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さかいで21世紀をいっしょに創る会タイトル

ごあいさつ

 瀬戸大橋の完成、四国横断・縦貫自動車道の工事…今、坂出は重大な転換期を迎えています。県内の他の市町村が21世紀のまちづくりを着々と進めているのに対し、坂出では、瀬戸大橋のまちというあなた任せの特性に頼り、流れに任せているのが実情です。このままでは坂出の人・経済・文化・物流…すべての地盤沈下は進む一方になってしまいます。

 そこで私たちは、このたび、「さかいで21世紀をいっしょに創る会」を創設しました。この会には、市内のさまざまなメンバーが参加。議論と実行を積み重ねながら、元気なふるさと、明日へ力強く進んでいけるまちづくりのために、知恵を絞り合っています。そうした私たちの気持ちを表現したのが、今回のこの「すばらしいまちにはテーマがある」と題したパンフレットです。

 テーマとは、力であり個性です。しかしながら、まだ坂出には、「瀬戸大橋のまち」という以外にテーマと呼べる確たるものがありません。だからこそ私たちは、私たち市民みんなの心と行動でテーマを創り上げていきたいと考えています。私たちの坂出は、多くの可能性を秘めたまちです。みんなの声と行動力を集めれば、どんな時代の到来にもくじけない弾力のあるまち、市民の声が活きる開かれた市政のまち、世界に誇れるテーマのあるまちへ飛躍できるのです。

 これを読み、ひとりでも多くの市民のみなさまの理解と賛同をいただけることを、私たちは念願しています。

「さかいで21世紀をいっしょに創る会」代表 たたら じょう冶

21世紀に向けていどむ

  1. 世界のさかいでへ国際化・情報化の推進を!世界の瀬戸大橋に負けない、誇れるまちをつくろう。
  2. 豊かで強いさかいでへ地域産業・経済の活性化を!明日に力を発揮する産業形成へ…地域一体となった心と行動力を今!
  3. より便利で快適なさかいでへ  日常生活基盤の整備・充実を!声を集めれば、きっと実現できる。便利さとうるおいの調和するまち。
  4. 文化の香り高く美しいさかいでへ  新しい文化の創造を!青少年教育、生涯教育、まちづくり思想…積み重ねていけば、明日の文化が見えてくる。
  5. 明るくあたたかいさかいでへ  活力ある高度福祉社会の建設を!地域ぐるみで取り組んでいこう!みんなが健やかに笑顔でくらせるまちづくり。
  6. 安全で安心して暮らせるさかいでへ  安全対策の推進とシステムの確立を!経験を明日の教訓にして、さらに一歩進んだ体制や施設づくりを!
  7. 市民の市民による市民のための行政があるいきいきさかいでへ 市民総参加型市政の実現を!市政を知り、考え、行動し…真の市民参加で築く市政を!

1.世界のさかいでへ 国際化・情報化の推進を!世界の瀬戸大橋に負けない、誇れるまちをつくろう。

姉妹都市や企業・大学誘致で国際交流を!

 まちの国際化を進めていく上で一番身近な施策は姉妹都市づくりです。幸い坂出には世界に誇れる瀬戸大橋があります。
 ブルックリン橋のあるニューヨーク市やロンドン橋のあるロンドン市など、世界的な橋を持つまちとの縁組を進め、そこから、招へい教師や留学生を招くなど、学校間の交流を図り、次第に国際コミュニケーションの輪を広げていくことは、決して夢物語ではありません。また、外国の大学や研究所、企業などはもとより、国際会議や見本市など誘致を進めるのも1つの方向です。英語やフランス語がまちの中で当たり前のように飛び交い、お年寄りも子どもたちも市民みんなが外国の人たちと気軽に声を掛け合うことのできる…なんとすばらしいまちでしょう。

大型観光港を実現して迎えたい世界の人々。

 日本の地中海とも言われる多島美の瀬戸内海。
 この他にはない観光地資源こそ、まちの国際化にもっと役立てたいものです。国内有数の貿易港・坂出港を持つ坂出ならではのノウハウで、もう1つ、大型豪華客船やクルーザーなど、さまざまな船が自由に出入りできる観光港をつくったなら、海から訪れる観光客の人々をも坂出に迎えることができます。さらには、世界大会が開催できるヨットハーバーや、親水施設もある臨海公園の建設など、ウォーターフロント整備…まちの魅力アップt活性化には、はかり知れない効果が期待できます。まちには英語や図柄を取り入れた標識や地図などの案内板の設置を。外国の人々が訪れやすいだけでなく、住みやすいまちへの環境整備も合わせて推進していきたいものです。国際色豊かな環境からは、将来、世界に羽ばたく人や企業もどんどん生まれてくることでしょう。

有線TVを情報拠点のネットワークに!

