Kish Kash
basement jaxx
〈ネプ入って広がる明るさ〉    
03.12.24
★★★★★

 「飛びっきり明るめラテンハウスのKING、basement jaxxの3rd。
ダンス系では特にPOPさで最右翼のbasement jaxxなんだけど、メンバーのフェリックスも「ロックとかネプチューンズのサウンドの方が面白い」つってるくらいで、広がりはよりロック方向が主。あとバングラ、UKガラージ、パンク、ラテン、ファンク...etc。当然"ネプ"系R&Bも有りで盛り上がってます。
パンクで言えばまんまスージー&ザ・バンシーズのスージーもフューチャリングではじけすぎ。
 



Stellastarr
STELLASTARR
〈NY系アートパンク今ここによみがえる〉     
03.12.18
★★★★★

 定番アートスクール出のお仲間バンド、ステラスターのデビューアルバム。
その昔テレビジョン(!)やミンクデビル(!!)やらのNYパンク&ニューウェーブ大盛り上がりな頃の系の懐かしな音の数々にひたれてしまうのは単なる懐古趣味なのか今のシーンに飽き足りないでいるからなのかはしらない。
まさしく、キリン・クラッシックラガーな味わいなのだな。
 



Get Born
JET
〈ず抜けた疾走感、ストーンズ現代版〉     
03.12.17
★★★★

 ありがちながら例の「i-Pod」CMでひと聞きボレした。インパクトフルスロットル

ストーンズのメンバーが今のシーンに生まれ変わって出てきたらきっとこんなパンチ効いた音聞かせてくれるんだろなっつう風情のJETは、オーストラリア・メルボルン発の4人組のロック野郎。聞いて自然に想像できる彼らのルーツはまずストーンズ、Grateful dead、KINKS、T-REXそれにポール(バンド名もそこ→"JET"から来てるらしい)。
「Nirvana やPearl Jamみたいなバンドは聴いていられなかったね」とバンドの中核ニック・セスターはいう(引:WarnerMusicJapan)。確かに明らかに違う、今ある音ぢゃない。それでも古くない。この線は狙ってできることじゃない。"グランジ"に背を向けてきた"育ち"がこうさせるんだろね。
こいつらの疾走感、ず抜けてます。
 



CORAL FANG
the Distillers
〈おいしいパンクス、ディスティラーズ〉

03.12.15
★★★★★

 コートニー・ラブと双璧をなす(?)女子ビッチパンクすブロディ率いるディスティラーズ、メジャー移籍第1弾。
ランシド、ティム・アームストロングの彼女なんてことで脚光を浴びるも、音楽誌上で新彼とのDEEP-KISS写真発表でティムとの仲を無残に引きちぎり、パンクシーンをも敵に回したという(引:rockin'on)私生活もまんまstraight toパンクスのブロディ。
"しゃがれ声"は基本中の基本。そんでもってプロデュースはフーファイ..etcのGil Norton。ミックスはニルヴァーナ「NEVERMIND」、レイジ「RAGE AGAINST THE MACHINE」はじめ今やこの人なしにロックは語れないAndy Wallace。
なんだかんだでおいしい位置keepしてまっせ。

なぜかジャケットが2種類。




Absolution
MUSE
〈世界が変わる衝撃はある〉
03.12.14
★★★★★

 その衝撃によって今の実在(何処にいて何を考えてたか)がリセットしてしまうなんてことがたまにあって、それって良くエイガを見終わった後に起こったりするんだけど、音楽聞いてそんなことって、例えばYES「fragile」、BEATLES「BEATLES for sale」、「RAGE AGAINST THE MACHINE」..なんて位でなかなかない。あと番外で戸川純「昆虫群」。
今まで知らなかったことを後悔するよな"自己音楽観念"溶解の瞬間。
fromUKの3ピースバンドはなんだろ、激しさと憂うつと光だけに包まれた世界が怒濤のごとくせめぎ合い、気がつけば凪の海原が視界を満たすよな創世記を体感できる。偉大です。世界変わります。




