absentmindedness
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〈3ピース、ガールズロックの衝動〉
09.12.25
★★★★★

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 TSUTAYAプッシュのガールズバンドfrom愛知。切なくもエモーショナルに疾走するギターロック。はかなげだけど、コロコロとこぶし揺れるヴォーカル。ちょいと和風志向なのもいい味
 08年始動、女子3ピース、"アブセントマインデッドネス"、第1弾フルアルバムでセルフタイトル。この夏リリースのTSUTAYA限定ミニアルバムより何曲かが入りトータル8曲。
 ライブハウス中心に活動中






CULT
HNC
〈Yuppa新展開のベース・ミュージック〉
09.12.21
★★★★

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 まさしくおもちゃ箱をひっくり返したよな、ライトでキュートなガーリィ、ネオ・ベース・ミュージック。シンプルなエレクトロビーツにトイ楽器や動物の鳴き声などサンプリング、ラップまがいの歌うたいで仕上げた至極モノ珍しな音空間。
 4年前の前作、『Cute』から大幅方向転回で手作り志向の宅録系ダンスミュージック。ファンタジーな歌ものポップ満載だった『Cute』に店頭で衝撃的な出会いをして以来、チェックし続けていたが、これまた相当に「やっちゃった」感が強いニューアルバム。
 ガールズトラックメイカー、Yuppaが展開するソロユニット、"Hazel Nuts Chocolate"が"HNC"名義でリリースの第1弾にて、トータルでは3rdアルバム。自身このところ、ガールズラップデュオ、"LOVE AND HATES"などや今作でのインディ・レーベル、"WHITE LILY RECORDS"立ち上げなど急転直下の音楽活動






はなよりほかに
熊木杏里
〈透明感ある声で魅せる熊木杏里〉
09.12.17
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hotexpress

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 最近たまたまジブリ美術館脇広場でやってたイベントで見かけて存在を知ったシンガー。数人歌ってた中では、特に声に特徴があり印象に残った。透き通るノンビブラートのウタ声。場の空気感を一変させるような神秘性ある高音は一度聞けば忘れられない。
 長野県更埴市(現千曲市)出身で活動7年。これまでCMやドラマの挿入歌の仕事を主にする、"熊木杏里"、約1年ぶりのアルバムで6枚め。極シンプルな鍵盤系伴奏による静謐なトラックが並ぶ。とても地味だけど、声一本で勝負してるよな潔いアレンジ。シングルカットもされてる『君の名前』はNHKの情報番組「ワンダー×ワンダー」にも使われ、これもサビの高音部が狂おしく迫る切なソング





●LIVE REP●
矢野顕子さとがえるコンサート2009
矢野顕子
〈ジャジーで上質、矢野カルテット公演〉
09.12.13
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 毎年恒例、年末NHKホールでの矢野顕子ライブ。タイトルは、現在NY在住で日本へは「里帰り」であることから。リストは08年10月リリースのアルバム『AKIKO』からが主。バンドはNYでの音楽仲間か。ことごとくジャジーで即興志向スタイル。NYの高級ナイトクラブを思わせるハイクオリティかつ超絶技巧のカルテット編成。矢野さんピアノにG、Dr、Bの3人。ことギターで参加のマーク・リーボウ氏はエキセントリックな味わいで矢野さんのほんわかヴォーカルに緊張感与える。ドラムのジェイ・ベルロウ氏もスーツ姿でほぼジャズ志向ながら激しくプレイでロックな風合いもかもす。レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」の変態アレンジもイカす。矢野スタンダーでは「クリームシチュー」「ラーメンたべたい」「気球にのって」などがかかった。
 来年(10年)2月にはカヴァー曲を主にしたピアノ弾き語りアルバム『音楽堂』がリリースと






6
SOIL&“PIMP”SESSIONS
〈ソイルの6にこだわるアルバム〉
09.12.07
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 痛快で爆走系のジャズナンバー繰り出す6人ユニット「SOIL&メPIMPモSESSIONS」、活動6年、6枚目アルバムでその名も『6』。いつものごとく超絶技巧ハイテンションなネオジャズがオンパレ。今作ではこれまでコラボワーク多かった椎名林檎や、UKのジャズシンガー&ピアニスト、ジェイミー・カラムとの共作も入り、アルバムでは珍しく歌もの入り。充実の13曲入りアルバム





Absolute POLYSICS
POLYSICS
〈ポリの絶対的アルバム〉
09.11.25
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→PV

→インタビュー

 いつもながらのハイテンションなことこの上無し、パワーポップテクノ濃縮アルバム。しょっぱな「P! 」から、M3「Young OH! OH!」までのスタートダッシュは圧巻の域。
 「DEVOの正統な後継者」4人組テクノユニット、"ポリシックス"、Absolute=絶対的と銘打つアルバムリリース。疾走感高止まりで正味35分55秒。08年のフジロックで生ライブを体験したが、これまたパフォーマンスもスゴい怒濤のハイテンションぶり。今作の限定版に付くDVDは6時間に及ぶドキュメント映像が収録と。みてないけど…






こっこさんの台所CD
Cocco
〈Coccoさんの4曲入りアルバム〉
09.11.21
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 今に生きながら神話性を帯びた歌手、Cocco、4曲入りのミニアルバム。四季を唄って4曲。それぞれがシングルカットされても良さそな粒ぞろい独特楽曲。
 M1「絹ずれ」は先日、TVのうた番、Mステでも歌っていた華々しくエモーショナルな曲。Coccoらしい情念こめて歌い上げるよな、マイナー調なれどどこか前向きで陽性
 M2「the end of Summer」は音数少なめシンプルな伴奏に乗せた英語詞曲。どこか牧歌的
 M3「バイバイパンプキンパイ」ライトなシティポップ。どこか後期ビートルズの影響を感じさせるアレンジワーク
 M4「愛について」はM1同様Coccoらしい歌い上げるよな部類のもの。シンプルで優しげなスタイル