国際化に加え、情報拠点都市としての整備もぜひ進めたいものです。
 坂出には有線TVという、市内の緊密なネットワークを図るための絶好のベンチャー企業があります。
 有線TVに株式情報や学界報告などデイリーな世界のニュースや話題集め、市内ならどこにいてもすぐにそれらの情報を手に入れることができる…まち自体がインテリジェントシティとなるならば、四国はもちろん、世界の情報拠点として注目を集められます。そして、それらの新鮮な情報はまた、まちにも新しい活気を生み出してくれることでしょう。

2.豊かで強いさかいでへ

地域産業・経済の活性化を!
明日に力を発揮する産業形態へ…地域一体となった心と行動を今!
つねに明日を見つめた農・水産業の推進を!

 昔から続く農業や水産業などの振興は、足腰の強いまちづくりのために欠かせない重要な施策です。坂出ブランドの農産物づくりや海沿いのまちの特性を活かした育てる漁業のいっそうの推進…取り組んでいかなければならない課題は多くあります。でも、海があり穏やかな気候に恵まれた私たちのふるさとなら、研究や実行を重ねていくことによって、必ず農業・水産業を理想的な産業に生まれ変わらせることができるはず。明日に夢をもって課題に立ち向かっていくことが何より大きな力になると私たちは信じています。

商工業の基盤・未来都市づくりを早急に!

 商工業の活性化へ…JRの高架化は1日も早い実現が望まれます。すでに青写真が出来上がっているとは言え、それだけに焦点を合わせて9年後の完成を漫然と待っていたのでは、坂出のまちは瀬戸大橋時代に立ち後れていくばかりです。
 だから今、高架化に先立ち、ファッショナブルビルの建設や駐車場整備など、魅力的な商店街づくり、さらには、新空港に直結する道路の整備や八幡、金山の新駅の検討、讃岐府中・鴨川・八十場などの駅の拡充を市民みんなの声を合わせて進めたい。これも電化だからこそ。
 単に美しくするだけではなく、情報化ビル式の新時代にふさわしい駅づくりや21世紀の都市生活の合った商店街づくり、輸送道路や巨大倉庫スペースなどを完備した工業地帯の整備、さらには産・学・官・民が一体となって研究開発機関の設置や、まちの国際化と連動したリゾート基地開発、広域観光ルートづくりを。
そうした1つ1つを実現して、産業・観光・文化のすべてにおいて中讃の中核都市となり得るならば、人や文化や産業はおのずとそこに集まってくるはずです。

まちづくりの心へ、奨励賞の制定を!

 地域の活性化は決してあなた任せではかなわないものです。自分たちのまちを自分たちの力で良くしていこうというパワーが不可欠なのです。
 私たち「さかいで21世紀をいっしょに創る会」では、市産業賞やまちづくり大賞などまちづくりの励みになるさまざまな奨励賞の制定を提唱しています。
 活気にあふれ、市民誰もが豊かにくらせるまちづくりのために、今、あなたの心と行動をまちに与えてください。

3.より便利で快適なさかいでへ

日常生活基盤の整備・充実を!
声をあつめれば、きっと実現できる。便利さとうるおいの調和するまち。

将来の住宅モデル地区を目指して!

 市民みんなが快適に暮らしていけるまちづくりの第一歩は、快適な住まいづくりです。誰もがより安いマイホーム資金で理想的な家に住めるように、住宅供給システムの確立や下水道の完備による水洗化などはもちろん、ごみ処理施設の確実な整備など、課題は山積みです。でも、だからこそ、市民一人ひとりが身近なところから考えていける問題が多いのです。
 "もっと道路は広いほうがいいね""家の前の溝がコンクリートになったら…""農道が広ければ、出荷がもっとラクになるのに…"などなど「さかいで21世紀をいっしょに創る会」は、くらしの中から出てくる提案をまとめて、さまざまな関連機関や団体に働きかけていきたいと思っています。そして将来は坂出を都市住宅モデル地区になるようなまちにしていきたいと考えています。

先進機能と緑と水とが調和するまちを。

 便利なだけでなく、都市空間の中に花と緑があるまちっていいですね。
先進のビジネス街や工業地帯、落ち着いた住宅街、のびのびとした農業区域、そして誰もがほほえみたくなるような公園などのパブリックスペース…。小さな子どもたちが安心して水と遊べるよう、川や海岸の空間を活用したウォーターフロント整備もぜひ、進めたいものです。
 また、城山や白峰に千本桜を植えたり、小中学校において卒業記念植樹の実施を推進したり、鴨川・綾川沿いにつつじ堤をつくったり…まちづくりへの意欲があるなら、すぐにでも取り組んでいけることはいっぱいあります。
 そして、そんなスペースを拠点に、市民はもちろん、観光客など市外から来た人たちも気軽に参加できるイベントが開催できたら、まちの魅力はもっともっと大きくなっていくのではないでしょうか。
 都市機能とうるおいがよりいいかたちで調和し、立ち寄った人誰もがふとひと休みしたくなるようなまち・坂出を目指して、皆さんも、どんどん意見を提案してください。

4.文化の香り高く美しいさかいでへ 新しい文化の創造を!

