11月4日「2丁目が回る」

 

始めに(イベントの説明)

 このイベントは、コンビの枠を離れ、1対1の個人として行う
対談イベントです。普段ふたりでいるところを見られない意外な
組み合わせや、普段から仲良しで知られるふたりなど、組み合わせ
そのものが目を引きます。

 

「後藤秀樹(シェイクダウン)vs小堀裕之(2丁拳銃)」

 前説もMCもなく、出囃子のMr.Children「シーソーゲーム」だけが流れる中、
何とも所在なさげに登場したふたり。照れ笑いを浮かべて、そわそわした感じで、
いつものふたりらしくは全然ありませんでした。おかしな雰囲気は、小堀くんが
ひとりでマシンガンのようにしゃべりまくっていて、後藤さんが「何のこっちゃ
分かれへん」とつぶやくあたりにも象徴されていましたが、トップバッターなので
わたしたちはそんな雰囲気さえも楽しませてもらいました。会場が異様に期待して
いる感じで、しかもこんなイベント(コンビ以外の1対1トーク)は初めてでやりにくかった
とは思いますが、最後はきちんとしたトークイベントっぽく仕上げていまいした。

 「お互いのことをどう思ってるねん」という話や(小堀くんに「好きや」と繰り返す
ゴトーさん、おかしかったです)、お互いの相方の呼び方の話が前半。小堀くんが
修士くんのことを「シュウジ」と呼んでいるのはみんなもそうだし変じゃないけど、
ゴトーさんが久馬さんのことを「キュウさん」と呼んでいるという話は、ゴトーさんの
妙に照れた表情も相まってとてもおかしかったです(「アユムって呼ぶわけには
いかんやろー」って)。

 それから、小堀くんが今着ているベストはゴトーさんにもらった(このへん、
ふたりの言い分は食い違う)ものであることとか、ゴトーさんが金遣いが荒い
(2丁目から高槻の実家までタクシーで帰ったりするんだそう)こととか、
コンサートに行ったときのノリ方の違い、などの話でした。

 途中、遅れて席に着いた人が居て、その人に向かってゴトーさんが「今はな・・・」
と逐一説明してあげていました。親切なようでいて、しっかりと笑いを誘っている
あたり流石です(当たり前か)。

 30分立つと、曲が流れてきてお終いの合図です。この組はブルーハーツの
曲でした。しっかり歌えてるくせにタイトルを思いっきり間違っているゴトーさん、
ナイス。話し足りないらしく、「ここからあとはオレらのイベントにして後のヤツゲスト
扱いしよか。」とふたりは言っていましたが、まさかこの台詞があとあとまで・・・

 最初は戸惑いすぎ、緊張しすぎていたくせに、やっぱり最後は話し足りなくなる
んですね。お客さんも、同じ気持ちだったと思います。

 

「小林友治(モストデンジャラスコンビ)VS久馬歩(シェイクダウン)」

 とりあえず、出てきてまずひとボケする久馬さん(ベタに、出てきてそのまま
ハケた)。何とも異種格闘技風なこのふたりの対談、実はわたしの今日
いちばんの期待組でした。最初の雰囲気は、1組目同様何ともぎこちなかった
ものの、このふたりが集って「ボケ」をテーマにしないわけにはいかなくて、
まず、「生まれて初めてやったボケは何か」という話から。

「胎児だったとき変な動きをしていた」(小林)、「お父さんの精子だったときに
ふし浮きだけで卵子までたどり着いた」「卵子にたどり着いていっかいターンした
(でも1着)」(久馬)、などなど・・・

「話を回す人(ツッコミとか仕切りとか)が居ない」と、ふたりとも戸惑いつつも
ボケずにはいられなかったようでした。

 それから、「私生活でのボケ」の話になり、久馬さんの「昔、ボケすぎて彼女を
ノイローゼにした」話にはびっくりしてしまいました。「昼の1時に家に行く」と彼女
に電話しておきながら、1時に家について1時間くらい家の前で待っておいて、
心配になった彼女が家から出てきて「何で居るの!?」と言ったら、
「・・・あっ、入るの忘れてた!」と言ったりするんだそうで・・・「そらノイローゼなるわ」
って言う小林くんにわたしたちもみんなうなずいてたと思います・・・
(でもノイローゼになる前に別れたら?とも思った・・・)。