●LIVE REP●
東京スカパラダイスオーケストラLIVE in SHIBUYA AX
東京スカパラダイスオーケストラ
〈スカパラin渋谷AX、2days初日〉
09.11.17
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 スカパラ、渋谷AXワンマン2デイズ初日に参戦。ぶっちゃけ付き合いで行ったことでもあり、場内大盛り上がりで観客皆がキメ所熟知の予定調和には正直気後れの感もあったが、おおむねステージは充実してて楽しめた。
 ど頭、Drの茂木欣一(ex.fishmans)のソロドラムアクト、ヒューマンビートボックス付きでつかみはOK。この日のステージ、MCはその時々で受け持ち変ってたが、この茂木氏のMCが芝居掛かって粘着質、満面の笑顔をたたえ甘く熱く語りかける様子が何とも微妙でおもろかった。メインMC谷中氏は後半やっと存在感示してたが、やはりこの人のアオりで盛り上がる寸法。スカにロック、ハイテンションのインストナンバー、時々ヴォーカルもの。メンバー9名それぞれが独自の存在感を放ち、熱く切なく、笑いあり、泣きはないけどアグレッシブなステージはスカパラのステージ初心者の自分でも充分楽しめてしまった






おやすみパラドックス
やくしまるえつこ
〈相対Voやくしまる初シングル〉
09.11.13
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 微妙にマイナー、こってりテクノでキュートなポップのタイトル曲。カップリング曲にはかつて、ジューシーフルーツによりヒットした「ジェニーはご機嫌ななめ」が入り、これは1980年の初盤リリースから30年を経てのカバーソング。同曲を作曲した近田春夫は未だクラブDJ、アーティストとして現役でタイトル曲「おやすみパラドックス」の作曲を担当。ちなみに「ジェニーはご機嫌ななめ」には高橋幸宏がアレンジで参加していて豪華盤。2曲入り。

 "相対性理論"、アルバム2枚による快進撃で、ヴォーカリストとして新時代のポップアイコンに上り詰めた感もある、やくしまるえつこ、初シングル。確信犯的不思議系ヴォーカルも聞き慣れると浸透力高い。
 次回作は相対性理論と渋谷慶一郎とのコラボによるシングル(10年1/6リリース予定)と





●NEW●
KinouKyouAshita
東京スカパラダイスオーケストラ
〈スカパラ、3年ぶりシングル〉
09.11.05
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 アッパーなホーンロックをフロントナンバーにした、"スカパラ"(東京スカパラダイスオーケストラ)、3年ぶりのシングル盤。M1「KinouKyouAshita」は"フィッシュマンズ"でもドラムを務める茂木欣一がリードヴォーカルを担当。ドライブ感あるイントロからヴォーカル始まりは優しく展開。そしてスカパートへとつながる緩急ある構成の曲。カップリングは「愛の讃歌」インストと10分にわたるスカメドレーなどバラエティ感あり。
 当方、11/16の渋谷AXでのライブに参戦予定で期待感つのらせの昨今






ETERNAL FLAME
Do As Infinity
〈Do Asの復活第1弾アルバム〉
09.10.27
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 伴都美子(Vo)、大渡亮(G)の異色ロックユニット復活作。彼らのキャリアを集大成したかのバラエティ感にあふれいささか陽性志向。基本テイストはUS流7、80年代ギターロック。これはプロデューサーとして休止前から継続参加の亀田誠治氏による色づけ。椎名林檎とのコラボもスゴいが"Do As"ブレーンとしてのキャリアも見逃せない。

 05年に解散、08年に復活再始動の"Do As Infinity"、オリジナルアルバムでは05年2月の『NEED YOUR LOVE』以来4年半ぶり7thアルバムで『ETERNAL FLAME』(アルバム名しりとり継続中)。「永遠の炎」をともし続けるとの宣言で"Do As"伝説、第2章の始まり。炸裂する大渡のギターにどこか切ない伴のヴォーカルが融合し生み出されるウネリは、やっぱり至宝の音像






Box Emotions
Superfly
〈スーパーフライ、2ndアルバム〉
09.10.22
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 伸びやかに躍動するヴォーカル。ソウルフルでロック魂あふれるトラック群。
 最近ではTVで番組主題歌として聞くことも多い"スーパーフライ"。昨年(08年)5月のデビューアルバムに続く第2弾アルバム『Box Emotions』が9月にリリース。
 今年8月には伝説のロックフェス「ウッドストック」の記念イベントに出演。かつてジャニス・ジョプリンがいたバンド、"Big Brother & The Holding Company"のメンバーらとジャニスの曲を披露するなど着実にキャリア積む。






VOICE -WORKS BEST-
土岐麻子
〈土岐麻子外仕事集。コント入り〉
09.10.20
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土岐麻子 x バカリズム

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 ジャジーで軽やかな歌い口で魅せる土岐麻子、CMソングやコンピ参加曲など過去仕事を集めたベスト集。マクドナルドの「I love it」とか聞き覚えるフレーズも幾つか。曲調もコラボワークも様々で多彩なワークリストとなっているが、ここではお笑い芸人バカリズムとFMラジオのトーク番組をもじったコントが聞き物。土岐麻子の「とき」の発音をめぐりちぐはぐな会話を展開。すっきりとは笑えないシュールな空気感を携えたやりとりは微妙な耳ざわり残す。





Caricature
FROG
〈疾走感に優れる沖井POP健在〉
09.10.11
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 小技の効いた密度の濃い良質ポップ。"シンバルズ"の流れをくむ疾走感をさらに深化させたニューエイジ、フューチャリズモ。どこか洋風で技巧派ロックテイスト。
 03年9月に解散した"シンバルズ"のフロントマン、沖井礼二のソロプロジェクト、"FROG"のアルバム第2段。聞いたそばからピンポイントに沖井POP。ワンアンドオンリーな音時空。星空の摩天楼を駆け巡るソフィスティケイト、マジカルサウンドスケープ。ゲストボーカルは青野りえ(ex. aoyama)で前作「EXAMPLE」に続いて参加。





