あえかなる世界の終わりに


閉鎖空間の利便性………うちにもLOS搭載できないかな?(無理)





シナリオA(90点)

さりげなく、シャマナを絡ませてくるあたりが良い感じだと思う。

いや、シナリオ本編にシャマナの知識が必要って意味ではなく

シャマナをプレイしていると、ニヤリとさせられたりするシーンがあるってこと。

で、シナリオだけど………いやはや、難しいね。

情報は出てくるには出てくるんだけど、複雑すぎて先が見えない。

何をしようとしているのか、手段と目的はある程度わかっても

その目的を達成することで、結局何が起こるのかが、殆ど推測できない。

まぁ、その推測と言うか、想像に過ぎないそれも途中で違うことが解って

結局、見事に外したわけだが………

目先の展開は、結構セオリーどおりの伏線で、分かりやすいものがあったりするけど

大局が見えてこないってぇのは、不安になるし地味にいらつくものですな。

兎も角だ、心の底からここまで純粋に面白いと思った作品は凄く久しぶりな気がする。

今年発売されたゲムの中だと、ゆのはなや群青なんかも物凄く面白かったんだけど

それとはまた方向性の違う………なんと言うのかな………

こう、心躍る感じのする面白さ?

全体的に、あまり先の見えない話ではあるものの

盛り上げるところは、しっかり手順を踏み、解りやすくストレートで

先が読めてもそれを裏切らず盛り上げて、カタルシスを感じさせる。

ただ、尺も長いので、やってて次第に頭痛がしてきたりします(爆)

正直、序盤をやってる時は、もちっとあっさり終わるかと思っていたのですが

予想していた以上に、状況が二転三転して、展開はめまぐるしいです。

しかも、それが面白い上に、盛り上がりもしっかり抑えているので

やってる間、思わずニヤニヤしてしまうシーンが幾度も。

ただ、シナリオは基本的に一本筋のようなものです。

1人だけ、他にエンディングがあるんじゃないかと思うほど

極端に短くなる話があったりしますが………

それも含めて、固有部分は極わずかです。

まぁ、ヒロインは違えど、大筋をそらすわけには行かない類の話だからね。

やろうと思えば、全く関係ないただの平穏な話にも出来るんだけど

それはそれで、後々の伏線が張れないから、展開が唐突になりすぎるし

仕方の無いことだとは思いますけどね。

シャマナみたいに、そもそも展開を変えてしまうことも出来たわけだけど………

現状でも、キャラによってはあまりにも唐突過ぎると言うか

何故主人公に惚れて、なんでこんな状況になっているのか

いまいち解らない展開があったりもしますが………

兎も角、上で言ったキャラ以外は、真相が明かされてしまうので

初回プレイは、純粋に楽しみたいと言うキャラを攻略することをお勧めします。

つ〜ても、ネタバレしないために、そのキャラが誰とは言えないが(爆)

あとは、共通部分が多いのでシナリオは長くても、プレイ時間はそこまで長くないね。

1人クリアしてしまえば、あとは結構さくさく進みます。

んで、えちぃシーンは1回〜3回

と言っても、複数回あるキャラは1回目が寸止めだったりする場合や

クリア後におまけとして開放されることもある。

そして、相変わらず漣紫音さんのご子息が過剰反応を見せるえちぃシーンでもある(爆)

絵柄だけなら、おとぼくでも同じように過剰反応を見せてもおかしくないのだが

そうならなかったことを考えると、やはり絵とシナリオがかみ合ってこそなんだろうな。

ただ、えちぃそのものは濃いとは言えない………と言うよりむしろ薄い。

これさえ改善されれば、えちぃゲム本来の使い道としても

自分にとっては、非常に良い物になるんだがなぁ………

全体的には、固有部分の薄さもあってか

キャラによってかなりおざなりになっている感がある。

上で言った1キャラはもしかしたら別エンドがあるのかも知れないけど

それ以外でも結構酷いのがあったりして………

共通部分も多いし、結構だれる人も少なくないんじゃないかとも思うが

自分は好きだってことは確かです。





グラフィックA(80点)

1枚絵

枚数は81枚、シナリオの長さから考えると少ないかな。

数値的なものとしては、まぁ平均か少々少ないかって程度だけども

1枚絵の欲しいと思うシーンが、かなり多かったのも事実。

シナリオのところに書いたとおり、共通部分が多いため

固有部分で必要な枚数が少ないから、こんなもんかなぁって気もします。

クリアした現時点で、全部は埋まってなかったりするけど

これはキャラによってクリアした後発生する追加のえちぃシーンのCGでしょう。

立ち絵

絵柄が好きなら全く問題ないっすよ?

バリエーションも豊富でクオリティも高い

申し分ないです。

背景については何も言うことなし。

OPムビはそれなりに気合が入ってます。

ただ、なんか物足りない印象があるんだよなぁ

結構派手な感じではあるんだけど、なんでだろう?

自分の好みじゃないってぇわけでもないんだけど………

ムビの長さそのものが短いからかな?