LET IT BE...NAKED
THE BEATLES
〈まるで買っちゃうしかないビートルズの公式ブート〉
03.12.02
★★★★★

 ビートルズのオリジナル最終アルバム「LET IT BE」のプロデューサー、フィル(murder)スペクターの手にかかる前、オーケストラ、女性コーラスなんかが加わる前のトラックをデジタルリマスタリングした、それこそビートルズ自身による"裸"のアルバム。なんつっても音がいい。もっとも自分ビートルズ聞いてるのが10年以上前にレンタルレコード屋で借りたのをカセットにRECしてそれをまたMD-LP4モードに入れ直してるもんなんで比較にならんかもだが・・・

 オーケストラアレンジがないことで、全然良くなった曲とその反対の曲がある。
前者は"ACROSS THE UNIVERSE"。元々のはストリングスに埋もれもやもやしてて全くなんともない曲だったのが、これ"LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS"(超名曲)に匹敵する位のジョンの心象ワールドが広がって、直に響くね。
その逆は"THE LONG & WINDING ROAD"で、ポールがオーケストラアレンジを意図してなかったなんて話があって今回実現したけど、これはオケあったほうがいい。まあ個人的にです。

もっともこのアレンジ違いのって、なんかのマガイ品で聞いてたことあるんだろね。なんせビートルズもんは量が多い。持ってるだけであんまし聞いてないけど。

これからもドンドン出続けるんだろうビートルズの"公式!"ブートレッグ。取りあえずチェックし続けるしかない。




GREATEST HITS AND VIDEOS
RED HOT CHILI PEPPERS
〈れっちり、歴史的ベスト&ヴィデオ集〉
03.11.30
★★★★

 思い出つまったもの集めた"アルバム"の装いのレッチリ新作は、CD「母乳」以降から珠玉の名作集めた2枚目のベスト盤。
マッチョながらナイーブな永遠の悪ガキも近作「Californication」「BY THE WAY」では復活!ギター、ジョン・フルシャンテが聖人のような悟りのサウンドメイクでバンドを引っぱり"聴かせるBAND"にモデルチェンジし、ますます"ONLY ONE"のオリジナリティ築き、世界レベルでもNo.1ロックバンドの黄金期をばく進中のレッチリ。
映像もハンパなく盛りだくさんで、なにぶん一筋縄でいかない彼らのすべてがあらわになってる。新曲は2曲だが、このベストのためにレコーディング敢行で多くの新曲生み出したということでオリジナルアルバムも早々に出るとも。

DVDビデオはプロモビデオと見始めるとキリないくらいのライブオフショットでこれ1枚で1日つぶれます。フーファイ出まくり。




Liz Phair
Liz Phair
〈ジャケ買いしちゃう禁断のアルバム〉
03.10.20
★★★★★













 ガールズポップと呼ぶにはちととうが立ってる、と言っちゃ失礼か。
いやいや充分「ガールズ」でしょう。素朴でストレート、心が洗われるまっとうなUSロック。
子持ち(!)ロッカー、リズ・フェアーの5年ぶり4枚目は初心に戻ってなのかタイトルはその名も「リズ・フェアー」。

アヴリル・ラビーン、ブリトニーなんか手がけるプロデュースチームthe Matrixも何曲かに参加してて聞きやすい今どきのPOPソング盛りだくさんか。
その分オリジナルさが削られてるのか、今どきであればある程あんまり心に響かない、っつうのはあるのでは。前作「whitechocolatespacegg」の方がまだいいかもだ。

リズ・フェアー聞いたキッカケって、"オルタナクイーン"なんて呼ばれてんのが気になってなんだけど、"オルタナな音"なんて今どきあるわけがない。昔のCD引っ張り出して聞けばいい話。