●NEW●
あいのわ
ハナレグミ
〈ソウルフルでしみいる愛の歌〉
09.10.06
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 しみいる感傷性を優しさ、軽さで包み込んだある種ソウルフルなアルバム。この場合、"サヨナラCOLOR"につながるしみいる系バラード中心に構成にされてるがブルース、ラップ、アメリカンロックなどとスタイルも幅広し
 08年に解散した"SUPER BUTTER DOG"のヴォーカリスト、永積タカシのソロユニット、"ハナレグミ"4thアルバム。前作『帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。』から実に4年半ぶりのフルアルバム。スチャダラパーのBOSEにヒューマン・ビートボックスのAFRAらが参加したM4のラップナンバーが一つのアクセント。原田郁子(ex.クラムボン)の作詞で2曲。プロデューサーとしてオオヤユウスケ(ex.Polaris)が帯同






3LDK
BEGIN
〈ビギン、新作のポップ感覚〉
09.09.15
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 優しさに包まれた上質ポップソング結集。ビギン久々のアルバムで前作『オキナワン・フール・オーケストラ』から約2年半ぶり。彼らのルーツであろうブルース色もいくらか強いか
 トップナンバー「笑顔のまんま」は昨夏(08年)CXの27時間テレビ内で即興で作られた曲。番組パーソナリティが明石家さんまということで、ビギンにしては珍しの関西弁詞。
 今作はこれまで楽曲の詞・曲のクレジットがこれまでBEGIN名義だったのを、個人名でしるしており、ヴォーカルも曲によってメインの比嘉以外のメンバー、島袋、上地も担当してる





●ON AIR●
Cocco in Mステ(テレ朝系)
Cocco
〈Cocco新曲『絹ずれ』@Mステ〉
09.09.11
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 Cocco、約2年ぶりテレ朝・Mステ出演。最新楽曲『絹ずれ』を披露。歌前のトークでは得意の料理の話で、小学校の時のタモリの番組「ジャングルテレビ」で腕を磨いたと吐露。ランドセルから大根が出ている小学生だったと。
 歌は19日発売シングル『こっこさんの台所CD』よりの1曲目。思い出を語ったようなCocco独特の情念こもる曲。2番のサビでは、画面上のテロップと歌が合っていない、感情の高ぶりにより思わず沖縄グチ(弁)になってしまったような盛り上がりかた。感動的。

 



ARMONICO HEWA
OOIOO
〈祝祭、呪術、トランス音像〉
09.09.08
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 疑似アフロ風トライバルビート炸裂の臨界点。プリミティブでミニマルなリズムをベースに歌い踊り叫びトランスに至る祝祭・呪術性極地音像。心地よき南国の浮遊感
 ボアダムスのDr、ヨシミ率いるた女性4人組バンド、"OOIOO"(オー・オー・アイ・オー・オー)、3年ぶりの新作アルバムで6th。タイトルの『ARMONICO HEWA』はスペイン語、スワヒリ語をミックし「調和された空気」なる意を示すと。エイベックスと坂本龍一らのレーベル〈commmons〉より






absentmindedness x TSUTAYA
absentmindedness
〈TSUTAYAプッシュのガールズロック〉
09.09.03
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 エモ風味ギターロックでリフの使いに特徴ありの女子3ピースロック。切なさといとしさと懐かしさせめぎあう感覚。“愛知のチャットモンチー”と歌われているようだが、チャットモンチー程の押し出しはないか
 08年結成でライブハウス中心に活動中、"アブセントマインデッドネス"、TSUTAYA限定ミニアルバム。以前ツタヤで無料レンタル盤も出してたらしい。ツタヤ発掘、大プッシュのギャルバンと





あっ、海だ。
つしまみれ
〈つしまみれ、メジャー1stアルバム〉
09.08.24
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 グロもゴスもキュートさもミックスの変態性がツボでハマる
 破天荒なガールズロック3ピース、"つしまみれ"、結成10年にしてメジャー発アルバム。荒削りの爆裂感覚に変わりなし。ハイテンションなあけすけ本音丸出し乙女チックなパンクロック。ヴォーカル、マリの妙にクリアなウタ声が混沌としたガレージロックにミスマッチし躍動するシュールでアバンギャルドなネオロック。






decadence
DOPING PANDA
〈ダンスなロックアルバムのデカダンス〉
09.08.16
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 アッパーでダンサブルなロックチューン連続。キャッチーさポップさの成分が増して聞きやすさはこれまでで最高レベル。
 3人組ロックの"ドーピングパンダ"、約1年ぶりで3rdアルバム、リリース。今作はハリウッド映画の主題歌や2m-flo"の面子とコラボの資生堂CMソングなどカップリングで全12曲。また"BEAT CRUSADERS"のヒダカトオル氏もゲストヴォーカルで参加の話題作






ONE
BONNIE PINK
〈ボニピン、粒ぞろい充実盤〉
09.08.12
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YouTube(コメント)

 緩急に富んだ粒ぞろいのポップソング列挙で堂々の14曲入り。"ボニーピンク"、前作の『Thinking Out Loud』から約2年ぶり10thオリジナルアルバム。
 今作は曲ごとに見合う海外プロデューサーを当て、ロンドン、ストックホルムなど4カ国5都市でのレコーディングを敢行。ワールドワイドでワールドスタンダードなポップの潮めを感じつつ、彼女なりオンリーワンな世界観をも獲得。バラエティ感ありありの充実アルバム。タイトルの『ONE』は世界各地での録音で世界は「一つ」を感じたことと「あたらなる一歩」という2つの意を示すと






Re-clammbon 2
クラムボン
〈クラムボン、セルフカヴァーの上質感〉
09.07.31
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 過去の曲をリアレンジでリボーンなアルバム。全体が研ぎすまされたような緊張感に包まれ近寄りがたき音像なれど、原田郁子の浮遊感あるヴォーカルでその緊張感が幾分緩和されなごんで聞ける楽曲たち。中でも意外にもテクノアレンジで再生させた名曲"サラウンド"がいい味
 独自の音楽相拓き続ける知的な香りの音楽ユニット、"クラムボン"、セルフカヴァーシリーズ「Re-clammbon」第2弾。(第1弾は02年にリリース)。作り込まれた、といよりはメンバー同士が、セッションする中で作り上げた即興性も感じる






Way
Sotte Bosse
〈浮世離れの涼しげポップス〉
09.07.24
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Sotte Bosse TV

