8月6日「ドンチョーギブソン」レポ
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シンドバットと、バンドの時の徘徊。この2組による、初のユニットイベントです。もともとは、シンドバット森くんと、時の徘徊のボーカル飯田くんが、小学校時代同じクラスだったことから、2組は仲良くなったんだそうです。時の徘徊のライブにシンドバットがゲストで出たり、シンドバットが神戸でやっているFMのラジオ番組に時の徘徊が遊びに来たり、交流は続いていたようです。わたしがこのイベントに足を運んだのは、もちろんシンドバットファンだというのはありますが、「お笑い」と「音楽」との融合だというこのライブに、口先だけじゃないものを、感じていたからだと思います。「これは期待できそうだ」。
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緞帳が開き、そこへ現れたのは、スタンドに立ったいっぽんのギター。もしかして、これ「ギブソン」?(ギターメーカー名)。これが「ドンチョーギブソン」ね、とニヤリ。
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VTRは、舞台中央にスタッフが立ち、白い布を掲げて、それに写しています。こういうのも、なんだかカッコいい。映像の方も、何気ない風景を写したものだけれど、みんなカッコよかった。 時の徘徊のことはほとんど知らなくて、3人組であることと、キーボードの人がピアニカも弾いたりするってことくらいの前知識しかなくて、その点けっこう不安ではありました。でも、CDを聴くのは、このイベントに行ってからでも遅くないかな、とも思ってもいました。
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フツーにセンターマイクが立って、漫才。森くんが客席に「時の徘徊派だだ?」。「だだ」?森お兄さんかみすぎ。時の徘徊派を確認して、「では、どんきほ〜て派だっていう人?」。もー、どっちがツカミか分かんないよねぇ(笑)。 その後、漫才は普通に展開、「夏休みの宿題(ドリル)」や、観察日記ネタ。シンドの漫才は、なにが面白いか上手く説明できないのがつらいところ。あ〜毎日でも見たいのに。
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ボーカル・ギター・キーボードという構成。ボーカルの飯田くんとギターの池田くんがサングラスを、キーボードの小原くん(ヤムチャ←あだ名)がメガネをかけてたので、「全員メガネだ!」なんてどーでもいいところに喜んだりして。曲は、もちろん初めて聴く曲。けど、とにかく驚いて、嬉しかったことが、飯田くんの歌が上手いこと!ヒットチャートにのるようなバンドはあまり聴かないけれど、かといってマイナーなバンドもさほど聴かないので、こういう位置にいるバンドの存在を知らないまま、日常を過ごしているのはとてももったいない気がします・・・。
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曲が終わると、シンドバット登場。5人でご挨拶。自己紹介など。シンドバットふたりの自己紹介はなんだかくすぐったいけれど、時の徘徊の自己紹介は、正直いうと助かりました。そして、「なんでこの2組か」っていう自己紹介。もともとは、鈴木くんとヤムチャが「網走で臭い飯を食った仲」だってことがきっかけなんだって(笑)。 その訂正って感じで、森くんと飯田くんが説明を。森くん曰く飯田くんは、「勉強もできて、スポーツもできて、そして給食食うの早くて、女の子にモテモテだった」んだそう。「牛乳飲むのなんて2秒やで!そんなん女の子すごいで」だって。森くんをそんな飯田くんを、教室の後ろの方から「うらやましいなぁ」と見ていたんだそうで・・・フフ。お互い高校を出てから、こういう仕事をしているのを知って、交流を深めていて今に至る、とのことです。
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懐かしの「びじゅある」でお馴染み、森お兄さんのお絵描きコーナーの再現。音楽担当は、時の徘徊。歌詞の通りに書かなくてはいけません・・・。前半は順調に進みますが、後半(笑)。意味のない英単語の羅列にお兄さんは首をかしげ、「SR」(スクランブルロックンロールの略)なんて絵の横にちょこんと書き添えたり、非常に困った様子。でも、歌のメロディーはカッコいいし、飯田くんの歌はすんごい上手い。見ているわたしたちはもう楽しくて仕方がない。最後は、森お兄さんが困りはて、「書かせろや!!」とキレて、場内爆笑、照明が落ちるってな感じ。 まず、「そう、これ!」ってことを感じました。「融合」ってこういうことだよね。まず最初に嬉しかったコーナーが、これ。