気になるのはジャケットの股ばさみギター。
この微妙なエロさにおぼえあり‥
って考えてたらあれだね、リッキー・リー・ジョーンズの「ネイキッドソングス」。
姉さんシンガーのある意味お約束?
ストラトとアコギ。




RESULTS MAY VARY
Limp Bizkit
〈リンプのやっと出る、コンビニすぎ〉
03.10.12
★★★★★

 陰のキーマン、ウェス(G)脱退により、後釜探し騒動がJAPANにまで及んだリンプ。
結局ギターはUS西海岸ミクスチャーバンド、スノット(すでに解体)のマイク・スミスになったものの、ニューアルバムリリースは延期を重ね、満を持してDROP?。
一見(聞)、軽い印象。高校生が学園祭かなんかでカンタンにコピーできちゃいそうな、基本的、練習曲的というか。動から静とバリエーションも広いが、典型ラウドロックパターンを一通り並べたみたいなコンビニアルバム。それはそれで今っぽいというのかどーなのか。
まあタレントじみた私生活(http://oops-music.com/info/view_news.html?nid=9050)が忙しいフレッドだけに、無難にまとめた1作か。

1曲めにU2のエッジばりのギターエフェクトワークが入ってるのは、新メンバー・マイクの挨拶がわりのプチエポック?
取りあえず、芸風のHIPHOPミクスチャ+フレッドのクレイジーLAP聞けてファンはひとまず安心ってとこ?DVD付き判ではオフショット等盛りだくさんのビデオ見れる。




LOVE&LIFE
Mary J.Blige
〈Queenの誕生から10年を経て原点に返るメアリーJ〉
03.09.09
★★★★★

 ショーン"パフィー"コムズとのコラボ作『WHAT'S THE 411?』で"Queen of Hip Hop Soul"と銘打ってデビューしたのは'92年のこと。そして2作目にして名盤『MY LIFE』('94)から、今回(オリジナル6作目)の"LOVE&LIFE"で再び"パフィー"と組むまでに約10年かかってしまったのは、メアリーJのスタートダッシュ成功に気をよくした"パフィー"が次々色んなアーチストを世に送りだし当代切ってのヒットメーカー化したと同時に、本との意味でのHipHopQueen化したメアリーJが同じ土俵に立ってしまったことゆえの互いの対抗意識だったのかはよくわからんが、やっぱり2人が組むとこうも変わってくるのは音楽性の相性なのかね。
その間のメアリーJはインパクトなかったしね、ローリン・ヒルにも食われてたし‥。

そんなわけで"パフィー"と組んだ今作"LOVE&LIFE"はメアリーJのデビュー作の匂いとともに、ルーツSOULに本来あったはずの魅力を存分に感じる(思いださせてくれる)仕上がりになってる印象。ちょい渋めだけど、これだよ、これこれ、っていうよーな感覚。

メアリーJ復活の契機となる重要作だね。




The Album
PANJABI MC
〈カレー風味の新風R&B、ギャング映画風ビデオで昇天〉
03.09.08
★★★★

 MTVでかかりまくりだったパンジャビMCの“Beware of the Boys (Mundian To Bach Ke)”は、LAPのJay-ZがUKでの彼のヒットに目をつけコラボーレートしてUSビルボード1位はじめ世界的なヒットにつなげた話題作。音はバングラ、ビジュアルはインド人オールキャスト,プチレトロ,ギャング映画風でインドテイスト爆裂。インパクト250%。久々にまるごと1曲飽きずに見れるプロモビデオ。(MTV.USからビデオに行ける)
最近R&B系のビデオってつまらんから余計に目立つんだなこれが。

パンジャビMCは10年位前からバングラビートシーンで一線を張ってたインド系 UK在住ミュージシャン。生れ育ちもUKなんでヒップホップから入って徐々にバングラのディープな方向に傾倒してきたもよう。
R&BやLAP系の音が全部同じく聞こえてしまう人には特にお勧め。こってりカレー味でうまいっす。




