2月5日「恋せよ狼(ウルフ)たち」レポ
始めに。
このイベントは、2丁目の赤丸急上昇注目(装飾符多すぎ)株の2組、
ライセンスとランディーズがユニットを組んだイベントです。もともと、「夏の陣」
などの陣シリーズに出演していた陣内ファミリーでもあるので、わたしも
前からなじみがありました。
リーグ戦が終わって1ヶ月、ライセンスはワチャAに、ランディーズはワチャBに、
それぞれ昇格した直後にあたり、ファンも急増したところだったので、
会場は新人2組のイベントとはとても思えない超満員。これも、4人の、
芸人とは思えない卓越したルックスがもたらす効果なんだろうな、わたしも
それに(それだけじゃもちろんないけれど)やられっぱなしだしな、なんて
苦笑いしてしまいました・・・
オープニング
幕が開き、立っているのは黒いスーツ姿の4人。どこを見つめているのか
ポーズをとって・・・「お笑いを見に来たのに・・・」という思いも吹っ飛ぶくらいに、
カッコいい・・・バックには狼の遠吠えが響いています。高井くんが無言で、
他の3人に指示を出し、頷く3人。それぞれが別々の場所へハケてゆき・・・
・・・イベントの始まり。VTRへ。
VTR
場所は、神戸かな、南港かな、とにかく海辺です。スーツ姿の4人が・・・走ったり、
とにかくいろんなことをしているんだけど、うぅ、カッコいい!ちょっとボカしみたい
なのが入ったりして、カッコよさを増しています・・・ビデオカメラを持っていないことを、
これほど後悔したこともありません。このままモデルで通用します・・・
そして、「恋せよ狼たち」という字幕が出るのですが、それがまるで昔の日本映画
のような・・・うしろでザバーンと荒波が、みたいなやつで、さっきまでの雰囲気とは
全然違って、ちょっと笑ってしまいました。
ライセンスのネタ
舞台の右端に布団がひいてあって、真ん中にはちゃぶ台。パジャマ姿の藤原くん
が登場し、なんだかちょっと妄想モード(笑)。なんでも、あした、高校時代から
想い続けているエイコちゃんと初めてのデートらしいのです。そこへ、社内一の
嫌われ者・営業2課の井本という女性が押し掛けてきて、彼女が引き起こす騒動
がネタになっています。また井本くんブサイクキャラなんですね・・・いつ見たって、
ブサイクじゃあありません。だけど、ライのふたりの会話のやりとりが、テンポがよく、
しかも予想を裏切り続けてくれるボケで、「やっぱりライは面白い!」・・・
ネタのときは(特に初めて観るネタでは)、ルックスにはあまり目が行きませんね。
やっぱり、芸人なのでしょう。お笑いずきにとっては、本当に嬉しいことでもあります。
このネタ、早くまた見て、また笑いたいです。
ランディーズのネタ
高井くんがクロネコヤマトの運送員さん、地下12階にあるという場所へ、
代金引換の荷物を届けに来ます。そこにいるのは、丈の短いバスローブ
みたいなのを着た中川くん・・・実はここはあるすごい場所なのですが、
代金を払ってくれないこの中川くんのために長居をしてつい秘密を知ってしまい、
ここで彼の下に付くことになってしまいます。中川くんのやっていることは・・・という
感じのネタ。小道具やSEの台詞の声なんかがすごく凝っていて、楽しめるネタでした。
特に、SEの声はプロっぽくてすごい(というか、「Dr.スランプ」の千兵衛博士の声だと
思っていた・・・マジで)と思っていたら、のちに高井くんが「あれ、僕なんですよ」と
やってみせ、なんとまぁ器用なんでしょう、と驚いちゃいました。
そういう、細かい部分やキャラクターなんかではいっぱい楽しめたのですが、