 彼らは、カレーを作っていて、もしも手元に砒素があったら入れる、っていう
ボケすらしてしまうと言っていました。「この状況下でこんなボケするか」っていう
ようなボケもとてもやりたそうでした。でも理性があるからしないのね、きっと。

 自分ではボケまくるくせに、周りの人、特に素人にボケられるのはキライらしく、
久馬さんはバイト先のコンビニの店長のボケにはものすごく冷たく接するんだそう。
あの久馬さんがちょっと怒ってる様子を想像してちょっと背筋が冷たくなってしまいました・・・

 お終いの合図の曲が流れて来るとふたりは「ここから後に出てくるヤツゲスト
扱いして・・・」とさっきのふたりのボケにかぶせていました。まさかこの台詞が
後々まで・・・(もういいって?)

 ノリ出すと止められなくなるふたりなのは重々承知していたけど、やっぱりその
通りになって嬉しかったし楽しかった!得意の大喜利コーナーが見られなかったのは
残念だったけど、やっぱりトークイベントだから、普段聞けない私生活の話にまで話が
及んだのは醍醐味でしたね。

 

「大上邦博(ハリガネロック)VS高橋茂雄(サバンナ)」

 何と、このふたりが「ふたりだけで2時間のトークイベントをしよう」とした
ことが、このイベント開催のきっかけとなったんだそうで、とても意外でした
(「ふたりだけじゃ不安だから」と、他の人を入れられたんだそう)。
このふたりのテーマは「女の子」。「女の子に生まれたかった」と言う高橋くん
が理想の女の子について語る、といった感じでした。今の理想はそれぞれ
「ジュディマリのYUKIちゃん」(高橋)、「藤崎菜々子」(大上)でしたが、
大上くんはちょっとブーイング浴びてたね・・・

 それから、これまで付き合った女の子のお話。高橋くんは、現在22才で
これまで付き合ったのがひとりしかいないということでびっくり(もちろんナンパ
などは除いて)。高2から芸人になるまでというから大学2回くらいまでかな?、
付き合っていたんだそう。かなり理想に近くて大好きだったけど、最近やっと
理想の女の子が現れた、でも今片思い中ということらしい。純ですねえ。

大上くんはこれまで3、4人。「でもあんまり理想じゃなかった」んだそう。
「男を立てるタイプ」の子が好きなのに、付き合うと尻に敷かれてしまう
らしいです。何となく分かるなー。

 後半は、「街を歩いている女の子を斬る」みたいな企画を。写真を見ての
トークですが、いちばん最初の「竹姉妹」以外は、わたしの「可愛い」基準と
ふたりの基準があまりにも違うのでびっくり。男の子はああいう子を可愛いと
思わないんや・・・複雑(腑に落ちない)。

 ラストは、もはや恒例となった「この後のヤツをゲスト扱い・・・」。
それから、次回はふたりだけでまたやりたいとも言っていました。わたしは行くよ!

 

 純粋に片思いするくせにナンパもするっていうあたり、あんまり理解できない
部分もあるんだけど、それでも高橋くんの意外な(?)面が見られて面白かった
です。このふたりがどんないきさつで意気投合したのか、ちょっと知りたかった
ですが、きっとそれは次回の「回る」で聴けると期待しています。

 

「松口祐樹(ハリガネロック)vs川谷修士(2丁拳銃)」

 客寄せかい!と言いたくなるほどのゴーカな組み合わせ。ラストに出て
きたということはオチ、ではなくメインだったんですね。登場シーンでは、
きっとシュウちゃん目当てだったお客さんすら惹きつけてしまう松口くんの
カッコよさ!サングラスをかけて、イキって出てきました。あのシュウちゃんが
目立たなかったもの・・・

