7月11日「犬とパチンコ」レポ

始めに。

2丁目最後の「月刊みのなが」以来、2度目となるみのながソロ。前回はアフターイベントだったので、フルライブは初めて。気合いが入っていたのかどーなのか、チケットの整理番号はひとケタでした。

わたしはこの日、サークルがあって、その後すき焼きパーティがあるというのを蹴ってのみのながソロ参加でした。すき焼きにも心奪われていて(単なる食いしん坊)、出るときは後ろ髪をひかれる思いもあったのですが、結局は・・・。

 

オープニング

「軍艦マーチ」が流れ、そして、白シャツに蝶ネクタイ姿のふたり、美濃くんのアナウンス、まさにパチンコ屋(^^)。彼のアナウンスによると、この日のお客さんの中にラッキーな人が居るらしい・・・チケットの整理番号77番の人!長岡くんの手引きで彼女は舞台に上げられ、本日のプレゼント、みのながのふたりのタイトルコールに続いて「スタート!」という権利をもらいました。3人の何度かのほのぼのした練習のあと、

長岡「犬と」
美濃「パチンコ」
お客さん「スタート!」

 

 

コント

高校の修学旅行前夜、興奮しきって長岡くんの家に泊まりに来た美濃くん、彼は「修学旅行初めてやねん!」と、アワアワしすぎ。小学校は転校のタイミングが悪くて行けなくて、中学は・・・?(笑)。ショートコントみたいな始まりのしかたから、長岡くんによる美濃くんの荷物チェック、怪談の練習、「好きな子の言い合い」の練習などをするふたりがネタ。テンポがよくて、オープニングからもーいい感じ(^^)。

ただちょっと残念だったのは、オチの分かりにくさ。とんちんかんな荷物のせいで美濃くんは、やはりこの高校でも修学旅行に行けなくなってしまうっていうオチなのですが、「やっぱりこいつまた修学旅行行かれへんわ」という長岡くんの声と、美濃くんのとった行動とが一致せず、しばらく「???」となってしまい、周りの人に「何?何があったの?」と訊きまくってしまいました。(その後納得)

 

 

VTR「長岡の試練」

場所は、HEPの観覧車・・・長岡くんは、高所恐怖症なんですね(^^)。イヤがる長岡くんを、美濃くんがむりやり観覧車に乗せ、1周するってな企画。「うわー、うわー」と叫んでばかりの長岡くんをなだめつつ、中盤にさしかかったあたり、美濃くんは小道具を取り出し、大喜利をしかけます・・・道具を置くために、ふたりの座るところにちょっと隙間を空けると長岡くんは「いやー、そばに居てー!」と美濃くんを引き留めた。出た!仲良しコンビ!せっぱつまると本性出るのね(^^)、なんてわたしたちは微笑みながら、長岡くんによる一発芸は続きます・・・書道で使う筆を取り出して「お母さん!」っていうのは、いったいなんの一発芸?

観覧車が下に着くと、美濃くんが止める間もなく駆け出し、あっという間から視界から消えた長岡くん・・・どんだけ観覧車怖かってん、と笑いつつ、これは絶対腰治ってるな、と心の中で思った、ステキな企画、「長岡の試練」でした。

 

 

コント

「女ののど自慢」のネタ。この、元になった番組を見たことないのが残念だったのですが、不幸な境遇の女の人が美濃くん。それにツッコミを入れるのが長岡くん。その境遇がネタ、みたいな感じです。み、美濃くんの風貌と不幸な境遇っていうのがしっくり来すぎ・・・かなり笑えました。彼の女装もねぇ・・・みなさんも想像が付くとは思います(^^)。そしてオチの意外さもかなり笑って、相変わらずの、構成のしっかりしたネタです。はちゃめちゃしているようで、実は収まるところにきちんと収まる感じのするみのながというコンビ。その安心感が、好きな要因なのかも知れません。

 

 

VTR「美濃のプライベート」

野田阪神本通り商店街を、バックに、リポーター役の長岡くん。これは、美濃くんの部屋に隠しカメラを仕掛け、そのプライベートを明かそうという企画。

自分の部屋に帰ってきて、机の前に座り込み、画像はそのアングルから動きません。ノートを前に、ネタ書きに苦悩する美濃くん。苦悩しすぎて「ああー、ドラえもんおったらなぁー」とひとりごつ美濃くん。その何時間かあと、ふと思い出したように携帯で誰かに電話し「あ、おぎっち?オレオレ」と大北くんにドラマ「はるちゃん」の録画を頼む美濃くん。その後、鏡とムースを取り出し、髪型整えすぎの美濃くん・・・できあがった美濃くんの髪型に会場爆笑。

そんな感じで、特に起伏もなく、終わってゆくVTR。だけど、なんかスキやねん。面白かった。

 

 

コーナー「トークイントーク」

事前にお客さんにとっていたアンケート「好きなテレビ番組・キライなテレビ番組」をもとに、話を広げていこうっていうコーナー。コンビのソロイベントのときのトークコーナーって、他の(ワチャチャのような)ライブのトークコーナーで見せる雰囲気とは全く違ったカオを見せてくれることが多いと思います。前回の「月刊みのなが」のときに、「みのなが」のトークっていいなぁ、とちょっとハマりかけだったので、かなり楽しみにしていたトークコーナー。

まずはスポーツ中継から。スポーツ(知識)音痴の長岡くん、「野球キライ」と言い張るので、「なんで?」と美濃くんが訊くと「広すぎるやろ」だって・・・そして、野球のグローブのことを形容して「パンパンに腫れた手」だって。スキなのは「格闘技」だって・・・ないものねだり?