普通にネタで笑う部分はちょっと少なかったかも知れません。ちょっと残念。
ユニットコント
4人でのコント。「友だちが居なくて嫌われている人のためのツアー」に参加
した4人。ひとつの車に乗って、出かけなくてはならなくなります。
4人はそれぞれの嫌われキャラ、藤原くんは金持ちを鼻にかけた嫌みなヤツ、
中川くんはマザコン、井本くんは何でも口にしてしまうクールでイヤな人、
高井くんはガリ勉、です。
すぐ1万円札を差し出し、または父親の金持ち自慢をする藤原くん。
周りの人が引くようなイヤミを言う井本くん。すぐお母さんに助けを求めたり
その場にいないのに話しかけたりする中川くん。何でも本に頼り、どの単語でも
すぐ難しく解釈して、要らんのに説明しようとする高井くん。
もちろん4人は噛み合わず、面白くない気分でドライブを続けるのですが、
マクドのドライブスルーで、注文が4人とも全て被ったことに感動してしまい、
4人は友だちだ!と盛り上がります。
それが、1日限りの友情だということにも気づかずに・・・というのが流れです。
このコントでは図らずも(←たぶん)、中川くんの存在がポイントになってきています・・・
マザコンである中川くんは、例えば自己紹介をしたあとなんかでも
「お母さん上手く言えたよ!」と、その場には居ないお母さんに向かって叫ぶのですが、
その叫び方がどうも他の3人のツボにハマってしまったらしいのです・・・
藤原くんはどうやっても笑いが押さえきれないらしく下を向いてこらえているんだけど
いつまでも肩が動いてる、井本くんはキャラ(クールキャラ)と違うのでコントの流れが
おかしくなる・・・このせいもあってか、高井くんがちょっと台詞を間違えたときも
今度は残りの3人がハマってしまって中川くんまでが吹き出す始末。
こんな光景が何度も・・・ネタ合わせのときと中川くんのキャラが違ったのでしょうか?
ネタ中にこんなに素の顔を見ることができて嬉しい反面、「おいっ、大丈夫か!?」と
思ってしまったのも事実。だけど、嬉しい方が大きかったか(^^;。
ライセンスのネタ
舞台上には井本くん。髪型も服装も、19世紀のヨーロッパ貴族みたい。
のんびりとした朝、気取ってココアなんか飲んだりして・・・しかしそこに現れたのは
・・・まぁもちろん藤原くんなんですが、こちらが現実の光景のようです。
シチュエーションを詳しく書くとネタばらしになってしまうのでこれ以上書けませんが、
藤原くんのキャラったら、ほんま上手すぎ!井本くんもすごい妄想で可笑しすぎ!
ふたりの噛み合わないやりとり、台詞の切り返し、ここに書きたいくらいです。
こっちのネタも、早くもう1回見たい・・・
ランディーズのネタ
センターマイク登場、漫才ですっ。1月28日の漫才展に行けず、初めての
ラン漫才を見逃して悔しい思いをしたので、めっちゃ嬉しかったです。
いきなり「ターチン、いい男やで」と相方誉めをして仲良しコンビぶり(でもほんと
っぽいからなぁ・・・)を見せつけたり、ある人気漫才コンビのスタイルを物真似
してみたりして会場を湧かせます。
でもわたしは高井くんの「(僕ら)前説みたいでしょ」と言った台詞がいちばん
可笑しかったりして。だってそのあと、ラン前説恒例の「近鉄電車のコーナー!」
なんて始めるんですもん・・・あっそうそう、この漫才の最中に、さっきのランディーズ
のコントのときのマイクの声は高井くん自身であることを言われてびっくりしたんですね。
そのあとネタは「この世の中から争いをなくすためには」など。
初めて観たけれど、漫才も面白いですね!