 「歌手と並ぶのは緊張するわ〜」と、おちょくってるのか憧れてるのか
分からない発言をする兄貴。「シュウジとしゃべるからと思って、今日バイクで
来るときずっと<いつだって・・・>聴いてきた」と言って、ポケットから取り出した
のは何とハープ!「何で持ってるねん!」と驚くシュウちゃんと客席に、
「いや、小堀のカバンから盗って来てん・・・」と種明かしをする兄貴。
フフ、可愛い後輩をおちょくっちゃって・・・

 「何で歌うとき踊れへんねん?」と、兄貴は自分で考えた2丁拳銃の
歌の振り付けを、歌付きで披露していたのですが、<いつだって・・・>の
「君が、僕が」の部分で「君が(と相手を指さす)、僕が(と自分を指さす)」
みたいな感じで、ちっともカッコ良くない!だけど、シュウちゃんは「次は
踊りましょう。やるときはしっかりダンス勉強してやりますよ」と言ってくれ
ました。うーん、楽しみ!ちなみに、松口くんはハリガネとしては「マジ歌」
はできないそう。「やるんならとことんそっちだけに専念しないと・・・」って
言ってました。コンビによっていろいろ考え方は違うようですね。

 それから、最近5年付き合った彼女に振られた松口くんの話・・・結婚まで
考えていたのに振られてしまって、やっぱりちょっと落ち込んでいる感じは
しました。「別れましょう」という手紙をもらって、兄貴はすぐ中川家の礼二くん
に車を借りて
彼女の住む京都まで駆けつけていったりとか、切ない話ばっかり
でした。そんな話でも、きちんと笑わせてくれるところはすごいです。
最後の最後、別れた直後に京都で余興で、こっちの心は沈んでるのに
演じるネタはよくウケた、とかね。。。

 ナンパの話では、懐かしの「すんげー!BEST10」でのユニット「トリオ・ザ・
サラダ」のネタ合わせのため、松口くんと修士くんが集合し、あとは茶っぱくん
待ちだったときに女の子に声をかけられたときのこと。よっぽど茶っぱくんを
振って女の子と遊びに行こうと思ったけど踏みとどまったんだそうです。
その話を茶っぱくんにしたところ「えーっ、ボクも呼んでくれたら・・・」とかなり
恨めしそうに言われた、こっちは女の子蹴って打ち合わせとったのに・・・と、
だいぶ前の話に怒るふたりでした。

 恒例の「このあとのやつゲスト扱い」発言を経て、いったんふたりはハケました。
これで終わりかな?と思ったのですが・・・

 

エンディング

 今日の出演者全員集合して、修士くんが仕切るような感じで
エンディング。かなり壮観でした。特に告知など目立ったものは
なかったのですが、「松口の恋愛話に感動した!」と言って松口くん
に握手を求める小林くん、という感動的なシーンが。「松口が車で
京都に向かってるとき、オレが白バイで先導したかった」んだって。
修士くんは「おおっ、松コバの復活かあ?」とちょっと茶化した感じで
言っていたんだけど、わたしは何だかマジでじーんとしてしまいました。

 そしてみんな、「またやりたいですね」と言ってくれました。
アンケートにも、「次回どういう組み合わせを希望するか」みたいな
クエスチョンがあったので、わたしはちょっと邪道かなと思いながらも
「松口くんと小林くん」と書いてしまった・・・松コバをリアルタイム
で見たことないわたしは、とても見たい・・・ということで次回にも
期待したいと思います!

 

終わりに。

 2時間のイベントというと、体調にも左右されるけれど、立ち見
じゃなくても途中けっこうダレてしまうことが多いです。だけど、
この日は最初から最後まで、体が前へ乗り出す感じでずうっとワクワク
しながら聴けました。ゴーカな組み合わせはもとより、出演者がノって
しゃべってくれたことも大きいと思います。こういう試みは初めてだった
と思うので、気合いが入っていたのかもしれませんね。ほんと、とにかく
とても楽しく、面白かったです。お客さんも久しぶりにギュウギュウで、
いつもこうならいいのにな、と思わされました。本当に「2丁目が回る」
っていう日は来るんでしょうか??来て欲しい・・・切実に、そう願っています。

 

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