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夏は、ハリガネのソロイベントを見てからじゃないと終わらない。そして、これは、「baseよしもと」ができて、初めてとなる記念すべき「ソロイベント」。そのトップを切るのが、ハリガネロックだということが単純に嬉しい。 思えば、ハリガネロックほど、ソロイベントを精力的に行うコンビもなかなか居ません。2丁目劇場での週イチのアフタートークライブは数え切れないくらいに行ってきたし、うめだ花月でも月イチでトークイベントしてたことがあって、今は名古屋3部作の真っ最中だし、去年の夏はNGKで2DAYS。これらのイベントの、全部とは言わないまでも、けっこうたくさんに足を運んできたわたしですが、そのライブが終わるごとにかなりの満足感を得ているクセに、しばらく経つと、またハリガネのライブに行きたくなる。「ハリガネのソロイベントに行くこと」は、わたしのお笑い人生の中で、ひとつの基本となっているようです。ハリガネのソロイベントがいつかあるから、安心して他のライブにも足を運べるんだろうなと思います。また、ファン道をいっぽ歩くことになる、ハリガネのイベントです。
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いやこれは「ブリッジ漫才」というらしいです(手元のアンケートに書いてあった)。「YUKI&K」による、何故か標準語の、ロックしたカッコつけ漫才。全部メモをとろうかと思ったけれど不可能でした。ふたりの流れるようなしゃべりが、いつもと違う口調だからかとても新鮮で、笑いながらも聞き惚れてしまったのは、このイベントのブリッジ全てででした。 この日、9月9日は、あちこちで、ハリガネ兄さんを脅かすであろう存在がライブを行っていて、それを引き合いにだして、このライブを「○○(劇場名)の××(名前)に見せつけてやろうぜ!」を連発するところがカッコイイ。「メルパルクホールのナインティナインに見せつけてやろうぜ!」「Zepp Osakaのドラゴンアッシュに見せつけてやろうぜ!」「豊中市立・・・(忘れた)の桂九雀に見せつけてやろうぜ!」に始まってしまいには、超若手噺家さんの講演会にまでライバル意識を燃やすハリガネロック。・・・うぅぅ、カッコいい。
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スーツで登場したハリガネ兄さんたち。オープニングの照明とナレーションでもう、ポーッとなってしまっているので、どんな格好で出てきても釘付けだったでしょうけれど・・・。 松口くんの「会社に勤めていた頃はイヤだった」という話からどんどん主旨がずれていく「会社ネタ」、「お葬式はもっと明るく」なんていうのが大まかな流れ。「お葬式」のところで「もっと明るくしよう」と自分で言っておいて「COWCOWのネタほどにはせんでいいけどな」と自分で訂正する松兄がステキだったり(しかもCOWCOWの多田くんの姿が頭に浮かんでますます可笑しい)、細かい言葉のボケが今でも思い出されて笑えて仕方ないし、ん〜まぁ、わたしはハリガネ漫才に関しては9割方誉めちぎってますが、この日ももちろんそうでした。最近はもう、上手い誉め言葉が見つかりません。
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舞台上には、この日のゲストである「ハリガネシスターズ」、青空、杏、うめさんどらさんの3組の女の子コンビたちが鎮座している。そこへ大上くんが現れて上記のどなり。松口くんは、何故か途中まで出てきませんでした。
まずは女の子たちが自己紹介。青空の岡さん。キャッチフレーズは「ダイエットならおまかせ」、昔はアイドルを目指していたんだそう・・・でも、受けたのはOPD(大阪パフォーマンスドール)だけ。青空の須藤さん。特技は野球ということで、ソフトボールで全国3位になったことがあるんだそう!元ソフト部のわたしとしては、もんのすごく羨望の眼差しで見てしまいました。でも、次の瞬間かなりランク下がりました。須藤さんは、ジャイアンツの川相のファンなんだそうで。わたし、川相キライなんです(笑)。 うめさんどらさんの中川さん。アマチュア無線が趣味だとは、渋い。うめさんどらさんと杏は、「下剋上」で何度か見てるけど、合格したことがなかったので、こうやってじっくりと眺めるのは初めてでした。なんか4人とも、めちゃめちゃ可愛いんだ。弾けるような元気の良さが、気持ちがいい女の子たち。それからうめさんどらさんの辺見さん。チャイナドレスを着ての出演。彼女も、けっこう美人で可愛い・・・んだけど、かなり女の子としては致命的な秘密を杏の中村さんにバラされてました。ここに書くのもどーかと思うので、自粛しておきます(^^; 杏の藤坂さん。途中から出てきた松口くんが、彼女を評して「(レイザーラモンの)出渕と初めて絡んだときのことを思い出す・・・」だそうで、うーん、まさに「女出渕」。わけの分からない弾けっぷりに、松口くんはいかにも絡みにくそうに怒ってばっかりいて、そんな光景が大好きなわたしはニコニコしっぱなし。そんな彼女の特技は柔道(初段)。それから相方の中村さん。彼女の特技はサッカーということで、なんだかスポーツ万能少女が多いんだなぁ。みんな、いいなぁ(そういう子に中学時代とか、すごく憧れなかったですか?>ミナサン)(ちなみにこの中村さんも、相方の陰に隠れてはいるものの、かなりの弾けキャラでステキでした)。
