Clover Point


選択肢少なすぎ(笑)





シナリオA(85点)

上でも言ったけど、まず特筆すべき点は選択肢の少なさ。

多分、普通のえちぃゲムとしては1位2位を争うほどだと思う。

いやもうマジでびっくりなんてもんじゃない。

分岐する部分で誰を選ぶかただそれだけ。

ライターが面倒くさがったんじゃないだろうな、これ(笑)

まぁそれはさておきとして。

金髪ツインテール(と言っていいかどうかは微妙だが)の転校生がツンデレじゃない………

ここまで符号が揃っててツンデレじゃない………

普通そこはツンデレキャラで主人公とぶつかってパンツ晒さね?

ってところなのに、思いっきり外してきたせいで自分の中から何かが抜けた(ぇ

これの直前にやったえちぃゲムがDies iraeなんて真っ当な人間のおらん作品だったから

どうにもテンプレート通りの展開を求めてしまっていたらしく

始めるなりいきなりそれをぽっきり折られて魂が(笑)

いや、その後また暫くするとだね………夜々が………夜々が!!

兄妹の契りなんて本当に久しぶりだがやっぱたまらんのぉ

でもお陰で今更ながらに気付いた。

知佳が原因で発症した義妹属性だけど、最初から義妹なのも好きっちゃ好きだが

それ以上に、途中からお兄ちゃんと呼び慕ってくれる方がくるものが大きい。

そう言う意味ではBLUEやシャマナもストライクだったんだよなぁ

まぁその辺りのことは置いといてだ。

キャラクターが結構個性的。

とは言ってもまぁ、極端にかけ離れた個性があるわけじゃないんだけど

全体的にリアクションの良いキャラが多いから、ノリが良くギャグが結構面白い。

そして何よりもやっぱ萌えがね。

特に夜々が可愛いったらありゃしない!!

プチプチを潰してるところとかもいいけど、それ以上にもうね!!

最初から可愛いのに、話が進むとどんどん可愛くなっていくのは反則だよなぁ………

勿論夜々以外も萌えるし、サブキャラだっていい奴が多くてなかなかよろしい。

と言うか、恋路橋が異様にいい奴で困る(笑)

主人公もさりげない気配りの人だったりするし。

えちぃゲムの主人公らしく天然スケコマシでもあるけどね(笑)

シナリオ全体としては、最初に言ったとおり選択肢が必要最低限しか存在してなくて

共通ルート明けで誰かを選んだら後は共通固有混ざりだすだから

分岐部分のセーブデータ残しておくと既読スキップの出番が少ない。

とは言え、完全に共通部分が無いわけじゃないから、出番はあるけどね。

それでもまぁ、固有ルートに偏りがちかな?

だからって共通ルートが酷く短いってことは無いし

序盤が殆ど軽いノリに始終してたから、普通に萌えるだけのえちぃゲムで終わりそうかと思ったけど

固有ルートは本当に上手く緩急つけてくるし、良い意味でシリアス。

発生する問題も共通ルートから地続きだから唐突さが無く、非常に自然な感じで

無理にとってつけてシリアスにしてますよって印象を受けない。

まぁご都合主義っちゃご都合主義な部分もあるけれども、ラストは明るくしっかり締める。

強いて問題点を挙げるとするなれば、他のヒロインが空気化するってことか。

出番はあるにはあるけど話には殆ど絡まないしねぇ………

逆に、名も無いキャラの出番が増えたりするのが不思議(笑)

一応願いが叶うクローバーとか不思議設定も出てくるし、安っぽい奇跡も起こるんだけど

悪い意味で安っぽいんじゃなくて、本気で安く扱われてるのが好印象。

それを含めても、いやはやなんとも期待以上に良いシナリオでした。

J・さいろーさんがメイン張ってるシナリオなんてフォーチュンクッキー以来だけど

サブだったらゆのはなもあるが、それは置いとくとして

この人のシナリオは自分の波長に非常にあってるっぽいわ。

えちぃシーンは1人7〜1回。

1回のキャラはまぁある意味オマケルート的なものだからいいとして

他は7回1人、5回1人、4回2人

やってるやったことがわかる描写してるくせに

肝心のシーンは描かずスルーするキャラがいるのが勿体無すぎる。

あと、本番が無いシーンもあるので、本番ありだけだと多少減ります。

とは言え、えちぃは濃いしやたらエロいので満足しております。

シナリオの長さと言うか、プレイ時間は普通のえちぃゲムと同じくらい。

ボリューム的にはそれなりですが、テキスト量だけで考えると

共通ルートの小分岐が存在しないので、普通のえちぃゲムよか1割2割は少ないんじゃないかと。

結局あれだ、なんだかんだ言っても最終的には夜々が可愛かった、その一言に尽きる。





グラフィックA(85点)

