11月29日「ガブンチョWAR」レポ

始めに。

会場に入って、ふと投票用紙を見ると、今までと形式が変わっていました。投票できるコンビが今までの3組から5組に増え、そして、その5組全ての欄を埋めないとその用紙は有効ではない、という形式。これは、前回に疑惑としてあった、組織票阻止のための有効な手段だと思います。前回の「WAR」のあと、組織票を批判する書き込みなどを、わたしも多少ですがしてきました。それらが、もしかしたら少しは効いていたのかもしれません・・・なんてうぬぼれかな?

 

オープニング 

MC:ハリガネロック

大キライな「ガブンチョWAR」も、ハリガネになら任せられる。若若手と絡むハリガネがどれだけ面白いかは、今年2月の「と」が、この1年アホほどライブに行ったわたしの中で、「よかったイベントベスト10」の中に楽勝で入ってきていることでも立証できています。そういう意味では、久しぶりに「楽しみな」ガブンチョWARでもありました。

出てきて「(出演する芸人さんが)みんな緊張してる。3児の目なんか死んでましたからね」なんて言って大上くんに慌ててツッコませる松口くん。松兄の3児イジりって好きやわ・・・。

 

そんな3児も含め、今回出場する芸人さん全員集合。かなりの人数が集まるっていうこともあるのですが、それ以上にみんなワヤワヤしすぎ。見藤くんが死んだ目(?)をアピールしてみたり(笑)。そんな光景を見て「アチャコTVが懐かしい・・・」なんてつぶやいて松口くん、客席を失笑させていました(わたし見たことないんだけどね)。

 

Aブロック抽選会

そして、出番順を決める抽選会。方式は、「お客さんに渡されるアンケートに番号が書いてある。MCが舞台上でクジ引きをして、当たった番号のお客さんが、A〜Kまであるパネル1枚をめくる。めくって出てきたコンビが順番に出る。ブロックごとにその作業をくりかえす。ちなみに、めくって出てきたコンビをひいたお客さんには、そのコンビのポラロイドをプレゼント。」というものです。この順番決めが、このライブではかなり重要なんです・・・そして、わたしはライブも始まったばかりだというのに、ガッカリしてしまうことになりました。トップで名前が出てきたのは、フットボールアワー。トップというのはかなり不利なんです。「もう(1位を獲るのは)ダメだ」と、客席でうなだれました。その他にも、チュートリアル、ビッキーズと、わたしの好きなコンビが揃ったAブロック(その他にプレステージ勝ち抜け組の「好色一代娘」)。かなり、複雑・・・。

 

でも舞台上のインタビューで、フットボールアワーは顔色も変えずに「いや〜、1位にはなったことあるけどトップは初めてですわ〜(by岩尾)」と、ハリガネに絡んでいっていたので救われました。

そして、チュートリは、徳ちゃんがテンパりすぎてネタも始まってないのに早口すぎてカミカミになって松口くんにアタマたたかれてたり。しかし、チュートリは出番の順番の浮き沈みが激しいねぇ(トップ→最後から3番目→最初から2番目)。

ビッキーズは、前のライブで、ポラロイドが当たったお客さんのうち、ビッキーズをひいた人だけもらって帰らなかったようで、「今回はもらってってやー」と、めっちゃ頼んでいました(でも前回ひいたのが男の人だったのが原因のようですが)。ビッキーズの写真、要らないんやったらわたしがもらって帰る!(彼らの写真はほとんどもってないんだ・・・)。

好色一代娘はわたしは全くの初見。コンビ名まで、初めて聞きました。「下剋上」でも見たことないんちゃうかな?すごいな、そんなコンビが上がってくるなんてな。

 

Aブロックコンビネタ

フットボールアワー

やはり、漫才。出番がトップということは充分ありえたことなんだろうけど、今まで「ガブンチョ」でやってきた漫才を全て見てきた身として考えると、そして今までの「WAR」でやってきたインパクト抜群のコントのことを思うと、やはり少々辛いような気がします・・・。ネタは、「天気予報」「HEPで自殺」「どんな女の子が好き?(2択)」なもの。面白いのは知ってます。お客さんの反応ばかりが気になりました。

