さくらむすび


うぅ〜ん?





シナリオB(70点)

主人公の一人称が僕なのに、そう言うタイプのキャラの口調じゃないのに

ちょっとばかし、違和感を覚えました。

日常会話が、非常に日常会話している。

退屈であり面白くもある、要するに非日常的な状態にありつつも

そこまで突飛に破天荒なことをしないので、退屈ではあるのですが

破天荒でない分、自然さがあり、何の意味も無いちょっとした笑いのために

伏線を張ったりしている辺りが好印象。

で、全体的にまったりしたムードが流れるわけなのですが

序盤で、実は桜が虐待、紅葉に虐待されてるとか言う落ちはないよなとか

思わず考えてしまう自分の脳が憎かった(爆)

勿論そんなことはあるはずもないのですが、漣紫音さんはマイナス思考です。

んで、なんと言ったらいいか………地の文章に癖があるような気がします。。

地の文章って言うか、主人公の思考の文章なんだけど。

普通のえちぃゲムみたいに、文章としては極低レベルで

だけどもそれゆえに読みやすいってぇのがなくて

わざわざ読んでて分かりにくくするような文章が多い。

で、シナリオ全体としては………まず『ありえない』

やたらなついてくる妹がいたりするわけだけども

それは、えちぃゲムらしい非現実性であり、その『ありえなさ』が

えちぃゲムの根本的な部分の楽しみだと自分は思うのですけど

なんか知らないけど、主人公はそれは一般と照らし合わせて普通じゃないからって

そんな本当にくだらない理由で、ぐだぐだぐだぐだ悩みながら

わざわざえちぃゲムらしさを消そうとしてる辺りが、ありえないと思うわけなのですよ。

あと、上で言った繰り返しにもなりますが、文体が非常に間延びした感じがします。

妙に共通部分が長いような気もするしね。

それから、抽象的? と言うのだろうかね………

違う気がひしひしとするけど、兎に角何が言いたいのか分かりにくい文章が多い。

意図的に分かりにくくして失敗するか、自分の基準のみで文章を書くとこうなるかな?

………自分が馬鹿なだけって気がするけど(爆)

流れとしては思いのほかシリアス、で何処となくホラー? 入っちゃってる感じ。

なんと言ったものか………そう、えちぃゲムにゃ向かない。

小説なんかで読む分にはいいんだけど、えちぃゲムでこんな話をやられても困る。

ま〜………中の人が水月の人だから、微妙にホラーと言うか

ある意味、怪奇的なそれが入っちゃうのは分からんでもないんだけども………

どうにもやりすぎて、非現実的なのに妙に生々しくて失敗している感が拭えない。

偶然と必然が重なり合って、謎が解かれていく所とかは非常に良かったし

結局最後は幸せで締めくくるからいいんだけどね………

あまりにも問題の実像が見えなさ過ぎて、なんともさっぱりしないのもまた事実。

あ、最後になったけど、えちぃシーンは………複数回あるけどなんか微妙、尿はあるけど。

主人公の独白がやたら多くて文章的には長かったり、前戯なんかは時間がかかってるのに

本番がやったら短くてあっさりしてたり………

それでも、やっぱり尿だし絵柄も良いから、漣紫音ゲージがすぐ溜まって

波動ガン発射準備はすぐととのtt(刺)

ただまぁ、主人公の独白が妙に多くて冷めたりするから、使用には耐えない場合もあるけど

それでも何やらやたらえちぃのは事実です、尿もあるし(しつこい)





グラフィックB(70点)

いつもどおり、まずはOPムービーについて

………今時MADでももう少し良い物を作らんか?

