輝光翼戦記 天空のユミナ


ユミナルートしかクリアしてません。





シナリオA(80点)

前半はどうにも微妙。

生徒会長になるって目的があるのはいいんだけど

後はチュートリアルと後半への伏線で思わせぶりなことをするばかりで

これと言った問題も起きず、やってることが案外単調だし

負けたところでかかってるのはヒロイン1人の留年だけだから

シリアスさと言うか、切迫感が全く無く勝った後のカタルシスが無い。

ギャグは藍が出てきた辺りから面白くはなってくるんだけど

兎も角前半は入り口の時点でこけてしまって後が続かなくなってしまっている。

ただ、後半へのつなぎの部分はいいね、何とも少年漫画的で。

で、その後半も怒涛の展開で盛り上がります。

前振りがあったにしても少々突飛な印象を受けるけど

しっかりガッツリ燃える展開を持ってきてるのが良いです。

学園編のキャラが完全に空気になるのはどうかと思うけどね。

えちぃはヒロインが1人2回と選挙戦での対戦相手なんかが1回ずつ。

だと思う………最初に書いたとおりユミナルートしかクリアして無いので

違う可能性も無くは無いです。

この数え方だとオーダクル世界のキャラとのえちぃが無いことになっちゃうしね。

濃さとしては薄いです、残念。

総合的に見ると………ドラゴンボール?(ぇ

いや、昨日の敵は今日の友で、天下一武道会が終わって強敵が現れるって古典的な流れが………

しかも何か宇宙まで行くし(笑)

えちぃゲムで言うとマブラヴに近いものがあるかな。

日常と非日常のギャップの大きさとかね、あっちほど悲壮感は無いが。

前半戦の火力不足は気になるけど、十分な良作でしょう。

しかし………完全にこれアセリアと同じ世界の話だよな………

世界ってのはファンタズマゴリアという意味ではなくもっと大きな枠で。





グラフィックB(75点)

戦艦の色合いがナデシコっぽい。

立ち絵

左下の表情(?)アイコン以外一切変化しません、そりゃもう表情がピクリとも動かない。

グラフィックはあるんだから画面上でも動かそうよ………

この部分だけは、もうフォローのしようが無いほど減点対象です。

ただ、背景3DでSD絵を使って色々と動く演出は新しいし良いと思う。

今までに類を見ない演出方法だから、上手く説明できないのが悔しい。

1枚絵

1人19〜17枚、その他が諸々合わせて31枚。

総数89枚。

数で見ると少ないけど、必要な分はしっかりあるし

上で書いた特殊演出、戦闘、3DRPG部分と他の要素がてんこ盛りなので

これだけあれば十分でしょう。

出来としてはまぁそれなり………良いのもあれば悪いのもある。

背景

共通背景、戦闘背景、3Dダンジョン、それぞれ種類もあるし出来も良いので文句なし。

OPムビ

普通のえちぃゲムのOPとしか………

グラフィック全体で見ると、やはり立ち絵が勿体無い。





ミュージックA(90点)

BGM

43曲。

多い………多すぎてどこで使われたか覚えてない曲が(爆)

兎も角、良い曲が多いです、神撫学園校歌がお気に入り。

OP曲

いきなり裏返んな(笑)

ED曲

地球編のは唐突な展開の直後にそんな静かな曲をやられても困る。

宇宙編のはそれぞれのキャラのメインテーマが使われてるんだと思う。

ユミナルートのはのびやかでゆったりとした良い曲でした。

更に挿入歌が色々と

歌自体がスキルになってるから結構な数があって、いい曲が多いです。

っつか、スキルに歌があるのは大きい。

ボス戦闘は有利に進められるだけじゃなくてテンション上がるし

雑魚相手でも使えばテンション上がってメリハリがつく。

CV

主人公に中途半端に声がついてるのが気になる。

ついてるのはグラフィック欄の立ち絵の項で書いた特殊演出時と戦闘時。

一人称じゃなくて三人称になるからだとは思うが、それをわかっても違和感が先に立つ。

戦闘時だけだったらまだ気にならなかっただろうけどね。

それ以外は問題なし。

宮里アリサさんは流石の上手さだわな。





総評A(85点)

何かキャラクターの色属性とその特性が永遠のアセリアそのままで

パクリ? とか思ったら、企画・シナリオが同一人物だった(笑)

システム

基本的なものは揃ってるし、設定もかなり詳細に出来てよい感じ。

ゲームパッドも使えるのは便利で良い。

箱○のコントローラーのドライバにも対応してるのは驚いた。

ただ、非アクティブ時の動作非動作が設定できるのに

非動作にしてもBGMや音声が消えない中途半端さはなんなんだ………

あと、立ち絵のところで書いた、3D背景とSD絵を使ったパートでは

セーブが出来ないのが不便。

RPG部分は3Dのランダムダンジョンで、探索自体は強制じゃない。

けど、しないとスキルが手に入らないのでほぼ必須。

広さはそうでもないし、シンボルエンカウントで

ある程度、敵を避けながら進むことが前提になってるゲームバランスなので

サクサク進んでいい感じ。

ただ、広いダンジョンが無いわけでも無いし、全体マップが無いので

広いダンジョンにぶち当たると悲惨な目にあうことが多い。

戦闘周りはアセリアを改変してRPG化しましたって感じ。

システムとしては悪く無いんだけど、中途半端にアセリアに似てしまったせいで

雑魚との戦闘はどうにもテンポが悪く感じてしまう。

逆に投票前の論説戦はただ敵を倒せばいいだけじゃなくて

しっかり支持率を上げた上で倒さないといけないから力押しだけではどうにもならず

頭を使わないと勝つのが難しい出来になってるのが非常に良い。

総評。

総合的に出来は良いんだけど微妙につくりが雑な部分がある。

立ち絵なんかもそうなんだけど

宇宙編になったあとも、訓練のダンジョンでゲームオーバーになると

『全滅したので学園に戻ります』の文章がでたり

1枚絵の表示の順番間違ってたり、クエスト報告したら強制終了したりとか

致命的なバグは無いんだけど、もうちょっと丁寧に作れなかったんかってのが一番大きな印象。

それから欲を言うなら、RPGじゃなくていつものSLGにして

学園編のキャラを最後まで話に絡めて欲しかったな。

ただの使い捨てになっちゃってるのが切ない。

逆にいいところは、戦闘以外のゲームバランスも厳しく。

選挙中の自由行動で取れる強力なスキルは、訓練に行くタイミングなどを見計らわないと

1回ミスしただけで取れなくなったりするので

まともにやってるだけだと間違いなく苦戦することになるところ。

ただ、ユミナルートは終盤で詰むポイントがあるので

章の始め毎のセーブデータ保存はしっかりやっておきましょう。

そういう意味ではゲームバランスはいまいちかな。

その詰む部分まではいい感じなんだけどね。

RPG部分が1周では終わらずハードモードに話が繋がるってのは趣味が悪いと思う(笑)

ヒロイン3人いるし多分ハードモード終わったらベリーハードがあるんだろうなぁ………

と、これだけだと何かボコボコに叩いてる気分になってるから最後にいいところを1つ。

CGモードで1枚絵を表示するとちょっとした感想と言うか漫才が流れて面白いです。

兎も角、色々と穴はあったけどゲーム部分の出来が良くやってて素直に楽しい出来でした。

文句なしの良作判定。

各項で書いてきた問題点が解決されれば名作判定出してたと思います。

ただ戦闘システムがかなり特殊で複雑なので

アセリアやったこと無くて気になっている人は

まず体験版をやってみることをお勧めします。


戻る