The Neptunes present...CLONES
The Neptunes
〈ネプチューンズ、お仲間同士でゆるいコンピ〉
03.09.02
★★★★

 ネプチューンズ。お笑いグループじゃないよ。~ズ、がつくからね。~ンズ、だから。
USの売れっ子プロデューサー、ファレル・ウィリアムスとチャド・ヒューゴーの2人組 ネプチューンズは、ブリトニー・スピアーズ、リンプ・ビズキット、TLC、LL COOL J...etcにからむいまや一昔前でいうJ-POPの小室状態(笑)、ちと違うか‥。昨年だけでもUSチャートに18曲も送り込んだんだと。

そんな彼らが"STAR TRAK"なんていうレベールの本格始動を期にコンピレーションアルバムをリリース。基本はバスタ・ライムズ、ネリー、スヌープ、ナズらLAP界の大御所参加でHIPHOP主ながらROCKナンバーも幾つか入る(これがまたイイ)。
気合いの入ったスーパーチューンぞろいか!。いやそーでもなくアッサリめ多し。意外とゆる〜い感じが聞いててあきないかも。

タイトルの"〜CLONES"って、「さぁパクりやがれ!」って世界の音楽シーンに向けてのみなぎる自信か?ジャケットは地球で、しかも腕組みだぞ(笑)。




100TH WINDOW
massive attack
〈こっちは5年ぶりだ!のマッシブはきびし〜い!〉
03.08.19
★★★★★

 だいたいCCCDだからあんまし聞く気がしない。というより普段MDにコピーしてーのウォークマンハードユーザーなんで、MDにさえダビングできないとこから気に入らない。まして今度のマッシブはまったりインナー&ダウナー度パワーアップの暗やみサウンドなんでますます遠ざかざるを得ん。
どんなシチュエーションで聞くのがイイか。クルマじゃないし、朝から聞く気もしない。仕事場でかけられても調子狂うし。よっぽど眠いときの寝際BGM位か。
なんだかんで取り扱いに困る1枚。

2nd"Protection"、3rd"Mezzanine"の自己脳内革命満漢全席だった感覚(???)が忘れられず今回即買いしたけど(去年末のリリースか)、非常にきびし〜い!
聞いてて不快感はないけどある意味存在感の薄い1枚でもある。




Let go ('02)
Avril Lavignex
〈アヴィリルを聞いてみた〉
03.08.12
★★★★★

 アヴィリル・ラビーンのデビュー『Let go』は去年リリースのもんだけど(洋楽のCDレンタルは発売から1年待つことになる)、なかなかの完成度で拾い物的に満足感高し。
カナダ出身17才、身長150、(素行不良)のアヴィリルはグラミーで新人賞の実力派。
なんかの番組でベッキーが彼女にインタビューしてて、tATuばりの横柄さを前にまったくからみきれずいたベッキーがふびんであんまし聞く気もしてなかった。見た目アギレラとかぶってたのもいまいちだったし、当時はね(今では豚likeに肥えたアギレラだが‥)。
曲はキャッチーなガールズロック。元気さがあふれてて聞いててポジティブになれる。
矢井田瞳とちとかぶった印象はおれだけ?
 



FALLING UPHILL
LILLIX
〈カナダ発ティーンズガールズポップ、リリックス〉
03.08.05
★★★★★

 MTVでPVみてルーシャスジャクソンを聞いてるときの胸さわぎを感じて(ひと聞きボレね)アルバムを聞いてみたら全然違って、リリックスはどちらかというとふつーに売れ線のガールズロック。プロデューサーにはアヴリル・ラヴィーンを仕掛けたザ・マトリックスも参加してるだけにフォーカスにくるいなしの今流の音。
平均年齢19才のデビューだけあって初々しさがキラキラと光ってる。
1曲目はbeatlesのstrawberry fieldsの音があって切ないのもマル。ラスト曲「WHAT I LIKE ABOUT YOU」がオススメ。
マドンナ主宰のレーベル、マヴェリックから発進。
マドンナも認めた将来性ってこと?

