバンドで売れ出す前、MTVのVJをしてて丸っきりこびずに生意気なほど辛口のコメントで異才放ってたがその後このバンドやら、"トミー・フェブラリー"とかのソロ活動で売れに売れたのだな






サウンドマティック・ブレイン
Arcorhyme
〈大胆でゆるくて小粋なソフトロック〉
08.03.22
★★★★★

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 ウィスパー&ロリヴォイスがいい味。懐古系シティポップ満載の企画盤。2枚同時発売の片割れで、も一枚はロフトロック路線だったのに対し今作は陽気なエレポップ基調。
 ”アルコライム”、元"ピチカート・ファイヴ"、高浪敬太郎首謀のユニットにて、初期ピチカートの香りと現代風味が合わさって新世紀和製ポップの座標示すかの仕事なのだろうが、なんせゆるすぎてインパクト薄感は否めず。
 名曲「You Really Got Me」の大胆カヴァーにも挑んでるけど微妙な味わい






甘い日々-La Douce Vie-
Arcorhyme
〈大胆でゆるくて小粋なソフトロック〉
08.03.19
★★★★★

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 TSUTAYAでレンタル。大胆にも"スモール・サークル・オブ・フレンズ"のジャケットコピーのインパクに吸い寄せられ聴いてみれば、みごとに古き良き時代のソフトロックオマージュに思わずにやついてしまうが、何か余りがんばってない感触が好感もてる。ゆるくて、ちょっぴりレトロで小粋なソフトロック。

 元"ピチカート・ファイヴ"メンバーだった高浪敬太郎のコラボユニット、”アルコライム”、08年1月、アルバム2枚同時リリースの片割れ。今作はアコースティック系でもう一枚は少しにぎやかなエレポップ系。
 フィチャリングヴォーカルに元devbaccの西村郁代でウィスパーボイス、ロリフェティッシュなラインがいい味

 個人的にはM6、サザンの名曲「Never Fall In Love Again」のカバーがツボ。原曲は確か映画『アイコ十六歳』に使われてた






Sweet, Sweet Happy Birthday
つじあやの
〈つじあやの、アニバーサリーアルバム〉
08.02.28
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Best Gear

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 スローライフでぽかぽか陽気。何かほっとするよなやさしいウタゴエは唯一無二
 京都発、ウクレレめがねおねえさん、つじあやの、約2年ぶり7枚目のアルバム。
 今年('08年)1月の30歳の誕生日を前にしたリリースということで、大人の女性としての転機を迎える繊細な心情が刻み込まれたアニバーサリーアルバム。特に恋愛感情をとらえた歌が多くなってるとも
 初回限定版ではメガネなし本人ジャケットのプレミアム






Live At Sunflancisco
Boredoms
〈CDはリズム音源2曲のみ〉
08.02.22
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commmons

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 延々と続くかと思われたドラムによるリズムアンサンブルも2曲、合わせて10分で終わってしまうCD。
 今作はDVDがメインでCDは添え物様なものだと後で知る。
 ツタヤレンタルゆえ、DVDがもれなく取り除かれていたのを忘れてたようだ。そうなるとがぜんそのDVD映像が見たくなるのだが、コンテンツはまさしくタイトルの"Live At Sunflancisco"だと。最近のボアダムスのスタイル、3ドラム+1DJでUSオーディエンスに向けたプレイ。家庭用カメラで撮られたと思しきカジュアルな映像とも






TALKIN'
土岐麻子
〈清楚な良質ポップ、ジャズ風味〉
08.02.14
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 清涼感あるキューティ・ヴォーカルが前面に広がり、透明感に優れる良質ポップアルバム。父親の影響の下、元来がジャズ畑の人だろうものの、意外にジャズ色薄く、優しげで楽しげで疾走感充満のライトな「シティ・ポップ」オンパレ。

 元Cymbalsのヴォーカリスト、土岐麻子、ソロメジャーデビュー作。デビューといっても、04年1月のCymbals解散から(あぁ、もう4年も経ってしまった)、インディーレーベルでカバー、オリジナル合わせ5枚とコンスタントにアルバムリリースするなど積極的な活動が目立つ。






EXPOSED
BOOM BOOM SATELLITES
〈ハイテンションなデジロック、だが〉
08.02.11
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excite music

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 前へ前へゴリゴリ押してくハイテンションなラウド系ロック。デジタルの要素加味され、ダンスミュージックの色合い強い。今回初めてアルバムフルで聞いてみたブンサテ(ブンブンサテライツ)。
 メンバー2人のたたずまいが、ビーズ(B'z)とかぶって見える、ということもあり、何気なく敬遠してたが、やっぱりあまり入り込めるモノではなかったのだな。今回に限ってってこともなかろうもの、少々ベタな感触が拒否感あおる。それにしてもライブ受けしやすそうなトラックが連続するの濃密なアルバム