トークコーナー
バーのカウンターとテーブル席がセットされ、まず、高井くんが登場します。
誰かを待っている様子。そこへ、藤原くんが登場。追って、中川・井本が出てくる
のですが、ふたりでコントを始めます・・・「ヨウコはお前じゃなきゃダメなんだよ!」
???キョトンとしている観客をよそに、どうもふたりだけで楽しんでいるらしく、
ふたりとも血を吐いて(笑)お終い。高井くんと藤原くんに怒られてました。
とまあこんな感じで、コントっぽく始まったので、実はトークコーナーであったと
いうことに気づいたのはもうちょっとあとでした。
バーなのでまず注文、3人は水割りですが、藤原くんだけはクリームソーダ。
作家の柳さんがウェイターになって、ほんとに持ってきてました。
クリームソーダ、美味しそう・・・(最初はバカにしていた3人ですが、
どーも美味しそうに見えてきたらしく後半次々と手を出していました(^^;。
あっでも水割りもほんとはウーロン茶なんだって、藤原くんがバラしてました)。
子供の頃の遊びのお話、ランディーズが出演した「シャンプーハットの暴走実験バス」
の話などを経て、「兄弟の話」へ。
藤原・中川は弟のいる長男、高井・井本が兄のいる次男ということで、
「長男派閥vs次男派閥」の戦いに。藤原家の迫力ありすぎる兄弟ゲンカ、
中川兄弟(さすがに中川家とは書けない・・・(^^;)の仲良し兄弟ぶり、
けっこう、すごかったです。中川兄弟は「大阪で1、2を争う仲の良さ」らしいです。
だんだん「兄弟ゲンカ自慢」みたいになっていきました。
途中、中川くんがトークでエキサイトし、身を乗り出してしゃべっているところへ、
客席から見てちょうど隠れた形になってしまった藤原くんが冷静に
「ゴメン中川さんかぶってる」と制したのが可笑しかった(^^)。
その流れで井本くんが、高校時代に「藤原が起こした奇蹟事件」
(体育の時間のソフトボール、ランニングホームランのつもりでホームを
駆け抜けようとした藤原くんの頭に返球のボールがストライクで当たったこと。
そのあとサードの守備についた藤原くんは鼻血が・・・というお話)から、
学生時代いじめられっ子だったという藤原くんのお話に。
中学時代を新潟で過ごしたという藤原くん。いじめっ子と藤原くんのやりとりが
全部新潟弁(・・・なんでしょうね)なのには笑いました〜。
それから、「コンビの出逢い」の話。
ライセンスの出逢いは、ある雪の日、道に捨てられているネコを拾い上げた井本くん、
そのネコを連れて帰ろうとしたら後ろから肩をつかまれ、「そのネコ俺んのや」、
それが藤原だった、と、あまりにネタっぽい井本くんの話。カッコつけすぎで笑いました〜。
しかも「これはオレらが岩手で暮らしてたときの話なんですけどね」・・・岩手??
岩手県人のわたしはピクッとしてしまいました。でも、新潟弁と違って言葉が全然
・・・こればっかりはわたしにも分かります(当然)。
でも、岩手をネタに使ってくれるだけでちょっと嬉しかったりして。
ランディーズの話はマジでしょうね。NSCのとき、高井くんが授業で椅子に
座っていると、いきなり後ろから肩をたたかれ、振り向くと、逢ったことのない男
が居て「俺、中川貴志、ヨロシク!」と、矢沢永吉ばりに握手を求められたと・・・
想像したら、だいぶ中川くんイタイ奴で、今とは違うのが面白い〜。
最後の方、「カッコいい死に方したいよな」みたいな話になったとき、
いろいろ語っている中で井本くんがいきなり藤原くんに向かって
「お前なんか喘息で死んだらいいねん!」と言ったのも(藤原くんは喘息持ち)
・・・今思い出しても笑ってしまいます。藤原くん、相方にこんなこと言われて
ちょっと落ち込んでました(笑)。
トークコーナー、長かったです。後半ほとんどをトークで占めた、という感じでした。
だけど、初心者から古いファン(といっても、ねぇ・・・)まで、楽しめたんじゃないでしょうか。
VTR
「4人は、狼を探すことができたのか」というナレーション。そして、10年が過ぎ
・・・10年後のそれぞれの姿が映し出されます。
高井俊彦:幼稚園で、子供たちと体操をしている映像・・・「保父さん」。
藤原一裕:どこかで見たことのある着ぐるみ、ガチャピンとムック?・・・「ガチャピン」。
井本貴史:女の人が映ってる、これって・・・「OL」。
中川貴志:写真が写っています、あれ、白黒?遺影でした・・・「享年31歳」。
ということで、狼を見つけることはできなかった4人なのでした。
感想。
4人の魅力全開!なイベントでしたね。これでもか!とカッコよさを見せつけるVTR、
普通のイベントより長めのトークコーナーにコンビネタ、ユニットコントと詰め込んだ
感じで・・・ただ、欲を言えば、せっかくの2組でのイベントですから、
ユニットコントはもっと見せてほしかったです。1本だけですから、ちょっと少なかった
んじゃないでしょうか。ジョイントだと、コンビネタ1本ずつ、ユニット数本という流れ
に慣れていたので、トークのあともう1本くらいユニットがあるものだと思ってました。
でもっ、ライとランだから、いいか!ヒイキしすぎ?
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