青少年教育、生涯教育、まちづくり思想…
積み重ねていけば、明日の文化が見えてくる。

子どもたちにいきいき教育、国際人教育を!

 坂出の明日を担う子どもたちが健やかに成長していくことは、市民みんなの願い。まちづくりの上においても、大切な人づくりの基本です。それだけに、学校施設を今よりももっと充実させ、学ぶ喜びがある学校づくりをしていきたいものです。
 人間性豊かな人づくりのために、野外教育や体験学習を地域と教育機関が一体となって進めていけるならば、必ず実りのある教育ができるはずです。
 もちろん教員の養成も欠かせません。例えば、授業の中にさまざまな職業の人を講師として招いたり、先生自身も民間企業に出向学習したり…より温かく深みのある教育体制づくりへ、みんなで糸口を見つけたいものです。また、国際人の育成もぜひ進めていきたい教育施策。国内はもとより、海外との姉妹都市縁組をして、交換留学生制度などを制定すれば、若くて柔軟な知性は、国際感覚をどんどん身につけていくことでしょう。

塩田跡地、博覧会跡地利用で 総合的文化ホールの建設を!

 子どもたちだけでなく、お年寄りも働き盛りも…みんなが一生"学ぶ"ことを楽しめる施設づくりも、これからのまちづくりには欠かせません。ふるさとの歴史を次代に伝えていくための博物館や歴史観、史蹟や旧跡の見直し、保全・整備はもちろん、美術館や音楽ホール、博物館など、気軽に利用できる文化施設をもっと、もっと。さらには、21世紀に照準を合わせ、先進の機能を備えた総合文化ホールや多目的コロシアム、科学技術館を含むサイエンスパークなどの建設。
 まだまだ残っている塩田跡地や博覧会跡地を有効に利用することによって、四国はもちろん、世界屈指のシティ文化ゾーンをつくっていけたなら、坂出はいきいきした活力にあふれるまちに生まれ変わるはずです。
 また、坂出はこれまで音楽・美術などの分野において優れた才能を輩出しています。
文化的なスペースづくりの推進は、それに続く若者の育成や、そうした出身者たちの才能を発揮する場としても大きな役割を果たすに違いありません。

市民による真のシンボルマークづくりを!

まちづくりに最も大切なのは、市民みんなの郷土愛????ふるさとを想う心です。
それを高めていくために、「さかいで21世紀をいっしょに創る会」では、市のシンボルマークなどを市民に懸賞募集して一新する案を提唱しています。
それは、単純に事務的に使用するマークというのではなく、みんなが愛着を持ってさまざまな場合に活用できるマーク、すなわち坂出のアイデンティティづくりと直結した真の意味のシンボルマークづくりを。
そうした積み重ねが明日には、坂出ならではの文化の創造につながっていくのです。

5 明るくあたたかいさかいでへ 活力ある高度福祉社会の建設を!

地域ぐるみで取り組んでいこう!
みんなが健やかに笑顔でくらせるまちづくり。

世代を超えたコミュニケーションが第一歩!

 福祉施策の充実の度合いは、そのまちに住むお年寄りの笑顔の多さが物語ります。
 老人人口の著しい増加が見られる坂出にとって、高齢者福祉は何より優先したい課題です。
 家庭や地域が連帯して在宅福祉サービスや助成金などの福祉施策を進めていくのは当然ですが、それと合わせて、市民みんながお年寄りをまちの財産と考えて心から敬うことができる環境づくりを。お年寄りから学生まで、世代を越えた市民が集まって意見を交換したり、レクリェーションを楽しんだりできるスペースや機会を増やしたり、また、お年寄りの知恵や技を借りて伝統芸能の継承や坂出ならではの文化づくりに役立てたり…そんな坂出には、きっとどこよりも温かな空気が満ちあふれてくることでしょう。

市民である限り同じ条件で社会参加を!

 また、お年寄りだけでなく、心身にハンディを持つ人たちへの福祉施策や社会参加の推進をしていくことも、地域ぐるみで考えていきたい問題。
在宅介護や職業能力の開発・向上のための総合的な施設づくりを早急に???!
そして、お年寄りも、若い人たちも、心身にハンディを持つ人たちも、みんな同じ条件で、同じ待遇で働ける職場の確保を市民みんなで進めていこうではありませんか。

心と行動でスポーツ・レクリェーション都市宣言を!