Days
Texas Pandaa
〈女子ツインVoの極上轟音系〉
08.02.04
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 分厚く浮遊感のあるディストーションギターの束にはかなげで頼りなげな女子ヴォーカルが乗る。危うさとなにげない内向性がいい味。かくしてそれは天上界へ誘いの極上の彼岸音像。

 女子ツインボーカルを前面にフィーチャーした世にも不思議なインディーバンド、"テキサスパンダ"、1年半ぶりリリースの2ndアルバム。アルバム2枚目とはいえバンド結成からは8年近くになると。先頃はmumの来日公演にも出演したと。近ごろ個人的にはハマり気味






BIRDSONG EP-cover BEATS for the party-
bird
〈bird、初カバーアルバムでサンボマスター等〉
08.01.24
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hotexpress

 多彩な選曲で共演陣も多彩。幅広めというか雑多というか。キリンビールのCMソングになったブラジリアンミュージックから、オリジナルラブ、ワム!、盟友、田島貴男からサンボマスターまでと多様。
 bird、初カバーアルバム第1弾は昨年('07)11月にリリース。「歌にフォーカスを当てたくなった」と自身が歌って楽しいが基準の選曲と。
 エポックはキリンのCMソングで大量露出してた『バトゥカーダ』でアレンジ違いで2曲入り。そして何といってもサンボマスター『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』をいとも涼しげなアレンジで甦らせてる。共演は□□□(クチロロ) 。この曲を選んだのは自身の子どもが見てた番組で使われてたサンボマスターの曲に引っかかってたのがきっかけと。
 カバーアルバム第2弾は2008年夏にリリースと






FLASH BACK
capsule
〈レトロフューチャーでワンダラー〉
08.01.22
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 懐かしくも新しい。こんなのが時代の空気感示してるのか、なにげに琴線に触れるワンダーな音像。
 レトロ調テクノにディープハウスのテイスト充填、ヴォコーダー多用のヴォーカルワークとなにげに最近ちまたでよく聞く音響。この手の大半は"中田ヤスタカ"印がつきまとうといっていいほど、時代の寵児化してる人のホームベース。Perfumeのプロデューサーとしても名高きマルチアーティスト"中田ヤスタカ"が核となり、ヴォーカル"こしじまとしこ"をフィーチャリングしたユニット、"capsule"、9枚目のアルバム。ゴリゴリと攻めてくる勢いのアッパーテクノポップ






清水
ミドリ
〈ミドリ、メジャーデビューのミニアルバム〉
08.01.17
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 変態系女子Vo.パンク、"ミドリ"がソニーよりメジャーデビューCDリリースでミニアルバム6曲入り。DVD
がカップリングされてるが、レンタルだともれなくDVDが外されてるので見られず

 2007年春に出た2ndアルバムより聞き始めたが、キワモノギリギリの狂気さに結構ハマってる。良い感じ。
 ステージではセーラー服がデフォルト、後藤まりこのだみ声ヴォーカル。キーボード担当ハジメによる鍵盤が全体のおしゃれさ演出するかのスパイスになってる。もはやパンクというよりは現代音楽方向。新世紀自由音楽






十七歳
ベース・ボール・ベア
〈ベタ過ぎセカンドアルバム〉
08.01.15
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 ソリッドギターなポップロックで紅一点ベースの4人組、"ベース・ボール・ベア"、1年ぶりのフルアルバムで通算2枚目。
 アルバムタイトルに取られた1曲目『十七歳』から歌謡曲路線のベタ指向ポップスで少々面食らう。岡村靖幸のヒット曲を思い起こさせる曲。以降の曲もたいていはメジャートーンのキラキラとした青少年向けポップス。サビで時たま重なる女声コーラスがいい味






moment
Sotte Bosse
〈ソットボッセ。癒しのアレンジワーク〉
08.01.11
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 ちょいと粘性のある切ない具合の女子Vo.によるラウンジポップがいっぱい。ユニット名に取られる「ボッサノヴァ」への傾倒でトロピカル感覚に充ち満ちた風合い
 クラブジャズ系スーパーポップグループ、"i-dep"の首謀者、ナカムラヒロシとVoのCanaによる別ユニット"ソットボッセ"、3rdアルバム。このユニットではJ-popのカバーと少しのオリジナルを加えて構成するのが基本らしい。今作では今井美樹『瞳がほほえむから』、絢香『三日月』、スピッツ『楓』、Mr.Children『Replay』とかのカバーがジャジーでボッサなアレンジで並ぶ





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