_summer


リトマス氏………きっと赤くなったり青くなったりするんだろうなぁ(笑)





シナリオA(85点)

おおむね問題ないっちゃ問題ないのではあるが

日をまたぐ際に、何の前振りも無くいきなり切り替わったりするから

1日がやけに短い(朝起きて学校に登校したらいきなり次の日の朝とか)こともあったり

主人公の独白だけで話が飛んでいったりと

なんと言うか、共通部分のイベントが長続きしている感じがしない………

あと、主人公にシンクロできないってのはきつい。

主人公の思考回路に乗っかれない、理解できないのはどうにもね。

コレはプレイヤー個人の性格次第で出方は変わるけど

自分はそこで躓いてしまった………

まぁ、客観視しててもそれなりに楽しめたから良かったけど。

でだ、信乃の分かりやすさにまず萌えた。

んでもって、主人公はなんとも鈍感ですな………いや、鈍感とか言う以前の問題か。

えちぃゲムの主人公では良くあるタイプの主人公なんだけど、行き過ぎている感が………

鈍感だなぁ、と笑える程度ならいいんだけど、『人として不自然』のレベルまで行かれると

嫌悪感しか感じないわけなんですよ。

で、シナリオは………安直、王道、そんな感じ。

特に日向子先生のシナリオはねぇ………本当に使い古された展開と言うか………

多少、王道とは違うわけだけど………

ただまぁ、あのシーンで口調が変わったのは良い演出だと素直に感心。

全体的に見ると、ま〜、なんというか………あえて言うなればHOOKっぽい?

その他諸々なえちぃゲムと比べると、相変わらず盛り上がりに欠けるんだけど

それを悪いとは全く思わないのは、ある意味凄い。

多分、盛り上げても何処かで見た、何処にでもある展開になってしまうから

あえてそうしないんじゃないかとも、思ってたりするが………

サブキャラの使い方の上手さが相変わらず際立ってるしね。

っつ〜か、駄菓子屋の婆ちゃんは本当に卑怯だってば………今の世代の子供がどうかは知らんけど

自分たちの世代なら、殆どの人が持っているであろう記憶だし

郷愁に駆られて思わず目頭が………

そう考えると、言い方は悪くなるが、卑怯、あざとい手を使ってきてはいるわな。

母親とかもなぁ………まぁ、あからさまに『泣かせる』ために使ってくるんじゃないし

その辺りには、非常に好感が持てると言うか………

言葉には表せない『良さ』ってのがあるんだよね。

前回のLifeLikeと違って、ギャグはかなり控えめ。

と言っても、千輪のエキセントリックな行動には笑ったが。

雰囲気的にはオレポケに近いものがあるかな………

萌えに関しては相変わらずの秀逸過ぎる………

もう、何気ないところに爆弾仕掛けてくれるから、たまらんですよ。

身もだえしっぱなしです、20も半ばに差し掛かろうとしているおっさんが

ディスプレイの前で、2次元の少女を前にしてニヤニヤクネクネしてるのです。

………泣きたくなってきた(爆)

癖らしい癖の無いストーリーなので、ある意味万人向け(いきなり話戻すな)

もしくは、えちぃゲムを初めてやる人でも安心なシナリオではないかと。

えちぃゲムを良くやる人だと、物足りなさを感じそうでもあるけどね。

えちぃは1人3回、まぁエロ主体でも無いから濃くは無いし、使用に耐えるかどうかは微妙だけど

シナリオの長さは、攻略可能キャラの数がそれなりなため

上に書いたとおり、盛り上がりに欠けるという部分もあり、そこまで長くは無いが

共通部分がかなり短く、大半が固有部分な感じなので

プレイ時間となるとそれなりになる………かな?

