コンチェルトノート


莉都、兎に角莉都。





シナリオB(70点)

主人公の不運っぷりが凄い、どっかの幻想殺しなんか目じゃないほど。

そしてさりげなくスペックが高い。

序盤は知りたいことがその場で語られずもやもやする。

伏線って言うより思わせぶりで先延ばしされることが多い。

運のシステムについては画像つきで解説されたのはありがたい。

運気がどうのこうのと言われると、フォーチュンクッキーを思い出すが

アレとは違っていつ起きるか分からないため対策を立てることも出来ないし回避のしようもない。

起きる問題は運によるところだから似たり寄ったりではあるけどね。

状況が状況だけに前半からあまりギャグが無いのだが

いきなり馬鹿な展開になったりするから油断できない(笑)

逆に個別ルートに入ってからはそのキャラの問題が前面に出てきて

不幸の扱いが軽くなるのに比例して切迫感が無くなる。

話の流れは悪くないんだけど、死と言う前提が活かしきれてない。

仲間を増やしてみんなで事に当たる的な部分が売りのはずなのに

上に書いたとおり個別に入ったら個人の問題に焦点が置かれるし

そもそもルートによって引き入れる仲間が違うから、大所帯にもならない。

とまぁ、ここまで書いたのが莉都シナリオ以外の評価で

莉都シナリオだけは異様に力が入ってます。

上記の問題も緩和されてるし、終盤でちょっと泣きそうになったよ………

シナリオの長さは長い方ではないのですが

フローチャートを作るほど分岐が細分化されていて

同じ展開でもそこに至る状況や流れが違って共通扱いにはならず

プレイ時間としては長く感じます。

えちぃは1人2回とおまけが1つ。

回数は昨今のえちぃゲムとしては最低ライン。

ただ内容が薄く全く使い物にならない、残念。

全体的に見て………まず話のスパンが短すぎる。

話が始まる前から面識があってってんならいいけど、流石に10日足らずじゃねぇ………

1日の密度が濃いからそこまで気になりはしないけど、期間として見ると短すぎ。

それから、莉都シナリオの存在が………

単独で見れば非常にいいシナリオなんだけど

そこを前提に考えると、他は丸投げじゃねーかってことになるわけで

莉都シナリオに主眼を置くか、全体のバランスを見るかで評価が変わりそう。





グラフィックA(80点)

立ち絵

制服、部屋着、寝巻きなどパターンはしっかりあるし

出来に関しても申し分ないかと。

1枚絵

ソフトなのになんで木製バット?

しかもテキストの効果音は金属バットの音だし………

1人20枚〜16枚、その他16枚、カットイン8枚、総数118枚

枚数は十分、出来としてもまぁ悪くないです。

背景

箱○なら分かるが何で今さら旧箱(笑)

と思ったらちゃんと理由があった、まさかお遊びで置いてあるんじゃないとは………

種類も出来も十分でしょう。

OPムビ

始まった直後に神月社さんのムービーだと言うことが分かるOP

普通の静止画ムービーです、OPってかPVって感じだけど。





ミュージックA(80点)

BGM

番号振ってないから数数えるのが面倒(ぉ

まぁ曲数は十分、出来はそれなりって感じ。

『仲間がいるなら』は好きかな、壮大すぎて雰囲気からは外れてる感じも(笑)

OP曲

テンションが高くアップテンポな曲だけどあまり耳につかなかった。

挿入歌

曲の出来がどうこう以前に、その存在自体が卑怯だと思わなくも無い今日この頃。

ED曲

スローテンポで力強くて良い曲。

ただ大仰過ぎる感じがする。

CV

問題なし。





総評B(75点)

システム

フローチャートシステムは良い。

特に好きなところから始めることが出来るので

共通部分をスキップする作業が減るのは大きい。

それ以外のシステムも問題なし。

総評

群像劇的なものを期待していただけに期待外れな感は否めない。

シナリオの展開が全体的にシリアスだし文章が重いってのかな

何でかスラスラ読めなくて妙な疲れが残った。

でもまぁ出来としては及第点。

ただし、それは莉都が嫌いじゃなくて全体を見た場合であり

莉都がどうしても受け入れられないなら凡作程度だろうし

莉都が好きでそのシナリオだけで満足できれば良作〜名作になるでしょう。

他の部分も何もかもを莉都に委ねてしまっていて

特化しすぎてバランスの悪い作品とも言えないことは無いです。

何とも評価の難しいところではありますが

オールクリア出来るのであればやって損の無い出来にはなってます。


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