Princess Frontier


ポルカってぇと、どうしてもトラスティベルを思い出す。





シナリオA(80点)

共通ルートが案外長め。

ボケと突っ込みとリアクション、掛け合いが軽妙で面白い。

男どもが良い意味で馬鹿だし、存分に笑わせてもらった。

ちょろっとシリアス入ったりしつつも、テンポがよく

お陰で最初に言ったとおり、共通部分は長めでも非常に楽しめた。

個別ルートも長めだけど、共通部分と同じくギャグは冴え渡るし展開は微笑ましいし

締めるところはしっかり締め………てるんだけど、何かゆるいんだよなぁいい意味で(笑)

えちぃは1人3回

内容的には薄くもなく濃くもなく、まぁ満足。

全体的には

田舎情緒あふれる物語で雰囲気がよく。

良い意味で馬鹿な男どもが何とも頼もしいし

ヒロインもサブキャラも良い味を出していて、主人公もヘタレではない………鈍感だけど。

序盤のノリの良さを終盤まで引きずっていて

無闇に深刻にならない分、前半は面白かったのに

後半になってから息が詰まってしまっていまいちなんていう

よくあるパターンに陥らないので、最後の最後まで素直に楽しめた。

終盤の問題も、主人公とヒロインだけで解決するのではなく

他のヒロインやサブキャラも全員一丸となって解決していくのは一体感があってとても良い。

兎にも角にもキャラの良さと使い方の上手さ

それがこのシナリオの全てであると言っても過言ではないくらい。

正直、あまり期待していなかっただけに

良い意味で裏切ってくれた良作でした。





グラフィックA(85点)

Nice boat.

1枚絵

枚数はSD絵も併せて1人38枚〜31枚

更にその他の1枚絵とSDやカットインが43枚

総数177枚。

クオリティも差分の枚数も申し分なく、シナリオの長さを考えるとかなりのもの。

通常の1枚絵に限らず、SDもいい味出を出していて、深刻なはずのシーンが台無しに(笑)

いやそれだけじゃなしに、出来の良さもだけど

1枚絵を入れるほどでもないようなシーンでも

結構ホイホイ入ってくるから画面が退屈にならなくて良いし

SD絵で萌えさせるってのも凄い。

立ち絵

今更言うまでも無いことだけど、原画が瀬之本久史さんなので癖があります。

その上で、相変わらず画面を目いっぱい使ったリアクション用の立ち絵もあり

懐かしく感じつつも、立ち絵でもフルパワーっぷりに感心。

服装のバリエーションは多くは無いけど………少なすぎるってことも無いか。

表情パターンは豊富だし満足です。

あと、ミントの悩んでるときの顔が可愛いね。

背景

結構色々ある、個室も使いまわしじゃないし

出来としても申し分ないです。

OPムビ

中世ファンタジー物ってより学園物って感じがするムービー

使われてる画像は本編と同じものなんだけど

ムービーのつくりと歌のせいか、どうにもファンタジーって感じがしない。

出来としては普通だけどね。





ミュージックA(80点)

BGM

24曲。

可もなく不可もなく、戦闘シーンなんかはしっかり盛り上げるし

通常シーンも何とも田舎的な曲が良い。

OP曲

やけにロックと言うか、ドタバタ喜劇にはあってるとは思うけど

グラフィックのムービーのところで言った通り、どうにも世界観にあってない気がする。

いや、イントロは凄く好きなんだけどね。

ED曲は1人1曲

曲調は様々で、1人1曲にしただけあって

歌詞はそのキャラのシナリオに則したものになっていてとてもよろしいです。

CV

やっぱ松田理沙さんの声は良いのぉ

それ以外も文句なしです。

何かモブキャラのCVに勿体無い人が使われて足りもするけどね(笑)





総評A(85点)

システム

シーンスキップも搭載してるし

共通ルートが長いだけに、シーンスキップの存在はありがたい。

基本的に問題ない、かと思ってたんだが

これってBGMループしなくない?

して総評。

シナリオで言った通り掛け合いの面白さと

原画さんの描く立ち絵のオーバーリアクションさ

随所で入るSD絵の使い方の上手さ

それぞれが合わさって、相乗効果で更に面白くなっている。

お陰でゲームとして非常によくまとまっているのが評価できます。

クリア後にはおまけとして、設定画や立ち絵、1枚絵の一部線画

公式なんかで使われてる画像の線画なども見ることができ

ファンサービスも行き届き充実の内容。

別に泣けるとか燃えるとかそう言うのは無いんだけど、本当に雰囲気がよく

世間的に注目されて無いので、このまま埋もれた良作になってしまいそうですが

癖があるキャラデザに拒絶反応が出ないのであれば

そして田舎が舞台の物語が好きなのであれば、是非にとお勧めします。


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