特別企画
バンコクの物価、総ざらい!!


 

最近、日本の企業の多くは、駐在員の現地給与支給額を決める際に、

各総合研究所などが発行している日本人海外生活物価指数なるものを

複数種購入して、独自の見解を加えた上で金額を算出する傾向にあるようです。
 

この指数は、単純にその国の物価だけを比較するのではなく、日本で生活するのと同レベルに

暮らしが担保されるためには一体いくら必要なのか?を前提に作られており、

例えば味噌、醤油などの日本の食料品の入手の難しさや実際の購入金額など

日本人専用の項目数百から算出されているのが大きな特徴です。
 

東京の物価を1.0として、世界の各都市が計算されており

倍数表記で書かれています。東京の物価は世界一ですから、大抵の国は1.0を下回り

ますが、一部ロンドンなどでは1.2倍などの数字になっています。

これは人件費や交通費、それに日本食材が輸入に頼っていることから1.0を上回って

いるものと考えられます。
 

アジア諸国は物価自体が、かなり安いので当然1.0を割り込んできますが、

マレーシア、香港などは0.8近辺の数字で

比較的東京レベルの金額が生活に必要だという判断がなされています。

また、ベトナム他のアジア地域でも0.7から0.9前後で圧倒的な人件費や物価の安さと

比較しても日本人の暮らしの難しさが伺えます。
 

実際にもらう給料の金額は1.0に近ければ近いほど高くなるわけですから、日本で同じ給料を

もらっていた二人の人間が、赴任する国によって差が生じるということになります。

過不足をなくし、公平にするための指数導入ですから私はこの考え方自体は賛成です。
 
 

ところが、バンコクの指数はどうなっているかというと、

な、な、なんと、たったの0.43です。

東京の半分以下の物価ということです。しかもこの数字は世界の都市の中でも最低です。

ま、裏を返せばバンコクは総合的に日本人にとって生活しやすい都市と判断された、

ということにもなります。
 

ですが、

うらぁ!!お前らは物価が安いんだから、給料これで十分だろ!
 

と言われたも同然で、現実的には非常に感情的な気持ちでいっぱいになります。
 

そりゃあ、毎日屋台でタイ人とクイティアオすすってりゃ、十分かも知れませんがね。

それにしても、その数字は死ねってことですか?と訊きたくなります。




あまりに少ない給料を告げられた、悲しみの俺。生きていくことが嫌になった。


 

実際に日本人にとっての生活物価が半分なら、それはそれで正当な基準になるのだろうと

思いますが、にわかには信じられない数字です。

だって、シンガポールとかクアラルンプールとそんなに違うと思えないんだもん・・・・・・・。
 

じゃあ、なんとか総研だかなんだか知らんけど、貴様らが作った指数とかが実際には

どうなのか比べて、0.43っつー物価倍率が確かかどうか検証したるわ!
 

というのが今回の企画です。
 
 

とは言ってもここでは実際に買う可能性のあるものだけを対象にしてます。

バンコクには仏像や置物だけを専門に扱った店なども数多くありますが

そんなのは当然無視します。




大庭園やホテルのロビーぐらいにしか置きようのないものばかりを扱った店のみが入るショッピングビル。
クソ広いフロアを一周するだけで、めまいがしてくる。俺が見たかぎり客は一人もいなかった。


 

さて、果たして本当に東京の半分以下の給料で日本人は暮らしていけるのか?

徹底検証さっそく開始!
 

(小生、一人暮らしにつき炊事せず。従って細かい材料費とかなんとかはわかりません。
一人で外食中心にバンコクで過ごすことを想定されている方、
もしくは旅行者の方しか参考にはならないと思います。あしからず)
 
 
 
 

※ここでいう給料とは、あくまで海外での生活費支給分のこと。
日本で通常に支払われる分の給料は、国内給与などの名目で
別途日本に支払われるケースが多い。
 
 
 
バンコク物価早見&東京物価比較表(2001年9月13日現在)
アイテム名 東京価格 バンコク価格 倍率
素敵なカフェのコーヒー 800円 30バーツ(81円) 0.10
マイルドセブン 250円 55バーツ(150円) 0.60
タクシーの初乗り運賃 680円 35バーツ(95円) 0.14
おソープ(ミドルレベル) 50000円 2000バーツ(5400円) 0.11
平日ゴルフ(ハイレベル) 20000円 2000バーツ(5400円) 0.27
缶コーラ 110円 15バーツ(41円) 0.37
キャバクラ(3人3時間) 80000円 3200バーツ(8640円) 0.11
食堂のチャーハン 700円 30バーツ(81円) 0.11
冷やしたぬき手打ちソバ 850円 75バーツ(203円) 0.23
指圧マッサージ(120分) 12000円 330バーツ(891円) 0.07
ストリップ鑑賞(若い娘) 6000円 90バーツ(243円) 0.04
ニューヨークステーキ 3000円 450バーツ(1215円) 0.40
電車の初乗り運賃 170円(都営地下鉄) 10バーツ(27円) 0.15
映画(洋画ロードショウ) 1800円 100バーツ(270円) 0.15
ワイシャツ(完全仕立て) 20000円 400バーツ(1080円) 0.05
下町の小奇麗な1ルーム
マンション(45平米)
65000円 5000バーツ(13500円) 0.20
電話(市内30分) 100円 5バーツ(14円) 0.14
援助交際(高校生クラス) 20000円 1500バーツ(4050円) 0.20
ラーメン&餃子 850円 90バーツ(243円) 0.28

マジくっだらないものばかりで、すいません。

エロ関係は読者からの熱烈なリクエストによりお答えしましたが

私は自分ではよく解らないので、友人からの取材で載せてあります。真偽の程はご自分でお確かめ下さい。
 
 

というわけで、調査の結果からいうと0.43の指数では十分すぎるというのが結果でした。ゲゲー。

だってほとんどが0.1〜0.2の間なんだもん。

きっと可哀相だと思って、これでも多めにしてあったのですね。

でも、まあ日本製の家電製品なんかは結構するはずだし、きっと良くできた指数なのでしょう。


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