THE IDOLM@STER DearlyStars


たまには普通(?)のゲームのレビューもね。





シナリオB(75点)

今作はアーケードやそのリメイクである箱○、PSPと違って

最初からパッケージソフトとして開発されているからか

視点がプロデューサーからアイドルに変わり

章がわかれ、特定の営業をこなすことでストーリーが進み、自動でランクが上がる形になって

話に1本の筋と連続性ができたので、今までよりシナリオがしっかりとしています。

涼は設定が設定だけにある種ギャルゲー的な展開が終盤にあったりなかったりしつつ

『現実』の昨今の音楽業界への問題提起とか、涼の設定に絡めて上手くやってるね。

ラストが少々ご都合主義に見えるが

こちらは昨今のヲタ業界へのメタ的なネタを狙ってるのが分かるからありだと思う。

絵理は………ネットが絡む時点で予想できる展開を上手いこと掠めつつ外して

ネットと芸能界、両方の光と影を扱ったシナリオで

話が進むごとに核心へと迫っていく展開が面白かった。

愛は落ちこぼれがトップを目指す、ある意味スポ根的な内容で

他の2人に比べてトップアイドルを目指す理由が純粋で、アイドルマスターらしい感じ。

ただ癖が無い分、もうひとつかなぁところも………

いや、最後とかは盛り上がるんだけどね。

全体的に見ると、それぞれの特色を出しつつ、内容もしっかり面白いので

思っていたより楽しめました。

あぁ、あと結構敗北した場合の分岐とかがあって

敗北してもグッドへいける分岐もあるっぽいのですが

自分は全部勝利した上でのグッドエンドしか見てません。

ルート取りによっては多少印象も変わるかも。





グラフィックB(70点)

まぁDSだしなってところ。

2Dの立ち絵とかは、アイマスだと逆に新鮮だし、出来も枚数も良いんだけど

3Dモデリングの荒さがねぇ………スペック上仕方ないんだけどさ。

それでも動きとかは頑張ってると思うし

DSであることを考えれば十分な出来かと。

背景なんかも見覚えのある場所が出てきて嬉しいしね。

出来ればSP組とあわせて箱○クラスのグラフィックで見てみたい。





ミュージックA(80点)

BGM

基本的に使い回しだけど、ストーリー部分では新曲がそれなりにある感じ。

何となくとらハ1のBGMに似たのがあってそれが気に入った。

楽曲は、"HELLO!!"、THE IDOLM@STER、shiny smile、relations

GO MY WAY!!、エージェント夜を往く、キラメキラリ

それから各キャラ毎に専用曲が1曲ずつ。

つまり新曲は4曲。

既存の曲は好きな曲ばかりだし、新曲の"HELLO!!"も良い。

ただ専用曲が3曲とも好みじゃなかったのは残念だった。

CV

新アイドル3人と過去作品に出てきたアイドル以外は声付いてないし

メインストーリー以外のコミュだと音声なしだったりするけど

DSの容量を考えれば十分だと思う。

配役も文句無いしね。





総評B(75点)

ゲームとしての主な部分が、プロデュースからシナリオに移ったことで

1年間の期間制限などがなくなり

どちらかと言うと、やる立場から見る立場へと視点が変わったアイマスって感じで

多少ゲーム性と言う点が落ちてしまっているし

限られた期間でアイドルをトップへ押し上げた達成感や

道半ばにして期限を迎えてしまった敗北感

そういった、エンディングを迎えた際に発生する

Pとして感情の動きがなくなってしまっているのは残念。

そう言った意味でアイマスなんだけどアイマスとはちょっと違うゲームになってる。

あと、主人公がアイドルだから、合法的(?)なπタッチが発生したりも………

システム面は簡略化されたアイマスなんだけど

オーディションに戦略性が一切無くなったのが残念なのと

タッチパネルの使い方が下手で、左利きの人が明らかに有利になってる。

具体的に言うと、思い出ボムが前作と同じく右から左に流れるから始端が右手で隠れる。

それと、ボーカルレッスンが歌詞の虫食い穴を左の文字から探して

画面下で埋めるって形なので、左の文字をタッチすると歌詞の虫食いが見えなくなる。

この辺りはもうちょっと検討して欲しかった。

全体的に見ると、グラフィックがDSだからどうしても見劣りするけど

ストーリー性を重視しつつもしっかりとアイマスしてて

新しい形のアイマスとして成功していると思う。

上に書いたとおりゲーム性の低下や、Pがいなくなったことでギャルゲーっぽさが鳴りを潜め

既存のアイマスファンにお勧めするのは、ちと躊躇われる部分があるんだけど

それでもアイマス好きなら買って損は無い出来になってました。

ちなみに、好きなキャラは絵理、外見だけなら愛なんだけどね。


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