保々尋常高等小学校奉安殿(殖栗神社稲荷社)

所在地:西村町
最寄駅:三岐鉄道保々駅

 保々小学校の北隣にあります。このあたりは朝明川に沿う農村地帯です。
 殖栗神社は延喜式内社で、和銅2(709)年ごろにつくられたという古い神社です。天平3(731)年の棟札があるそうです。毎年、10月9日の大祭には御田流獅子舞が奉納されます。

 左上の写真は、殖栗神社内にある稲荷社で、戦前、保々尋常小学校が奉安殿として使用していた建物です。
 これも三重歴史教育者協議会編「三重の戦争遺跡」に紹介されている戦争遺跡です。

 神主さんが、掃除をしていたので話を聞くと、戦後、この奉安殿は取り壊される予定だったのを、先代の神主さんが惜しんでこの神社の境内に移したのだそうです。もとの場所には慰霊塔が立てられています。
 しばらくの間、祖霊社として使われていたのですが、昭和60(1985)年には、稲荷社となりました。この奉安殿は多少改修しているらしいですが、ほとんど当時のままの姿だそうで、お稲荷さんをまつるため、内部の奥行きが少し広くなったのだそうです。左下の写真は奉安殿内部を写した写真です。