F−36 モータードライブ(ニコンF用)
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F−36 モータードライブ
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F−36モータードライブは、昭和34年のニコンF新発売と同時に 用意されていた アクセサリーです。

今から、40数年前、カメラは手で巻き上げることが当たりまえだった時代に、 高速で巻き上げる電動モータードライブが実用になっていたわけです。





当時、他の一眼レフに、これほどまでに高速に、かつ安定的に巻き上げの 出来る装置はありませんでしたから、このF−36は、ニコンFにとって、 大きなアドバンテージとなり、ニコンF大躍進の一因となったのではないかと 思います。

F−36モータードライブの、ボデー本体との結合には、電気的接点など いっさいなく、すべてが機械的に結合されています。
よく調整された F−36 モータードライブのサウンド・・・それは、 それは、素晴らしいものです

既に、四半世紀以上前から、最高秒4コマのモータードライブが実用になって いたことに、また、それが、いまでも、十分に使えると言うことに、 感動しながら、私は、このF−36を愛用しています。





● F−36 関連のメモ●

  • 電源部

      発売当初の電源は、グレー ( 薄緑色 ) の単2バッテリーパックで、 単2バッテリーパックとモーター本体を繋ぐコードも、最初のものは、 グレーでした。

      ただし、この、コード式のバッテリーパックは、手持ち撮影の時には あまり便利ではなかったようで、アメリカでは、早い時期から、 社外品の直結式の電池ケース が、販売されていました。


      この後、日本光学純正で直結電池ケース が開発されました。


    1. この、直結式電池ケースには、何種類かのバリエーションがあり、 上の写真のように、初期のモノには、握り棒にストッパーがなく、 外部接続用の端子が家庭用コンセントと 同じような規格のものでした。
      また、Nikon の文字が、イタリック体になっていました。



  • リレーボックス

      遠隔地点からの操作、複数カメラの同時操作、外部スイッチの 利用のために、リレーボックスが用意されていました・・・で、 ちょっと、中を開けてみたら・・・ 随分ゆったりしたスペースに、大型のリレーとマイクロスイッチと 接点があるだけ、と言う至ってシンプルな構成でした。



  • 中間スイッチ付き コード

      モーター付きニコンFで、望遠ズームレンズを使用するときに、 ピストルグリップ、モータードライブ、単2バッテリーケースを 相互に接続するコードがありました。



  • マイクロスイッチ付き ピストルグリップ

      S−C切り替えのマイクロスイッチを内蔵したピストルグリップは、 昭和30年代の後半に発売になりました。ピストルグリップの 側面にS−C切り替えのシーソースイッチがあります。



  • グリップコード(2種)

      直結電池ケースを使っているモーター付きニコンFと ピストルグリップとを接続するコードです。

      直結電池ケース側の端子は、直結電池ケースの端子の形状に 合わせて、家庭用コンセント状のものと、3ピンコネクターの ものとがあります。



  • ガゼットケース ( 2種 )

      モータードライブ付きのニコンFを収納するガゼットケースと しては、最初に、FB−4 が発売されました。

      その後、直結式電池ケースの発売に伴い、この直結式電池ケース付きで、 ニコンF+F−36モータードライブを収納できるガゼットケース FB−7 が発売されました。






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