The Last Blade 2 Invitational のご案内

Invitational ロゴ
目次
・序文
・Invitational 2009 結果(6月24日更新)
・Invitational 2009 雑感(6月24日更新)

過去のInvitational(結果や動画など)
・Invitational 2008

Preface

 The Last Blade 2 Invitational (以下、Invitational)は、
当サイト「月剣浪漫堂」が主催する、
月華2の「対戦会を併設する、招待制大会」です。
 招待選手は、主に、関東の参加者制限無しオープン個人戦大会(と前回のInvitational)の結果を基に、最大6名です。そして、試合は総当たり戦で行われます。

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Results of Tha Last Blade 2 Invitational 2009

 Invitational 2009は、2009年6月13日に無事終了致しました。

 今大会は、6名の招待選手に、当日特別選考大会の優勝者(RYO選手)を加えた、合計7名の選手によって“Best Player Award”の争奪戦が行われました。

 2008-2009シーズンの“Best Player Award”に輝いたのは、R-MOON選手です!
 R-MOON選手は、月華の稼働初期から現在に至るまで、時代が変わっても常に好成績を収めてきた、非常に安定性の高い選手です。今大会でも、手堅い守りに、勝負所での強気な攻めをバランスよく織り交ぜ、全勝で見事優勝となりました。
 去年開催された Invitational 2008 では、4勝0敗の全勝同士が激突した最終戦で惜しくも敗れて優勝を逃しましたが、今回は5勝0敗の全勝対決となった最終戦で勝利しました。

 参加者の投票によって決められる“Best Match Award”は、ジュンロー選手とR-MOON選手が獲得となりました!
 なんと、R-MOON選手は、“Best Player Award”と“Best Match Award”のダブル受賞となりました!
 ジュンロー選手とR-MOON選手の試合は、『力』天野vs『技』小次郎、剣質『力』vs『技』、キャラクターのタイプ的に、ジャンプ攻撃の中間距離制圧能力vs地上攻撃の中間距離制圧能力の対戦です。ジュンロー選手はセンスの良い弾きからゴッソリフルコンボ、対して、R-MOON選手は裏贄を決めるという、とても派手な試合でした(ちなみに、双方それらの見せ場があったラウンドを落としています)。派手さに加えて、5本目にお互いの残り体力が僅かという状況まで縺れたことや、勝ち確定の状況からまさかの負けという展開などが、多くの参加者に強い印象を与えることになりました。

↓に、動画をおいておきます。


 以下に、リーグ表を公開致します(キャラクター名の赤字は剣質『力』、青字は剣質『技』を表しています)。
Invitational2009リーグ表

 優勝者のR-MOON選手には、以下のような記念品が贈られました。(透明アクリルの楯ですが、安物デジカメ使用の素人撮影故、背景壁紙の色が目立ち、美しさが損なわれて申し訳ありません。)
*Invitationalでは楯ではなくトロフィーで……など、以前に書いていましたが、諸事情により楯になりました。申し訳ありません。
Best Player Award

Miscellaneous impressions

 今回の大会を振り返って、いくつかの話題に分けて書いておきます。

・裏のベストマッチ?特別選考大会決勝
 前評判の通り、当日の特別選考大会決勝は、『技』鷲塚を操るTAK選手と、『力』骸を操るRYO選手の組み合わせとなりました。
 TAK選手は、高精度の操作技術を前面に出した、「テクで勝つ」タイプのプレイヤーです。対してRYO選手は、高い技術力は当然のように持っているものの、難しいことを色々するよりも単純に骸のパワーを前面に出したストロングスタイルで、一気に勝負を決めてしまう爆発力のあるプレイヤーです。
 二人の直接対決の戦績の記録は私の手元にありませんが、ここまでの生涯戦績(大会優勝回数)では、RYO選手が勝っており、1発勝負の大会、かつ決勝戦という舞台では、RYO選手が有利だと考えられます。
 実際の試合では、TAK選手が1本目に振り向きガード不能攻撃から連続技を決めたり、2本目に攻撃方向の前後が分かりにくい起き攻めを2回連続で決めたりし、テクで魅せて2本先取します。1本目は、攻め方が甘かったRYO選手を上手く捌いて勝ちに繋げ、2本目はTAK選手のターンといった感じでした。しかしTAK選手は、このままの勢いで3本目を取ることが叶わず、RYO選手が逆3タテで特別選考大会の勝者となりました。
 TAK選手は、3本目から急に動きが硬くなってしまったような気がします。能動的に動いてペースを掴んでいく、TAK選手の得意なスタイルが影をひそめています。RYO選手のプレッシャーを過度に怖がったり、「勝つ!」というより「負けたくない!」意識が勝ってしまったのでしょうか。RYO選手に攻撃ターンを渡してしまう傾向が見られました。1本目を、対応的な立ち回りで取ったことが影響したのかもしれません。
 RYO選手が終始守備的立ち回りを重視するタイプのプレイヤーや、キャラパワー的に中堅以下のキャラクターであれば、TAK選手はまだ誤魔化しが可能だったかもしれません。しかし、RYO選手も、能動的に動いてペースを掴むことに長けたプレイヤーですし、1本目のような甘い動きを繰り返すことはしませんでした。しかも、使っているのは、本ゲーム中最高レベルの攻撃力を誇る『力』骸です。RYO選手は、TAK選手の迷い・躊躇いから掴むことになったペースを維持する形で、残り3本を奪いました。
 何気にRYO選手が、3本目終盤にTAK選手の対起き攻め戦術(←+A重ねに対する無敵時間延長からの反撃(をしていると思います)。それと起き上がり弾き。)を2回連続で無効化できたのが、4本目以降の流れを決定づけた気がします。4本目以降、RYO選手が、鷲塚の着地に裏からガード不能を決めたり、TAK選手の弾きを全て無効化し、代わりに自分の弾き(恐らく、ガードキャンセルのつもりだったものですが)を決めたりしています。
 最後はRYO選手が、冷静な判断が困難になったと思われるTAK選手の「骸相手には、あまりやらない方がよい撃ち方の俊殺」を地舐め滑りで潜って勝負が決まりました。