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 夏によく効く涼しげ日本語ポップス。ボーカルcanaのキューティでスゥイーティなウタ声が疾走感あるトラックにマッチングし浮世離れの世界観。どこか切なく清々しき情感
 "i-dep"のナカムラヒロシとcanaの2人ユニット、”Sotte Bosse”、前作『Tomorrow knows Yesterday』から半年ぶりのアルバム。カバーアレンジで知られる彼らだが今回はすべてオリジナル曲。すでにTV-CMに使われた曲も2曲、M1「はじまりのうた」(花王Biore)、M2「my color”」(H.I.S.)。タイトル『Way』は我が道を切り開き、突き進むの思い込めてと
 "i-dep"自体は今年春、新たにナカムラヒロシのソロ・ユニットとして再スタートしており、今秋のニューアルバムリリースを控えてる






Black & White
Detroit7
〈あらびきロック、Detroit7の進化系〉
09.07.22
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 シンプル&ストレート。あらびき感丸出しのロックスピリッツに変わりないニューアルバムは、これまで以上に一発撮りを基調にしたようなライブ感にあふれてる。LA在住スタン片山氏(ex.レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの1stなど)をエンジニアに起用。Detroit7特有のゴリゴリ感をさらに際立たせた鋭角なスタイリング。
 結成から8年、3ピースロックの"Detroit7"、前作『GREAT Romantic』から約2年半ぶりフルアルバム。これまでCDジャケットに実写が入ることなかったが、今作はG.&Vo.の菜花、顔面アップのいさぎよきジャケット。今作リリースは5月位で同時期にUSのSXSW参加皮切りにワールド・ツアーで7ヵ国31都市の巡業を敢行。世界規模で拡販中






∞1
Do As Infinity
〈Do As復活のシングル第一弾〉
09.07.17
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"Do As"ヒストリー

 個人的に大好きなバンドが復活!その1枚めのシングルがリリース。
 05年秋に一度解散し、08年秋復活の"Do As Infinity"。満を持しての復活後シングル第一弾は、Do Asらしいミドルテンポバラードの感動作「生まれゆくものたちへ」が1曲目で4曲入り。
 新星Do As。メンバーはフロントの伴都美子(vo)に大渡亮(g)の2人。元祖メンバー長尾大のキャプションなし。プロデューサーには椎名林檎との仕事で知られる亀田誠治が解散前から継続して参加。
 タイトルにある∞(インフィニティ)は今後シリーズ化されるものでその初回「∞1」と
 復活第1弾アルバム『ETERNAL FLAME』は9/30 OUT






A Short Story
Kanina
〈北欧志向純化のスタイル〉
09.07.12
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 イノセントかつプリミティブな音響志向。ピアノやグロッケンのアルペジオで静かに立ち上がる曲は、バイオリン、浮遊感ある女性ヴォイスなどが織りなし、徐々に高みにと上りつめ華々しく開花する。ココロ洗われるよな純粋で瑞々しい音像
 関西本拠で"37th rabbit's word"なるバンドのメンバー3人が新たに立ち上げた音楽団、"Kanina"。バンド名はアイスランド語で『うさぎ』の意味を示すと。北欧に由来する強い音響志向の深淵系。今作はデビュー作にて、とある少年の旅をイメージしたコンセプトアルバム。3曲で約24分






三文ゴシップ
椎名林檎
〈スィンギン、ラッピン林檎アルバム〉
09.07.05
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 椎名林檎、03年『加爾基 精液 栗ノ花』以来6年ぶりフルアルバムで4th。バラエティ感あふれごった煮感ある多様性。1曲1曲でアレンジャー、ゲストミュージシャンが違い曲調様々。アルバム全体で一つの方向性に向かう、ということはなく。様々な表情が観察できる。林檎流ケレンみあふれる日本語詞(一部英語詞)が基調にロック、ラップ、ジャズ、ビッグバンドなど様々な編成で飛躍を遂げる。全体が技巧感あるアレンジで複雑な曲が多し。例えばカラオケでは歌いずらいと思しき曲たち。総じて全体像がつかみにくく自分の中での評価が定まらない。
 あとは曲間にマを取らず、シームレスなつなぎ。これはいい雰囲気。
 斎藤ネコ、服部隆之、名越由貴夫(ex.COPASS GRINDERZ)、池田貴史(ex.Super Butter Dog)、SOIL&"PIMP”SESSIONS、PE'Zら豪華ミュージシャンが参加






オリハルコン日和
bonobos
〈井の頭公園ジャケットの心機一転作〉
09.06.29
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インタビュー

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 スワンボートが浮かぶ井の頭公園の池をアレンジしたアルバムジャケットが印象的な今作。"ボノボ"、約2年ぶり4thアルバムでP-ヴァイン内プライベートレーベルで放つ第1弾。ギターで作曲も担当してた佐々木康之が脱退後初のアルバム。その脱退が影響しているのか、ダブ色が後退してストレートに陽性な指向性でポップさが倍増。ハッピーな方向性
 関西出身の彼らも、今は吉祥寺を拠点しているらしく、ゆえの井の頭公園ジャケット。タイトルの「オリハルコン」とは古代の哲学者らが追った架空の希少金属だと
 ゲストにHAKASE-SUN(ex.LITTLE TEMPO)らが参加。エンジニアにフィッシュマンズのリミクサー、ZAKがサポート




●ON AIR●

椎名林檎 in SONGS(NHK)
椎名林檎
〈林檎、故郷をいく。ほかライブ〉
09.06.24
★★★★

番組official

林檎official

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 24日、NHKの歌番「SONGS」に椎名林檎出演。中学時に暮らした福岡の地を歩き、当時をしのぶトークひとしきりに、スタジオライブで4曲を披露。グレード感ある作りの林檎スペシャル番組。

