ましろ色シンフォニー


ガオー





シナリオA(80点)

文章に癖と言うか、最序盤の主人公のモノローグがやけに説明的なのが引っ掛かる。

3日目辺りからはそんなことも無くなるんだけどね。

しかし、らぶでれーしょんに引き続き、連続で女子校物かと思ったら

共学化の理由が丸被りで驚いた。

とは言えあっちと違ってこっちはだいぶ女子生徒の反発が目に見えて強く

あぁいかにもって感じがする。

とは言え、簡単にその状況が打破される辺りもいかにもなわけで

なんと言うかテンプレートに面白い。

あと主人公のキャラがいいね。

冗談もそれなりに飛ばすし、女子がいないところでは下心も見せるし

凄くいい奴でそれが利己的な行為というのが特に良い。

個別は、思った以上に長いってのが一番の印象か。

主人公の性格が微妙に違うのは、ライター複数だから仕方ないんだけど何でか引っ掛かった。

んで内容は、ライターによって差はあるけど

必要以上にシリアスにはならず、その上でゆっくりと物事が展開します。

サブキャラやルートに入らなかったヒロインも話にしっかり絡んでくるし

誰も彼もがいい奴ばっかでやってて気持ちが良いです。

どかんと大きな山場があるってわけではなく

個別に入ってからもなかなか主人公とヒロインがくっつかず

じりじりと状況が進んでいくのは珍しい感じがする。

いやしかし、本当に何気ないシーンと言うか、一応終盤の重要なシーンではあるんだけど

明らかにライターに泣かせる意図がないシーンで

いきなり涙が出そうになって自分でびっくりした………

長さは、共通短め、個別普通、全体的に見て普通。

えちぃは1人6〜3回。

6、7年前くらいに日記かなんかで同じこと言った記憶があるが

リアルの友人と主人公の名前が被ると、えちぃシーンで萎えて困る(笑)

それはさておきだ、回数に差があるように見えるけど、実際のところは1人3回です。

回数としては普通で濃さはちと薄めな感じかなぁ

ただ、黒みうでおにんにんが大暴走を………自分Mじゃないはずなのに何故だ………

回想に登録されないのが残念。

総評

なんと言うか独特のテンポを持ったシナリオだった。

大概のえちぃゲムって山場が急に来て慌しく終わってく感じなのに対して

これは個別入ってからも色んなキャラが絡んだ上で

じりっじりっと問題の発生と解決を繰り返し、その上で日常的なシーンもしっかりやるから

会話のテンポは良いし、文章量としてもそんなに長くはないはずなのに

妙にスローテンポで丁寧な印象を受ける。

お陰で普通のえちぃゲムなら山場になる展開が山場になってないって問題も発生してるけど。

あと、やたら選択肢が少ないのは別に問題ないんだけど

愛理ルートへの入り方が、どう考えてもバッドエンド直行しそうな選び方なのはどうなのかと(笑)

話の内容は全体的に特筆すべき部分がない普通の話なんだけど

キャラが良く展開も丁寧なので水準以上の出来でした。





グラフィックA(85点)

1枚絵

変なところでいきなりアニメーション入って驚く。

そしてぱんにゃのどアップは………

可愛いんだけど、何だろうこの素直に受け入れられない感じ(笑)

枚数は1人20〜17枚、SDが23枚、総数96枚。

SD絵の比率の高さを考えると微妙に少なく感じるが

出来は全体的に良くて文句ない。

ただ、12月に毛布? 1枚と半そでのインナー1枚で寝るのは軽く死ねると思うぞ?(笑)

立ち絵

このゲンガーさんの関わった作品は………

あかね色をやったけどあれとは微妙に絵柄が変わってて、軟らかさが増した感じがする。

笑顔が凶器レベルの可愛さ。

服装パターンは基本、制服、私服、コートといったところ。

後はキャラによって裸や特殊な衣装など

アンジェはキャラがキャラのためパターンが当てはまらないけど、それでも何種類かあります。

服装パターンだけでも結構な物なのに、表情パターンや後姿など

ちゃんと見てみると驚くほど差分があります。

出来についてはやはり文句なし。

背景

旧市街の背景が高級住宅街ってか、ただの田舎の民家が並んでるようにしか見えない………

種類は特殊背景と共通背景差分が異様なレベルで多いし出来も問題ない。

OPムビ

普通の静止画ムビだけど、動きの緩急がしっかりしてるので見てて楽しい。

総合的に見て

立ち絵と特殊背景を使った演出が上手い。

これの組み合わせで1枚絵を使わず、1枚絵を表示してるような状態に出来るから

1枚絵を枚数だけで見ると少なく感じてしまう。

ここまでやってる作品はそうないと思う。





ミュージックA(85点)

BGM

使いどころがきっちり分かってて卑怯(ぇ

曲数は25曲、数は十分。

曲の方向性はやってるとあまりそう見えないんだけど

お嬢様学園物だけあって、静かな曲が多い。

そして良い曲も多い。

『野に咲く千鳥草』が流れる機会が少ない気がするけどかなり気に入った。

あと『向日葵のように』もお気に入り。

OP曲

こういうのはサイバーテクノってんだっけか? 何か微妙に違う気もするが

トランス………とも違うか? 音楽は詳しくないから分からん………

取り敢えずテンポが独特でいい感じ。

挿入歌

とある1人のシナリオにだけある。

悪い曲じゃないし、そのシーンも良いんだけど

1人だけとなると『なんで?』と思ってしまう。

ED曲

OPとはうって変わってスローテンポな曲。

なんかを思い出しそうになるが………まぁいい曲です。

CV

文句なし。







総評A(85点)

システム

バックログが全画面のそれじゃなくて、シーンごと巻き戻すタイプで

更に音声が強制再生されるのが不満。

あと、セーブの際、システムボイスが再生されて終わるまで飛ばせない。

のは切ればいいんだけど、セーブするといちいち通常画面に復帰するのは気になったかな。

それ以外は問題なし。

総評

何か愛理に全部持ってかれた感がある(笑)

ツンデレだかなんだかよく分からないキャラしてて

アンバランスで危うい感じが可愛すぎる。

今回の萌え度は9割9分愛理が叩き出した数字です。

それはさておきとして

シナリオは内容だけで見ると、いたって普通

共通抜けて予想できる範囲の話でしかないんだけど

話の運びやグラフィック、音楽、演出など他の部分が非常に丁寧に作られていて

その分、総合的な評価が押し上げられています。

1枚絵を入れてくるタイミングとその絵の構図とか、BGMの使い方とか

何度か『うわ、うめぇ』と思わされた………

しかしなんだ、この作品が『好き』だって感情が先走ってるせいで

どうにも冷静な評価が出せない………

相性がいいのかやってて兎に角心地良いんだよね。

まぁ、冷静に見てもキャラデザが好きなら買って損はしない出来ではありました。























何で紗凪ルートが無いの!?

あの展開からルートがないとか納得できないんだけど!!

っつか、このゲーム圧倒的にペタン分が足りないんだよ!!

攻略可能なヒロインが全員B80以上って何!? 嫌がらせ!?(落ち着け


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