ただこれミックスのせいかわからんけどよっぽど聞く環境よくないと妙にヌケが悪い、のは玉に瑕。もしかしてプレスミスかも。




Fallen
Evanescence
〈CM on airでブレイク必至?のエヴァネッセンス〉
03.08.04
★★★★★

 これCD買うのに結構迷い続けてた。試聴してて何かが足りない‥なんて思いながら結局気になったら買うしかない。
(洋楽の新作レンタル解禁望むのみ)
『デアデビル』とかいう映画のサントラ参加がキッカケで(超?)メジャー化してるアメリカ・アーカンソー出の紅一点バンド。曲調は重厚でマイナー調、スピリチュアルでゴシックなハードめロック。Voのエイミーは聖歌隊してたというのもあってか音にキリスト教的なもの感じる。夜もやに包まれた教会に月光が差込み、わずかにメンバーの姿を浮かびあげてる中ライブしてそうな‥。
もう普通に地上波でCM流してるし売れ線であることは間違いなし。だからどうだって話‥。
もすこし、やっぱし何かが足りない。




LIVING IN AMERICA
THE SOUNDS
〈女子ボーカル・ノスタルジーパンク〉
03.07.24
★★★★★

 Fromスウェーデン、80年代NYパンク・エレクトリック、例えばデボラ・ハリー's ブロンディを今演奏(や)るならこうなる、みたいなノスタルジーにひたれるバンドはその名も"THE SOUNDS"。
ストレート・キャッチー・POP・ポータブル(?)。
元smashing pumpkinsの(日本人顔)イハのレーベルでのリリース。
ちょい注目!




De-Loused in the Comatorium
The Mars Volta
〈ロックの新機軸決まる、マース・ヴォルタ〉
03.07.21
★★★★★

 YESと一緒にすると怒られそうだが、聞きながらYES (「fragile」「cloth to the edge」の頃のね)をほうふつさせた。昔ロックファンにはなつかしいこのプログレッシブな音。
活動停止中だったAT THE DRIVE-INのオマーとセドリック、ROYAL TRUXのドラム,ジョン・セオドレを中心にした"The Mars Volta"の1st album。レッチリのフリーとジョン、プロデューサーにはこれまたレッチリのリックルービンが参加してるつうんで聞いてみたら、思わぬ発見。うれしい。
フリーがまともにこんな超絶技巧で通な音楽に参加してるのも感動もん(いやいやその技術再確認です)。
これはすごいバンド出てきたね。ロックの機軸示して欲しい。


 



emilie simon
emilie simon
〈今どきのフレンチを味わってみる〉
03.07.03
★★★★★

 タワレコ(TOWER RECORD)の試聴用ヘッドフォン、低音ですぎと思いません?たいていアレで迫力に圧倒され買ってしまい後であの低音でるセッティングが再現できず、何か違うものつかまされた気分になることが良くある。だからタワレコで聞いた音は信用できない。

ちなみにこれはそんな低音どーのは関係ないだろうフレンチPOP。
ウィスパーボイスにまでいかないほどほどのロリ声にまずやられる。静かでスローフードな味わい(ゆっくり味わって食べるちゅーこと)。自称フレンチフェチにはたまらないっす。今どきのフレンチPOPはアレンジもこってまっせ、ってこれ曲,アレンジ,打込み含めほとんど自分でしてんだね。<br> フレンチなまりなイギーポップ-I wanna be your dogもアリでお得に楽しめる