チュートリアル

わたしが「このネタをやればまず大丈夫」と思っていた、秋の行楽の栗拾いをネタにした漫才。「WAR」っていうのは、MCのファンの集まる場でもあると思うのですが、そんなこの場で、爆笑をとっていました。チュートリさえその気なら、この上向き上昇カーブを逃す手はありません。

ビッキーズ

もちろん、といっていいのか、漫才です〜。スッチーはセンスを持って、「イェイ!」「ヌオーン」と、とりあえず客席を沸かせます。やっぱビッキーズはツカミですねー。でも、「ストレス解消法は?」なネタをやったこの日は、後半もものすごく盛り上がったのでした。だって木部ちゃん、踊るねんもん・・・!しかも、「BODY&SOUL」に乗って。以前の「ガブンチョ」でのコーナーの流れを組んでのものなので、見ていなかった人には辛かったかかもしれませんけど・・・。でも、ビッキーズのやる気が感じられて、やっと本気を出してくれたみたいで、嬉しかったかも。

好色一代娘

まるきり初めて見る人たちだったので楽しみにしていたのですが、残念ながらあんまり覚えていません。コントで、伝言ダイヤルで女の子と待ち合わせ、みたいな感じのネタでしたが、なんだかいかにも若若手、というような感じで、メリハリがなくてちょっと残念でした。彼らだけは、「次のプレステージ頑張ってね」って、ネタを見終えた時点で思っていました。

 

Bブロック抽選会。

Bブロックは、ストリーク、キングコング、レギュラー、3児となりました。

 

ストリーク。10月最初の「ガブンチョWAR」でまさかの敗退を喫して以来、これもまさかの「プレステージ決勝」で敗退という悔しい結果を経て、2か月ぶりにガブンチョレギュラーに戻れるチャンスをつかんで来てくれました。「ここまで来れば大丈夫」という思いと、それでも安心できない気持ちとがグルグルしてました。なのにストのふたりは、ハリガネに何か、例えば「今日の意気込みは?」と訊かれても、大ちゃんは「適当に頑張ります」、キボリは「そんなんめっちゃ頑張りますよ!」などと、全く意志統一ができていないふたり、でした。面白かったけどぉ(笑)。

キングコングに対してのハリガネ、たぶん舞台では初の絡みだと思います。ツッコミの西野くんのことを「マ/ヒの松本に似てる」だって。12期生のマ/ヒ、懐かしいね(現在「北北西に進路をとれ」のコンビ名で東京で活躍中)。

レギュラーは、「下剋上」で見たことあるけど当時は印象なかった・・・。初めてじっくり見た彼らは、「なんて素朴なの!」って感じ。特にボケの子ねー。松口くんに「いなかもん!」と連発されていました。

3児は、今無造作ヘアに凝っているみたい。3人とも、無造作でした。でもちゃんとカッコいいんだ。可愛いというか。そーいう頭、わたしもしたい(笑)。3児は「WAR」は大丈夫!だって最近ではほんと、レギュラー組でいちばん笑いとってますもん。

 

Bブロックコンビネタ

ストリーク

漫才。いきなり、面白くないことを言ってわざと客席を失笑させる大ちゃん。こっこの流れは・・・とワクワクしていたら、やっぱり言った「イタリア」。この「板リア」(←誤字じゃないよ)シリーズにはウケさせられますねぇ。そうなると、「WAR」としてのドキドキ感より、面白いほうが先にたちます。ストの漫才、ほんと面白かった。きっと、これなら大丈夫。

キングコング

「数える男」のコント。同じネタをするなら、「改良」を加えてほしいと思うのは、コンビ結成4か月の子たちに望むには大きすぎる願いでしょうか?コントの出来は悪くないのに、何故かこんなことを考えてしまうのです。

