メガロポリスのトラウマ 〜平井和正の頁〜
メガロポリスの
トラウマ

人生のトラウマ作家・平井和正にそれでも注目し続けるヒライスト敗残兵のページ
LAST UPDATE 2008.1.6

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前言撤回です。
「新作幻魔の構想メモ」というのは、昔書いたのを発掘したものらしい。早い話がボツ企画。詳しくは、2007/12/18付の「近況+」のコメント欄をご覧ください。ワタクシ、すっかり次回作だと思い込んでしまいましたのよ。ただの早とちりでお恥ずかしいのですが、訂正するには文脈ごと変えないといけないので、前の記事はそのままにしておきます。道理で
幻魔大戦には四つのフォーマットがあり、それぞれ「幻魔大戦」「新幻魔大戦」「真幻魔大戦」「コミック版幻魔大戦」に分かれる。
って、deepもトルテックも含まれてないわけだよ。(読んだ時点で気付けよ)
88. 平井和正:数年前、新作劇場映画(アニメーション)の話が持ち込まれたときの話です。(2008/01/03)
っていうことは、あのアイデアに換わって書かれたのが、『幻魔大戦deep』というわけか。ストイシズムの欠片もない、東丈という名の別人より、ぜったい幻魔のプリンスだと思うんだけどなー。

おまけに、ゆうちょ銀行の口座も中止らしい。代わりに、イーバンク銀行の口座を追加。こちらもイーバンク同士の送金は手数料無料なので、口座をお持ちでない方はこれを機会に加入してはいかがでしょう。ちょっとお得な情報でした。

5年ぶりのリニューアルです。といっても、このコンテンツが新たな記事で埋め尽くされることは、たぶんないでしょう。
正直にいうと、前のタイトルをなんとかしたかった。『メガロポリスのサノファビッチ』というそれは、当時のワタシの気分をよく表していて、なかなかよいネーミングではありましたが、それだけにいまでは少々抵抗があります。2003年の記事をいま読み返すと、堕ちたカリスマへの失意と怒りに満ち満ちていて、苦笑を禁じ得ません。お陰様で、いつの間にか公式サイトのリンク集からも外されていて、これまた苦笑い。物言えば唇寒しなんとやら。口は災いのもとでっせ、奥さん。
あれ以来、疎遠になった知人もいます。まあ、そういった諸々もひっくるめて覚悟の上でしたし、後悔はしていないのですが。こちとらなにも、平井和正に気に入られようと思って平井和正を語ってきたわけじゃない。賞賛するのも、コキ下ろすのも、真正直な己れの胸の内を披露したまでのこと。心酔するカリスマにさえ、批判の牙を剥くこともある。それこそが虎男から受け継いだ虎の血だと思ってもいる。自らを虎になぞらえるのは気負いが過ぎるので、せいぜいドラ猫ぐらいにしておきますが。ドラ猫ガッツでがんばろう。

それにしても、いま振り返るとつくづく若い。かくありたいと望む幻想の自分を他人に仮託した挙げ句、幻滅した人間の滑稽な悲喜劇そのもの。そう思えるようになったワタシも、5年ぷん歳をとったのでしょう。
これからは批判するにしても、もうちょっと肩の力を抜いていきたい。当コンテンツの新しい名前のように。ということで、年頭およびリニューアルの抱負とさせていただきます。

波乱に満ちた作家・平井和正の放浪の旅路は、老境を迎えてついに「幸福」という終着点にたどり着いたのか? ボッキもすりゃあ、エッチもできる、いいことづくめの機械の身体「マシナリー」しかり。幻魔の脅威はどこへやら、嫁いだり娶ったり、個人の幸せを求めることに何の支障もない『幻魔大戦deep』しかり。それらは深刻な“呪い”から解放されている点で、通底しています。過去の名作を引き継ぎながら、背骨はまったく異質なものに換わっているという点においても。それはとりもなおさず、作者の現在の境地の顕れそのものでしょう。
ひととして慶賀すべきこととは思いますが、エンターテインメントとしては、いささか食い足りない。他人の幸せな人生を見せられることほど、退屈なものはないから。ぬるま湯のような物語に得られる慰藉もあるでしょうが、あいにく癒しに興味はない。
平井和正がこのままなら、読者としてのワタシもここまででしょう。すぐそばにいる「お迎え」に身をまかせることになります。

がしかし。奇しくも、これを書いている本日、HIRAIST BBSで、新作幻魔の構想メモを自ら公開されました。主人公はなんと、幻魔のプリンスなんだとか。こういうことを言われると、この期に及んでちょっと期待してしまうんだよなぁ。近頃の作風は、たまたま好みに合わなかっただけで、平井和正の作家的ポテンシャルは、まだまだ捨てたもんじゃないのだと、そう思いたい自分がいる。いいカモですか?
平井和正の筆に再び、デモニッシュな虎が宿るのなら大歓迎だ。むろん、書き上げた作品を読んでみるまでは、どんなシロモノかは知れたものじゃない。でも、どうせそんな作品もう書けっこない、という決めつけだってできはしない。まさかというような変貌を遂げ続けてきた平井和正だからこそ、彼の明日はいつだって未知数だ。
それを確かめるために、多少お高くついたとしても、そこはガタガタ言わずに払ってやろうじゃないか。『幻魔大戦deep トルテック』、送料・税込み22,200円、ゆうちょ銀行で送金じゃいっ(民営化記念につき手数料無料でお得です)。もってけドロボーッ。金の工面はこれからだけどね。やっぱり、いいカモですね。
なんだかんだ言いながら、「お迎え」には、もうしばらく待ってもらうことになりそうだニャー。

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