作風や、曲にあわせた静かな感じのつくりに、あえてしているのは分かるのですが

特にこれと言って特筆すべきエフェクトなんかも入っていないので

何の情報も仕入れず買った人が、キャラの名前を確認するには役に立つって程度で

はっきり言って、それ以上の価値は無いと思われる。

1枚絵

少ない………値段が安いだけあって少ない。

っつか、シナリオが間延びしている感がある上に、1枚絵がなかなか出てこなくて

なんともまぁいやんな感じになってきます。

数時間プレイして1枚しか出てこないのは流石にね。

絵柄が良いだけに、これもまた評価を下げることに………

販売価格を下げるのはいいし、特に1枚絵が欲しいと思うようなシーンもないんだけど

普通ならここは1枚絵入ってくるだろって所でも、問答無用でスルーしまくりで

実は1枚絵は無いんじゃないかと不安にさせられました。

枚数的にはまぁ一応10枚は突破しているし

ばらけて出てくれば気にはならなかったんだけど

その殆どがえちぃシーンのCGで、あと出てくるのはエピローグと

終盤の山場にちらほらって程度だから、兎に角出てこない。

要するに一極集中しすぎて偏りが激しすぎるわけです。

出来具合に関しちゃ何の問題も無いけどね。

特にえちぃシーンでの紅葉の表情なんてたまらんし。

立ち絵

原画が、水月なんかで有名な☆画野朗氏で

出てくるキャラがサブキャラにいたるまで、全員貧乳なため漣紫音さん大はしゃぎ。

流石に、背景のモブキャラなんかは全員貧乳ってわけでもないが。

兎も角、顔を赤らめてる絵とかはひたすらに良いね。

何やら1枚絵の少なさに反比例するかのようにバリエーションがあるのはどうかと思うが(笑)

背景

モブまでしっかりとしていて、かなりクオリティは高い。

そして体育館でブルマを穿いて足を広げている名も無き生徒1に萌えた。

でも、そこに力入れるなら1枚絵をもっと増やせと。





ミュージックA(80点)

OPにムービーはあるけど、歌はありません。

価格が普通のえちぃゲムより2000円ほど安いことを考えると

金のかかる部分を削ったってことなんだろうね。

そんなだから、勿論EDも歌は無し。

で、BGMについてだけど………

ね、眠くなる………

常にピアノで静かな雰囲気の曲が流れ続けるせいで

シナリオの方で言った通り、まったりとした雰囲気と相まって

眠気が促進されていまいます。

それはさておき、曲数はOPEDの曲も合わせて19曲

全部が全部ピアノです。

まぁ、同じ楽器でもその表情ってぇのは無数にあるものだからどうとでもなるし

同じ楽器を使うことによる雰囲気の一貫性って物も出せて、良いのではないかと。

人によっては代わり映えしない同じような曲ばかりと言う評価をするだろうけどね。

CVはありません。

CVのありなしを評価には含めはしませんが

ある方が普通で、当たり前と思うような昨今の状況では、どうしても物足りないのは仕方ないか。





総評B(70点)

まずシステム

同じ文章でも既読スキップが効かない事が結構ある。

まぁ、これくらいで後は安定しています。

全体として………

流石は低価格ってぇか………

CGの枚数はやっぱり多くない。

攻略対象キャラが少ないことはいいんだ、全員ぺたんで性格も良いから。

ただ、完全にVNだったりCVが無かったりするのは今時珍しいなぁと。

んでま、全体の評価としては

シナリオが変にシリアスで、薄ら寒い物すら感じるのに

絵柄が柔らかで可愛いタイプなので、ミスマッチぶりが逆に嵌り過ぎていて

恐ろしさを感じてしまうと言う、奇妙な状況が出来上がっている。

これは漣紫音と言う1個人としての感覚なので、他の人がどうとるかは微妙ですけどね。

その点も含めた上で、なんともバランスが悪い。

シナリオは変に長いくせに、1枚絵は出てこないと言って良いほどしか出てこない。

シナリオが絵柄の萌えの足を思いっきり引っ張ってる。

作中の雰囲気は悪くないものの、妙に生々しいシリアスさを入れてくるせいで

どうにもこうにも油断がならないため、雰囲気の良さに浸かりきれない。

むしろ絵柄自体が軟らかいのだから、雰囲気の良さ、BGMの静かで柔らかな感じを生かして

まったりほのぼのな萌え物語にしてしまった方が良かったんじゃないかとも思う。

ただまぁ、バランスは悪くても、1枚絵とシナリオの整合性とか

その辺りはしっかりと取られているから問題は無いです。

萌えも偏ってるだけで、十分と言えるほどにはあったしね。

ただ、残酷な世界と優しい人々って構図は大好きなんだけど、なんでかこれは駄目だった………

普通に80点くらい出してもいいかなぁって感じなのに

序盤で足引っ張りすぎな感が否めず、感情だけでつけると60点くらいと言うか………

まぁ、後半の盛り返しとかを考えて70点。


戻る