レギュラー

漫才でした。なんだか妙な雰囲気のコンビで、けっこ面白かったです。ボケの子、見た目は素朴すぎるわ、ネタでは同じこと言いすぎだわ、キャラがもう立っているのがすごいです。普通、新参者には冷たい反応をしてしまうわたし(客席もそうかな)も、なんだか微笑んで見守ってしまいました。そんなコンビです。「止めかた分かれへんがな」(笑)。

3児

暗転で始まって分かった、「おっさんが穴に落ちた」のコント。前回の「WAR」で受かってやっとレギュラーになって、毎回面白いネタをしてくれていたけど、このコントは目の付けどころがほんと面白くて、レベルが高い。そして見藤くんのキャラは気持ち悪い(笑)。気持ちよく客席を沸かせ、全く不安ナシ!でした。

 

Cブロック抽選会

Cブロックは、ロザン、おとん、ランディーズ。

ランディーズはラストだから、当然パネルをめくる前から分かっているのですが、松口くんはめくられたランディーズの名前を見て、「デモしかしとか書いてあったらどうしようかと思いました」って言って、ランに「おい」って言われてました。そーだよなぁ、デモしかもハリガネファミリーだったし、しかももともと「ガブンチョ」のレギュラーだったはずだもんなー・・・。今となっては、デモしかがこの投票に巻き込まれている姿は、想像がつきません(でも高山くんは前回の「WAR」に出てるんだけどね、ゴエ氏が想像つかないねんな)。

 

Cブロックコンビネタ

ロザン

漫才で来るかなーと思ったけれどコント。この日初めて、わたしは「WAR」でロザンのネタに対して「投票しよう」と思いました(今までが面白くなかったわけじゃなく、突き抜けたモノが感じられなかったから)。「愛が伝わってこない女」のネタでした。菅くんのキャラ、パワーアップ、宇治原くんの男前さ加減もパワーアップで、ほんとよかったです。

おとん

おかまのマスターがいる食堂のコント。言葉取り違えネタが、オチ分かってるのはちょっと辛かったかも。でも客席はウケてました。初めて見た人にはよかったかもしれませんね。

ランディーズ

出番トップの「WAR」も経験してる彼らにしたら、トリで登場というのは待ち時間は辛いかもしれないけど、やっぱりやりやすいんじゃないでしょうか?そんなアドバンテージを、充分に生かした漫才を。最近は、漫才そのものがもう「武器」になってる気がします。「普通の家族」ネタ、よかったよー。

 

 

集計を待つ時間・・・

全部のネタが終わると、とりあえず全組が集合して、出演順にハリガネがインタビューしてゆきます。チュートリは、今ふたりケンカ中なんだそうです。でも原因は、徳ちゃんが新しく作ったラジコンを福田くんちに持っていったとき、福田くんがそのラジコンでウンコを踏んだからなんだそうです・・・仲良しコンビやんかぁ。

3児は、ギャグとか仕込んだネタをするとき生き生きしすぎ。やりすぎて、松口くんに「減点や!」っていわれてました。言われてもまだまだやって、どんどん減点されてゆきました、アハハ。何の流れか忘れたけど、創一くんがおなじみの座頭市のモノマネをするときに文句をつけられたかどーかしたんだったかなぁ。そしたら創一ってば、「ボク、目見えますもん!」だって(笑)。知ってるっちゅうねん。

 

恒例の、MCによる楽屋中継の時間がやってきました・・・この時間になると、「ガブンチョWARム」のイベントの主旨を初めて思い出します。モニターに映る、スタッフが数えている投票用紙で、しばらくの運命がきめてるんだなぁ・・・。しかし、中継に行った松口くんは、なかなかモニターに姿を現しません。大上くんは「松口くん??」とよびかけると、やっと姿を見せた、、、と思ったら、松口くんと誰かとがもみ合っえる、誰?あっ、ムラコ!!毎月この中継に入るシーンでは、必ず誰か芸人さんが映る(先々月タムケン、先月こやぶっち)のですが、こんなに面白かったのは初めてでした。

