桜花センゴク


謙信の隠れ巨乳っぷりにがっかりだ。





シナリオA(85点)

キャラクターが一様に戦国武将の生まれ変わりで前世の記憶を持っており

それに絡んだ話が多く出て来るけど

基本的にヒロイン達は有名どころの生まれ変わりだし

必要な知識は作中で解説されるため、日本史は苦手って人でも問題なく入っていけます。

とは言え知識があった方が楽しめるので、事前に調べてみるのも良いかも。

序盤の内容としては主人公の境遇が酷すぎて見てて辛い物があったが

キャラクターの性格に説得力を持たせるための良い要素になってるし

いつまでもそこに主眼が置かれっぱなしではないので問題なし。

ただ、主人公がお人よしすぎる上に話の都合に合わせて鈍感なところは気になった。

ギャグは相変わらず冴え渡るね、家族がろくなもんじゃねぇ(笑)

で、共通部分の展開は、キャラクターの紹介(武将などの経歴なども含め)をしつつ

史実を捻じ曲げながらも、大筋は………捻じ曲げすぎだ!?

最初のうちは良かったんだがどうしてこうなったんだろうか(笑)

いやもう、シリアスな部分はあるっちゃあるんだけど、良い意味で馬鹿馬鹿しい展開が多く

少なくとも今年発売で11月までにプレイしたえちぃゲムの中では一番笑いました。

キャラ紹介があらかた終わると2つに話が分岐して

一気にシリアスになるにはなるけど………いまいち締りが(笑)

ところどころ、信長の言動と言うか融通の利かなさに苛立ちを覚えるところもあるけど

予想外な展開で笑わせてくれるので、やっててひたすら楽しいです。

個別に入ると2つに分かれた先からそれぞれ個別に分岐するのですが

基本的に根底に流れるものは同じなものの、ルートによって伏線丸投げな感があるのと

共通で分かれた2つのうち、一方のルートではもう一方で攻略できるヒロイン達が

ほぼ完全に空気化してしまう事がある等の問題があります。

それでも共通でのキャラ紹介で、それぞれのヒロインにしっかりスポットライトが当たっていて

既にしっかり引き込まれてる上に、今度は茶化すこと無く

ヒロイン達の過去や史実を交えたりしながらキャラクターを掘り下げるので

終盤に向けてギャグを挟みつつもどんどん盛り上がります。

ルートによってバトルメインのシリアスな展開だったり

普通のえちぃゲムみたいな軽めの展開だったり、スポコン物みたいだったりと

統一性が無いと言っていいほど内容が分かれるので

出来に少々差があると言うか、問題の根本が同じルートでも事態の深刻さに差が出てしまって

重いシナリオの後に軽いシナリオが来ると肩透かし食らった感じになるし

重いシナリオの方でも、ちっと少年漫画的なご都合主義が気になるところではあったり

気になるところが無いわけじゃないのですが

大半の終盤の展開は寝食共に忘れるほどのめりこみました。

えちぃは1人3回

キャラも多いし、最初に攻略したヒロインが本編中に1度もなかったから不安になったんだけど

1人辺りの回数なら平均、総数で考えれば平均以上にあってくれたので

もう言うところは無いです、濃さもそれなりだしね。

シナリオの長さは共通長め、個別は普通かちょっと長め。

6人も攻略対象がいるので個別は短めかと思ったらそんなこと無かった。

なので、ボリュームとしてはかなりのものです。

総合的に見て

戦闘シーンの描写がろくに無いのは勿体無い。

中二的な描写の燃える戦闘があったらもっと評価は上がっていたはず。

それと、それぞれのシナリオで伏線が張られていて

信長ちゃんルートを最後にやると、それらが見事に回収されて

あれもこれも伏線だったのかと震えが来たんだけど

よくよく考えなくても決定的な矛盾があるような………

でも、ギャグは面白いし萌えも燃えもあるしホロリとさせられるところもある。

見事に三拍子揃ったシナリオで、最初から最後までテンションが落ちる部分が殆ど無く

やってて本当に楽しかったです。

なので評価としては90点くらい出そうかと思ってたけど

色々と拙い部分があるので5点減点して85点。

それでも十二分に良作でした。





グラフィックA(80点)