アンケートにあった「夜もヒッパレがキライ」っていう言葉から、この番組の話へ。知念里奈の話になり、これまた長岡くんの名言「ああ、松口の知り合いな」。

それから、美濃くんは「世界ウルルン滞在記」みたいなのが大好きなんだそうです、絶対ウルルンしちゃうんだそうです(^^)。でも、最近は、終わり方がワンパターンなので、例えば別れのシーンとかに、向こうのお父さんに「お前ら全員皆殺し」とか言ってボケて欲しいんだそうです。

「8時だJ」の話になったのですが、芸能もオンチの長岡くんは、この番組も知りません。美濃くんが説明を・・・
美濃「ジュニアの子がな・・・」
長岡「ジュニア?」
美濃「ワチャチャライブJr.ちゃうで」

なんてやりとりもに笑った・・・。

なんか、美濃くんがなんかボケようとするんだけど、長岡くんのボケてるつもりもない返しが可笑しくて可笑しくて・・・意表を突かれるのはわたしたちも美濃くんも一緒で、この雰囲気を見に来たんだ!って感じ。文章で書くとすごく薄っぺらになっちゃうんだけど、たぶんみんな、ほんとにニコニコしてたと思うんだ。 

 

VTR「みのながのCM」

キムタクの「10秒チャージ・2時間キープ」でお馴染みの「ウィダーINゼリー」のCMのパロディ。なんかめっちゃ走ってたのは覚えてるんだけど、その他はあんまり覚えてないかも・・・。

 

 

コント

長岡くんが新入りで牢獄にやってきた囚人、美濃くんはそれを迎える15年目のベテラン囚人。そのふたりが同じ牢獄に入ってっていうネタ。なんか、シェイクのネタを思い出したりしたんだけど、(当たり前だけど)全然違った。「まさか、こういう方向で攻めてくるって思わなかった」って思っちゃった。チマチマした雰囲気もしないでもないんだけど、みのながってこういうの、上手い。

ネタの内容は、美濃くんは、この牢獄のしきたりだってことを長岡くんに教えたり、自分が作ったっていう歌を歌ったり、でもそれらは全部・・・って感じ。

 

VTR「みのながのネタ合わせ・前編」

関空か伊丹か分からないけど、空港にて。長岡くんが美濃くんを待っている。飛行機が着き、ふたりは合流。話しながら去る。

「みのながのネタ合わせ・中編」

ふたりはネタ合わせを続ける。場所は、服屋さん。

「みのながのネタ合わせ・後編」

薄暗いホテルのベッドにて・・・。ふたりで同じベッドに入り、セクシーにネタ合わせ。そして、ネタが決まったようで「よし、これで行こう」。その後ふたりは・・・。ベッドの中から漏れ聞こえる長岡くんの声が、その中で何があったかを現している・・・。

 

 

漫才

VTRの余韻も冷めない中、スーツに着替えたふたりが登場!ああ、やっぱり、長岡くんはともかく、美濃くんはスーツが似合わない・・・(ゴメンて。でも、えび茶みたいなシングルのスーツに、黒のシャツがなんだか変なんだもん)。

ネタは、「お父さんを嫌う10代のコ」から「家族のあり方」みたいな感じへ流れていきます。昔懐かしい「カミナリ親父」なんかも登場します。こういう、よどみない流れは、やっぱり上手い。そしてネタ中、長岡くん笑いすぎ(^^)。

だけど、この日はコントの出来がよすぎたのか、こっちの方が好きなはずのみのなが漫才が、いつもより劣って見えてしまったのも事実。イキオイが良すぎて、表面だけを流れてしまったのかしら。みのながの新ネタ、特に漫才には、もっと衝撃を受けたかったかも。

なんて文句も言いながら、ネタが終わって、客席に向かって頭を下げるふたりの姿に「カッコいいなぁ・・・」と、しばらくシビれていたのでした。

 

 

エンディングトーク

ソロイベントの緊張感、ファンも持っている緊張感を、最後、笑いでほぐしてくれる、そして、未来へつなげてくれる、ある意味ソロイベントでいちばん楽しみなのが、このエンディングトーク。

今回は、トークはさほど長くもなく、「犬パチカード」を使ってみのながをアピールしよう!、みたいに、のんびりと、幕を閉じてゆく「犬とパチンコ」。
(犬パチカード:このイベントで作ったカード。オレンジ色。イベント終わりにみんなに配られました)

 

 

 

感想。

みのながのふたりは、お客さんの求めているものを、きちんを分かっているコンビ。その求められているものを、惜しみなく、しかも、自分たち自身がとてもとても楽しそうに、存分に出してくれるふたり。それを、このイベントで、しっかりと与えられて、客席は幸せな気分に浸った2時間。ライブのチケット代って、お笑いのものは安いけれど、それでも社会人にだって、決して軽いものではありません。だけど、こういうイベントには、オカネ以上の何かを与えられた気になります。

家に帰ってからも、「すき焼きパーティよりも貴重な時間を過ごせた・・・」と、しみじみ思っていました。

 

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