三重尋常高等小学校奉安殿(山之平の地蔵堂)

所在地:西坂部町字桜875番地
最寄駅:近鉄四日市駅バスあがたハイツ行坂部口下車

 海蔵川の北にある西光寺の裏、坂道の中腹に地蔵堂が建っています。この建物は三重県三重郡三重村立三重尋常高等小学校(おおっ、三重が四つもつく!)が明治44(1911)年から昭和3(1928)年まで奉安殿として使用していた建物です。殖栗神社の保々小奉安殿と比べるとかなり小さいですが、御真影や教育勅語を入れていただけあって造りは頑丈そうです。

 奉安殿となる以前は、この建物は元は八幡社の神殿として使用されていました。明治41(1908)年に村内の江田神社に八幡社が合祀されたので、三重村議会の発議により明治44(1911)年三重小学校の奉安殿として移築しました。
 そして、昭和3(1928)年に大きな鉄筋コンクリートの奉安殿が建てられ、奉安殿に使っていたこの建物を山之平の大森利助氏が買い取り、地蔵坂に移築して地蔵堂としました。中には明治3(1870)年に造られた石地蔵が安置されています。現在は大森氏の子孫が管理しています。