さて、途中からふたり揃ったハリガネロック。全員の自己紹介が終わったところで、女の子たちには黙っていたコーナーの主旨をいきなり発表。その内容とは
とのこと。「わぁでぃ」という個人情報を載せる雑誌の彼氏募集コーナーに、彼女たちの写真を掲載し、どれだけの応募が来るかを競うもの。容姿にハンデ(?)があると思われるので、その辺はきちんと写真にハンデを付けて・・・ということ。 ちなみにハンデは、岡1、須藤1、中川3、辺見3、中村2、藤坂1。数値が高いほど、素が可愛いということになりますが、この評価には正直、首を傾げる部分もありますね。ま、要は面白写真が撮れたらいいってことで。 数字が低い人ほど、まともな写真を撮らせてもらえる・または良いところを強調した写真を撮らせてもらえます。写真のポーズなどを考えるのはほとんどが松口くん。女の子たちの着ている服装などのことも考えて、素早く指示を出す姿はまるでカメラマンのようでした。そして、大上くんは、それに振り回されるアシスタントといった感じで、バタバタする姿がまた可愛かったり(^^)。 例えば、岡さんは、コーヒーの青山でバイト中ってことで、ウェイトレス風の写真を撮ったのですが、大上くんは喫茶店のお客といった風に写真のすみに写ってみたり、藤坂さんは大きい胸を強調しようってことになり、大上くんが藤坂さんのTシャツをうしろからめっちゃ引っ張る役だったり。今思い出すとその大上くんの姿は「よく見たら怪しい」とも言うような気がして、笑っちゃっています(笑)。 ちなみに、ハンデ3のうめさんどらさんのふたり。下手な扮装じゃ逆に可愛らしくなってしまう、ってことで、ハンデはどんどんエスカレートしていき、撮った写真はほとんど人間じゃない格好でになってしまいました(歯にでっかいほくろを貼り付けたりとか)。あれじゃ、ほとんど応募なんてないんじゃないかしら?(^^;
このコーナーが終わったあとのブリッジ漫才で、(ハリガネが女の子ばっかりと絡むコーナーを見て)「客席の子たちは、やきもきしてたんじゃないか?目がこわかったぜ」みたいなことを言っていたのですが(もちろんネタ)、不思議と(?)そういう気持ちにはなりませんでした。それが男の子であれ女の子であれ、後輩芸人をイジるときのハリガネっていうのは、本当に生き生きしてるし、ハリガネにとっても、後輩たちにとってもオイしくなるような流れの作り方は、ほんと天下一品だからでしょうね。このコーナーだって、この3組のことを知らないお客さんもけっこう居たと思うし、わたしも知らない部分が多かったんだけど、みんなそんなことはみじんも感じさせず、会場はドンドン沸いてました。そして、この3組のことを今後気に留める人が増えたと思うのです。
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先ほどのコーナーの終わりで、「次は、大上ひとりのコーナー」と松口くんが言っていたので、「うわっ、面白そう」と小さく声に出してしまいました。何するんだろう?とワクワク・・・
会場は暗くなって、舞台の向かって右端には大きなモニターが出てきて、映像が流れています。あ、ミッチーだ。及川光博の「バラ色の人生」のプロモーションビデオが流れてきます。 登場するは、タキシード姿の大上くんにバックダンサーたち(先ほどの女の子3組)。髪の毛を七・三分けっぽくしてミッチー風に整えた頭は、おでこがほんのちょっぴり気になったりもしながら(笑)、でもニコヤカな大上くんの表情に釘付け。会場からは歓声も沸いたりしています。ダンスは大上くんの得意分野。でも、いつもの面白ダンスとはちょっと違う、カッコつけたダンスを、プロモビデオに合わせて見せてくれるその光景は、大上くんよりもしっかりしたダンスを見せてくれているであろうバックの女の子たちも含めて、「ラブリー」という言葉の象徴のようにまで感じてしまいました。 プロモーションビデオが、金髪の女性とのキスシーンになるとき、金髪のカツラを被り、女装をした松口くんが登場!大上くんとの絡み!舞台上は、一気にホンモノのコメディになりました。
ちなみに、プロモビデオに合わせて流れていた「バラ色の人生」。ヘタクソなので、ミッチーが歌っていると思っていたのですが(ミッチーって歌ヘタよね)、あとで友だちに聴くと、「大上くんが歌ってたよ。いくらなんでもミッチーはあんなにヘタじゃない」だそうで・・・。全然気づかなかった。絶対ミッチーだと思ってた。ハリガネファン失格か・・・?
