素晴らしい香川の風土、それにふさわしい県政を県民参加で創り上げたい、そん な想いでこの度の香川県知事選挙に立候補することを決意しました。
思い起こせば4年前、県民不在の泥仕合のような自民党県議の知事候補選びに、 「どんな香川を創りあげるのか」、県民一人一人の智恵を集めたいとチチダス 「県民の想いを集め、自分たちの手で、行政の首長である香川県知事を選出する 会議」を結成いたしました。
前回の投票率は39%、県民の期待が県政に集まって いない現実をみました。一人一人が自分たちの住む香川への関心を育て、愛着をはぐくめば、「なんとか しよう」とのエネルギーを必ず熟成されるはず、そんな想いが誰もが自由に出入 りできる広場“さぁかす”の創設、香川のまちと人を好きになる雑誌“さぁか す”の発刊につながりました。
この4年間、多くの県民のみなさまと膝をつき合 わせ、「香川には大きな可能性がある。それを一緒に育てよう」と語り合ってき ました。高度成長時代には、資源「ヒト、モノ、カネ」の集まる地域が先進地でした。その時代までは、限られた資源の分散を防ぎ、力を集中させるための官僚任せの 規制も効果がありました。
行政はお上であっても不都合はなかったのです。昨日 の通り今日もやれば、必ず成果があったのです。いま日本が成熟した時代、昨日の通りやればうまくいく時代は終わったのです。
官僚制度が時代に合わなくなったその表れが、毎日毎日報道されているように、 いまほころびを見せています。お上任せでうまくいく時代は終わったのです。これからは「人が人として住みやすい地域」が新しい生き方を発信でき、元気に なり、先進地になる時代です。
今こそ、香川が新時代に相応しい産業の創出、生 活の創造ができるチャンスです。前例踏襲で自ら責任をとらずあれこれ口を出すことではなく、地域で頑張ってい る人たちをどうサポートできるか、行政の役割が問われているのです。
「お上」 からサポートへと行政の役割を変えていかなくてはなりません。
「前例を守るのは役人、前例を作るのがリーダー」です。
4代続けて天下りの教 育長にみられるように、県の主要ポストは天下りの指定席です。それを官僚出 身、さらに利権ポストに天下ってからやってきた知事が指揮できるはずがありま せん。
全国を騒がせた県の裏金作り、牛肉偽装表示、香川町の園児虐殺、いずれをみて も情報を放置して責任をとらず先延ばしをはかろうとする官僚体質がそのまま表 れています。硬直化した現状も小さな蟻の穴(切り口)から必ず崩せます。
あとに続く子どもたちのためにも 「未来の資産をくいつぶさない」 「すべての政策基準を“かがわ”に」 そして「県庁を県民の想いが集まる“広場”に」この3点を軸に新しい県政を創造したいと思います。
たとえば、教育をとってみますと、 教員採用試験は一次がペーパーテスト、成績がいい人を採用しそれから面接で す。それをまず、「子供が好き、教育に情熱がある、学校にきてもらいたい人 材」を面接で絞る、そして教える学力をペーパーテストで確認する、そうすれば ガラリと学校は変わります。
もうひとつ、学校給食を毎日ご飯に変えれば、アトピー、アレルギーに蝕まれる 子供たちの食生活習慣への改善寄与はもちろん、お米、野菜、瀬戸内のお魚、味 噌、醤油、漬物など地域の生産物を通して子どもたちと生産者との交流も生ま れ、季節感も養われます。さらに感謝の気持ちも育つでしょう。
お米は日本の文化の源です。
減反を40%も行いながら、なぜ輸入小麦を使ったパ ンを税金を使って与え、地域に伝わった文化や産業を壊すのでしょうか。
「もう官僚任せでは香川の未来はない!」「民間から知事を」、そんな多くの人 たちの声に勇気づけられ、「かがわの新しいチャレンジを支える」県政を築きあ げます。そのためには県民の声を県政に生かすシステムづくりが何よりも急がれます。
それは政治に参加することから始まります。
私一人の力は知れたものです。
この知事選挙に多くの県民のみなさんにご参加い ただき、語り合い、真剣に議論し、県民のために何ができるかをご一緒に考えて いきたいと思います。何事も参加していただく、そして話し合いのなかから、方向を見つけ出していく。一見遠回りのようですが、そのことから「自分たちの香川は自分たちの手で なんとかしよう」という県政の主人公県民のエネルギーが生まれ、共に歩む県政 が築けると確信しています。
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