自分、一旦ゲーム始めると、集中しすぎて時間の感覚が無くなるので

長いか短いかが良くわからんのですよね………

まぁ、流石に極端に長かったり短かったりすれば分かるけど

そもそも長いか短いかの基準ってのが無いから、その辺りは感覚的なものか………

自分が初めて嵌ったえちぃゲムがとらハ2で、アレはかなり長い方だから

自分の感覚は、人より長めなのかも………

………どうにも、話がそれる癖が直らんな。

兎も角、萌えを除いて冷静にシナリオだけ見れば、極平凡

だけども主観を入れると何処か良い、好きになれる、そんなシナリオだったわけです。

キャラによっては、大して良い話でも、好きでもないってのがあったり

数箇所、1本のシナリオで整合性の取れてないところもあったが………

あと、あんま舞台を夏にする必然性の無いシナリオだったな。





グラフィックA(80点)

まずはOPムービー

体験版をやった時に日記にも書いたが、物凄い気合が入ってます。

同じシーンの使いまわしとかもあったりはするものの

最初に見たとき、妙に力入ってんなぁと思いました。

クオリティは上々、夏っぽさもしっかりと出ています。

続いて1枚絵

まず見てて気になったのが、これっていつの時代よ………

とあるゲームをしている1枚絵でコントローラーが見えるわけだが

形からして、どう考えてもSFC………アレの全盛って軽く見積もっても10年以上前だよな?

確か小学5年だか6年位の頃に、FF5の火力船がクリアできないと

友人と一緒に悩んでいたことがあった記憶があるし………

その割りに、数年前の大予言とか言ってるんだよなぁ………

いや、そんな与太話は置いといてだ。

枚数は差分含めず1人16枚、ここは1枚絵欲しかったなぁってのが何箇所『も』

勿体無いなぁ………

立ち絵は、サブキャラにも結構なバリエーションがあるし

絵にちょっとした癖のようなものはあるっちゃあるけども、おおむね問題ないでしょう。

最後、背景についてだけど

まず、ゲーム開始直後のシーンで出てくる、旅館の背景が

あんま旅館っぽく無い気がする………

ってまぁ、そんなこといえるほど、自分は旅館に泊まったことが無い

(家族旅行なんかは、大概スキー旅行で泊まるのロッジとかだった)

そんなもんだから、実際のところは旅館ってこんな感じな可能性が無いとはいえない。

あと、日向子先生の住んでるアパートの外観が………

色合いの問題もあるんだろうけど、凄くCG臭い………

立体的で影もしっかりあるのに、なんかのっぺりとしてる。

それと、若菜の家の外観や客間(?)は古風な木造建築っぽいのに

若菜の部屋はどう見ても鉄筋コンクリートの家のそれなのに物凄い違和感が………

それから………これは悪いってんじゃないんだけど

教室を教卓側から映してるのは珍しいような………?

大体後ろからとか、横からとかが多い気がするんだけど………

それは兎も角、全体的に見ると平均的によろしい出来です。

あんまり夏っぽい背景とかは無いけど、田舎っぽさは出てるしね。

ただ、ところどころすっげぇ適当っぽいところや

違和感があったりすることがあるけどね。

全体的には、やっぱり1枚絵の枚数の少なさが引っ掛かるね。

それ以外は良い出来だと言うに………





ミュージックA(85点)

まずOP曲

OP曲だけあって、明るくアップテンポな曲ですね。

ムービーにもあってるし、夏っぽさも出てるんじゃないかと。

ED曲は歌詞無しで曲が流れるのみ………ちと残念。

挿入歌は、これがまた良い曲なんですよ。

入れてくるタイミングも良いしね。

BGMは………

物静かで片田舎っぽさは出ているものの

どうにも海っぽい爽快感が足りない気がする………

いや、別に漣紫音さんは海=爽快なんてイメージは無いんだけどね。

海とかプール行くと、日焼け………と言うより火傷で、2,3日動けなくなるし(爆)

