5月25日「サバンナのハイエナ」レポ
始めに。
「2丁目全てのコンビのソロイベントを制覇したい」という野望を持っていた
時期がありました。けっこういろんな芸人さんに興味を持っていて(今でもそうか)、
今では行かないようなコンビ(誰とは言いませんが・・・)の単独に行ったことも
けっこうありました。サバンナは、知った頃こそは「何じゃこのコンビ!?」って思って
いたものの、ここ最近ではかなりのお気に入り。なのに、好きになってからは、
すっかりソロイベントを打ってくれなくなってしまって・・・。2丁目劇場がなくなって
初めて開催される2丁目のコンビのソロイベントとして、この「ハイエナ」を打って
くれることを知ったときには、迷わず「行こうっ」と決めていました。
「サバンナのハイエナ」というタイトルは、「サバンナ」というコンビ名の由来となった
マンガのタイトルなんだそうです。これだけでも、尋常じゃないサバンナのふたりの
意気込みが伺えるってもんです。告知では、高橋くんの「八木くんも出ます」っていう
面白コメントも聴けたりして(^^)。初TORII HALLということもあって、興味深くもありました。
ABCラジオの「サバンナの××!R−ZONE」のリスナーやハガキ職人なのか、
会場には男の子の姿もかなりたくさんありました。
オープニング
BGMだけが流れる中、オープニング映像も何もなしに、いきなりネタが始まります。
「人質」
ナレーションが流れ(アサゴエくんでした)、犯人役の八木くんが、女の子を
人質にとって立て籠もっています。まぁありがちな設定なんですけど、
人質役の高橋くんの言動が、ってネタ。面白かったー。かなり、面白かったです。
でも、八木くんのツッコミがワンパターンな感じなのは気になったかな?
ブリッジ
これは、全編を通してモノクロの静止画が次々と流れるっていう内容でした。
ちょっと面白キャプションがついたりして、面白かった。
余談ですが、このトリイホールには、2丁目劇場のように劇場の上の方に
バルコニーがあって、何人かの人が見ていました。新田(2丁目劇場)支配人、
モストの小林くん、LaLaLa田村くんなどはすぐ分かったのですが、もうひとり見覚えの
ある人が・・・認識した瞬間は目を疑いました。元・誉の遠藤敬さん!
一瞬、ネタのことを忘れて呆然とバルコニーを見上げていました。
「特許」
「特許許可局」の特許を許可するカウンタのお兄さんが八木くん。
彼がはんこを押したら特許認可です。そこへやってきたおばちゃん。
彼女が持ってきたものは、これまでも存在したものなのではんこは押せません。
なのに彼女は、あの手この手で八木くんを押しまくり・・・
ラストの方では、あ然とするくらいの手段を使ってきます。めっちゃ、腹立ってきました(笑)。
おばちゃんの隣の家の旦那さんが拾った金額の大きさにもめちゃめちゃ笑ったし・・・
(かなりのツボ)。サバンナらしい〜、ってネタ。
ブリッジの写真は「八木VSビル」とか、「茂雄と風太」とか・・・。
「TP」
紺ブレの下にはパーカー、キャップを被って、スリムの色オチしたジーンズを履いて、
持っているカバンは今はなきタレントのブランドもの、憧れているのは東京ラブストーリー
の織田裕二、っていう八木くん扮する人物。彼がルンルン気分で車を運転してると、
警察に「そこの車左に寄りなさい」と呼びかけられます。その警察は「タイムパトロール」、
八木くんは「80年代から無断で時間旅行してきた人物」として取り調べをされてしまう、
っていうネタ。たしかに、取り調べられても仕方ないでしょう(笑)。この設定が面白かった。
ありがちな「死語ネタ」とかも、とても新鮮に感じました。
ブリッジは、「原チャリ大相撲」「日曜日の茂雄」「日曜日の真澄」とか・・・。
「海原」
海原?これは、なんて読むんだろう?うなばら?と思っていたら、「美味しんぼ」
の海原雄山のことでした。高橋くんが海原雄山の扮装をしていて、
八木くんはその弟子みたいな存在。雄山はやはり、頑固で職人芸を貫き通して
いるように見えるのですが・・・八木くんのいないところでは、っていうネタ。
キーポイントは、ポテトチップス、宅配ピザ、週刊少年ジャンプ、革ジャンにサングラス、
エロ本です。サバンナの「美味しんぼ」ずきが随所に現れたネタ。細かいところがいい感じ〜。
「SP」
高橋くんが舞台で歌っているスター、八木くんは舞台端に控える彼のSPです。
このSPは、高橋くんの言葉や、観客の歓声に呼応してしまい、空手の型を始めたり、
それが収まったと思ったら次は、格闘技について延々語ってみたり、
大相撲のマメ知識を延々と語ってみたり、しまいには「99年初夏のギャグ!!」と・・・
「八木くんのキャラクター」を大全開した、ネタ。ネタなのかな?(笑)これまでのネタでは
イマイチ高橋くんに押されてあまり目立っていなかったように思う八木くんですが、
このネタにおいては、もう光り輝いていました。
みんなの目は、八木くんに釘付けでしたー!(笑)
ブリッジの画像は、ふたりの部屋を比較したもの。冷蔵庫の充実具合の違いが面白かったなぁ。
「変異」
サバンナのネタ合わせの様子。遅刻してきた高橋くんを怒ろうと八木くんが
目を向けるとそこには・・・変わり果てた高橋くんが。
それに驚き、戸惑い、悲しむ八木くん・・・高橋くんはそんな自分の姿も平気で、
八木くんとネタ合わせしようとするのですが、しまいには・・・っていうネタ。
ラストの八木くん、サイコーでした。
嗚呼サバンナ、なんであんなことになっちゃったんでしょう・・・(笑)。
「教師」
これは、サバンナお得意の、教師と生徒ネタ。高橋くんが先生で、
いろんなことをたくさん教えて(?)いきます。高校に入学したばかりの八木くんは
当然そんな教えにはついていけずに、ラストでは転校を決意します。
こういう流れはいつも同じなのですが、高橋キャラがいろいろあって面白い!