小競り合いは松口くんの優勢で進みましたが、最後は何故か松口くんがムラコにお金を握らせていました・・・こんなん客席に写していんでしょうかね??そして、ムラコがどれだけひどいかという話へ。このライブの前日、ある結婚パーティがあったんだそうです。その中で、呼ばれていたのにこなかったのはムラコだけ・・・しかも、理由が「仮病」て!!ハリガネ、少々ご立腹ナリ。

 

結果発表

黄色い封筒が来た。結果が出た合図。これが目に入ると、ドキドキが止まらなくなる。松口くんが中身を取り出す。そして結果発表です・・・

1位:ランディーズ

松口くんがこう叫んで、ランディーズが飛び出してくるあいだの一瞬の間に、客席がドンと沸いたのが分かりました。そしてランディーズの姿を見て、ますます拍手が大きくなりました。受かって当たり前、いちどは絶対高順位をとらなくちゃいけないコンビが、やっと1位を。高井くんとターチンの、泣き出しそうなカオでハリガネに抱きついて喜んでる姿に、本当に素直に拍手を送りました。おめでとう!

2位:ロザン

喜んでる客席や、先ほどのランディーズとはうってかわって、ニヤリと菅笑いをしながら冷静〜に出てきたロザンに、ハリガネ兄さんがツッコミ放題。でも、すぐその化けの皮(?)ははがれて、ふたりとも「嬉しい・・・」とホッとした様子でした。可愛いな。

3位:3児

すごい!ヤッター!なんだか妙に嬉しかった3児の3位でした。あんまり人の上に立つっていうことの少ない彼らだけど、こうやってきちんと実力が認められるということは嬉しいです。3人も、嬉しそうでした。けっこう、冷静ではあったけれど。

4位:フットボールアワー

呼ばれても一瞬出てこない。出てきたと思ったら、ふたりともヨロヨロよろめいてる。「どうした?」とハリガネが訊くと後藤くん、「怖い〜・・・」と呻いてました。そうだろうね、これだけ遅くまで名前が呼ばれなかったの、初めてだもんね。実力派の彼らにこの順位は不本意かもしれないけど、妥当な順位だと、彼らのファンのわたしも思う。でも、次回はこんなにヒヤヒヤさせないでくれー。

5位:ビッキーズ

他のコンビの順位を下げるわけにはいかないけれど、ビッキーズがあんなネタをやってこの順位だっていうのは、絶対低すぎる!納得がいかない・・・今回いちばん納得いかない順位でした。

6位:キングコング

けっこう、妥当な順位かな?キャリア的にも、このへんでおさまっておいて実力を貯える、というのがいいような気がします。将来的なことを考えてもね。

7位:チュートリアル

ホッとした顔で出てくるも、「またブービーですやん!」と怒り気味のチュートリのふたり。ネタ、あんなに面白かったしウケてたのにねぇ。ガブンチョレギュラー内での争いがどれだけ厳しいかということを現しているような気がします。面白いから、もっともっと自信を持ってほしい!

8位:ストリーク

6位あたりから、ストの名前がまだ呼ばれていないことに気がついたわたしは、ここまで来るともう、祈っていました。手がお祈りの形をしていました。そして、発表をする松口くんの口元を見つめる・・・「・・・ス」の形に動いた、と思った瞬間、「ストリーク!」という松口くんの声が響いた・・・今まででいちばん、強い拍手を送りました。辛い2か月だったと思います。たくさんの関門をくぐり抜けて、ガブンチョに戻ってきてくれて、嬉しかったし、ホッとしました。焦って立ち位置がバラバラになるくらい(笑)、ストのふたりも嬉しかったと思います。キボリの泣きそうな顔が忘れられません。

 

 

そのまま、ほとんど告知もなくエンディング。この構成は、落ちてしまったコンビに対する配慮なんでしょうね。「今まででいちばん納得のいくWAR」にわたしは、前回・前々回みたいな腑に落ちない気持ちを全く持たずに、ニコニコとエンディングを迎えました。このあと、ビッキーズによる中説があって、無料のアフターライブもあったから、尚更。

(1999.12.27記)

 

 

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