 ソロ名義で6年ぶりアルバム「三文ゴシップ」24日リリースでこのところ固め打ちのメディア露出。その中でもエポックとも思しきNHKへの出演。
 福岡ロケではわりとざっくばらんなトーク。在校していた中学をそぞろ歩きしながら昔語り。それまで静岡に住み、のんびりした環境から中学生からは福岡に移住し、周囲のスピード感あるトークのペースについていけず一人でいることが多かったと。そこで出会ったとある先生。いつもフォークギターをもち、発表会を企画しはぐれモノの生徒たちに楽器を勧めるなどの役割を与え、その先生の存在に救われたと、いうような…、自身の創作活動の原点はその先生にある吐露。
 ライブでは4曲、それぞれ美術とコスチューム、バックバンドの構成を変えてのパフォーマンス。ありあまる富、丸の内サディスティック、罪と罰、二人ぼっち時間のリスト。オーケストレーションに盟友の斎藤ネコ氏も出演。上質感あるしつらえの30分番組

 7/1(水)に2回めがオンエアされる

 



just A moment
凛として時雨
〈激情で迫るメジャー第一弾アルバム〉
09.06.16
★★★★★

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album official

BARKS

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 ある種の激情を表現したようなハイテンションで迫る3ピースロック。切り裂くようなギターに乾いたドラム。ハイトーンの男女ツインヴォーカルが狂おしくこだまする混沌の爆裂音像
 これまでインディバンドとしてカルト的な支持を受けてきた、"凛として時雨"、ソニーのレーベルで初アルバム。通算3rd。激情の中に垣間見える静けさのシークエンスが効く。硬質ながら激しさの表現において無二のスタイル。ドラマティックなことこの上なし




●NEW●
ありあまる富
椎名林檎
〈林檎ドラマ主題歌シングル〉
09.06.07
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Mステ

 フォークギターのストロークによる静かなイントロに始まり、ヌーディーな歌声がつづく。いつしかディストーションギターの静けさと熱をこもったカッティングが重なり、激情に及ぶヤマ。今作が主題歌にとられたTVドラマの世界観にジャストフィットな悲しき調べは感動的に昇華する。

 林檎デビュー10周年イヤーで目一杯な露出続く中、ニューシングルリリース。ソロ名義では『りんごのうた』以来5年半ぶりと。シンプルながらヌケのいいギターアレンジで、これはいまみちともたか(ex.BARBEE BOYS)によるもの。本人リクエストにより今作で初めて氏とのコラボ実現。
 ただ今オンエア中TBS系金曜ドラマ「スマイル」の為に書き下ろしの曲





What a Wonderful World! vol.2
オレスカバンド
〈オレスカ、ミニアルバム2連続の第2弾〉
09.05.29
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ナタリー

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 大阪、堺発のガールズ・スカ、"オレスカバンド"、ミニアルバム2枚連続リリース第2弾で6曲入り。中学の同級生6人組で結成し、今作でメンバーは20代突入のメモリアル。元気一杯アッパーなだけでない聞かせるロック追求のエポックメイキング。全米最大級規模パンクフェス「WARPED TOUR 2008」終えてから完成させた今作。一皮むけた新基軸。2連続の第2弾でアルバムタイトル『What a Wonderful World』と同じタイトルの曲でラストを占める。





Beyond The World
Tokyo No.1 Soul Set
〈日本語不思議ラップ集団〉
09.05.22
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 3人組ラップユニット。ヒップホップにもテクノにも振り切れてないポップな指向性。バックミュージックに対し浮いているかのラップが不思議な聴き心地。大沢伸一、あたりが近い雰囲気?
 "Tokyo No.1 Soul Set"、初聴きで近作の『Beyond The World』。前作『No.1』からは2年ぶり。"ZAZEN BOYS"の松下敦がドラムで一部参加。ほか"かせきさいだぁ"がコーラスで参加





Hellow! We are 8otto! LIVE TOUR 2008
8otto
〈8otto、ツアー集大成アルバム〉
09.05.15
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 イマドキじゃないけど圧倒的ドライブ感創出のJ-ROCK。男くささ発散の硬派ギターロック集積
 昨年(08年)9月にリリースの前作『HYPER, HYP8R, HYPER』レコ発ワンマンツアーからのベストテイク収録で全17曲
 04年大阪で発動の4ピースロック、"8otto"(オットー)、初ライブアルバム。ドラム&ヴォーカル担うマエノソノ氏のアフロ、他ロンゲ、スキン、メガネとルックスインパクトに負けないハイテンションなパフォーマンス山盛り





11
スチャダラパー
〈捨て曲なしのプレイリスト〉
09.05.13
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Cluster

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 大御所ラップユニット、"スチャダラパー"、現役アピールのニューアルバム。およそ2年ぶりのアルバムで11枚め、タイトルはまんま『11』。
 骨太なビートにシニカルなリリックが踊る。どこか脱力だけどはっきりした色使いが見える今作。メジャーな曲調でにぎやかさかもす。ゲストに木村カエラbird、HALCALIらが参加。エイベックス系レーベルに移籍後初アルバム





ゆうげ selected re-mix & re-arrangement works _ 2
Rei Harakami
〈Rei Harakamiプロデュース集〉
09.05.08
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ナタリー

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 活動10周年記念でこれまでのコラボワーク集めたベスト盤的内容の同時発売2部作のうちの片方。
 『あさげ』は初期作品でインスト中心だったのに対し、今作『ゆうげ』は後半期、歌もの中心。NUMBER GIRL、くるり、UA、Great3らとの仕事。
 本来インスト宅録系アーティストだったはずの同氏。キャリア上、知名度が上がったことでロックやポップス方面からの引き合いが多くなったと。なぜそうなったかは「8年経った今でもそれが何故なのかさっぱりわからない」と





あさげ Selected Re-Mix & Re-Arrengement Works_1
Rei Harakami
〈もう一つのテクノの世界〉
09.05.07
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ナタリー

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 シンセの職人、異色のテクノアーティスト、"Rei Harakami"の初期作品集。クラブ系アーティストとのコラボワークでまとめられたベスト的な内容だが、これより最近の仕事をまとめた『ゆうげ』も同時発売してる。『ゆうげ』は歌ものが入るが今作はインスト中心。さらりと薄味でどことなく優しげな印象
 テクノといえどダンスミュージックとは一線を画したよな昔ながらのシンセワーク。"竹村延和"、"ケンイシイ"ら著名どころとの過去の仕事をリマスターほどこし再生





EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
〈エゴの総力バンドサウンズ〉
09.05.03
★★★★★

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 ジャズ、ロック、キャバレーミュージック横断の変幻自在音像。夜のネオンの幻惑と人ごみの放つ猥雑な人いきれ。メインストリートとも場末とも違う、どこか異国の古びた租界のクラブ彷彿の幻想感覚
 Vo─中納良恵、コンポーズ&G─森雅樹で"エゴラッピン"。今回はライブのサポートメンバー、"THE GOSSIP OF JAXX"と合体、バンド名義セリフタイトルのニューアルバム。エゴラッピンとしては2年9ヶ月ぶり6枚目アルバム。バンドとのアンサンブルが基本の組み立てで、ライブの臨場感とテンション高いドライブ感びしびし伝わる本気印アルバム





告白
チャットモンチー
〈粒ぞろい、チャットモンチー3rd〉
09.04.16
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 胸キュンの歌詞とともに激しさとイノセントが同居するパフォーマンス。それほどハイスピードではないにも関わらずものすごい音圧とドライブ感感じる充実のロックスピリッツ。今作はことじんわり攻めてくるよな感動的なトラックが満載全13曲。ラストM13「やさしさ」は史上の名曲
 徳島発女子3ピースロックの"チャットモンチー"、3rdフルアルバム「告白」。今作はこれまで元スーパーカー、いしわたり淳治オンリーだったプロデューサー陣に、椎名林檎との仕事で知られる亀田誠治が5曲参加の新展開





RingoEXPO08
椎名林檎
〈世紀のイベント記録V〉
09.04.13
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林檎official

 昨年11月に行われた椎名林檎、さいたまスーパーアリーナ・3デイズの記録DVD。斉藤ネコ氏率いるオーケストラ60数名プラス、バンドメンバーの大所帯伴奏を一人して率いて、3日間で5万5千人の観客迎えた、堂々たるパフォーマンスが余す所なく収められた豪華版。ステージ自体のクオリティはもちろん、撮影状態のよさがすばらしい。大画面、サラウンドなサウンドシステムで見るに似合う映像だろうが、ウチの14inchブラウン管モノラルスピーカーでも十分楽しめる代物。現場には初日に行ったが、ほぼ天井桟敷ヨコ位置で生林檎はもちろん数カ所の備えられたモニターさえ見にくい厳しい位置だった。ので、これまたびっくりステージだったこと再確認できた。タダモノではないリンゴ





Hymn to the Immortal Wind
Mono
〈轟音ギターとオーケストラの深淵系〉
09.04.09
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 マイナー調ながら荘厳なるポストロック。トレモロ主体の轟音ギターがオーケストラと融合し、それはそれは独特の深淵美的な世界観を築いてる。確固たる音楽性。今作は『不死の風への賛歌』と題された、とある男女の運命の物語に基づいて制作されたと。アルバムトータル7曲、70分で一つの大河ドラマが貫くコンセプトアルバム。
 海外で人気が高い4人組ロックインストバンド、"Mono"、5枚目オリジナルアルバム。今作も盟友、スティーブ・アルビニをプロデューサーに向かえ、シカゴにて、アナログテープによる録音。細部の質感にこだわった仕事っぷり





PARADISE BLUE
東京スカパラダイスオーケストラ
〈スカパラ矢継ぎ早14枚目アルバム〉
09.04.01
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 トラッドなスカの曲多く原点回帰ともいえる今作。それでもノリの良い曲ばっかりでハッピーさに遜色無し。バンドの中核だったアルトサックスの冷牟田竜之の去年(08年)7月の脱退でロック色が後退 しその分シンプル&ドライなテイストになったとも
 日本のスカシーンに君臨、唯一無二のスーパーバンド、"東京スカパラダイスオーケストラ"、前作から1年足らずでアルバムリリース、14枚目。今作でUKレゲエの大御所、デニス・ボーヴェルが参加、イングランドのサッカーチーム、リバプールのスタジアムアンセム、『You'll never walk alone』のカバーがエポックメイク





アンテナ
GO!GO! 7188
〈GO!GO!のドライブ感満点アルバム〉
09.03.27
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 ライブに似合いそうなノリ良さめな曲つまり詰まって12曲。捨て曲無しのハイテンションなアルバム。そんな中、ミドルテンポのM4「ふたしかたしか」の名曲ぶりが個人的はツボ。サビ部分の展開に感涙。あとM2「ちんとんしゃん」のおどろおどろしさも雰囲気良し
 史上最強和モダン3ピースロックの"GO!GO! 7188"、前作『569』から約1年3ヶ月振りのオリジナルアルバムで7thアルバム『アンテナ』リリース。現在全国ツアー中の彼ら





Super Roots 10
JBoredoms
〈スーパールーツシリーズ最新作〉
09.03.24
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 3ドラムの量感、圧倒的ドライブ感で迫る「聞きやすい」"ボアダムス"最新作。77ドラム同時演奏のイベントの記録(音源、映像)を昨年(08年)リリースした彼ら。今作ではそんな多重生ドラムの勢いをそのままバンドに移行。混沌としながらも秩序性ありありのトライバル(民族チック)音像
 世界最強ノイズトランスユニット、"ボアダムス"、「スーパールーツ」シリーズ、2年ぶりリリースで10作目。今作は"ボアダムス"自体の曲は無音のM1と合わせ2曲で、その他AltzDJ Lindstromらによるリミックスが4曲コンパイル





Early Years Best 2003-2006 -Pathway Through The Decade-
Jazztronik
〈Jazztronik、ベストアルバム〉
09.03.18
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 ハウス、クラブジャズ、ラテンなどを行き交うボーダーレスなダンスミュージック、ぎっしり詰まった2枚組
 03年デビュー、野崎良太のソロプロジェクト、"Jazztronik"、03年から06年までの仕事集。disc1はウタもの、disc2はインストと一部コーラス入りトラックでまとめられてる。音大、作曲科専攻出身で、デビューは葉加瀬太郎のライブにいき飛び込みで本人にデモテープ渡したのがきっかけと。Mondo Grosso、ゴズペラーズ、bird、中嶋美嘉などと幅広く共作してる





