FORTUNE ARTERIAL


2年と数ヶ月ぶりか………





シナリオA(90点)

非常にオーガスト作品らしからぬ始まり方をする。

そして導入部分は男の友情から始まるので入っていきやすい。

主人公が転入生でいきなり女子に囲まれるってのは違和感あるからねぇ

しっかし、現代の吸血鬼はどこ行っても輸血パックなんだなぁ(笑)

不味いあたりも共通してるし。

いや、あっちもこっちも吸血種なだけであって吸血鬼じゃない気がするけど。

さておき、作品の方向性もホラーじみてるところがあったりで

キャラによってはだいぶチャレンジブルなシナリオになってる。

ただ、説明が足りなかったり、しっかりと締めないで終わることがある。

まぁ後者は人間とはそもそもからして寿命が違う種族を題材にしているから

どうにもならん部分ではあるんだけどね。

それ以外の特別込み入った事情があるわけじゃないキャラは普通の学園物のお話。

そっちは話はしっかり締めるけど、話の流れ自体は極ありふれたもの。

それでも十分いい話だけどね、エピローグでアレが伏線だったのかと

思わず感心するような話もあったし。

まぁ終盤は少々ご都合主義が強いシナリオがあったけどね………

あと、両方とも伏線投げてるシナリオがあるが

これは全員クリア後にプレイできるトゥルールートで回収されるので問題なし。

っつ〜か、トゥルールートが面白すぎる、寝食ともに忘れそうになったわ。

全体的には、オーガストらしくないと言うか

主人公の過去がしっかりしてる辺りとか

主人公以外の視点を使うことで、キャラを深く掘り下げることで心理描写をしっかりしたりとか

話の流れが自然でどうにもかっちりしすぎてる感じが………いいことなんだけどね。

らしさを残しつつ減点回帰した感じかな?

どうにもプリホリ以降は毒気が足りないと言うか、悪い意味で無難すぎる印象があったからねぇ

今回の作品はチャレンジ精神が非常に良い方向に作用したかと。

シナリオの長さは普通。

共通と固有は半々くらいかな、キャラ選択が入るところ以降はスキップするの十数行くらいだし。

えちぃは本編中1人2〜3回

回想モードのコマの空き方からしておまけシナリオで1〜2回追加あり。

レビューするためだけに浪費してしまうのは勿体無いのでやってません(を

多分えちぃシーンがないおまけシナリオもあると思うけど

おまけだし加点されることはあっても減点はされないだろうから点数はこれでひとつ。

何にせよ、オーガストはえちぃもしっかりしてくれるから嬉しいね。





グラフィックA(90点)

1枚絵

枚数はSD絵のカットインを含めて118枚。

一部、1枚絵と言うのはどうかと思う小物だけを映した絵もあるけど

十分な枚数があると言って差支えないでしょう。

特にここで1枚絵欲しかったなってシーンはなかったし。

立ち絵

相変わらずべっかんこうさんのキャラデザは安定性抜群。

はんこ絵なんて言われてるけど、好きな方としてはそれに越したことはない(を

そして種類も豊富、水着が遊びに行くときのだけじゃなく、スク水もしっかりあるのが素敵。

しかしかなでさんだけやけに優遇されてるのは気のせいか(笑)

向こう向いてたりデフォルメチックなのがあったり

ところで、かなでさんの水着は下着にしか見えんのは自分だけかね………

それはさておき、踊り場に信楽焼きの立ち絵(?)の絵面があまりにシュールすぎて

ツボに入って暫く大変だった(爆)

背景

学校のPCにはにはに入れんな………

はさておき、何か色々動いたりする、そしてクオリティがやけに高い。

オーガストは元より背景ちゃんとしてた方だったと思うけど

一段飛びぬけて良くなった気がする………久しぶりだからかな?

OPムビ

オーガストだねぇ、特筆すべき部分もないけどオーガストのOPだった(何)

EDムビ

基本はテロップだしぐりぐり動くとかはないんだけど

曲にによって完全に違うムービー





ミュージックA(90点)

BGM

良曲多し。

曲数は数え間違えてなければ42曲………って多いな!?