日に焼けられる人は分からんだろうけど、つれ〜んだぞアレ………

触られると痛いどころか、外に出て日に当たるだけで痛いからな………

つ〜か、マジで日焼けして黒くなれる人とか羨ましいわ(←赤くなるだけで黒くならない)

ちなみに曲数は32曲、いや効果音的なものとかOP曲とか挿入歌も混じってるので

正確にBGMのみとなるとちょっと減るが。

曲調としては、静かな曲が多い、アコギやオルゴールが多い。

CVに関しては何の問題も無し。

サブキャラですら、聞いたこと無いと言うより覚えてない名前なんて数人しかいないし

攻略可能キャラは、もう完全に有名どころばかりで、キャラのイメージに声もあってる。

特に、マスターの驚いたときの抑揚の無い声なんて特に(笑)

しかし、まき いづみさんの声って、聞いてると何故か安心するんだが………なんでだ?





総評A(85点)

………誤字ってぇのはどうしても出るもんなんだなぁと………

手書きとかならまだしも、PCだと誤変換があるから余計増えるわけで。

気にするほど大量にあったってわけじゃないんだけど

自分もHP上で良く誤変換をやらかすから、商品として売ってる物で見かけると

なんとなくしみじみとそんなことを思ってしまうわけなのですよ。

ま、それはさておきまずはシステム

全体的には必要な物揃ってるし、お遊びも兼ね備えているから

問題ないには無いものの、セーブロードの際のクリック数がちと多かったり

バックログが、多分1日単位でしか見れないから、読み返せる期間が短い。

あとは、エンディングのスタッフロールが飛ばせないのは………

基本的に問題は無いから、逆に詰めの甘さが目立つ結果になったって感じかな。

で、総評

キャラによってシナリオの出力に差があった気がする。

基準が『好きさ』だから良かった良くなかったってぇよりも

本当に主観のみの好みだから、レビューとしての価値は無いけども

千輪と義妹のシナリオだけ突出して良くて、続いて小奈美

その次に信乃で、若菜と先生は微妙ってのが、個人的な感想。

別枠として、めがねの高橋さんと、全キャラクリア後のおまけは一応枠外においておく。

趣旨がそもそも違うし、まぁかなり好きだったことには違いないが。

ちなみに、全キャラクリア後のおまけは小奈美シナリオと密接な関係があるから

出来れば小奈美は最後にクリアした方が良いかも。

で、相変わらず萌えの出力の高さは際立ってるね、どのキャラでも。

シナリオはそれなり、CGは1枚絵の枚数に少し不満、音楽はそれなりと

全体的に見て凡作から良作………自分としては良作の域

『萌え』と言う要素を理解する人間であれば、良作になる作品でしょう。

どっちかと言えば、可もなく不可もなくって感じがしないでもないが………

シナリオのところにも書いたけど、言葉で言い表せない『良さ』

雰囲気みたいな物をどう感じるか次第で、分かれそうだから、レビューが難しいね。

つ〜か、実のところ、コインで見れるおまけシナリオとかはプレイしてないんだよね………

やる気が出ないとかじゃなくて、ただ単にコインが集まらない(爆)

一応、エンディングは全部見たはずなんだけど………

共通だけじゃなくて、キャラ別のバッドエンドってあるのかな?

固有ルート入ってからは、殆ど意味の無い選択肢ばっかりだったし

CGも埋まって無い部分が無いから、無さそうな気がするんだけど………

それはさておき、ありきたりとか王道とか安直とか言ってるわりに

1つだけ異彩を放ちまくりな園内放送シナリオがあるんですが

これはなんとなく、ファンサービスで作ってるような気が………BGMとかね。

まぁ、ファンとしては悪くないからいいんだけど。

最後に。

『実家は結構山の中、綺麗な川と鉄橋がある』

………なんか、明確なビジョンが浮かび上がったんですが(笑)

夕日の小庭だろうねぇ………思いっきしタイトル出て来たし。


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