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2009年積みゲー消化年間3本目、5ヶ月くらい前の作品。





シナリオA(85点)

会話劇だね。

ゲーム文体に徹しているから、テンポ良くサクサク読めるんだけど

それ故に、キャラの性格もあってか淡白な印象。

序盤は主人公が夢に切羽詰ってて

狭量で他人の価値観を認められる余裕が無いからちとうざい。

序盤超えると問題なくなってくるけどね。

長さは共通はそんなに長くなく、個別に力が入ってる感じ。

とは言え攻略キャラが5人もいるだけあってそこまで長いわけじゃない。

ボリューム的にはちょうどいいくらいかと。

えちぃシーンは1人3〜4回。

シーンにもよるが主人公いくらなんでも早漏過ぎだろ(笑)

回数的にも内容的にも充実してはいるけど

一部M方向に傾倒してて主人公が一方的に攻められたりとかがあって

自分がMじゃないってのもあるけど、そこだけはいただけなかった。

濃さはそれなりなので、属性が合えばかなり良いと思います。

馬鹿な会話も面白いしね(笑)

全体的に見て………

まず、演劇の内容はシナリオ評価に入れてません。

これはまぁ流石としか言いようの無い面白さなんだけど、オリジナルじゃないからねぇ

ここを評価に入れちゃうと作品混ざっちゃうしね。

そういう意味ではだいぶ卑怯だよなぁ、このシナリオ………

ところで………星の王子さまの方、著作権は大丈夫なのか?

まぁ古い作品だし問題ないのかな?

話が随分それたが………

共通部分はそうでも無いんだけど、個別に入ってから急激に面白くなる。

山場らしい山場が無く、展開的にもテキスト的にも淡白だけど話は上手くまとまってるし

付き合いだす前後から主人公とヒロインの頭のねじが緩んで

ギャグの切れ味が増してくるのは大きい。

と言うか、個別入ってからの方が笑えるってのはかなり珍しいと思う。

キャラによっては個別の後半まで酷かったりもするが………

兎にも角にも序盤さえ抜ければかなり化けるシナリオですね。

酷いところは酷いが大いに笑ったしシリアス部分もしっかりしてるので良作判定。





グラフィックB(70点)

絵柄がロリよりで学生が少ないからキャラの実年齢が見えてこない(笑)

立ち絵

季節の移ろいで服装が変わったりするけど

劇の衣装の立ち絵とかが全く無いから何とも物足りないです。

絵柄は好きだし表情パターンもしっかりあって、出来も良いだけに残念。

1枚絵

安美とのキスシーンの絵は犯罪の匂いがする(笑)

1人13〜14枚、その他13枚、総数80枚。

あんま多くないねぇ………えちぃシーン比率が高いからプレイ中も物足りないし。

あと、その他に割り振られてる絵なのに、ヒロイン単独で写ってる絵が何枚も………

どう考えてもヒロイン枠の1ページに収まらないからって分けただろこれ(笑)

出来は絵柄さえ気にならなければ良い出来なんだけど

やっぱ枚数が足りないね………

背景

種類も出来も問題なし。

OPムビ

静止画ムービー、テンポ良く画面が切り替わって見てて楽しい。

そろそろ静止画、アニメ、3Dだけじゃなくて

もうちょっとジャンルの細分化されないもんかね………

自分は語彙が足りてないから表現方法が少ないといつも何と書いていいか困る。





ミュージックA(85点)

BGM

18曲、多くは無いね。

何かスパロボで終盤にオリジナル曲として使われても全く違和感の無い曲が(笑)

まぁ本家と比べると音が軽いってか薄いけど

ハイテンポの連弾? と伸びのある音の構成でFFに通じるものもあるかな?

兎も角、メロディ自体は本当にそれっぽいです。

その1曲だけで満足しちゃった感は無くも無いけど

他の曲も押さえるとこ押さえた出来だし、使うタイミングもわきまえてる。

かなり満足してます。

ED曲

歌じゃないことにびっくり。

絵の少なさと言い、これと言い、予算無かったんかなぁ?

でも曲自体は展開に合わせた弾むような爽やかな曲で非常に良いです。

ボーカルついてないのが残念。

CV

聞いたこと無い名前の人ばっかだけど、文句無しの出来です。

特にアリスの声はいいね。





総評A(85点)

システム

バックログがシーン単位で途切れるけどそれ以外問題なし。

最近のえちぃゲムのシステムは、必要なものが出揃って『辿り着いちゃった』状態だから

よっぽど酷いバグを抱えてない限り、評価の良し悪しには繋がらなくなってきたな。

総評

演劇の部分は評価に入れないとはシナリオのところで言ったが

微妙にその部分で評価が引き上げられてしまった感はあるけど

面白いことだけは確かです。

グラフィックが弱いのがちと足引っ張ったけどなぁ………

特にシナリオにおいて、これが軸だから仕方ないこととは言え

演劇の描写でかなりの尺が取られているんだけど

1枚絵が出てこないし、衣装に着替えたキャラは立ち絵すら出てこない。

そのシーンだけはゲーム文体捨てて、状況描写もかなり入ってくるんだけど

グラフィックもしっかり頑張って欲しかったかなと。

舞台が目標であり軸であっても、これはその舞台を目指す人間の物語だから

あえて裏から見せる形でこうしたとも取れなくは無いが………

難しいところだね。

そこを抜かしてもグラフィックは弱いわけだが

その上でも名作一歩手前までは来てるかと。

大きくぐわっと来るものは無いんだけど、ジワジワと面白さがこみ上げてくるんだよね。

あぁでも設定が設定だけに演劇に興味が無いと厳しいかも。

自分の場合、演劇を通してその裏の舞台装置とかがどうなってるのかを

想像するのが好きってのがあるから楽しめたって部分もあるだろうしね。

それを抜きにしても、キャラの掛け合いのテンポの良さもあるし

ヒロインにもしっかり萌えるし、間違いなく良作です。

























本編関係ない与太話。

パッチとか無いか公式サイト見に行ったら、人気投票の集計が

2008年9月2日の集計中って告知で止まってるのが凄く気になった(笑)

まぁそれはさておきだ。

アリスの破壊力が洒落にならん!!

たまらん!! たまらんね!!

ツンデレキャラではあるけど、テンプレートからはちょっと外れてて

言動の不一致がとてつもなく良い!!

やっぱいいもんだねツンデレって。

アリスシナリオ入った後はもうニヤニヤしっぱなしで俺キモイって状態だったわ。

いやしかしなんだ? まさかキスシーンだけでおにんにんが過剰反応してしまうとは………

自分もまだ若いな(何)


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