多いゲームでも大概は30曲強ってイメージがあるんだが………

出来は全体的に良いと思います、監督生室のBGMが不穏な感じで良いし

他にも耳に残る曲が何曲かありました。

OP曲

明るいんだけどテンションが足りないと言うか

狙ってそうしてるんだろうから悪いんじゃないんだけど

何か盛り上がりに欠ける感じがした。

ED曲

数曲あります、流石に1人1人別々ってことはないですが

派手さはないけど力強い曲や、アップテンポで明るい曲など

シナリオにあわせて様々、それぞれかなりいい感じです。

歌いだしで鳥肌立った曲もあるしね。

ムービーも違うせいか、飛ばせないけど曲がいいので苦痛じゃないです。

CV

かなでの喋り方が癖になる(ぇ

別に癖があるわけじゃないんだけど良い。

あと、白の中の人って新人さん? 調べてみたけどほかに作品ない割りに

やけにツボに入り込んできてヤバイですよ(笑)





総評A(90点)

システム

バックログから文章を選ぶとそのシーンに戻れる。

前の選択肢に戻るとか言う生易しいもんじゃない、凄い無駄な機能を搭載してきた(笑)

っつ〜かこの機能、自分みたいに説明書読まない人間だと

気付かないままゲームを終えそうな気がするんだが………

それ以前にこれどんなプログラム組んでるんだ?

まさか1行1行判定入れてるとも思えないし………自分の足りない頭じゃ思い付かん(爆)

まぁそんな驚きの機能は置いといて、システムは全体的に良好。

そもそもオーガストは処女作からシステム面の不備がなく

着実に進歩してきたから何の不安もないんだけどね。

今回はしっかりとクイックセーブロードも搭載されてるし

相変わらず文句はねっす。

総評

けよりなまでは1年に1本のペースで出していただけに

本当に久しぶりなオーガスト作品。

ただ、前作から空いた時間を無為に過ごしていたわけではないようで

特にシナリオの流れはいい感じ。

えちぃゲムのシナリオって、山場の伏線は張るんだけど、そこから暫く放置して

山場でいきなりドカンと来るから、恋人同士になっていちゃいちゃしてても

それを考えると気が気でないことが多いんだけど

このシナリオは、ヒロインそれぞれが抱えた問題を

少しずつ持ち上げてきてくれるから、流れのままに楽しめた。

それからトゥルールートの会長と征一郎の会話とか演出なんかを見ると

本当にこれオーガスト作品かと疑いたくなってくるし………

大化けしたとまではいかないけど、一皮剥けたって感じだね、ちと寂しくもあるけど。

兎にも角にも何とも全体的に高水準でまとまった良い作品になってる。

その分、派手さがないんだけど

引っかかりがなくするする入ってきて、とてもプレイしやすいゲムだった。

ちと期待していたのとは違う方向性で良作になってしまって驚きですよ。

自分の中のオーガスト作品は、超展開と萌えがメインで

ある意味ネタ的な楽しみ方をするブランドだったからね。

ただあれだ、吸血鬼と人間となるとどうしてもとらハを思い出して比較してしまうから

極個人的な感情の問題で、素直に楽しみきれなかった部分はあるかな。

逆にユーザーを納得させるための

『吸血鬼のシステム』の合理性の違いを比べるのは楽しめたけどね。













おぉぅ!?(ビクビクッ

白ちゃんが可愛すぎて体中の筋肉が勝手に収縮を………

あかんて!! この可愛さはもはや犯罪だ!!

立ち絵を画面に表示させて1日ぼけーっと眺めてるだけでも、充実した生活が送れそう(をぃ

いやまぁヒロインはみんな誰もかれも可愛いんだけどね(節操無しめ

と言っても、かなでさんだけは時折ロリじゃなくてショタに見えるのが何とも………

そしてかなでさんならショタでもそれはそれでとか思っちゃってる辺りが更に何とも(倒)

なんか近頃見境なさに更に磨きがかかってきたような気がする………

衆道に染まるほど倒錯してないはずなんだが………

いや、ロリコンな時点で既に倒錯はしてるんだけど。

兎も角、白ちゃんの外見も性格も声もツボに入りすぎてて大変だったよ。


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