1枚絵

枚数は1人頭25枚〜22枚、総数100枚。

カットインのデフォルメ絵なんかが20枚で合計120枚。

枚数は多い方ですね。

出来としてもなかなか、キャラデザがロリ寄りだから好みは分かれそうだけど

基本的にできの良い絵ばかりなので不満はありません。

立ち絵

とあるキャラの髪飾りをはずして別のことに使ったグラフィックが表示されて

その直後に表示された立ち絵では髪飾りがしっかり外れてたりと

さりげなく細かいところまで気が使われている。

地味に種類も豊富でエフェクトなんかも結構あったりする

ってか、下着の立ち絵が1人4種類あるってのはどんなこだわりだよ(笑)

出来としては最初はまぁ普通? 公式で見たときはちょっと微妙? とか思ってたんだけど

見慣れてくると非常に良い気がするから不思議。

まぁその間を取って普通ってことで。

上に書いたとおりバリエーションの豊富さは凄いものがあるし

絵さえ気に入ってしまえば後はとんとん拍子です。

背景

なにやら古臭さいと言うか懐かしい感じがする。

多分、一昔前にやったなんかのえちぃゲムと似てる部分があるんだろうな。

そんなこんなで出来はまぁそれなり。

種類が結構豊富で、外で雪が積もってると、しっかり室内から見える外も雪積もってて良い。

完全に積もってる場合と、そうでない場合のバリエーションもあるしね。

OPムビ

至って健全なえちぃゲムのOPムビって感じ。

毒にも薬にもならなかった。





ミュージックA(85点)

BGM

メニュー画面で『はじめから』を選んだ次の瞬間

FFが始まんのか!? と思った人間は自分だけじゃないと思いたい。

曲数は25曲。

さりげなく良曲あり。

EDのアレンジも元の良さがあるとは言え、上手くしっとりとアレンジしてるし。

OP曲

爽やかな感じ? 思ったよりいい。

何回か聞いてりゃ好きになるかも知れない。

ED曲は2曲

通常の方は作品のイメージにあった爽やかな曲で

明るい終わり方を締めくくるのに本当にあった曲。

全キャラクリア後に追加されるシナリオの曲は

通常の方と違って打って変わって静かな曲、ちょっと物足りない感じ。

CV

文句なし。







総評A(85点)

システム

ちとスキップの入りにタイムラグがあったりするのが気になったのと

セーブロードが独立したウィンドウで出て、それが微妙に使いにくい感じ。

それ以外は問題なし。

総評

いやはや………どのキャラのシナリオも良かったけど

真星シナリオのラストの演出は鳥肌が立ったね。

そして夜々シナリオではやってる間中ずっとニヤニヤしてた、キモイ。

本編中で言われてたが、まるでひよこだよな、色合い的にも(笑)

与太話はさておきとして

どこをとっても高水準でまとまった作品でした。

シナリオ良し、キャラ良し、萌え良し、グラフィック良し、音楽良し。

多少突飛なところはあってもそれはあくまで彩を添える程度で

変に穿った展開とかをしない普通の学園物としちゃあ、かなり高いところまで上ってきてます。

キャラデザのところで多少好みが分かれそうではあるけれども

えちぃゲム入門の1本としてもかなり良さそう。

公式なんかで見た感じからすりゃ、凡作だろうなと言う印象を受けるんだけど

やってみるとこれがまた面白くてね。

シナリオのところでも言った気がするけど、不自然さがあまり無いのです。

設定が奇抜だとか、目新しいとかがあるわけでもないのに面白い。

なんとも口に出して説明しにくく、兎に角面白かったとしか言いようが無い、そんな作品でした。

間違いなく良作なので、様子見してる人は買い。

いやはや、2007年のえちぃゲムはこれで締めくくりだけど

最後の最後で本当に良い意味で予想外な当たりを引いて、とても気分がいいです。













最後にクリアできる不思議キャラは!!
ロリキャラであるべきと相場が決まっているだろう!!

誰が決めたってわけでもないんだろうけどそう言うこと多くないですか?

なのに最後にクリアできるキャラが、年上キャラて………

いや、攻略順が限定されて、最後に年上キャラが残るって展開なら別にいいんだけど

常識の埒外なキャラが年上キャラで、しかも最後ってのがどうにも………

まぁシナリオは面白いし、それを分かっていて買った時点で文句を言えた立場ではないのですが

何かもういろんな意味で予想外な作品だったなぁ………


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