TOUCH
土岐麻子
〈土岐麻子オリジナル3rd〉
09.03.15
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 彼女ならではの特徴ありげなシティポップ。ジャズ仕込み、優しくてしなやかでどこかトラディショナルな味わい。今時感は少ないけれどしっかりとした作り込まれたライトなポップス
 ソロシンガー、土岐麻子、約1年ぶりのオリジナルアルバムで3rdの『TOUCH』。ユニクロや日産のCM曲が入ってどことなく聞き覚えあるもの幾つか。プロデューサーは川口大輔(ex.中島美嘉)と奥田健介(ex.NONA REEVES)。くるり岸田繁の書き下ろし曲もあり





ハイファイ新書
相対性理論
〈ウィスパーVo.で魅惑のポップ〉
09.03.12
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 特徴的少女チックなウィスパーヴォイスで魅惑ポップ。今時意表をつくライトで抑えた演奏バックに摩訶不思議アンサンブルの骨頂。話題先行で全く聞いたことないままツタヤレンタルで一聴即効のツボアルバム
 06年結成4人組紅一点ポップ、"相対性理論"、1stフルアルバム『ハイファイ新書』、1/7リリースで正味33分21秒。去年5月に出たミニアルバム「シフォン主義」がスマッシュヒッツで今作が追い打ち。ブーム見込んだ確信犯的確固たる世界観築いてただ者じゃない新参者。酸っぱくて切なくてやるせなくて





LONDONYMO- YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON 15 _ 6 08-
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
〈YMO最新のロンドンライブ〉
09.03.06
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 まったりとした味わい。いぶし銀のテクノ。当時の攻撃力はないけど、枯れた味わいが物悲しくも懐かしい。奇跡のライブ盤なのだろうが、当時とはまた別のバンドような実態で現存している不思議な感覚。
 細野晴臣+坂本龍一+高橋幸宏の伝説のテクノユニット、"YMO"、08年に行われた28年ぶりのロンドン公演をパッキングした今作。その日の4日後のスペインでのライブもそれのみで2枚組。今作も2枚組で同時リリース。往年の名曲でいえば「RIOT IN LAGOS」「ONGAKU」「RYDEEN」「CUE」あたりが再生。細野+高橋による"Sketch Show"や教授ソロでの作品も取り入れられて垣根なし





BEST WRAPPIN' 1996-2008
EGO-WRAPPIN'
〈エゴ12年間の軌跡〉
09.02.22
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 エゴラッピン、結成12年で初ベスト。去年(08年)10月にリリース。
 大道芸的な猥雑空間、妖艶にてアングラ、強烈な個性放つ彼女らのこれまでの軌跡が2枚組にてコンパイル。disc1は『ヤルキ盤』と称し「くちばしにチェリー」などアッパーな曲12編、disc1は『セツナ盤』で「色彩のブルース」などミドルテンポの聴かせる系11編。
 去年、FUJI ROCK初参戦で白ステージで見たが、ヴォーカルの中納良恵の拡声器を手にうねうねダンスでステージ駆け巡るパフォーマンスが焼き付いてる。かっこよさとはどこか違う、やっぱり猥雑でこそばゆく琴線に触れる





moment A rhythm
凛として時雨
〈時雨の憂いに似た秘めた激情〉
09.02.19
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 時雨か、五月雨か。全編、憂いあるギターアルペジオがループされ、バンドの芸風の激しさが押し隠される。中段でやや盛り上がりのパート。ここはミドルテンポがキープされたままギターとドラムがうねる。深淵かつかすかな光明
 男女ツインヴォーカル、尋常でない激しきインディロックで話題の"凛として時雨"、メジャー移籍第1弾シングルで、トータル17分近くの及ぶ長尺トラック。ストーリー性はらんだ、プログレのような構成でイカす





MORE! MORE! MORE!
capsule
〈大衆テクノのギリギリ感〉
09.02.16
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 オリコンチャートで6位、ツタヤのレンタルランク上位にも名を連ね、capsule史上最大のヒット遂げた今作。中身は中田ヤスタカ氏自身のホームグランドでもあるゴリゴリのテクノ、ハウスまっしぐらの攻撃的アルバム。とてもマス消費狙える手合いのものではないと思いきやその実テレビ番組、CMのタイアップも入ってなにげに聞き覚えのある曲も
 Perfumeへの楽曲提供でスターダムに上った、DJ&プロデューサーの中田ヤスタカとVo.こしじまとしこのテクノデュオ、"capsule"、1年ぶりのフルアルバム。





calendar -明日のヨテイ-
Lumiere
〈切なくておいしいカバー集〉
09.02.13
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neco★

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 懐かしく胸キュンソング詰め合わせ。聞き覚えある曲はもちろん個人的に思い入れのある曲が詰まってておいしいアルバム。マイラヴァ「Man&Woman」、ブリグリ「There will be love there」、BEGIN「恋しくて」あたりがツボ
 スタンダードなJポップをリミクスでカバーの「Lumiere」シリーズ第2弾。"ELMIO”なるプロデューサーの別名儀で"Lumiere"。シンガーは”neco★”なるソロアーティスト。路上ライブからキャリア積んで、現在CMソングなどで活躍中と。





Van.
伴都美子
〈伴都美ソロ第2弾セルフタイトル〉
09.02.09
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mu-mo

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 ライトなシティポップ満載でカジュアルテイスト。"Do As Infinity"復活の歓喜覚めやらない中、リードヴォーカル"伴都美子"、オリジナルソロアルバム第2弾発表。これまでのシングル曲4曲入りで、3年間の集大成。詞はほとんど伴が手がけ、M8「message.」では作曲も。
 声が好きでよく聞いてますな。DoAs復活は本とうれしっす





akiko
矢野顕子
〈ブルージーな矢野顕子セルフタイトル〉
09.01.24
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 ブルージーでジャジーなピアノ弾き語りサウンズ。ピアノ、ギター、ドラムスのシンプルなバンド構成で、オールドアメリカンでオーガニックなテイスト。時々ロック魂なトラック
 ピアノ弾き語りスト、矢野顕子、4年ぶり27枚目オリジナルアルバムはUSの大御所プロデューサー、T・ボーン・バーネットを招いて現地で録音。通好みっぽい渋みの効いたアレンジのトラック並ぶ。ツェッペリンの「Whole Lotta Love」の仰天カバーも聞き物