立ち絵

服装パターンは、ヒロインは制服が共通であとは私服と固有の特殊服装があったり無かったり

付け加えSD絵も

サブキャラは1人1種

表情パターンは結構豊富だし、出来も良いんだけど

シナリオの展開や設定の都合上、服装が変わる事が滅多に無いのが残念。

………輝元ちゃんが頬を染めている立ち絵の破壊力がやべぇ!!

キャラの良さもあるが、年上キャラにこんなに萌えたのは前が記憶に無いくらい久しぶりだ!!

1枚絵

1人18〜17枚、その他SD含め34枚、総数142枚。

枚数としては十分なんだけど、通常時や戦闘時における1枚絵の頻度が低いので

どうしても物足りなさを感じてしまう。

それと最初に言ったとおり謙信の隠れ巨乳っぷりにはがっかりしたが

乳が小さめのキャラも多いので問題なし。

出来は総じて良いです。

背景

種類、出来共に申し分なし。

OPムビ

常にゆるーっと動いてる印象。

緩急はそれなりについてるし、結構いい感じ?





ミュージックB(70点)

BGM

23曲

曲数はそれなりか。

ただこれと言って印象に残る曲はなかったかなぁ

それぞれのシーンにはマッチしてるから悪くないんだけどね。

OP曲

明るくて楽しくなれる曲。

映像の方で物騒な絵があったりするからミスマッチ感があるかと思いきや

キャラデザが可愛いのでそれほど違和感はなかった。

ED曲

歌が無いのが残念………

CV

あぁ〜………やっぱみるさんの声はいいなぁ

これと言って文句は無いです。





総評A(85点)

システム

基本的なところは一通り揃ってます。

ただ、セーブロードがコンフィグ開いてさらにタブを選択しないといけないことと

強制スキップがコンフィグで未読スキップ可にしないと出来ないこと

バックログがシーンの切り替わりで消えることが不便。

総合的に見て

演出面はいつものアプリコット、気合十分。

歴史に対する変に凝り固まったこだわりがなく

世継ぎを残さなかった謙信は『魔法使い』を目指していたんじゃないかとか

明らかに『馬鹿にしてる』ギャグを笑って流せる人でないと厳しい面もありますが

作りも全体的に丁寧でクオリティが高く

アプリコット作品、と言うかメイプルカラーズが好きな人なら間違いなく楽しめます。

方向性が近いってだけで、ミニゲームとかは無いですけどね。

何はさておき、シナリオが非常によく、他の要素が足を引っ張らないので

点数は高めに85点、良作です。

これで後一歩シナリオの問題点が改善されれば名作判定出してただろうなぁと思う辺り

ちと惜しい作品でもあったかな………それでも十分良い作品だったと思いますが。

あと、日本史………と言うか歴史全般が苦手な自分ですら非常に楽しめたので

そこで尻込みしてしまっている人にもお勧め。

体験版部分が終った後から面白さが加速するので

体験版をやって面白そうだと思ったのならば、やっておいて損は無い出来です。

























いやぁ、もうね………うん………うん!!(何)

信玄ちゃんはロリボディが魅力的だし

謙信ちゃんは恥ずかしがってる姿が堪らないし

輝元ちゃんは年上で巨乳なのに笑顔がやたら萌えるし

藤吉郎ちゃんは駄目っぷりが可愛いし

政宗ちゃんはみるさんの声の威力がヤバイし

信長ちゃんはデレっぷりが洒落にならないし

どこ突っついても魅力的なもんだから、目移りして大変でしたよ。


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