デビルサバイバー2


簡易レビュー





妙な死亡予告サイト、不自然な極地地震、壊れ行く日常。

序盤はなんともメガテン、そしてデビサバっぽい内容ではあるんだけど

東京から出られてしまうのは、閉塞感が無くてらしくない感じがした。

中盤も状況が深刻になると同時に、ギャグ比率も高くなっていって

予想外にメガテンらしかった前作から一転、P4と似た雰囲気の作品になってる。

とは言え終盤になると、世界全体を巻き込む大事と、極端すぎて賛同できない選択肢と言う

いつものメガテンに立ち返ります。

そこ、P3FESでこの展開見たとか言わない!!(笑)

ただまぁ、最後までいまいち切迫感や緊迫感は薄いし

S・RPGだから、自分で世界を練り歩くことがなく、見ることが出来るものが限定されてるし

当たり前っちゃ当たり前だけど無事な地域で話が進んで、世界が崩壊している印象が薄いから

ラスボスがぽっと出みたいなもんで、こいつが原因とか言われても

これと言った感情を抱く事もなく、倒したところでカタルシスが無い。

ある意味、仲間を救えると言うのが盛り上がりに水を差してしまっている。

シナリオ面はもう少し終盤で『どうにもならない』感じとか、ボスに対する憎しみとか

盛り上げる要素を練りこんで欲しかった。

 

グラフィックは前作と同じく昔っぽいチープさがあってとても良い。

ただ背景とか戦闘フィールドとかの使い回しが凄い。

まぁ東京は書き下ろす意味は無いから問題ないけど。

 

BGMはイトケンってことで期待しすぎた。

悪くは無いんだけどあまりイトケンらしくないと言うか。

それほど盛り上がる曲がなくて残念。

 

システム回りは前作をそのままブラッシュアップさせた形だから

相変わらず戦闘の属性相性が重要になってる。

味方NPCが味方PCに回復スキルを使ってくれるのはちょっと感動した。

それと前作であったような、民間人が逃げ切る前に敵を倒しきると

ボスが出てきて全体攻撃で民間人が死んでゲームオーバーになるみたいな初見殺しはないし

ロードしてもセーブデータが消えない形式の途中セーブがあるので安心。

難易度はスキルクラックをしっかりやってれば基本緩め。

と言うか、主人公を力と速特化で育ててると、途中でバランスブレイクする。

敵リーダーが物理反射でも持ってない限り、無双が止まらない。

主人公というより千烈突きが問題で主人公をその方向で育てて無くても

味方キャラや仲魔で似たようなことをする事が可能。

ただし、これは逆もまた真なりで、魔法使い系の人間が食らうとあっさり死ぬ。

なら食らわなければいいじゃないかと言う話になるが

射程が全画面なんじゃないかって敵が2連続で使ってきたりするので厄介。

そういう意味で初見殺しがないってわけではない。

プレイ時間は、1周目変革ルートで20時間。

DSのゲームとしては多分平均的なボリューム。

周回プレイの引継ぎはテイルズに近い感じで

箱○の実績みたいに、特定の条件を満たしているとポイントが貰えて

そのポイントを使って、色々とオプションを解除していく形。

隠しボスもいるし、やり込み要素は強めで、嵌ると時間を食われそう。

 

全体的に、悪くは無いんだけど、悪くない止まり。

シナリオと音楽にちょっと期待をかけすぎたかも。


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