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多田羅譲治の巻頭言集

 政治と文化


 政治ひとつをとってみても、中央ばかり見ているうちに、いつの間にやら政治が世の中を変える運動ではなく政治家(政治で飯を食っていく人)をつくる運動になってしまい、一方でいつもどっちもどっちで、自分の判断を放棄し、第三者(中立)を装うマスコミ任せの、いってみれば良識ブル政治嫌いの風潮(総評論家)が、ますます、今の政治屋連中を思いのままに振舞わせています。

 特にいま地方政治で問われていることは、本当にその地で住民が主人公として大切にされているかどうかなのに、誰が今信用できるかなのに、相も変わらず、検証もせず付き合いで決めてしまう。
 「けしからんけど、しようがない」
 この言葉をいつまで言いつづけるのだろう。もうそろそろ何とかしてはどうだろう。そのために意見の違い、いきがかりを捨ててみてはどうだろう。

 「自分たちのことは自分たちで決める」 この当たり前のことが問われているのではないだろうか。

 「何かおかしい!何か狂っている!」
選挙の際の連呼、
講演会のパンフレット、
言葉だけが踊っている、

 候補者も応援者もまじめなのだろうか。うぐいす嬢も本気で言っているのだろうか。
本当のことを話し合いたい。一緒に考えたいというと頼りなさそうといわれる。

 「やあやあやあ」とやって来て、何を聞いても嘘でも自信たっぶりで「任せなさい」 と胸をたたき、元気に握手する人を本当に信用して求めているのだろうか。

 「頼れる人」という言葉だけで信用し、たとえば「商店街の代表」を選んで商店街はよくなっているのだろうか。

 選挙のときだけ、「景気をよくします」と叫んだ人を選んで景気はよくなったのだろうか。
 「仕事のできる男」
 「○○を活性化する」
 「文化の香りのする町に」
 「一生懸命とりくみます」
 「男にしてください」
 「若者に未来を!お年寄に安心を!」
 これまでの4年間の実績をだれも確かめない、これからの4年も気にしない。寒気がするのは私だけだろうか。

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