 市民がみんなそろって健康に暮らすまちづくりは、みんなの日常生活への心構えが基本。
 行政に対して、今以上に医療制度の拡充やスポーツ都市宣言を行政に市民側から働きかけ、そして実行していくことが大切です。

さあ、たった今から考えましょう。
実行しましょう。
健やかなまち・坂出づくりのために???。

6 安全で安心して暮らせるさかいでへ

安全対策の推進とシステムの確立を!
経験を明日の教訓にして、さらに一歩進んだ体制や施設づくりを!

災害を教訓に、明日に役立つ施設づくりを。

 一昨年10月、台風の豪雨によって市内中心部が床上浸水し、大きな被害をもたらしたことは、まだみなさんの記憶に新しいことでしょう。
 自然の力とは人間の及ばないところで思わぬ災害をもたらすことを、私たちは痛感したことでした。
 もちろん、これは防水対策の遅れと指摘する声も小さくありません。
 しかし、今から私たちが考えていかなければならないのは"これからをどうするか"。
 ウォーターフロント整備や下水道工事などを行政に強く働きかけ、市民の理解と協力のもとにおいて進めていくことです。
 ひょっとしたら、その整備が、幼い子どもたちでも安全に水と遊べる親水公園づくりや、理想的な下水道設備の土台になっていくかも…過去の教訓は明日の礎なのです。

天災予防へ…日本中の人と声を合わせて。

 "自身、雷、火事…"と昔から言われるように、災害の中でも一番恐れられている地震。とりわけ地震有数国の日本にあっては、その対策は重要ですこうした大きな天災には、国と連携した防災システムの確立が急務。
 万一災害が発生した場合の被災者への救済制度の拡充も含めて、どんどん市や県や国に私たちの声を届けましょう。そのためには、中央に確実なパイプを持つリーダーを私たちの手で選ぶことも忘れてはなりません。

通い合う心で犯罪を閉め出そう!

 防犯システムの確立も、枕を高くして眠れる安心のまちづくりの要素のひとつ。
犯罪を未然に防ぐには、市民どうしの緊密なコミュニケーションや連絡体制を今以上に確かなものにしていかなければ???。
 ボタン1つでもしもの犯罪が知らせられる…そんなシステムを市民と警察と行政がいっしょになって考えられたら、これに優る効果はありません。また、独り暮らしのお年寄りや母子家庭など、弱い立場にある人たちには、地域の人たちがみんなで気をつけてあげたい。
 市民同士の心が通い合うまちには、犯罪の入るすきまもなくなるはずなのですから。

7 市民の市民による市民のための行政があるいきいきさかいでへ
市民総参加型市政の実現を!

市政を知り、考え、行動し…真の市民参加で築く市政を!

 市民総参加のもと、開かれた市政確立を!
市政とは行政と市議会だけが行なうものではありません。
行政と市議会と市民が一体化して初めて、市民のための行政が実現します。
そのためには、何といっても市民に広く開かれた市政を確立することが第一。
だから、市政公聴会や懇親会など市民が気軽に参加できる集いをもっと増やしていきたい???。
 地域の知識人に限らず、サラリーマンや商店主、女性の目から見た市政の充実のために、家庭の主婦やOL、さらには県外で活躍する坂出出身者などの客観的意見…行政と市民がお互いに地声で話せる市政からは、地盤沈下の進む旧態然の坂出から脱皮し変身、飛躍する方法が見つかるはずです。

市民の心で市民のためのリーダー選びを!

 豊かで住みやすいまちづくりに、行政の持つ力は欠かせません。
プロジェクトが大きければ、県や国の協力も不可欠です。
市のみならず国や県にも、坂出の環境整備や施設整備などを強く働きかけていけるリーダーを市民の総意をもって送り出すことも必要です。
ふるさとをどんなふうに変えていけばいいのか、そのためにはどんなリーダーが必要なのか…まちづくりをさまざまな角度から考える市民の知恵のネットワークの確立も必要です.
 ほんとうに市民のためになるリーダーをみんなの手で育てていくために、みなさんも力を貸してください。

ダイナミック市政目指し思い切った刷新を!

 より効率的な市政業務の確立は、市役所を利用する市民にとっても利点は大です。
一部業務の民間委託や民営化は景気の盛り上げにも役立つだけでなく、利用者サービスにもつながります。
 逆に市職員が民間企業において研修を行なったりすることも、市職員が市民のくらしを知るひとつの方法がとれるならば、坂出市政は、大きく変わり、小さくともダイナミックな市政へと成長していけると信じています。
 市政は市民の手で創る市民のためのもの。さあ、みなさんも、新しい明日へ、「さかいで21世紀をいっしょに創る会」の一員として行動を開始してください。

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