11月13日「NETA JIN α」レポ
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前回(9月)の陣くんのイベント「ジンジンジン」にて、「次回はネタばっかりやるイベントします」と告知がありました。彼がピンでネタをやり始めてもう2年以上になるのかな?彼のネタを見ることも、それに笑わされることも当たり前になってきた今、こういうイベントをやるのは遅すぎたくらいでもあったと思います。初めての、ネタイベントです。baseはほぼ満員。
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「あ〜ひとりでカラオケ来んの初めてやなぁ〜」と、つなぎ姿の陣くん登場。陣くんの初のネタイベントは、ここから始まるわけです。カラオケボックスの設定とは、「音ネタ」陣くんを象徴したような幕開けですね。 ここはちょっと変なカラオケボックスで、陣くんはまともに歌が歌えない。歌が振りになるので、オチまでちょっと長くなってしまい、妙に期待してしまう分の空回り(こーいうのを「間」っていうのかな?)と、「メドレー」と銘打っておきながらただの擬音メドレーだったっていうのがたしか他のbaseメンバー(←たぶん)のネタにあったものだったというのが多少気になりましたが・・・ほんのちょっぴり、不安な始まり(^^;
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アラなんてベタなタイトル、と笑いながら、でも舞台上の陣くんの雰囲気にもう引き込まれてる。デスクが舞台の中央に置いてあり、陣くんは客席側を向いてその机の前に座ってる。陣くんにだけスポットが当たっている照明、彼のネタには珍しく、暗いトーンでしゃべる陣くんがカッコよくて・・・。 彼は、コンビニ強盗犯と疑われ、取り調べを受けています。当然やってなんかいない陣くんは容疑を否定しますが、信じない警察は、彼を「ウソ発見器」にかけます。その警察との声のやりとり。ラストはちゃんと容疑が晴れてよかったなぁと、ネタと現実ごっちゃになって胸をなでおろすのでした。面白かったー!言葉のやりとりのテンポがよくて、笑うべきところと思いがけないところで笑わされて、文句のつけようがない。これぞ陣くんのネタです。
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受験生の陣くん、深夜にも一生懸命お勉強です。はんてん姿がなんてラブリーなんでしょう(^^)。「ラジオ聞きながら勉強したらはかどるっていうからな」と、付けたラジオが命取り♪(命取りとは大ゲサですが)。 まず、DJのニックネームに爆笑。大学のサークルの先輩にふたりも、同じパターンのニックネームの人がいたからです。ちなみに、先輩の本名は下田さんと多田さんで、このDJの本名は山田です。そして有名DJ=ヒロTってことで、ちょっと推測してもらえたらな、って思います。主におかしいのはこのDJです。リクエスト曲をかける前のハガキの読み方がかなりツボ。陣くんは、そんなんにいちいちツッコんでいて、まったく受験勉強できません。しまいにはFAXを書き出す始末。このネタのグレードも、相変わらず高い・・・早くもういちど見たいなぁ!
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免許証の更新をするために、証明写真を撮ることになった陣くん。3分間写真のボックスで、お金を入れて写真を撮ります。いっかいで4パターン撮れるのですが、そのいっかいごとにアナウンスが流れてきて、その指示に従って撮った写真は・・・と、それを4×3回くらい繰り返します。何回繰り返しても飽きないし、それに、従来の音ネタにプラス、できあがった写真でも笑えるという「絵ネタ」も加わっていて、陣くんの新境地を見た気がしました。邪道な見方をするとすれば、「写真も可愛い」という部分でしょうか、フフ。
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ひとり暮らしの陣くん、お母さんから次々と、段ボールに入った仕送りが送られてきます。そのひとつの段ボールを開けるシーンがひとつのショートコント、という感じ。こういうの(ショートコント)も、陣くんのネタでは初めて見た気がします。お母さんからの仕送りは、ひとつ目もすごく変なモノなのに、それ以降もどんどん変なものを送りつけてくるのです。ひとつひとつには必ず手紙もついていて、後半はどちらかというと手紙の方がメインでもありました。手紙には、シモネタすらあるという・・・。しかもその下ネタ、スベりまくり。スベったまま暗転して、すぐ次のショートコントに入ったときの「・・・やっぱりスベったか」と言う陣くんの表情がたまらなく可愛い。かなり、たくさんの数のショートコントをやったのに、「次へ、次へ」と、いくらでも見ることができるっていうのは、やっぱりすごいよねー。