 この試合の動画は↓です。



・戦略勝ち?のくず星選手
 さて、ここから本戦の話題になります。まずは、本戦開始時刻ギリギリ到着のくず星選手(『技』斬鉄使用)についてお話します。
 くず星選手は、Invitational当日より2ヶ月ほど前?が、月華をプレイした最後の時期のようでした。それから当日まで、他の招待選手の前で、一度もプレイを見せていないことになります。対『技』斬鉄戦は咄嗟の判断力が強く求められるため、他の招待選手にとっては、一般的なキャラクター対策の他、実戦を通しての「慣れ」が非常に重要となります。しかし、くず星選手が引き籠っていた?おかげで、Invitational当日前数か月の間、『技』斬鉄と対戦して慣れることができたプレイヤーは皆無となりました。
 くず星選手は、約2ヶ月、こっそり連続技の練習でもしていたのかといえば、実はそうではなく、本当に忙しくて月華のプレイそのものが不可能な状態だったようです。真の強さを引き出すためには高い操作精度が求められる『技』斬鉄を使用することを考えると、これはかなりのマイナス要素でした。実際、プレイ内容は酷かったと思います。基本連続技のミスが多すぎました。
 しかし、勝利数的には、5勝1敗と、優勝者のR-MOON選手以外には勝ちました。偶然の戦略勝ちでしょうが、まるで、くず星選手が「操作ミスの多さからくる戦力低下があったとしても、他の招待選手の斬鉄戦対応力低下の方が致命的で、自分が勝てる!」と、最終戦を除き、計画通りに事を運んでいたように見えてしまいます。
 くず星選手は、前回のInvitationalで『技』天野も選択していましたが、今回は『技』斬鉄のみでした。他の招待選手は、しっかりに動けている『技』天野との対戦も暫く行っていない状態でしたが、試合中に対応戦術修正がやり易いのは『技』斬鉄より『技』天野でしょう。この辺からも、くず星選手が『技』斬鉄を選択したのは、なかなか正しい判断だったと思います。勿論、単純に『技』斬鉄の方がキャラクター性能的に優れているのも考慮したことでしょう。
 ただ、最終戦では、操作ミスの多さが、そのまま敗北に繋がってしまいました。出来て当たり前の基本連続技は、まさに、当たり前のようにできなければならなかったわけです。

 最終戦は残念でしたが、とにかく、大会は当日の試合だけを頑張れば良いものではなく、その前からしっかりした準備や、戦略を練ることが非常に重要ということが分かります。



・できることを確実に!勝つべくして勝つ極意
 今回のInvitational優勝者は、『技』小次郎を使用したR-MOON選手でしたが、彼は非常に堅実なプレイを心掛けていました。全体的に、ミスが少なかったと思います。
 特別難しいことは何もやらず、基本に忠実です。特に複雑な操作を必要としないキャラクターを使用していることが、「できることを確実にこなす」「やり慣れていないことはしない」そして「しっかり守って反撃」、しかし「勝負どころでは強気に前に出る」といった、大会で勝つために押さえておきたい点を確実に押さえる面で、プラスに働いています。
 「当たり前のことを、正当たり前のようにこなし、とにかくミスを減らす」ことの重要性は、最終戦に凝縮されていたように思います。相手は、くず星選手の『技』斬鉄。キャラクター性能的には、『技』斬鉄が有利です。単純なダメージ効率だけでなく、立ち回りのし易さ、主導権の握り易さも、『技』斬鉄に分があります。『技』小次郎の長い立ちAは本ゲーム中で優れた部類に入る通常技ですが、打点がそれほど高くなく、やや低空の相手を捉える事が難しい面があります。これは、優れた横方向牽制能力を活かすべく立ちAを振ると、斬鉄得意の昇り気味に出されたジャンプ攻撃や低空骸縫いに引っ掛かり易くなることを意味します(なので、小次郎は、攻撃起点にジャンプ攻撃を使う頻度を上昇させます)。
 実際の試合では、ミスなく連続技を決めるR-MOON選手と、基本連続技のミスが多発するくず星選手の差が大きく現れていました。連続技を決めるチャンスが小次郎と斬鉄で同じ回数、そして小次郎の勝利のようなラウンドもありました。逆の見方をすると、くず星選手のミスが目立たなかったラウンドは、くず星選手が勝っており、『技』斬鉄は操作精度と勝敗との相関が極めて高い(テクゲー要素が強い)ことを示しています。
 最終戦は、当たり前のことを当たり前にこなしたR-MOON選手が、勝つべくして勝ったと思います。

 何事も基本が大事で難しいことは必要ない、簡単な基本連続技を少ないチャンスにしっかり入れることの積み重ねが勝利へ繋がることが良く分かります。

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