グラフィック面は、ぶっちぎって褒めるところもなければ

特に貶す部分も無かったね、つまりまぁ安定してるってことか。





ミュージックA(80点)

まずOP曲だが、これは乗りが良いね。

最初聞いたときはどうかなとも思ったけど、何度も聞いてると次第に気に入ってきた。

あまり単品で聞こうと思うほどではないけどね。

ED曲は………

これがまた、作中のBGMで聞きなれた曲の、歌付きなせいで

どうにもこうにも、エンディングって感じがしない。

その代わりそのBGMが自分の好みのものだったため

自分としてはむしろ非常に嬉しいところだったりもした。

まぁ、そのBGM自体、メロディラインからして歌がつきそうだとは思っていたが

こっちはOPと違ってエンディングなので静かな感じで

単品でも聞きたいと思う歌です。

BGMはOPEDなんかも含めて21曲

実質は諸事情により登録されていない曲があるので、あと2,3曲増える。

曲調は騒がしい物から静かな物まで、様々

全体的に可もなく不可もなくかな、戦闘シーンの曲とかは結構好みだったけど。

CVは………声のついてるキャラは悪くないんだけど

正直言えば、男のサブキャラにも声をつけて欲しかった。

普通のえちぃゲムならば、そこまで気にならないんだけど

この作品は、結構サブキャラの台詞も多いので、無いと寂しいというか

声のあるキャラとの掛け合いなんかだと違和感を感じることが少なくない。

他の部分が良い出来なだけに、これは本当に勿体無い。





総評A(90点)

HP上でライターが公開されてなかったけど

OPでほしまる氏であることを確認、まぁゲーマーズライフにも書いたとおり

OPを見る前には気づいていたが………そのOPが流れるの遅すぎ(笑)

いつまで経っても流れないから、無いのかなとか思ってたら

ある意味物語が大きく展開を変えるところで流れました。

しかも、時間的に流れるのは遅いものの、展開的にはOPが流れた後もかなり長く

購入前から、良作以上の作品であることはほぼ確信していたものの

その予想すら上回る出来だったのは、良い意味で裏切られました。

ただ、OPでかなりネタバレをされたりしますが………

それに関しては、OPが流れる前に勘付く物だし問題ないか。

で、システムについてだけど

全体的に問題は無いが、出来ることならシーンスキップ機能が欲しかった。

上に書いてあるとおり、OPに入るまでが長い

つまりは共通部分がかなり長いし、シナリオの性質上、それ以降の部分も共通が大半を占める。

それを飛ばしているだけで結構な時間が掛かります。

変数処理が覗けて、分岐する条件が網羅できればセーブデータで管理して

効率よい攻略を行うところだけど、自分の技術じゃソースが見られないし

そもそも、攻略サイトでもないんだから、そんな条件を考える気にもなれない。

話がそれたが、システムに不便なところは無かったって事だ。

して、総評だが。

不満点としては、音楽のところにも書いたけど、ヒロイン以外にCVが無いってこと

本当にこれは惜しい………っつ〜か、もしサブキャラにも声のついた

完全版とかが出たら、自分は今のままの値段でも買ってしまいますよ?

つまり、自分にとってはそれほど面白く、それほど好きな作品だってことです。

まぁ、さすがにキャラメル箱はそんな阿漕な商売はしないと思う

と言うよりも、過去作品の廉価版を出すくらいだから、間違いなくしないわけだけど

今回に限っては、その阿漕な商売をして欲しいと、こっちから望むと言う奇妙な状況(爆)

とは言えど、こんなこと望むのは極少数だから、利益には繋がらんだろうし

ありえないことなんだけど………本当に勿体無いなぁ………

それから、出来ることならシナリオは一本道じゃない方が良かったね。

それでも十分面白いから、次にこのスタッフで作る作品にも期待できるが。

何にせよ、世間的な評価は、それほど高くは無いと予想できる作品だけど

自分と趣味が似ていると思う人ならば、ほぼ間違いなく楽しめるでしょう。

ちと好きさと客観評価にギャップがある作品なので

どうにも評価がし辛いところではあるんですけどね。

両方加味した上で考えると、名作とはいえないけど良作であることは間違いない。

もっと固有シナリオが濃くて、この雰囲気が失われて無いならば

間違いなく名作クラスの作品にはなっていただけに

このレビューで何度も言ったけど、やっぱり勿体無い作品でもあったわな。

しっかし、最近急激に青い薔薇が出てくる作品が増えたような気がする。

青い薔薇自体が、確か去年にサントリーが開発成功したことで

話題に乗りやすくなったんだろうけども………

それで思ったのだが

LEDと言い薔薇と言い、青いものが同じ年に、しかも日本で作れるようになるってのは

何か因果を感じてしまうのは、自分が小市民だからなんでしょうかね?

























やっぱりと言うべきかなんと言うべきか

そこまでのシーンは、名前とかで呼んでいたと言うのに

えちぃシーンになると『兄』と呼び始めるキャラがいたな(笑)

ここまで来ると完全にわざとやってるよなぁ、いや最初からわざと狙ってるんだろうけども

あと、これもやっぱりと言うか、グラフィックはないけどみりあ先生いたし(笑)


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