3月17日「PILOT」レポ
始めに。
2丁目最後の2丁拳銃のソロイベント、とても行きたかったのですが、
最近の2丁拳銃人気を考えると、簡単にチケットが獲れるはずもなく、
2月のチケ獲りの時点ではあきらめていました。でも、たしかに、2丁拳銃の
ソロイベントはこれまで2回しか行ったことなかったけど、「ブルドッグで行こう」とか
大好きで全部行ってたし、そのときの面白さを思い出すと、ちっと後悔していたのでした。
そこへ、友だちがチケットを譲ってくれるということになり、渡りに舟、っていうか喜び勇んで
譲り受けることになり、今回の運びになったのでした。
立ち見だったけど、チケットあるだけマシっていうことです。
当日の劇場前のすごい行列を見て、そう実感してしまいました。
この日はそんなに暖かくもなかったんだけど、始まる前からもう暑いのなんのって。
こりゃ、大変そうだぞ、という思いが、もちろん楽しみだっていう意味で、
高まってくるのでした。
客席が暗くなり、もうすぐ始まるんだ!とざわめき出すと、アナウンスが流れます。
「開演いたしますので、ロビーのお客様はお席にお戻りください」・・・
いや、席に戻れとか、客席はもうぎゅうぎゅうで身動きとれない状態なのに〜
・・・これは、ギャグなんかな?なんて思いながら。
幕が開くと、2丁拳銃のふたりは、スタンドマイクを前にもう立っていました。
一言のMCもなく、流れ出すイントロ。
新曲「空を見上げて」。
このとき、初めて聴きました。「いつだって・・・」に勝るとも劣らないほど、
爽やかな曲だー。だけど、正直言うと、「いつだって・・・」よりもこっちの方が好きだ、
って直感で思いました。歌う姿も前よりずっとしっかりしているように見えました。
そして、相変わらずシュウちゃんの歌が上手いのなんのって・・・
「上手い」というよりも、彼の歌声、とても好きです。心の奥深いところをくすぐられる
ような気がします。お客さんも、登場シーンこそは歓声が上がったものの、
とても気分良く歌に聴き入っている感じがしました。
「pilot」という英単語を映し出した辞書の映像、などを経て、
「are you ready、to be with pilot」
という字幕が出て、思わず頷いてしまいます。こんなにカッコよくなだれ込むのに、
これから始まるのはお笑いのイベント。そんなギャップがいいんだろうな、きっと・・・
入院番長
病室のセット。入院することになった小堀くんが入ってきますが、隣のベッドは空っぽ。
そこへ、派手に登場したのは、この病院の内科を仕切る番長の川谷修士・・・っていうネタ。
いかにも「番長!」っていう感じの(?)パジャマを着ていたり、いろんなところ
(これがまた可笑しくて!)に抗争をしかけたり、看護婦さんや先生と戦っちゃったり、
すごく勘違いした、面白い番長なんです。「病院」というシチュエーションを十二分に生かした、
とても緻密に作ってある感じの、レベルの高いコントでした。
オープニングに持ってきたのもうなづける気がします。
そしてこのネタ、修士くんがボケで小堀くんがツッコミっていう逆バージョンでした。
これまでもいくつかはあったからか、小堀くんがきちんとツッコミもできるからか、
当初違和感がありませんでした。・・・でも、これが、ラストのオチの悲劇(←大ゲサ)を
生んじゃったんでしょうね・・・(^^;
小堀くんがラストに力一杯叫んだのは、思い切り間違った台詞だったのでした。
一瞬のざわめきをおいて笑い出す会場、後ろの方から見ても慌てているのが分かる小堀くん。
そして小堀くんは、言い直そうとしてアワアワなったあと、やっぱり全然キチンと言えなくて
赤面したままハケていっちゃったのでした・・・ビックリした!
いくらなんでも、その間違いはヒドイと思いました(笑)(でもそれくらいの間違いだったのです)
VTR
修士くんのカッコいい映像。ナレーションは修士くん自身の声で、彼が殺し屋であること、
香港で育ち、妹とともに父に育てられたが、妹はヤクの売買に失敗したため父に殺されたこと、
その父を殺すために日本へやってきて、ついに見つけたことを重々しく語る。
それに沿って進む、ボーッとなりそうなくらいカッコいい映像。
そして、父に向けてライフルを組み立て、いよいよ撃とうというとき・・・
「ライフル小っちゃ!!」
・・・急にコメディの顔になる修士くん。
「小っちゃ!でもこれでも撃てるかな、あ、投げたら当たるかな」なんていってバタバタして
・・・これまでの映像のカッコよさとの落差!