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5人で、「ドンチョーギブソンのテーマ」を作ろうっていうコーナーです。ホワイトボードが出され、まずみんなで(シンド中心)で歌詞を決め、時の徘徊がメロディー付けていくって感じ。構成は、Aメロが明るく、Bメロでマイナーに転調、途中で語りなんかが入って、サビで盛り上がる、なんて感じのモノ(前半部分の構成を「キャンデイー構成」というとのこと←「キャンディ・キャンディ」の歌の感じ)。 鈴木くんがホワイトボードに歌詞を書いていくのですが、「もうちょっと(字)小さくしないと入らない」とヤムチャからツッコミが入ったり、サビの盛り上がるところで「♪この大空に翼広げ飛んでゆきたいよ〜(「翼をください」)」と何故か全員での大合唱となってしまったり、「とりあえずいっかい合わせよ」ってことになったのに入りのきっかけを森くんが全然つかめず失敗しちゃったり。やっぱり、考える過程の方が楽しい。でも、歌が決まっていて、その歌詞の替え歌を考えるコーナーはたくさんあったけれど、このコーナーでは歌も自由自在に考えられるっていうのがスゴイ・・・。
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そしてできあがった歌はこんな感じ。
「ドンチョーギブソンのテーマ」 (Aメロ・全員で)5人が力をあわせれば ドンチョーギブソン you rock sick net(注:「ヨロシクね」の意) ひとりが仲間外れです 鈴木司 アイアイサー(注:鈴木くんが手を上げながら) (鈴木くんによる語り。坂本龍一の「ウラBTTB」のメロディにのせて)僕が買った蒸しパンを あの子は食べてくれるかな 都会の疲れにドンチョーギブソン (サビ・全員で)すべてはここから始まるんだ ドンチョーギブソン (ラララとみんなが口ずさんでいる中で鈴木くんだけが)風呂入れよ!宿題やったか!(等々) そして全員でジャンプしてロックな締め。
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時の徘徊の3人が並んで座って「ドンチョーギブソンをご覧のみなさん、こんばんは。時の徘徊です」。思わずめちゃめちゃ笑ってしまいました。芸人さんがよくする、「カウントダウンTV」のモノマネだねぇ。「今回は、僕らコントに初挑戦するわけですけど、」ということでコントへ。
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鈴木くんが、飯田くんと一緒にインド料理屋を訪れる。他の3人が店員さん。店員さんの態度や、出される料理がおかしくて、っていうネタ。飯田くんも一緒になって乗るものだから、鈴木くんひとりが一生懸命ツッコんでいます。やっぱり森くんのボケがいちばん面白かったのは当たり前っちゃ当たり前やってんけど、時の徘徊が、きっちり衣装も着て、カオも黒く塗って、一生懸命ボケてるのが面白い。間もけっこういいし、飄々とした感じが悪くない。さすが、シンドと絡んでいるだけあるわぁ、と感心。ああいう形で、マジメな表情でボケられると、かなりおかしいもんです。 個人的には、このユニットでタイガースネタを聞けたことが嬉しかったりして。楽しみ方としては、芸人さんのネタと変わんないやん。
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鈴木くんが仕切り、森・池田・飯田が解答者、そして「大喜利の神様」にヤムチャ。こんなメンバーでお送りする大喜利は、「ヤムチャが答えそうな解答を考える」ってなもの。余談ですが、先ほどのコントに裸足で出ていた池田くん、このコーナーのオープニングに靴を履くのが間に合いませんでした。「みんな早いなぁ」って感心してるのがおかしかった(^^)。
まず1問目「親に言われたらイヤなひとこと」 森:「お前、どっちに付く?」(森くんの経験談らしい・・・) 池田:お母さんだってたまにはテキーラ飲みたいわよ(鹿児島に住むヤムチャ母、焼酎ばかり飲んでいるから、との池田談) 飯田:今年は紅白出れそうか?(これも彼の経験談) 答えは、「お前、TOKIOでいったら国分太一なんか?」(←担当楽器はキーボードか?の意らしい)