関係ないがフレンチモノって売り場のコーナーでいうと"WORLD"に入っちゃうんだね。"WORLD"ってある意味民族音楽ぢゃないの?そうなるかと、ちと悩む

あ、ちなみにこれタワレコの試聴でひと聞きボレした。低音ビンビン出てたけど、歌声よければ問題なし。
 



IN SEARCH OF...
N・E・R・D
〈腹八分目の食い足らなさは、噛めば噛むほど?〉
03.06.30
★★★
★★

 ブリトニーやらリンプやらのメガヒットをてがける(世界最強!?)プロデュースグループ、ネプチューンズのバンドユニットN・E・R・D(エヌイーアールディー)の新作(去年発売ですが‥)。
ん、新作?実は一昨年同じ曲、タイトルも同じで日本版を先行発売したものの、も1回作り直したい!ってことで、あらためて生バンド編成でレコーディングし直したものを出したらしい。したがって最初の方の輸入盤は売ってない。CD屋行って買うなら、黒人がアホ面してプレステしてるとぼけたジャケットの方が生バンドの最新版です。

基本は王道R&Bなんだけど、曲調色々あり。CDにはビデオ入ってるから見てみませう。中でも"rock star"ではおいおいレイジ(アゲンストザマシーン)?、レッチリ?ってなハードなラップも見せる。
意外と淡泊なんで食いたらなさは残るんだけど、屈指のヒットメーカーだけに今っぽいツボは押さえてるっててとこ?
いやいや十分かっこええで。
 



Hail to the Thief
RADIOHEAD
〈進化系か退化系か、悩む、そして音楽にひたる〉
03.06.21
★★★★★

 めちゃめちゃペース早いやろってなRadioHeadの新作。
けっこうはまるこの暗い、重たい、重厚、長大、深遠、自傷、退廃、“dark rock”と呼びたくなる世界。この世界はRadioHeadに限らず今rock界を席捲してるみたいね。というかそういう方向に広がりができてるっつーのか‥。っていうか昔からあるか。
今回の『Hail to the Thief』はそんな世界から、希望、社会復帰、全身、夜明け、前向き、そんな方向への脱却のきざしが見える。
聞くたびに新しい発見があるし、後味もすっきり。
今やロック!?の新しいスタンダードとなった。




Fever To Tell
YEAH YEAH YEAHS
〈学祭バンドノリのこんなの待ってたパンク〉
03.06.18
★★★★★

 NYやUKで盛り上がってるヤー・ヤー・ヤーズ のデビューアルバムを聞く。
女ボーカル1+男2の(旧)ドリカム構成。ボーカルのカレンはクリッシーハインズ(ex:pretenders) か、キム・ゴードン(ex:sonic youth)やらの女子パンクの流れを継ぐ(ある意味)ベタなボーカル。だけどこれがなかなか今はないんだよね。(聞くのも演奏(や)るのも)懐かしくなるよな、いかがわしくもスゥウィートな〈PUNK〉の音。
ベースがいないってのも面白い。(聞いててベースのなさ感はあまりない、むしろシンプルでいい)
新たな伝説期待するっス。
 


●LIVE REP●
Beastie Boys as Tibetan freedom LIVE in NK hall
Beastie Boys
〈アンプラグトなビースティを見る〉
03.04.20
★★★★★

 ビースティボーイズの2年ぶりの日本でのライブを見た(聞いた)。
ライブの趣旨が政治的なある種まじめに主張する場だからか知らないけど、アレンジ的にシンプルなライブ。ビースティといつもやってるMIX MASTERMIKEがDJしてるのみなんで、音がちょい薄かったね。
あと、メンバー3人みんなスポーツ刈りなんで高校生かよってな感じがおちゃめではあった。

チベット開放の寄付金集めライブだけあって、会場内でのアルコール販売なしはきつかった。ディズニーランド裏のヒルトンやらのホテルに挟まれたとこなんでまわりに居酒屋はないし‥

対バンで清志郎も出てた。ジョン・レノンの『ジェラシーガイ』の替え歌で「戦争なんていらね〜」なんていう歌詞はちゃうやろとも思うで〜。あとほんまに「イェー、ベイベィ〜」ばっかだよ。
 