普段、ニチョケンのソロイベントでは、ブリッジのVTRは「カッコ良さ」だけを売りにした
モノが多かったように思います。そんなカッコいい2丁拳銃も好きだけど、
「お笑いのイベントなんだから・・・」という思いもちょっと、ありました。
でもこのVTRは、「カッコいい2丁拳銃」「面白い2丁拳銃」両方をしっかり見せてくれる、
ステキなものだったと思います!
捨て力士
道ばたで、段ボール箱の中に入れられた「力士」が鳴いています・・・
そこへ通りかかった修士くん。ベタな、捨て猫と拾おうとする人のやりとりをやったあと、
やっぱり可哀想になって拾って帰ります。そして、修士くんの家でのやりとりがネタ。
エサを食べさせたり、遊んで相撲を取ってあげたり、お散歩に行ったり・・・。
小堀くんは「鳴き声」でしか台詞がないし、修士くんは優しい飼い主、不思議なコントでした。
とっても、面白かったんだけど、普通にボケてツッコんで、っていうコントじゃないから、
ちょっと戸惑いを覚えました。だけど、新鮮だったっていうことかなぁ。また、見たいです〜。
VTR
また、修士くんのナレーション。「すぐやめられると思った・・・」みたいな感じでこれは、
「AC(公共広告機構)」の覚醒剤防止キャンペーンのナレーションですね。
聴き進むにつれ、映像の様子がおかしくなっていく。そして
「・・・友だちの振りをしてうんこは近づいてきます」
と、頭に大きなうんこを乗せた修士くんの映像が。真面目な表情に尚更爆笑してしまいます。
うんこ防止キャンペーン。どないやねん(笑)。
パンナコッタ
ある中学校に、親友同士ふたりで転校してきた、漫画家の卵「パンナくん」(修士)と
「コッタくん」(小堀)。ふたりはとても仲良しで、いつも一緒にマンガを描いています。
コッタくんの秘密もパンナくんなら知っています。だけど、ある日コッタくんが恋をしたことから
ふたりに誤解が生じ、友情が壊れそうに・・・そんなふたりが、ある事故から友情を取り戻す
までの、コントというよりも「ちょっとおかしいお芝居」っていう感じのネタ・・・。
ふたりのしゃべり方もわざとらしくて変だし、全然カッコよくないキャラクターだし、
捨て力士以上に不思議なネタでした。
VTR
映画の予告編のような映像。「平凡な生物学者が直面する驚異の出来事・・・」
というナレーション。やはり修士くんが、いろんな人に会って、ある事実を刻々と知らされてゆく
(その中には刑事役の満・諸岡くんの姿も)様子が。
そしてラストには、草原にあまりにも大きな人間の足跡・・・「馬場は生きている」・・・近日公開。
漫才
えっもう漫才?これで、終わりってわけじゃないよねと戸惑い気味。
ネタは「略語」「気になる人」「迷子コント」といったもの。もちろん新ネタです。
ん〜・・・2丁拳銃の漫才には、もっとスピード感があったはずだし、
もっと迫力もあったはずだし、何よりももっと笑わせてくれたはず・・・
わたしはそんな漫才を何度も観てきています。だから2丁拳銃のファンなのに。
なのにこの日の新ネタは、そんな大好きな2丁拳銃の漫才というには、物足りませんでした。
こう思う自分に、「2丁拳銃の漫才」には、特別期待を寄せているということが分かりました。
漫才で好きになったコンビには、やっぱり漫才を頑張って欲しいのです。
彼らの味をいちばん出せるソロイベントでの漫才なら尚更。
これからに、期待させてもらっても、いいでしょうか。お願いします・・・!
VTR
スタッフロールが流れます・・・さっき漫才だったし、本当にもう終わっちゃうの?