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ハリガネ週イチトークイベントで、何故か必ずいっかいは挟まれることが恒例になっていた、大上くんが松口くんに、「改造」を強要されるコーナーの、今回はコンビでのバージョン。でも、いつものように、まず大上くんから責め立てる(笑)松口くん。さて、大上くんに与えられた課題は
・・・「キリン」だとか、「シャッターを下ろす棒」などと言われ続けた(←?)大上くん。彼が、マッチョに!?松口くん曰く、「背は、反町隆史とか江口洋介とかと変わらないんだから、あとは、腕とかに筋肉が付いたら、あんな風に格好良くなれる」んだそう。 そこで、松口くんが持ってきた「マッチョ化グッズ」は、まず、フィットネスクラブの入会資料いくつか。いつでも入会できるようになっているとのこと。それから、大きな缶に入ったプロテイン。わたしは実は、プロテインなるものを見たのは初めてでした。こんなもんなのね?「プロテインばっかり食べてトレーニングしなかったら太るで!」と、サバンナ八木ばりに筋肉のメカニズムについて講義をする松口くん。粉状のモノをひとくちなめてみた大上くん「うま!オレこれだけ食べてまうわ!」を「アカン!」と叱っていました。(でも、松口くんもひとくちなめてみて、大上くんと同じリアクションしてた(^^))。 そして、「11月になったらこういう風になってるわけや」と、サンプルとして取り出したのは、ボディービルダーのための雑誌。表紙に写っている外人のおっちゃんのムキムキさ加減にビックリ!大上くんがこんな風になるなんて、絶対に無理〜〜!真顔で「え、簡単なんちゃうん?こんなん」と連発する松口くんの表情が可笑しすぎました。 さて、大上くんはこういう風に。松口くんは?
松口くんにこういう司令が出されるのは珍しい。松口くんは、ギターは弾けるらしいけど、なんだかしょぼギターだっていうことで、大上くんはおもむろにエレキギターを持ち出してくる。それから、hideのバンドスコア。松口くんは、「なんや、お前のはトレーニングしてたらできるけど、オレのはめっちゃ練習しなアカンやんけ!」とキレ気味。ギターを持ってちょこっと弾いてみたところで「アンプは!?」とアンプがないことに気づいた松口くんですが、「アンプ?」と、アンプが何なのか分かっていない大上くんがこれまたラブリー。
次回の「NRF」は、11月20日に決まったとか?さて、ここで、ふたりはどういう変化を見せてくれるのでしょう。ただし、このレポを書いている9月29日現在、大上くんの体型に大きな変化は見られません(笑)。
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99年お正月「ハリガネロックのトークウォーリアズ」オールナイトのときにやったという、松口くん所有の、プロレスの面白ビデオを披露するコーナー。舞台中央には大きなモニターとビデオデッキが出てきて、それにもたれかかるようにして立っている松口くんがカッコいい。 わたしはプロレスのこと分かんないんで詳しくはレポできないんですが、主に「プロレスラーが一瞬『素』に戻った瞬間」というのを、松口くんは上手く捉えて編集していました。「これ!ここ!」と、何度も巻き戻したりして教えてくれる。インタビュー中手に持っていたチャンピオンベルトを奪われたレスラーのリアクションや、サインボール投げるのが早すぎるレスラーの映像などがありました。プロレスラーにイジめられるアナウンサーの映像はけっこう痛々しかったけど・・・。 自信を持って流したビデオに対する客席の反応がイマイチで、思い切り苦笑いする松口くんの表情が、微笑ましくて忘れられません。
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今度は普通のトークコーナー。待ってました!っていう感じです。