Six Mix Girls
つしまみれ
〈ガールズパワーにまみれて〉
09.01.19
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 日本語でプチおどろしい歌詞とメロディにクリアなウタゴエのミスマッチなパワーポップ。そんな"つしまみれ"、英語詞で突き進むトラックも入って新鮮。そんな曲もさらにパワー満点のドライブ感。
 ガールズ3ピースロックの"つしまみれ"第3弾ミニアルバムは、USアニメの「パワーパフガールズ」とのコラボで、初回はUSリリース、日本で再発のディスク。なにげに結成間もなく10年のベテランバンド。いつまでもインディーズなノリに共感





サーフ ブンガク カマクラ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
〈アジカンの江ノ電、音楽紀行〉
09.01.16
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 「藤沢ルーザー」「鵠沼サーフ」などと江ノ電の駅名にちなんだタイトルで全10曲。地元密着型ローカル色あふれるコンセプトのもと、パワーあふれる瑞々しいトラックが並ぶ。ちょっとした音楽紀行的アルバム。聞いただけで行った気になる、絵になる湘南を切り取ったオシャレな江ノ電パノラマ。
 キレあるギターで聞かせる日本語ロックの雄、アジカン(サーフ ブンガク カマクラ)、5thフルアルバム。前作から約8ヶ月のショートスパンでのリリース。録音は湘南のスタジオで現地の空気感までパッキング





77 BOA DRUM
Boredoms
〈77ドラムイベント収録盤〉
09.01.15
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 07年7/7、NYで行われた露天フリーライブの記録。ドラムセット77台で同時演奏、驚異のジョイントライブはひたすらシンクロしたビートがループ。かと思えばときにフリーセッションで混沌のるつぼと化す。神がかり的にビートがうねる。ほぼトランス状態のそれ
 ジャパニーズエクスペリメンタルの雄、"ボアダムス"が仕掛けたイベント。4人のメンバーが77ドラムの中心に位置し、フロントマン、アイがかけ声や、簡易なシンセユニットで音を整え、全体をコンダクトする。奇跡のジョイントライブ





2マンTour 徹子のHair + Open Night Family -夜明けの家族-
GO!GO! 7188
〈GO!GO!の最新ライブベスト盤〉
09.01.14
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 ライブハウスでの勢いまんまパッキング、そしてクリアな録音で聞きやすい。個人的に大好きな『こいのうた』が入って感涙の域
 "GO!GO! 7188"、最新ライブからのベスト音源集9曲入り。08年5、6月に敢行の"凛として時雨"など6グループとの対バンツアー「徹子のHair」から。DVDではそれらの面子らとの飲み会映像満載になってるらしいがレンタルはCDしかなくてなので見れてない。
 そしてニューアルバム『アンテナ』が2/4にドロップされると





D
突然段ボール
〈突然段ボールを聞いてみた〉
09.01.12
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 突然、「段ボール」を聞いた訳でなく、『突然段ボール』という名のバンドの音。前々から名前は聞いたことがあった。何十年も前、それこそ「ニューウェーブ」ムーブメントの頃から知ってたけど音自体は聞いたことなかったのだが、まるきりその当時にあったような、ギター&ヴォーカル、ドラム、ベース構成で小細工なしの素朴なロックスタイル、不思議系の日本語歌詞。ねらったような安っぽいコーラスにミックスもなにげにローファイ志向。今時あり得ないような希有な音像。
 結成31年目"突然段ボール"、去年(08年)の11月にリリースのフルアルバム。バンドのフロントマンだった蔦木栄一氏逝去後、実弟、俊二氏率いて初のアルバムと





銀河
原田郁子
〈とても静かでしみいるミュージック〉
09.01.09
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 アートな方向へより純化されどれもが静謐で繊細な楽曲群。清志郎とのコラボの表題曲が一曲目で作曲とヴォーカルで清志郎が参加。13分を越える大作はアコギバックに原田郁子のぐんにゃりしたヴォーカルがたゆたう透明感あるウタ。曲のラストはサイケで即興風に盛り上がって終わる
 原田郁子、08年で2枚目のソロアルバム。3月にミニアルバム、6月にフルアルバム『ケモノと魔法』に続くソロ3部作の完結編の位置づけと。去年(08年)フジロックで生郁子を見たけどナチュラルでどうにも幸せなオーラを発散してくれてた。
 心象風景切り取る完成度高い空気感形成してる





My Music Tree Arvin Homa Aya Featuring Works Best
Arvin Homa Aya
〈少年ナイフ、原点回帰の一矢〉
09.01.07
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 しなやかに伸びのある高音。涼しげで清らかなウタゴエ。どんな楽曲へもなじむ柔軟性あわせ持った新時代ディーバ。日本のダンス・ハウスシーンを代表するアーティストたちへのゲストヴォーカルとして活躍中、"アーヴィン・ホマ・アヤ"の仕事集。収録はFreeTEMPO、Jazztronik、須永辰緒、GTS、DAISHI DANCEらとのコラボ作品、一部新録。
 US・サンフランシスコ生まれで中学のとき渡日し以来日本が拠点。英語ネイティブの素養活かし英語歌唱指導など裏方をへて02年、Jazztronikとの出会いから商業歌手としてスタート。ソロアルバムもいくつか発表してる





Super Group
Shonen Knife
〈少年ナイフ、原点回帰の一矢〉
09.01.03
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 パンキッシュ度がパワーアップし元気一杯なアルバム。オールドテイストなハードロック回帰でバンドサウンド強調。
 大阪発で世界をかけめぐるガールポップバンド、"少年ナイフ"通算で約第14作アルバム。今作でこれまでサポートメンバーでバンドの大ファンだった、りつこ(ex.電気キャンディ)がベーシストとして正式加入し3人編成。「原点回帰」をテーマに全編英語詞、パワーポップな一枚。10曲入りでラストナンバーはポールマッカートニー&ウイングスの『Jet』のカバー



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