第2問「青森県立いなかっぺ高校に新しくできた校則は?」 池田:いれずみの方プール禁止 飯田:スカートはひざ上3m(ちなみに、森くんはこの答えに爆笑してしまい、その後急に答えをマジメに考えだした・・・) 答え:「白にも黒にも染まらないからGLAYだって言わない」・・・おおっ、GLAYへの毒か!?それなら大歓迎!って思ったら、要は「20万人コンサートに遠くて行けないからってひがまない」ってことだったのでした、オイオイ、迎合しないでね時の徘廻(笑)。
第3問「アルフィー高見沢のギターの新デザインは?」 飯田:ネックのところが足になった、異様に足長のドラえもん形 森:アルフィー高見沢の形をしたもの(どこまでがギターでどこからが本物の高見沢かわかんないの・・・) 飯田:アルフィーの坂崎、桜井の顔がついたもの(これを持てばメンバー勢揃い・・・) 答えはすごかった。どう見ても琵琶にしか見えない形のギターに、水道の蛇口がついたもの。ノッてくるとよりたくさんの水がそこから流れるらしい・・・。とにかく絵、下手!「毎日ギター見てるはずやのになぁ」と森くんが感心するほど、ギターに見えなくてステキでした(森くんいちばん笑ってた(^^))
第4問「売れないバンド・ファンキービートが出した最初で最後のアルバムのタイトルは?」 池田:(ファンキービートの出身地をとって)交野市 飯田:北酒場’99 森:蛇Φ口(もちろんさきほどのギターの絵のこと。あいだの記号はギリシャ文字のファイ) 答え:デビ夫人
とそんなこんなで、ジャンケンで決められたという「大喜利の神様」ヤムチャは、虚しく散っていったのでした(笑)。
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鈴木くんが「あぁ、ゆずみたいになりたいなぁ」とつぶやいて会場の笑いを誘いながら、路上でライブするためにギターケースを抱えて現れます。そのほぼ同じ場所に、「ああ、ダパンプみたいになりたいなぁ」とつぶやいて会場の爆笑を誘いながら、池田くんが現れる。彼の行動はどこか変で、それを見つめる鈴木くんの目には、信じられないものが映って・・・っていう、ふたりだけのコント。オチとかめちゃめちゃ単純です。なのに、かなり笑ってしまいました。 ミュージシャンの持つオーラがおかしくさせるんでしょうか。ヘタなNSC生なんかよりは、勘違いしたところがない分、素直に笑えるのかもしれません。なんにせよ、これも「融合」の大きなつのカタチ。
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時の徘徊による演奏。あーもう絶対CD買う!と心に決めたほど、飯田くんのボーカルはカッコいい。ルックスも、声も、とても気に入ってしまいました。そして、ギターとキーボードしかいないのに、温かさと厚みがある音楽。さすが、牛乳2秒な人がボーカルなだけあるよ・・・。 そして、スペシャルゲストが登場。シンドバットのふたりが、飯田くんを挟むようにしてフロントに立ち、トリプルボーカル!それだけでも壮観なのに、シンドのふたりは(ご存知のように)歌がけっこう上手いんだ。飯田くんがリードする形で、交互にや、3人で歌っている姿は、カッコいいとかステキというよりも、「幸せ」という言葉で表現するのがいちばんしっくり来る気がします。 その「幸せ」な気持ちは、次の曲のときに最高潮に達しました。シンドバットのふたり、森くんがベースを持ち、鈴木くんがスティックを持ってドラムセットの前に座った。フルバンドだ! この曲が終わるまで、わたしはなんだかボーッとしてしまいました。目の前の光景に包み込まれそうで、ちょっと涙ぐみそうにもなってしまったり。 何がよかったのか、上手く説明できないのが、やっぱり辛いです。
だけど、単純な感動に終わらせないところも「融合」のいいところかもしれない。 シンドバットのふたりは、「お前はイイダじゃない、ワルイ田だ!」(笑)と、飯田くんからマイクを奪い、他のふたりの演奏をバックに、「キン肉マン」だの、キロロの「♪砂に書いたラブレター」だの、タイガース・和田の応援歌だの、「ハイティーン・ブギ」だのを歌いまくる、っていうオチ。ああ、スゴカッタ。面白かった。
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マジでお互いを誉め合う2組。けど、お笑いの部分も、音楽の部分も、ヒイキ目なしで、ほんとに2組頑張ったって思うんです。そして、時の徘徊の歌の中に出てきた「♪始めることややり直すことはたやすい 続けることは難しい」という歌詞に基づいて、このイベントを是非シリーズ化していきたい、という話になったので、とても嬉しくて、アンケートにはもうほとんどそれだけしか書きませんでした。
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