ニコンF / Auto Nikkor telephoto zoom - SP5 World - 落合泰之 -
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オート ニッコール テレフォトズーム
8.5cm F4〜25cm F4.5



ニコンFの新発売から遅れること数ヶ月、 1959年の秋に登場したニコンFマウントとしては 最初のズームレンズです。




初期の 2 リング のレンズ


18cm以上の超望遠レンズは、ニコン(S)マウントのものを 流用していた時代に、自動絞り、露出計連動機構を備えて 登場した 画期的な、望遠、ズームレンズです。
距離環、ズーム環とも金属製で、何とも高級なレンズです。
お値段の方も、破格の15万・・・ボデーの3倍以上の値段でした。

写真のレンズは、初期の 2 リング タイプのものです。 ズーム環に刻まれている 被写界深度を示す線が、カメラ側から見ると、末広がりの 富士山型になっているのが特徴です。

右手にある専用フードは、先端部分が結晶塗装になっている 高級な造りです。日本光学マークの刻印もあります。

手前の オレンジ色の線が入っているものは、近接撮影用の クローズアップレンズです。このクローズアップレンズを 取り付けたときは、距離環上のオレンジ色の刻印が 距離を表します。


で、このレンズで撮影に出かけると ・・・ 距離環とズーム環とが 独立しているという 独特の 構造を持っているため・・・なかなか操作性が悪いのです。 このせいか、比較的早い時期に改良が施され、 距離環とズーム環とが一体となったタイプのものが登場しました。




















SP5 World ( Old Nikon Cameras and Nikkor Lenses )

Yasuyuki Ochiai

























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