A TRIBUTE TO RAMONES
WE'RE A HAPPY FAMILY
〈やっと出た真骨頂的至極のトリビュート〉
03.02.23
★★★★★

 ラモ〜ンズのトリビュート出た〜!! ってゆーかやっと出たよ(笑)。

カッチョエ〜な、全部。これこそやっぱ「ロック」でしょ。レッチリから始まるなんてのも、泣かせる曲順(曲調はBy the wayと同じノリだけど(笑))。中でもKISS、GREEN DAY、GARBAGEは最高。TOM WAITSは浮いてるけど‥オリジナルメンバーはもう2人死んで、今後復活がないだけに“ラモ〜ンズ”は伝説と化したってとこだね。
 


●LIVE REP●
FOO FIGHTERS in 幕張メッセ on "MAGIC ROCK OUT"
FOO FIGHTERS
〈デイブのタモリぶり〉
03.02.08
★★★★★

 ロックの伝説、ニルバーナのドラマーだったデイブ・グロールひきいるFOO FIGHTERSの堂々ライブ、まさに王者の風格だったね。盛り上げ方も最高、イイトモのタモリばりに手ぶりで客の歓声を仕切ってるのは、これ絶対日本で昼のテレビ見てるなってところ。

冬のフジロックってことで開かれた“MAGIC ROCK OUT”でのステージだったんだけど、イベント自体もまあまあの盛り上がりだったんではないかい。
 



AUDIOSLAVE
AUDIOSLAVE
〈偉大なる企画かそうでないか〉
02.11.26
★★★★★

 Rage against the machine(レイジ)と、SOUND GARDENの合体で、(ある意味)満を持してというより、突然出来て、突然CDを出した大型(笑)ロックバンド、AUDIOSLAVEのデビュー作。
レイジはボーカル、ザックの怒りにまみれたラップ(訴える内容は人種問題など社会に対しての政治的主張)とギター、トムモレノの暴力的でキレがかったリフが続く(ギターを持つ位置が高いのも特徴)IQ高めで微妙にオタクがかった、ある種独特のハードロックを築き上げ、伝説のバンドとなっていたが、今回のAUDIOSLAVEではボーカルの抜けたレイジの後釜ボーカルとして、これまた通の間では人気のあるクリスコーネルが参加し、ついでにバンド名が変わったともとれる(実際は知らないよ)風の音作りに仕上がっている(3人レイジだししょうがない)。

ただ何と言ってもこのクリスコーネルの歌い方ってある意味“普通”なんだよね、長髪ハードロックの時代を引きずる声張り上げ系のボーカルスタイルだから、レイジファンの自分としては、これでザックがいれば<なぁという意味で「もったいない」と感じてしまう。
レイジっぽくない曲もあるけど“普通”のロックバラードだもんねぇ。このバンド自体、企画もんらしいし、色んな意味であまり次を期待しずらい“大型新人”ロックバンドってところか‥
 



●LIVE REP●
レッチリin幕張メッセ
Red Hot Chili Peppers
〈レッチリの超まともなライブ〉
02.11.02
★★★★

 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ)来日!
幕張メッセでのライブにいく。『Californication』『By the way』と2枚のアルバムから中心に、定番「Give it away」アンコールでの「Under the bridge」「Me & My Friend」など演奏。ビッグアーチストにしては1曲1曲のあいだが妙に素人臭くて、そんなのがレッチリっぽいなぁ、なんて前回思ってたけど、今回は意外にきっちり(ある意味テキトーに)MC入ったりしてて、スマートな展開。最新2枚のレッチリ新境地、まったりフォーク路線と相まって、アットホームなステージだった。
グッズ販売の列めちゃ並んでたけど、やっぱファンは時間かけて並んでも買いたいんだろうね。とグッズ買う程のファンではない自分は思ってしまった。