まずは、自然と「baseはどう?」っていうお話へ。「シャワーがあるのがいいね」とは松口くん。シャワーを浴びる回数が、2ちょけんの修士くんを抜いて単独1位に躍り出たんだそうです(笑)。それから、楽屋で流行っているという「お手玉」のこと。ランディーズが流行らしたのかと思いきや、松口くんは、ビリジアンの小藪っちから教わって始めたんだそう。(ここで、「小藪」と「古高」を松口くんが言い間違える。「古高」の単語に、何故か客席クスクス笑い)。松口くんがお手玉みっつのをやってみせたんだけど、変なかけ声をかけながらも、けっこう上手でビックリしました。大上くんはまたここでも挑戦コーナーのようにやらされていましたが、けっこう上手かったな。
それから、ネットをしている人間ならかなり食いつく話。「オレ、1年間ダマされててん!」と松口くん。 松口くんは、シンドバット森くんのHP「杜静庵」の本当の入り口に、1年間気づかなかったんだそうです。何度も森くん本人に確かめたのに、「調子が悪いんじゃないですか?」なんてはぐらかされ続け1年間・・・。杜ページのプロバイダはニフティだからけっこう料金高くて、松口くんは格安料金で知られるODN。その差のせいか?と悩んだ日もあったんだそうで・・・意外とアホな松兄・・・。 そして、ある日、本当の入り口を見つけたときのことを事細かに教えてくれました。この松口くんのトークのおかげで、今まで入り口に気づかなかった人、みんな分かっちゃっただろうね(苦笑)。
その流れで、先ほども名前の出たスキヤキ古高くんのサイトの話。なんていったって「出逢い系サイト」だもんねぇ。食いつきどころ、というか、ツッコミどころの死ぬほどあるサイト・・・。詳しくは、これを読んでいるみなさんはよく知っているだろうから省くけど、まー松口くんめちゃめちゃあきれてました(^^)。
そのあとは、タイムリーだった桂三枝のスキャンダルの話(でもわたしはこの日の時点で全く知らなかったので「???」状態でした)や、「デビット=カッパーフィールドって双子らしいよ」なんていうトーク。
それからラストの方にしていた話。NGKの昼寄席で、桂枝三郎という噺家さんの「小噺」を見た松口くんは、そのあまりのカッコよさ・渋さにシビれてしまい、わたしたちの前でやって見せてくれました・・・。たしかに、カッコよいかもしれん。「お時間です」と言って颯爽と舞台を降りていく姿。自信に満ちた表情が、松口くんが本当にやったらもっとカッコよくなるのではないかと思わされました。
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時間はもう2時間をまわっている。エンディングへ・・・。 ゲストの、青空・杏・うめさんどらさんと軽くトーク。彼女たちの「わぁでぃ」の彼氏募集の結果が気になるところです。そして、次回は11月くらいにやりたいな、とはっきりと宣言。ハリガネのイベントで週イチ・月イチっていうのはよくあったけど、割と大きめなイベントを、これだけ短いスパンでやるのは初めてじゃないでしょうか。次回がどんな風なイベントになるのか、何か妙に楽しみなのです。
ハリガネロックの、イベントが終わったあと、幕が完全に閉まるまで、深々と頭を下げ続けるその姿がいいと言うかたは多いと思います。この日ももちろんそうだったんだけど、わたしがすごく嬉しかったのが、その、頭を下げるときに、松口くんがとても大きな声で「ありがとうございました!」と言ってくれたこと。超満員だったこの日のbaseよしもとや、集まったお客さんみんなに、その気持ちは伝わったんじゃないかと思わされる大きな声でした。
アンケートには、「疾風(はやて)のような2時間半でした。あと2000円払ってもいいから、もう2時間半見せて欲しいと思いました」と書きました。9月9日は、baseよしもとに足を運んで正解。他のどのイベントよりも・・・。baseの「第2の柿落とし」は、大盛況で幕を閉じました。
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