この時点で1時間ちょっとしか経っていません。
「これで終わったら、いくらなんでも消化不良のままだよ」と憮然としていたら、
最後、VTRは修士くんがトイレに入っているところで止まり、・・・修士くんがこっちを向いて怒鳴ります
「人がトイレ入っているうちに終わるな!」
・・・ああよかった。まだ続くみたいです。
トークコーナー
そういえば2丁拳銃のトークイベントというものはこれまで開催されたことはなかったし、
わたしは「シバキ」には行ったことがなかったので、ニチョケンふたりのみのトークというのは
初めての経験となりました。・・・結果的には、「ニチョケンてこんなに面白かったんだ!?」
という、今さらのような新しい発見を目の当たりにすることになるのでした。
このイベント当日、朝8時に2丁目入りした小堀くんは、朝から当日券の
問い合わせでひっきりなしにかかってくる電話の応対に追われるスタッフの様子を
ずっと見ていたんだそう。その対応があまりに冷たくて、オレが変わって応対しようかと思った。
冷たくして来てくれなかったら困るし」と、ファン思いの姿を見せてくれたり。
先ほどのネタ「入院番長」で、小堀くんがラストの台詞を間違えたときのこと。
出番が終わって袖にハケた修士くんがずっと小堀くんの様子を見ていたんだけど、
台詞を間違えて怒鳴った途端、修士くんは頭を抱えて「ああ〜」っていう感じで膝から崩れたんだ、
なんて暴露話をしてくれたりとか。
名古屋の番組で、ガチャピンとムック(の中に入っている人)に初めて逢ったときのこと。
ふたりは、やっぱり「あの」ガチャピンとムックだから憧れてもいたし、とても緊張していたのに、
逢うなりムック(の人)にシモネタを言われてとてもショックで、小堀くんは気づかれないように
泣いていたんだ、なんて可愛いところを見せてくれたり。
ファンに写真を撮られるときのこと。これまで修士くんは、変なポリシーを持っていて、
「腕組んでもいいですか?」と言われても絶対断っていたのに今は(状況に応じて)
こたえてあげることにした、「オレはこれまで何にこだわっててん!」と大人になったところを
見せてくれ。だけど、そういう風にファンに囲まれていたら、2丁目を知らない人からは
「誰やねんブーム」が起きるからイヤ、だなんて、言葉遊びのセンスの良さも見せてくれて。
・・・気づいたら、ネタのときよりもずっとたくさん、笑わせてもらっていたのでした。
そして「2丁拳銃の今年の運気を占う」コーナーへ。事前に占ってもらったところによると、
ふたりは相性はバッチリなんだそう。でも、小堀くんの今年の運気はサイテーらしい(笑)。
恋愛運はというと、修士くんはブス専、小堀くんはブス専な上にデブ専で、
「サイテーです」とのふたりの見解(当たり前)、でした。
でも、ニチョケンふたりの相性の話のときには、「でも、殺したろかと思ったときもある」
っていう話で、ふたり、タクシーの中で延々と「あしたの入り何時ですか」「10時半」っていう
ミニコントを繰り返していたのにも関わらず小堀くんが遅れてきた、と述べる修士くんに、
ニチョケンふたりのコンビ愛を痛感してしまいました。
最後、告知です。6月にBIG CAT(旧コークステップホール)でライブをするという
嬉しい告知。それから新曲「空を見上げて」の宣伝。
「このシングルが売れたら変わるよ。HEY HEY HEYに出る勇気も持てるかも知れない」
と言う修士くんに、「えっ。これまで出る勇気すら持てなかったの?ずっと期待してたのに」
と力が抜けたりも(笑)。
そしてふたりは頭を下げ、幕が閉まります。イベントは終わったと思って帰り始める人も
ちらほら。だけど、客電は付きません。これは絶対何かある、と動かないでいたら、
やはり幕はまた開き、ふたりがスタンドマイクの前に立っていました。
新曲のカップリング
「見せてごらん」
ハイロウズの曲だということで前々からとても期待をしていました。
その期待に背かない、ほんとステキな曲!正直なことをいうと「空を見上げて」よりも
気に入ってしまいました。マイクの前で熱唱する小堀くんも可愛い(^^)。
そして本当に幕。もはや2丁目というハコにとらわれない、2丁拳銃という
コンビの大きな可能性を感じたイベントでした。ふたりはとても頑張っていたし、
ファンも(最近よくそのマナーが論議されていたのに)とてもマナーよくイベントを楽しんでいました。
ふたりがこの姿勢で頑張ってくれるなら、大丈夫だと、そう感じさせられたイベント。
2時間がっちり、楽しみました。どうもありがとう。