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前回・9月の「ジンジンジン」のときにも披露して、(たぶん)好評を博した漫談です。2丁目時代の彼の出囃し、ブランキージェットシティの「ロメオ」にのって登場というのが、漫談の雰囲気と全然合ってなくて妙におかしい。前半は、芸能・時事ネタで、SPEEDの解散とリミテッドの解散をひっかけたり、今年の流行語大賞はきっとスキヤキ古高くんの「何見とんのじゃー!」に違いないと(←ちなみにわたしもそう思います(笑))言ったり、順調だったんですけどねぇ、フフ。 順調といっても、やっぱり漫談ですから、彼のコントの持つ斬新さみたいなものは少ないです。かなり、ベタな雰囲気だし、わざとサムいことを言って一瞬の間をおいて笑いが起きるのを楽しむ、みたいな感じです。わたしは、本来はこういう笑いはそんなに好きじゃないはずなんだけど、こういうときに得なのはやはり彼のルックスや雰囲気なんでしょうねー。汗いっぱいかいて、必死で間をつなげようとする姿・・・抱きしめたいです(笑)。 けど、どーも陣くんは、この漫談のオチを用意していなかったらしく、汗はもっとかくし、時間はどんどん過ぎていくし、見ていてちょっとハラハラしました。かなりの苦労をして陣くんは漫談を終わらせ、首をかしげながらハケてゆきました。ある意味、えーもん見せてもらいました(^^)。
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イベントの直前になって告知されたゲストは、木村祐一さん。なるほどねーと思いました。ピンでネタをやっている人で、面白くて、っていう芸人さんって、なかなかいないもんね。特に陣くんの場合、陣くん自身のレベルが高いだけに、陣くん以上の人を探すのが大変そう。その点木村さんなら、適任だと思いました。しかも2丁目の先輩だしね。
歓声に迎えらえて登場した木村さんは、頭はリーゼント、豹柄のスカーフ、革のパンツという、なんともロカビリーな格好。わたし、木村さんをナマで見たの2度目なのですが(ワチャチャ大爆発のゲストで来たとき見た)、「こんな人だったっけ?」と笑ってしまいました。
「僕のこと知ってました?」と陣くん。木村さんは、陣くんがトーナメントでいいところまで行った、3年前の「オールザッツ漫才」を見ていたんだそうです、木村さん、けっこう若手に詳しいの。こういうのを聞くとちょっと嬉しい。でも、次課長のことを「部長課長」なんて言ったりしてたけど(笑)。
途中、2度ほどあったパターン、例えば「木村の笑いと陣内の笑いは違うんや」なんていう、木村さんが語る話を、陣くんがこれまた真面目な表情でうなずきながら聞いているという、「真面目なお笑い談義」になってしまい、木村さんが置いてけぼりの客席にハッと気づいたように、「この話はこのあと飲みに行ったときにしよう」と言って苦笑する、というシーン。客席も一緒になって真面目に聞いていたから、気づいたときはかなり笑ってしまったんですけど。ふたりは、きっとほんとにこのあと飲みに行ったときにこういう話をしたんだろうな、と想像しています。
木村さんが、ダウンタウンの松本さんの座椅子を買うのに付き合わされているという近況に笑い、「スキヤキロンドンブーツ」という番組名を評して「吉本も考えたらな。スキヤキ可哀想やで」という木村さんの話にうなずき、運転免許試験場であったという理不尽な話には逆に職員の人に同情し(わたしもそーいう融通の利かない組織に居るから、ゴネる客には本当に困らされるんだ)、陣くんがタクシーに誘拐されかけた話に笑い・・・不思議な色を持ったふたりの時間は過ぎていきました。
最後に、お互いのこれからについて。木村さんは、これまで通り「作家と芸人半々」でいくつもりなんだそうです。マイペースな木村さんの姿は、一般人のわたしから見てもうらやましく思えます。 陣くんは、「ネタは僕はそこそこでいいんですよ。コーナーとか頑張りたい」とのこと。ちょっと、気になりました。わたしは、陣くんのネタも好き、キャラも好きだから・・・両方頑張って欲しいと思うのはゼイタクなんでしょうか?でも、「ネタをそこそこにして」しまうのは、なんとももったいない話だと思います。彼はもしかすると、自分の才能に気づいていないのかもしれませんね。だから、アンケートには、「自分の進むべき道を誤らずに、これからも突っ走っていって欲しい」と、思いをこめて書いてきました。
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そのままエンディングでした。これからしばらくは、こういうネタイベントと、今までのような後輩を引き連れてのコーナーメインのイベントを交互にやるんだそうです。それはなんだか、いいペースだね。
陣内智則が初めて開催した、ネタオンリーのイベント。彼との出逢いは、2丁目との出逢いでもありました。いつもいつも違う顔を見せてくれる陣くんですが、この日も、まさに新しい、そして成長した姿を見せてくれました。ひとりなのにこんなイベントをできるなんてね。こんなにすごい芸人、やっぱりなかなかいないよね。
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