今回もそんなうちのひとつ、これからもたくさんのライブで演ることになるのでしょう。
楽しみです。
エンドロール
出演や構成などが写真入りで紹介されていきます。構成が、これまでオパ山と
名乗っていた作家さんが「O.P.A」という名前になっていたり、
それから「友情構成」という項目に、「遠藤敬」の名前があったことに会場から「ワァ」という
声が上がったり・・・見どころがけっこうありました。
エンディングトーク
大拍手で迎えられるサバンナのふたり。このイベントは、吉本初のトリイホール
でのイベントだったんだそうです(トリイホールは松竹芸能の劇場)。
高橋くんは八木くんに「このイベントに対しての心意気ってなにかあったか?」と
質問します。「え・・・体作ったくらいかなぁ?」それからネタ合わせのたびに出したという
わらび餅の話。そして高橋くんは
「オレは、このイベントのために、日本中の著名人に、サバンナのネタのビデオと、
こんどこういうイベントをするのでよかったら見てくださいっていう手紙と、
返信用のハガキを送ってん」
・・・。半信半疑の会場と八木くん。ビデオに収めたサバンナのネタは「イトウ先輩」。
わたしは思い出せなかったのですが、高橋くんの説明で、いっぺん見たことがあるのを
思い出しました。黒板を使って話がどんどん展開していく、面白いネタです。
そして、この「著名人に送った」という事実が信じられない八木くんのために、
高橋くんがあらかじめ用意しておいた、「送った著名人リスト」が公開されます・・・
THE ALFEE、小渕恵三、奥田民生、CHARA、椎名林檎、木村拓哉、
ラルクアンシエル、新庄剛志、滝沢秀明、きたろう、小泉今日子、さくらももこ、
PUFFY、広末涼子、藤子不二雄A、The Brilliant Green、前田日明、松坂大輔、
ザ・ハイロウズ、田村亮子、たてかべ和也(ジャイアンの声優)、トータス松本、
日本テレビ・菅さん、日本テレビ・土屋さん、ハロルド作石(マンガ「サバンナのハイエナ」作者)、
ゆず、YUKI(JUDY AND MARY)、武蔵(K−Iの選手) 以上、計30人(順不同)
といったそうそうたるメンバー。これを見ても八木くんは納得せず「返事は来たんかいな!?」
と高橋くんに訊きます。そして披露された返事の数々・・・武蔵選手、阪神の新庄(わたしは
ひとりではしゃいでました)、たてかべ和也、ザ・ハイロウズからのお返事。
けっこう、心がこもっていて、ネタもちゃんと見た感じで、すごいー、と会場も沸いていて・・・
しかし、ラストの高橋くんの話に、八木くんは一気に暗い表情になってしまったのでした。
小渕首相から、吉本の社長のところに、電話があったんだそうです。
内容は、サバンナというコンビからネタのビデオが送られてきて、そのネタは
大変面白かった。いちど、サバンナにお会いしたい。といった内容で。
ここまでは八木くんも喜んでいたのですが、その電話を受けた吉本の社長は、
サバンナら2丁目芸人の所属する「新人開発部」の部長にそのことを話した
んだそうです。そしたら、その部長は「順番飛ばしすぎや!」と高橋くんに
めっちゃキレたんだそう。このイベントが終わったら、ふたりでまた怒られに
行くんだそうで・・・
「せっかくイベント終わっていい気分だと思ってたのに・・・吉本クビかなぁ?
だからトリイホールでやったんやぁ」
と八木くんは無念そう(笑)。えらいことになって終わっていってしまった、
「サバンナのハイエナ」でした。
最後にちょっとだけ告知。ソロイベントは、次回は9月に行いたいんだそう。
その前に、7月9日にモストデンジャラスコンビとのユニットイベントを行うんだそうです。
次回の予定が何月と、しっかり決まっているっていうのは、とても嬉しいことですね。
感想。
かなり、面白かったんです。だけど、このレポでは、その面白さは、ほとんど
伝え切れていないんじゃないでしょうか。
サバンナのネタの面白さは特に、言葉で表すのは至難の業です。
だけど、中身がいっぱいで、息つく間もなく終わっていった2時間だったような気がします。
タイトル通りの心意気、しっかり見させてもらいました!
終わったあと友だちと口々に「面白かったね!」と言えた、これだけでも来た甲斐が
あったような気がします。